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【プロジェクト報告】 AIを活用しながら誰もが政策づくりに参加できる社会へ──国民民主党学生部の挑戦をPoliPoliがサポート

「社会を良くしたいけど、何から始めればいいんだろう?」

そんな若者たちの「声」を、実現可能な「政策」へとつなげるために、PoliPoliは国民民主党学生部による「AI活用 政策提言2025プロジェクト」をサポートさせていただきました。

このプロジェクトでは、学生部の皆さんが主体となり、生成AIを活用し過去の議論や現在の方針を反映させながら、漠然とした問題意識を具体的な政策提言へと磨き上げました。そして2025年6月2日、国民民主党の玉木雄一郎代表、浅野哲青年局長に提言を行いました。

この記事では、学生部の皆さんがどのような想いでこのプロジェクトに臨み、どのようにAIを使いながら政策立案をしていったのか、ご紹介します✍️


AIが変えた、政策立案のプロセス

4月のテーマ選定から始まり、6月の政策提言まで。
まず、PoliPoliが政策の定義や形成プロセスといった基礎的な情報をお伝えしたあと、学生部の皆さんが日々の問題意識を中心に、提言の作成を始めました。

「若者の政治への関心が低い」

「医療費の負担が大きい」

「将来に漠然とした不安がある」

多くの学生、若者が抱えるこうした問題意識も、具体的な政策として形にすることは簡単ではありません。

その過程で強力なツールとして活用されたのが、生成AIです。
具体的には、以下の活動の中で使っていきました。

  • 課題設定:抱えている問題意識を構造的に整理し、「政策課題」として設定しました。

  • 情報収集・分析:政府の公開資料や国会議事録などをAIが網羅的に収集・分析。学生部の皆さんは「最低賃金を1,500円に上げたらどのような影響があるか?」「マイナンバーカードが浸透しなかった原因は何か?」といったプロンプトをAIに入力し、過去の議論や現状を短時間で正確に把握しながらリサーチを進めました。

  • 執筆・編集:AIを使いながら提言書の骨子や叩き台を作成し、学生部の皆さんが提言内容のブラッシュアップに集中できるようにしました。

  • プレゼンテーション:完成した提言書からAIが要点を抽出し、スライドの構成案を作成。学生部の皆さんによる調整の後、PoliPoliが内容、デザインの最終調整を行い、発表のスライド資料が完成しました。

学生部の想いが込められた、3つの政策提言

当初は漠然としていた学生部の皆さんの問題意識が、このプロセスを通して社会が抱える政策課題として再定義され、3つの政策提言ができあがりました 。

政策提言はこちら:https://drive.google.com/file/d/1wrl5zr75fZ6c3RHNP2m0JjxqKfm2sNik/view

若者の政治参加の促進:立候補時の供託金制度から推薦人制度への転換や、居住地要件の変更などを通じ、多様な人材が政治に挑戦しやすい環境の整備を提言 。

予防中心の医療への転換:治療に偏りがちな現在の医療制度を見直し、セルフメディケーションの推進など「予防」を重視することで、国民の健康と持続可能な医療制度の両立を目指す 。

最低賃金1,200円の実現:若者世代を含む働く人々の生活基盤を安定させるため、最低賃金の段階的な引き上げを提案 。

これらの提言に対し、玉木代表、浅野青年局長からは「質の高い提言であり、ぜひ反映していきたい」とコメントをいただきました。

左:浅野哲 青年局長 右:玉木雄一郎 代表
提言発表の様子(2025年6月2日)

「共創」による政策づくりの時代へ

本プロジェクトを後押しした浅野青年局長は、AIなどの技術を活用することで、これまで専門家が中心だった政策立案により多くの市民が参加できるようになる「共創」の可能性に期待を寄せています。

今回の取り組みは、AIという新しいテクノロジーを使いながら若者が政治参加し、多様な視点を政策に反映させる一助となり得ることを示す事例の一つとなりました。

社会が複雑化し、行政だけでは解決が難しい課題が増える現代において、若者ならではの新鮮な視点や当事者としてのアイデアは、社会全体にとっての貴重な財産です。この取り組みは、未来を担う世代が政策形成のプロセスを実体験することを通じて、社会課題解決の新たな担い手を育む重要な活動だと考えています。

なお、PoliPoliのサービスは、特定の主義・主張やイデオロギーを支持することはなく、すべての国会議員・政党がサービスを利用することができます。PoliPoliは、今後もより多くの人々が政策形成に関わることのできる社会の実現を目指してまいります。

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