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<代理店・広告主共通>Metaのビジネスポートフォリオの定期チェックのススメ

こんにちは!広告レポートツール「Roboma」サポートスタッフです。
本日は広告運用チームの責任者の方にも知っておいていただきたいMetaビジネスポートフォリオのチェックについてまとめてみたいと思います。


Metaビジネスポートフォリオとは?

Metaビジネスポートフォリオは、Facebookページ、Instagramアカウント、広告アカウント、データセット(ピクセル)などを一元管理するツールです。Metaの広告配信がうまく稼働しているのか?問題点を管理することができます。

ビジネスポートフォリオは「会社(組織)」単位で、配下にあるビジネスアセットを管理することができる機能です。

  • アセット(資産)の一元管理 Facebook ページ、Instagram プロフィール、広告アカウント、ピクセル、カタログなどを 1 つのポートフォリオに紐付けて管理できます。

  • 権限の細かなコントロール 「この人には Instagram の投稿だけ許可する」「この人には広告の支払い設定まで許可する」といった権限を、個人アカウントのパスワードを共有することなく安全に割り振れます。

  • ビジネスとプライベートの分離 自分の個人 Facebook アカウントが、仕事上のアセット(ページや広告)と混ざるのを防ぎます。退職者がいた場合も、ポートフォリオから削除するだけでアクセス権を即座に停止できます。

ビジネスポートフォリオ画面では、ビジネスのアセットの状態を一覧で確認することができます。

例えば広告アカウントで却下されている広告を見ることができたり

ECのカタログアセットのエラーを見つけることなどができます。

ちょうど1/28からThreadsのアカウント管理もできるようになったようです。

ビジネスポートフォリオが必要になる時

ビジネスポートフォリオの重要性を一番意識するとしたら広告配信時かもしれませんが、ページやアカウントの立ち上げ時、管理と合わせて対応していただくことを推奨しています。スマートフォンでID/PASSを複数人で管理するとアカウント停止になった事例もよく聞くのですが、組織で管理を行う際、ビジネスポートフォリオを作成し、このアカウントが自分の会社の公式であることをしっかり登録しておきましょう。
これにより後々アカウント関連で問い合わせをした際にも所在が明確に説明できるため、安心です。

  • 会社やチームで運用を始める時: 複数人で 1 つの Instagram を管理する場合など。

  • 広告を本格的に出す時: 広告アカウントを作成するには、ポートフォリオ(ビジネスアカウント)が必要です。

  • 外部委託をする時: 広告代理店などに安全に権限を渡したい場合。

また広告主として、インハウスで運用する際にもビジネスポートフォリオを起点として、立ち上げるのをおすすめします。
ビジネスポートフォリオは、アカウントのアクセスを管理し、そのアカウントに誰が、どの会社が紐づいているかをすぐに可視化することができますので、退職者管理などにも最適です。

ページやアカウントを始めたばかりだったり広告を少し配信してみたばかりの企業でよくあるのが、個人のアカウントでもろもろ処理をしていてどこにそのアセットがあるのかが会社単位で見たときに不明瞭になるケースがあります。そうならないために必ずビジネスポートフォリオで管理することを強く主張します。

ビジネスポートフォリオの立ち上げ方

ビジネスポートフォリオは、いわゆる一般的な個人のFacebookのアカウントとは別に、会社のメールアドレスで持つビジネスアカウントを開設します。個人のアカウントからビジネスポートフォリオがリンクされていく形です。

インハウスの企業や代理店を跨いで仕事をしていく方は、

  1. ビジネスアカウントを開設する

  2. ビジネスアセットを集約する

  3. ユーザーを招待する

この時、ビジネスポートフォリオを安全に管理するため、ユーザーには2段階認証をマストにすることを推奨してます。
Facebookの個人アドレスが乗っ取られ、そこに繋がっているビジネスポートフォリオにアクセスできてしまうため、個人アカウントの認証をしっかりかけることを推奨しています。

立ち上げたらやっておきたいビジネス認証

ビジネス認証とはビジネスポートフォリオで行う組織としての手続きです。Metaに対して「この組織は法的に実在する団体です」と証明するものを指します。ビジネスポートフォリオは1ビジネスアカウントで1つ作成できます。その作成したポートフォリオに企業の情報を紐づける形です。

  • 目的: 広告アカウントの制限解除、特定の機能(WhatsAppビジネスAPI等)の利用、信頼性の向上。

  • 費用: 無料

  • 必要なもの:

    • 法的書類: 履歴事項全部証明書(登記簿謄本)、納税証明書、公共料金の領収書など(「正式名称」と「住所」が記載されているもの)。

    • ドメインの所有権: 会社のメールアドレスや自社ウェブサイト。

  • 主なメリット:

    • 広告アカウントが停止されにくくなる、または再開しやすくなる。

    • 1つのポートフォリオで作れる広告アカウントの上限が増える。


 ビジネス認証しないことのデメリット

広告を本格的に出す予定がある場合、未認証のままだと以下のリスクがあります。

  • 広告アカウントの作成数制限 通常、未認証の状態では「広告アカウント」を1つしか作れません。認証を済ませることで、複数のアカウント(商品ごと、ブランドごと等)を所有できるようになります。

  • コンバージョン設定(ピクセル)の共有不可 他社と協力したり、ピクセル(計測タグ)を複数のビジネスアカウントで共有したりする場合、認証済みであることが必須条件となるケースがあります。これをしないことで、代理店アカウントでピクセルを発行してもらうなどのフローをしてしまうと、インハウス化に切り返したい時や他の代理店に運用を依頼したいとおいうときに不便です。

  • 特定の広告メニューが使えない 「社会的、選挙、政治関連」の広告はもちろん、WhatsApp連携やカタログの一部機能など、高い信頼性を求められる機能がロックされます。

  • 広告の「審査落ち」や「配信停止」 MetaのAIは未認証のビジネスを「リスクが高い」と判断する傾向があります。急に広告が止まった際、認証されていないと再開のハードルが非常に高くなります。

何らかの理由でビジネスアカウントが停止(BAN)された際、認証済みであれば「実在する組織である」という強力な証拠を既に出しているため、復旧交渉がスムーズに進みます。未認証だと、そのまま永久停止になるリスクが高まります。

ビジネスポートフォリオを健全に保つメリット

ビジネス認証以外にも、またビジネスポートフォリオをしっかり一定のルールを守った場合、他にもいくつかメリットがあります。
Meta社からすれば、所在のわからない広告主や代理店の出稿は、ユーザーからの評価や誤解・もしかしたら詐欺広告などを生んでしまうリスクがあります。

できるだけ健全な広告出稿を促すための管理を推奨しています。
例えば特典として提示されているのは以下です。
特に広告主で、広告出稿費用を大きく追加していきたい場合や、いろんなサービスでアカウントを切り分けるために複数の広告アカウントを立ち上げたい場合などは必須になってきます。

ビジネスポートフォリオのアカウント承認

こちらのリンクで確認可能です。

アカウント要件は以下です。広告自体の配信が健全かどうか、またそれによりペナルティになるアカウント管理をしていないかが大切になります。

広告掲載ガイドラインに沿ったクリエイティブを制作したり、違反になる業種の広告を掲載しないように努めることが大切です

広告却下数が一定未満であること
これまでに却下された広告の数は記録されています。過去2か月間に、あなたのアカウントでの広告却下数が非常に少ないことが求められます。

広告アカウントの健全性
停止された広告アカウントがあるビジネスは特典を利用できません。

広告の継続掲載
過去2週間に、あなたのアカウントでは少なくとも50%の期間に広告が掲載されている必要があります。

ビジネスポートフォリオ管理の心得

ビジネスポートフォリオは、組織としてのMetaに関するビジネスアセットの整理と管理で非常に重要です。定期的に広告アカウントやピクセル・カタログの異常値を、一覧で管理するメリットがありますが、それ以上に、セキュリティ面での管理意識が大切です。

Metaプラットフォームはクレジットカードでも気軽に広告運用ができ、InstagramやFacebookページでは世界中の人に自社としての投稿を広めることができるマーケティングツールです。そのマーケティングツール内で違反が起きたり不正アクセスが起きることは、自社のビジネスの損失や顧客への不利益につながる可能性があります。

投稿代行を依頼していたり、代理店を頼りに出稿している企業ほど、このビジネスポートフォリオに関しての知識が足りないことが多くみられます。
なりすましアカウントによる被害や、不正広告出稿などを発生させないために、ビジネスポートフォリオを定期的にチェックし、ユーザーの招待ルールやアカウントの管理ルールを社内で設定すること推進します。

ビジネスアセットの可視化をこのビジネスポートフォリオの中身をチェックしながら、実現していくことでより積極的なMetaプラットフォームの利用推進が進行できます。サポートを受けやすい環境を作ることにもつながるので、もしこの「ビジネスポートフォリオ」をあまり意識せずに運用に関わっている組織・チームの方がいましたらぜひチェックしてみてください。



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