さとのばフォーラム2025を終えて〜「まなぶ」と「はたらく」の交差点で見えたもの〜
2025年11月上旬、紅葉が美しい千葉県のリソルの森で「さとのばフォーラム2025」が開催されました。本記事では、メインファシリテーターを務めたさとのば大学 黒井理恵が、2日間を振り返ります。

■開催概要
日時 :2025年11月8日(土)13:00 〜 2025年11月9日(日)18:00
場所 :リソルの森(千葉県誉田駅からバスで20分)
主催 :さとのばフォーラム実行委員会・さとのば大学
https://satonovaforum2025.peatix.com/view
はじめに〜なぜ今、このフォーラムだったのか
「未来の『まなぶ』と『はたらく』の交差点」というテーマに込めた想いは、シンプルです。「新しい学び」と「新しい働き方」、この両輪が一緒に動いていかないと、どちらも成り立たない。教育だけが変わっても、社会が変わらなければ意味がない。逆もまた然りです。
さとのば大学 発起人・理事長である信岡の言葉を借りれば、「みんなで未来を創るためのエコシステム」をつくりたかった。学生とオトナの区分なんて本当は必要ない。みんなが未来に向けての挑戦者なのです。
80名が集った2日間の「実験」
全国から集まった80名の参加者。その顔ぶれは実に多彩でした。さとのば大学の学生たち、地域コーディネーター、公教育に関わる方々、企業の人材開発担当者、起業家・経営者、そして高校生まで。年齢も立場も異なる人たちが、同じ空間で「まなぶ」と「はたらく」について語り合う。
私たちが目指したのは、登壇者とオーディエンスの区別がなく、そこにいる人たち全員がそれぞれの経験と想いを語り、交錯しあう場。誰かの正解を受け身で聞くのではなく、みんなが主催者になれる空間。

1日目はさとのば大学生がプレゼンテーション、社会人が聞き・学ぶ(そして、感動する!)。
2日目はREGION(地域)、HR(人材開発・採用)、EDUCATION(教育)、PPP(官民連携)の4つのゾーンで、専門家や実践者の赤裸々トークセッション。全12セッションは「あれも、これも、全部聴きたい!!!」と右往左往する人たちで会場は大盛り上がりでした。
最後は、共に未来を作る仲間として、どんな一歩が、共創が生み出せるかを語りあいました。

「少子化時代に大学に求められる学びとは」
「こんな若者が育っているんだ」という驚き
参加者から最も多く出ていた感想は、さとのば大学生への驚きでした。
「私たちが長年かけてやっと気づけたような、人生を生きていく上で大事なことを、もう気づいちゃってるの?」
地域での1年間の活動を通じて得た学びを堂々と発表する姿。失敗を恐れず、失敗から学ぶ姿勢(さとのば大学では「失敗を祝福しよう!」といつも伝えています)。多様な年齢層の人々と素直でありのままにコミュニケーションを取る力。
会場から出てくる質問に、さとのば生は丁寧に答えつつ、その表情は「こんなにおもしろいオトナたちがいるんだ」があふれ出ています。出会ったばかりなのに自分のことを真剣に考えてくれ、社会と未来について本気で考え行動する人たちとの出会い。

共創は簡単じゃない、だからこそ
「キョウソウって、共に創ると書いて共創です」。
そんな説明は必要がなくなるほど、市民権を得てきた「共創」という言葉。しかし、私自身は「共創」はそう簡単ではないと思っています。人にはそれぞれの創りたい世界と幸せの形があって、その重なりが見えたときに初めて「共創」が生みだせる土壌が整う。そのためには、お互いのビジョンや創りたい世界を丁寧に語り合い、対話し合うプロセスが必要です。
丁寧に対話をすることで、一緒になにかできそうだと感じる。
そこには「メリット」も「デメリット」もありません。
「この人とだったら、できるかもしれない」。
未知の未来に向かうとき、そこにあるのはそういった「感触」と「信頼」なのかもしれません。
フォーラムでは、その土壌がふつふつと生まれていました。

私たちが描いているのは、一握りの天才や超優秀なリーダーを待望する世界ではなく、みんなでできることを持ち寄って、かかわりあいながら、未来を共に創っていく世界です。
次回は来年。
どうか、みなさん肩の力を抜いて、遊びに来てください。
それぞれが、それぞれのフィールドと在り方で、輝いたり凹んだり笑ったり泣いたりしている姿を「目撃」しに来てください。そして、心を揺さぶられてください。
それだけで、この場は豊かになります。

■Peatixをフォローで次回開催告知の通知が届きます!
■さとのば大学の共創コミュニティにご関心をお持ちの方へ
・100名の仲間が集う共創オーナーズコミュニティ
https://satonova.org/owners
・教育関係者向け高大連携コミュニティ
https://satonova.org/community
■暮らしながらプロジェクトを実践する、さとのば大学の学びのフィールドは全国14地域
さとのば大学では、4年間1年ずつ多様な地域へ留学し、地域での様々な人との出会いや対話を通して自分自身の関心を探り、マイプロジェクトへと繋げて実践していきます。ぜひあなたらしさが活かせる地域を、見つけに行きませんか?

■2026年度入学者出願受付中!【2026年3月20日最終締切】
https://satonova.org/admissions
▼資料請求はこちら
▼学生の日常や最新情報はメルマガ・公式SNSで発信中!
公式LINE/Instagram/Facebook/Youtube
