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あとがきpart3『3番目のフクロウのお告げの意味&トラ吉のこと』

ようこそ、いらっしゃいませ♪


本日は、まずはフクロウの第3のお告げの意味から紐解いてみましょう。


三賢者のフクロウの3つめのお告げ―――
「問題の中に本当の問題が隠されている」


茶トラ村で起こった問題は2つ。
トラ吉がウソをついて、マタタビを独り占めしていたこと。
謎のワル猫が、悪さをしていましたが、それはウメだったということ。

トラ吉は、白猫じいさんの導きで、改心しました。
ウメも、稚拙ではありましたが正義感からの行動でした。
そして、茶トラ村で受け入れてもらえました。

これで、問題が解決されたかのように見えますが、
まだ解明されていない問題が残っています。

それは何か?

このまま終わったら、何かモヤモヤしませんか?
それが、残された問題です。

ウメのことです。



ウメは、なんで森の中に潜んでいたのでしょう。
ウメは「のけもん」と言っていましたが、茶トラ村でのけものにされていたのでしょうか。

トラ吉はウメと初対面でした。
茶トラばあさんとチャコも、ウメのことを知りませんでした。
つまり、茶トラ村でのけものにされていたわけではないのです。

じゃあ、どこで?

それが残された問題です。

トラ吉のことや、ワル猫の問題に埋もれている3つ目の問題は解決していないのです。

そこで、一番最初に登場した三賢者のフクロウを思い出してみてください。

【イラストに込めた「見えない」伏線】

鉛筆で下描きの段階から、実はこの『閉じた目』 には意味を込めていました。


2匹は目を開けていますが、1匹は目をつぶっています。
つまり、この物語では2つの問題は見えるけれど、
3つ目の問題はまだ見えないということを示唆しています。

となると……どういうこと?

はい。
まだ物語は続くということです。
この先の物語の中で、ウメの問題は明かされる予定です。
ウメがなぜ『のけもん』という言葉を選んだのか。
その孤独の種は、別の場所にありました

きっとその時は、3羽のフクロウは、3羽ともぱっちり目を開けているはずです。


では、次のテーマです。

【トラ吉は、なぜヘビたおしと名乗れたのか?】

トラ吉がヘビたおしと言った理由は、自分を強く見せたいから。
マタタビを独り占めしたいから。
この2点。

では、ヘビたおしを名乗れた背景を考えてみたいと思います。
エピソード14「カラスの話」で、トラ吉はこう言っています。

「でも、ヘビはたおしたことはないんじゃろ?」
白猫じいさんがそう聞くと、
「ないよ。でも、なんか最近ヘビがいなくなったみたいで
だから、ヘビがいるってことにして・・・それで・・・。」
トラ吉がしどろもどろになって言いました。

『なんか最近ヘビがいなくなったみたいで……』

この意味です!
ヘビがいなくなったから、ヘビたおしと名乗れて、
マタタビも取りに行けたのです。

これ・・・なんでヘビがいなくなったと思いますか?

この問いをあるnoterさんにコメント欄で問いかけてみました💕
そうしたら、見事な考察を披露してくださり、完敗💦


中村さんの考察
【猫の冒険物語】episode6『大ヘビとのたたかい』とのコメント欄にて


中村さん、ありがとうございました💕

あまりに鋭い考察にビビりました!さすがっ!
♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!

トラ吉が偽りのヒーローを演じられたのは、本物のヒーロー(ブラック)が先に道を切り拓いていたからということですね。

第4弾の後半で登場した『ブラック』。
ねこじゃらし原っぱに戻って来た理由を本人はこう言っていました👇🏻
『オッドアイのことを思い出したから。山火事の噂を聞いて……』

おそらくブラックは、この茶トラ村を通過したと推察できます。
その時に、ウメを見かけたのでしょう。
ウメが潜んでいた森の中なのか、ウメが川にマタタビを投げ入れているとこころを、もしかしたら目撃したのかもしれません。

(山火事の噂については、カラス森のカラスがギャーギャー騒いでいましたから、やっぱりカラスが至る所に飛び回って噂をふりまいていたのでしょう)


そして、第4弾でブラックは、誰に頼まれたわけでもなく、
ヘビを倒しまくっている猫でした。
茶トラ村を訪れた時、マタタビの香りに誘われて、ブラックも山に入ったのかもしれません。
そして、ヘビを見つけて周辺のヘビを掃除してくれていたのかもしれません。そして、本物の「ヘビたおし」が去ったあとに、ひょっこり現れて手柄を横取りしてしまったトラ吉。

カラスから聞いた言葉を思い出し、まさか「ヘビたおし」を名乗るとは、
上記の考察を鑑みると、その間抜けさが際立ちます。

でも、このトラ吉のこと。
憎み切れないのです。
私は、このトラ吉のイメージに重なるのは、
「ああ無情」(レ・ミゼラブル)のジャンバルジャンです。
もしかしたら、改心した後に、茶トラ村の村長さんにでもなっているのではないかと、期待したいところです。


3番目のフクロウのお告げ・・・ウメの問題ということでした。
そして、この物語では明かされないということでした。

トラ吉のことも、少しふれておきたかったことです。
虚勢や見栄を張って、自分を大きく見せても、いつかはボロが出るってことです。

さて、明日は最後のあとがきとなります!
考察&感想などもまだ募集しております!
ここまで読んでくださった上での感想などもお聞かせいただけたらと思います。

【タグ企画】『ふたりのオッドアイ』完結記念!皆さんの考察&感想などを大募集🐾(限定特典あり)


ここまで読んでくださり
ありがとうございました(❁´◡`❁)
スキ&フォロー大歓迎!
コメント頂けたら、さらに嬉しいです💕
それでは、また明日
☆⌒(*^-゜)v


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#童話作家
#ねこ










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