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一週間沖縄を歩いてわかったこと 6.

翌日。日焼けはとっくに剥け切っていた。痛いなんてもんじゃない。

街というものはすごい。少し歩けば食料の手に入る店があるし、飲み物も好きに買うことができる。当然とも言えることの素晴らしさをここ数日で体験していた。

スーパーでもずくを買った。やっぱり沖縄のもずくは美味い。
ここ宜野湾は大きい米軍基地がある。

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そういえば今回の旅で初めて飛来するオスプレイを見た。

旅だったからこそ「何あの音、すごいね」で済んだものの、これが毎日続くというのはなかなか耐えられないだろうなと思った。

ぼーっとしながら「今日はどこまでいこうかなー」
なんて考えていると後ろでクラクションが鳴った。

僕はリュックに「今帰仁→那覇空港横断中!」といらん主張をしているので、
色んなところでドライバーさんが時々リアクションしてくれていた。

今回もそれかなと思っていたら追い越してドアが開き、
おばちゃんが手招きをしていた。
乗んなさい、朝ごはん食べよう。」

はへ。

突然の誘いに困惑、というか思考停止していた。
車側が乗せてくれるいわば逆ヒッチハイク状態。


お孫さんと那覇に行く途中でこれから朝ごはん行くから一緒にっていうこと
だった。数メートル進むだけでもかなりありがたい。

凄い。マックだ!大げさかもしれないけどなんか感動した。
サラダと飲み物を頂いて感謝の雨だった。

「さて、浦添市まできたし那覇も目前だ!」と考えていたらおばちゃんが
「これから那覇向かうからね、知り合いに連絡したから今日はそこ泊まりなさい」

はへ。へ?

これは思考停止というか、もう僕の中で日課となっていた進める距離から最適解を求める奴が真っ白になった。

「もう那覇行けるの…⁇」ここまでしてくれるともう、わけがわからなくなる。


「おにいちゃんそれ何?」

「これ?フィルムカメラって言うんよ。ここ巻いてここ押すと写真撮れるんだよ」

おばちゃんのお孫さんのいっちゃんとの会話。撮ってすぐ写真を確認できないことを不思議がっていたけど無事取れてたよ。(ヘッダーの写真です。)

一見何気ない車内だけど、
この時乗せてもらってすぐ通り雨が降っていた。いっちゃんはしばらくシャッターを切らず、それが止んだあと、陽がさした車のガラスを撮った。

カメラを買ってあげたい…


おばちゃんのお孫さんのいっちゃんと話してたら那覇についた。
ホテルに向かい、チェックインをしてくれた。
**
待って、ていうか国際通りのホテルじゃん。**

行きでここ国際通りの寝苦しい40人くらいがいるゲストハウスの大部屋だったのに、戻って来た今、僕は一等地のホテルの個室にいる。

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数日前まで野宿してた奴がこんなところに泊まっていいのか、嬉しいやら申し訳ないやら何かこの後自分は災難に見舞われるのか、死ぬのかとかもう感情が溢れた。

まだ正午。国際通りをしっかり回ったことがなかったので取り壊される牧志市場やそこら周辺を歩くことにした。


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