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数年後「ドラッグストア」の食品部門は食品マーケットの「主役」になる!!

ドラッグストアの食品売場が急成長を遂げている。この伸びの要因、DgSの食品が支持される理由はどこに生まれてきているのだろうか?元「食品商業」「販売革新」編集長、現エイジスリテイルサポート研究所所長の三浦美浩氏が今後のドラッグストアの食品売場の拡大とその理由を分析する。


DgSの売上高の3分の1を食品が占める

長く続く円安、2020年1月から始まった新型コロナウイルスのパンデミック、2022年に始まったロシアのウクライナ侵攻などから物価高が止まらない。

2024年平均の消費者物価指数の総合指数(2020年を「100」とする指数)は「108.5」、相場による変動の大きい生鮮食品を除く総合指数は「107.9」、生鮮、エネルギーを除く総合指数は「107.0」となった。

10大費目で言えばとくに「食料」は物価上昇率が大きく「117.8」、生鮮食品は「122.6」、生鮮食品を除く食料は「116.9」と2020年に比較して15ポイント以上の上昇となっている。

働く人の収入も増えず商品価格も高まらない30年来のデフレを脱し賃金上昇は始まった。多くの人の生活の苦しさは全く解消されない。
そんな中、ドラッグストア(DgS)の食品の売上拡大が止まらない状況である。

経済産業省の公表する「商業動態統計」によれば、DgSの総販売額は、2023年に8.3兆円を超えたが、なかでも食品の売上高は、2.6兆円を超え前年比12.3%の上昇となった。

2024年に入ってもその伸びは止まらず、四半期ごとに12.5%、9.4%、8.1%と2ケタ近い伸び率となっている。

▲[図表1]商業動態統計に見るDgSの食品販売額、構成比

総販売額に占める食品の構成比はコロナ前の2019年に28.4%だったものが2020年以降、30%を超え始め、直近の2024年7~9月期は33.2%に達している。既にDgSの売上高の3分の1を食品が占める状態となっている(図表1)。

高速出店&大型化でDgSの食品売上高が伸びた

この伸びの要因、DgSの食品が支持される理由はどこに生まれてきているのだろうか?

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