デザインAとB、どっちがいい?に正しく答える方法
どうも、中村です!
「デザインAとB、どっちがいいと思う?」
――この質問、一度は聞かれたことがある人が多いんじゃないでしょうか?
もちろん、僕のようにデザインを生業にしていると、日常的にこうした質問は飛んできます。でも実は、デザイナーじゃなくても聞かれる場面って意外と多いんです。
たとえば、友達がSNSのアイコンで迷っていたり、職場の同僚がプレゼン資料の表紙をどっちにするか悩んでいたり。
そんな時、つい「うーん、こっちの方がカッコいいかな」「なんとなく好き」って答えがちですよね。
でもちょっと待ってください。
その“なんとなく”の主観だけで答えるの、相手にとって本当に役に立ってるかな?って思うんです。
デザインは「目的を果たす手段」
僕がいつも言っているのはこれです。
「デザインは目的を果たすための手段」であるということ。
だから、AとBどちらが良いか?という問いに対して大事なのは、
「どちらが目的に近づけるか?」という視点。
たとえば、名刺のデザインでAとBを比較していたとします。
パッと見てAのほうが高級感があってオシャレ。Bはちょっとポップで親しみやすい雰囲気。
さて、あなたならどちらを選びますか?
…って、その前に考えて欲しいのが「名刺の目的」なんです。
単に「カッコいい名刺が欲しい」ならAでもいいかもしれない。
でも、もしその人が「地域の中小企業の社長と関係性を築きたい」とか「初対面の相手に安心感を持ってもらいたい」という目的なら、ポップで親しみやすいBの方が効果的かもしれないわけです。
質問で“目的”を引き出す
だから、「どっちがいい?」と聞かれたら、まずは相手に質問してみましょう。たとえば、こんなふうに。
これは誰に向けたもの?
その人にどんな印象を持ってほしい?
どんな行動を取ってもらいたいの?
この3つを聞くだけで、見えてくることはたくさんあります。
「実は初めてのお客様に興味を持ってもらいたい」
「信頼してもらって、お問い合わせにつなげたい」
…そんな目的が分かれば、「じゃあこのデザインのほうが、その目的に合ってるね」と自信を持って答えられるはず。
「好み」より「効果」で判断する習慣を
主観的な「好き嫌い」ではなく、“目的に対して効果的かどうか”という観点で判断する。これはデザイナーに限らず、マーケティングでも営業でも、どんな仕事にも共通して大事な考え方です。
「目的から逆算してデザインを見る」クセをつけておくと、相手の信頼も得られるし、話もスムーズに進むようになります。
明日から、「どっちがいいと思う?」と聞かれたら、
ぜひこう返してみてください。
「ちなみにこれ、誰に向けてるの?」
「どんな印象を持ってほしい?」
「その人に何してほしい?」
この3つの質問を投げかけるだけで、あなたの答えはぐっと価値のあるものになります。
それでは、また!
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