無印良品のシングルオリジンコーヒー「MUJI Coffee」を買ってみました!
無印良品 銀座店に足を運んだたら発見したのが、
「MUJI Coffee」
という無印良品のコーヒー専門カテゴリー。
無印のコーヒー豆はそもそも人気ですが、MUJI Coffeeは通常ラインと違って、特別なブレンドやシングルオリジンの豆を取り扱っています。
おおむね、コーヒー好きのためのカテゴリーと言っていいと思います。
なんども銀座店に足を運んでいますが、初めて気がつきました。
銀座店の1階はいつも混雑していて、ずっとスルーしていた(笑)
MUJI Coffeeの特徴
シングルオリジンが楽しめる
「シングルオリジン」とは、単一品種のこと。
いわゆるストレートコーヒーは「国別」でカテゴライズされますが、シングルオリジンは品種まで遡って、その違いを楽しむものです。
ただMUJI COFFEEは品種名と精製方法、また農園の記載がありませんでした。
シングルオリジンと言うからには、こうしたトレーサビリティは明確にしてほしいところ。
ただシングルなのは間違いないようです。
焙煎したてが購入できる

パッケージに焙煎日が明記されていました。
一般に、コーヒー豆は焙煎から2週間以内が飲み頃と言われます。
MUJI Coffeeは非常に鮮度よく、在庫を回しているようですね。
常に新鮮な豆が買えるようです。
たぶん、常設されてるカフェやホテルで上手いこと消費しているのかもしれません。
オンラインだと焙煎したてを発送してくれるお店って結構あります。
しかし店舗だと逆に少ない印象。
自家焙煎を謳う街のコーヒーショップでも、必ずしもうまく在庫が回っているとは限らない印象です。
リーズナブル
だいたいが100g400円ちょっとでした。
今日び、めちゃくちゃ安いですね。
どうやら、焙煎を店舗の6Fで行っているようです。
省エネで焙煎できる電気焙煎機Bellweather Coffeeを使っているとのこと。
小ロットを高頻度で焙煎し、またホテルやカフェ含む全体で使用することで、上手いこと利益をまとめているかもしれません。
MUJI Coffeeを飲んでみた感想
シンプルな味わい
今回は「グアテマラ」「ブラジル」とネーミングされたシングルオリジンを試してみました!
どちらも非常にシンプルな味わいで、特徴がストレートに現れていると思います。
ただ個人的にはもう少し複雑性があったほうが好きかもしれません。
シングルオリジンではあるものの、「スペシャルティ」とか「カップオブエクセレンス」とかではありません。
なので、100g2,000円するようなコーヒーの美味しさとはまた違ったものです。
もちろん、不味いとかではないです。
何より焙煎したてなので、香りに鮮烈さがあるのが嬉しいポイント。
コーヒーは品種や精製を語るのも楽しいですが、実際に美味しく飲むには、
焙煎したて
挽きたて
淹れたて
で飲むのが重要と言われます。(焙煎したてと言っても、焙煎して2日目以降が良いと言われますが)
日本蕎麦でも「三たて」(挽きたて、打ちたて、茹でたて)が大事と言われますが、コーヒーも似たような感じですね。
その意味で、MUJI Coffeeはちゃんと鮮度を確保できるのはかなり良いなと思います。
可能性を秘めたおもしろいプロダクト
コーヒー豆の価格上昇が止まらない昨今において、MUJI Coffeeの提案はとてもおもしろいと思います。
なかなか”ないポジション”をついているなと。
無印良品の理念のひとつとして、
省き、簡素化することで魅力をつくる
というのがあります。
これに照らし合わせると、鮮度にこだわったMUJI Coffeeの運用は合点がいきます。
「省く」といっても、コーヒーでいちばん大事な”鮮度”は堅持する。
ふつう、リーズナブルなコーヒーを作ろうとすれば、とにかく大量ロットで一気に焙煎するほうが理にかなっています。
しかし、それでは鮮度をコントロールできない。
ただだからと言って、超本格的な焙煎機を”用いない”(ここを省く)ことで、手に取りやすい現実的な価格を実現する。
近年は「スペシャルティのみのブレンド」や「アナエロビック」など、さらに付加価値をつけた高級豆の提案が増え、諸々のコスト高を吸収する動きが見て取れます。
つまりマーケットが2極化する中で、MUJI Coffeeは最も難しい「中庸なプロダクト」に挑戦している。
これは消費者としてたいへんにありがたいものです。
無印良品はリーズナブルでブランド価値を付加しないことを信条としていますが、だからといって「水は低きを流れる」のは良しとしない。
地に足をつけながら、少しだけ志が高い。
わたし自身、無印のそうしたモノ作りが好きです。
だからMUJI Coffeeも、
日常でシングルオリジンを楽しむなら、この価格、このバリエーション、この味わいがちょうど良いよな。
そんなプロダクトになっていく可能性があると思います。
ただ「可能性がある」と言ったのは、まだそうなっていないと思うから。
トレーサビリティをもう少し深く掘り下げても良いと思うし、現状は価格が安すぎる気もする。
あと数百円上げて、もう少し複雑性のある品種を使っても良い気がします。
ずいぶん勝手な消費者の意見ですが(笑)
「中庸」を狙うのは本当に難しい。
試行錯誤を長い期間かけて行わないと、どうしたってたどり着けません。
無印良品(良品計画)は世界で業績を伸ばしていて、今はきっと体力がある状態。
こうした難しいプロダクトも、粘り強く挑戦してくれるのではないかと期待しています。
MUJI Coffeeは東京だと銀座店と、大阪のグランフロント大阪店でのみの販売のようです。
銀座店は他にも「諸国良品」があったり、「企画展」があったりと無印好きなら一度は行ってみたい店舗。
ぜひ、行ってみて下さい。
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