いい人ほど信頼されない、残念な理由
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世の中にはいわゆる「いい人」がいますよね。
やさしくて、感じがよくて、空気も読める。
相手を不快にさせないように振る舞い、頼まれごとも断れない。
誰かとぶつかることも少なく、できるだけその場を穏やかに保とうとする。
そういう人は、たしかに「いい人」と呼ばれやすいです。
でも、そういう人がそのまま「信頼される人」かというと、私は必ずしもそうではないと思っています。
むしろ、「いい人」であろうとすることが、結果的に信頼から遠ざかってしまう。そんな場面を、これまで何度も見てきた気がします。
嫌われない努力が信頼を壊してしまう
「いい人」でいようとする人は、基本相手に合わせるので、本音を飲み込むし、波風を立てないことを最優先にしがちです。
たしかにそれで表面的な関係はうまくいくことが多いと思います。
でも同時に、少しずつ失っていくものもあります。
それが「この人は本音を言ってくれる人だ」という信頼です。
表面的には感じがいい。
でも、肝心なことは言わない。
当たり障りのないことしか言わない。
そういう人に対して、人は安心はするかもしれません。でも、深く信頼できるかというと、そうではないですよね。
結局、信頼されるのは「傷つけない人」より「大事な場面で逃げない人」なのかな、と思います。
好感を持たれることと、信頼されること。
この二つは似ているようで、やはり別なのだと思います。
「言わない優しさ」と「言う優しさ」
私は、このテーマを考えるときに、いちばん大きいのはここだと思っています。
相手を傷つけたくない。
関係を悪くしたくない。
だから黙っておく。
その気持ちは自然ですし、私自身もそうしてしまうことがあります。でも、本当にそれでいいのかは慎重になったほうがいい。
たとえば、友人が明らかに苦しい恋愛を続けているとします。周りから見れば雑に扱われているように見えるのに、本人は相手を信じている。そういうとき、「何も言わない」という選択はできますよね。
本人を傷つけずに済むし、関係も壊れません。
自分も嫌な役を引き受けなくて済みます。
でも、そのあと相手がもっと深く傷ついたとしたら。そのときの沈黙は、本当に優しさだったのだろうか。そう思うわけです。
それ、自分に矢印が向いてるだけなのではないかなと。
つまり、言わないことは優しさに見えて、単なる保身でしかないこともあるということです。
長くいい関係を築くために大事なこと
やさしくあることは大切です。
ただ、それだけを目指していると、大事なことが言えなくなります。嫌われないように言葉を選びすぎて、気づけば本音を出せなくなってしまう。これだといい関係性を築くことはできません。
本当に大切なのは、本当に大事な人たちに「この人は、ちゃんと向き合ってくれる人だ」と思ってもらえることかなと思います。
万人に好かれる必要はなく、本当に大事な人と深くつながる。
そのためには、
相手を不快にさせないことより、相手を裏切らないこと
嫌われないことより、逃げないこと
言わない優しさより、言う優しさ
が大事なのではないかなと思ってます。
友人関係でも、夫婦関係でも、SNSやメルマガなどオンラインのつながりでも、たぶん、長く良好な関係が続くのは、そういう人です。
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