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【社会教育士は家族を養えるのか】青少年教育施設で15年のキャリアの価値と社会教育の未来|はじめてのnote #0

いらっしゃいませ

こちらのnoteをご覧いただき、ありがとうございます。このようなニッチなタイトルのnoteを選んだあなたは、その筋の方とお見受けします。そうでない方もせっかくなので、しばしお付き合いください。

私は埼玉県内の青少年教育施設(主に林間学校等で行く「自然の家」系施設のこと)で社会教育士として仕事をしております、伊藤達郎と申します。お知り合いの方も、noteでは「はじめまして」ですね。 社会教育士のことや詳しいプロフィールは次回以降に回すとして、#0ではこのnoteで書いていくことや始めたきっかけを整理したいと思います。

書いていくこと

早速ですが、このnoteでは主に以下の内容を書いていこうと思います。

  1. 社会教育士

  2. 指定管理者制度

  3. 青少年教育施設

  4. 無人本屋くらんなか

  5. その他

基本的には自分のキャリアに関する1~3を軸に、これらのテーマを単体だったり関連付けたりしながら書いていくつもりです。4は、ときがわ町で継続している社会教育的な地域プロジェクト(のつもり)の無人本屋に関すること。その他には、二児の子育てや趣味ネタも織り交ぜたりしますが、社会教育士としての視点は意識的に取り入れたいと思います。

きっかけ

noteを始めたきっかけは昨年12月、お世話になっている方から「高校生を対象にこれまでのキャリアについて話をしてもらえないか」という打診があったことです。

過去に母校の大学の講義にゲストでお呼ばれしたことはありますが、高校生を対象に話すというのは初めてです。それも高校1年生が対象ということで、自分との年齢差は20歳以上…せっかくやるからには高校生に何かしらの気付きや学びが得られたと思ってもらいたいので、約15年のキャリアについて整理し、スライドにまとめました。当日の様子は別途まとめようと思いますが、実は個人的に色々と葛藤がありました。というのもその当時、私は転職活動をしていたからです。

社会教育士は家族を養えるのか

ということで、ここでタイトルへとつながります。自分のキャリアについてスライドにまとめる作業をする一方で、転職用に履歴書と職務経歴書を作成していたのです。なんなら、高校生に話をする日までに2社の面接を受けました。真逆の行動のようですが、自分の中ではどちらも一切手は抜いていません。この2つの時期が重なったのは全くの偶然ですが、やっている作業自体は似通っており、伝える相手と目的が違うだけでした。

高校生に話している様子(まさか転職活動をしているとは思うまい)

なぜこのようになったのかと言えば、単純明快。現在、妻と娘と息子の3人を1馬力で支えているのですが、昨今の物価高もあり、家族を養うのが厳しくなってきているからです。お恥ずかしながら、一般的な仕事の15年のキャリアに見合うだけの待遇は得られていないと感じています。社会教育士と称している私は、公共施設等を民間事業者に運営させることができる指定管理者制度の導入された施設の運営職員であり、立場としては会社員です。公務員ではございません

もちろん会社とも待遇面の交渉はしており、多少は考慮をしていただきました。しかしながら、指定管理者制度というのは公務員が担っていた仕事に民間の活力やノウハウを生かす等という謳い文句で導入されるのですが、最大の目的は経費削減、特に人件費を大幅に削減することが狙いです。そのため、採用される常勤職員の雇用形態はほとんどが契約社員です。私自身、現在は正社員ですが採用から5年間は契約社員でした。やりがいはとてもありますが、稼げる仕事ではないのが実態です。

今後について

なんとも世知辛い話に感じられた方が多いと思いますが、公務員ではないのに社会教育の仕事に携われたのは指定管理者制度のおかげです。新卒から現場の最前線に立ち続け、様々な経験をさせていただいたことにはとても感謝しています。今後も社会教育士として精進しつつ、この15年のキャリアの価値をどのように高めていくかが肝心なのだと思います。それは今の仕事を続けながら待遇改善を引き続き求めていくことでもあり、もっと良い条件の転職先を探していくことでもあります。


ちなみに12月中に計3社へ応募しましたが、内定はいただけませんでした。実力不足が一番なのですが、採用側の立場で考えると私のキャリアはビジネスにおいては評価が難しいのではと感じています。自分なりにこれまでの経験を生かせるであろう仕事を選びましたが、社会教育の仕事への認知度は一般的には低く、結果につながりませんでした。社会教育士の称号が制定されてからまだ5年くらいなので、無理もありません。それでも、こうしてnoteで発信することで社会教育の認知度向上、何らかの形で副収入につなげていくことも視野に入れたいところです。

まとめ

ここまでご覧いただき、誠にありがとうございます。 社会教育のやりがいと家族を養う使命との間で揺れ動くアラフォーのもがき、いかがでしたでしょうか。社会教育関係者や同世代の転職活動中の方等のお役に立てるかは分かりませんが、引き続きどうか見守っていただければ幸いです。

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