見出し画像

言葉の争いを超えて

☆photopos-4229(2026.4.9.)

おなじものを
別の名で呼ぶとき
名の違いのため人は争い

異なったものを
同じ名で呼ぶとき
意味の違いで人は争う

おなじ名で
同じ意味を
ともにすれば
争いはなくなるかといえば
そういうわけでもないだろう

バベルの塔の神話がある

自分たちの力で
天に届く塔を建てようとした人々に対し
その傲慢さを咎めた神が
言葉を混乱させ
意思疎通ができなくなった人々は
世界各地に散らばったのだという

同じ名で同じ意味を表すと
神に対する傲慢になるわけで
人々どうしが争わなくても
そのときには神に逆らうことになる

神ではないものの
現代のさまざまなメディアは
見えない神の差配のごとく
人々を争わせることで
権力や利益を得るために
名も意味も混乱させる

おなじものを別の名で呼ばせたり
異なったものを同じ名で呼んだりさせて
なにがほんとうなのかを
隠そうとしてやまないのだ

いまださまざまな権威が
「我に従え!」と宣っているが
各地に散らばった人々も
そんな信仰を手放し始めている

神話の続きが必要なのだろう

争っていた人々は
やがてみずからの傲慢さに気づき
言葉の違いを超えて
意思疎通することを学び始める・・・と

※愛媛県久万高原町・面河渓にて

いいなと思ったら応援しよう!