Wi-Fi 7とはなに?6や6Eとの違いも解説!
ガジェットブロガーのマクリンです。
「動画の読み込みが遅い」「画面オンのWeb会議が途切れる」といったことありませんか?
僕はかつて、めちゃくちゃありました。
そんな課題を解決する可能性の高い技術が「Wi-Fi 7」です。
この記事では、現時点の最新のWi-Fi規格である「Wi-Fi 7」とはなにか、従来の「Wi-Fi 6やWi-Fi 6Eとの違い」もふくめ、分かりやすく解説します。
さらに「今すぐ導入すべきか」を判断する基準や、導入前の注意点も紹介します。
この記事を読めば、Wi-Fi 7の疑問が解消でき、自分に最適な通信環境を見極められるはず!
Wi-Fi 7とは?Wi-Fi 6や6Eからの進化点も解説
最新のWi-Fi規格「Wi-Fi 7」とはなにか、なるべく分かりやすく書いていきます。
Wi-Fi 6や6Eといった、従来規格からの具体的な進化点も掘り下げて解説します。
Wi-Fi 7は「速くてかしこい」最新新世代の通信規格

Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)は、これまでのWi-Fiとは一線を画す「ケタ違いに速くてかしこい」新世代の無線通信規格です。
最大の特徴は「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」の3つを、極めて高いレベルで実現している点にあります。
理論上の最大通信速度は最大46Gbpsに達し、これはWi-Fi 6(最大9.6Gbps)の約4.8倍に相当します。
この速度により、8Kの超高解像度動画のストリーミングや、大容量ファイルのダウンロードでも余裕でこなせます。
僕も実際、Wi-Fi 7環境ではあるのですが、4K動画ならたしかにサクサク快適に見れます。
8Kはさすがに映像配信側が追いついておらず、ほとんど触れる機会はないですが。
また、通信の遅延も劇的に少なくなるため、一瞬のラグが勝敗を分けるオンラインゲームや、リアルタイム性が求められるVRコンテンツなどでも活躍します。
僕もゲームは基本Wi-Fi環境下でプレイしていますが、オンライン協力プレイでも通信が原因で「足を引っ張る」「プレイが阻害される」といったこととは無縁。
むしろ「マクリンさんのネット、いつも安定してるね〜」と言われることのほうが多いです。
多くのデバイスが同時に接続しても速度が落ちにくく、スマート家電が増え続ける家庭環境でも、安定した通信を維持できるかしこさも兼ね備えています。
我が家では、ヨメリンが4Kで旅動画を見て、僕も4Kで海外サッカーを観つつ、その配信解説も4Kで見るということがたびたびあるんですが、Wi-Fi 7のおかげで「どれかの速度が制限される」といったことは全くありません。
Wi-Fi 6や6Eから何が変わった? 5つの主要な進化点

Wi-Fi 7は、Wi-Fi 6/6Eをベースにしつつ、通信効率と速度を飛躍的に向上させる重要な技術が盛り込まれています。
とくに注目すべき5つの主要な進化点をあげていきます。
これらの要素が組み合わさることで、理論値だけでなく、実用上の速度や安定性も大きく向上しています。
イミフな部分もあるかと思いますが、そこは読み流してください。
最大通信速度が約4.8倍に向上
これはさっきも書きましたが、Wi-Fi 6/6Eの最大9.6Gbpsに対し、Wi-Fi 7は最大46Gbpsへと大幅に高速化し、大容量データの送受信時間を劇的に短縮します。通信の通り道が2倍に(チャンネル幅の拡大)
一度に通信できるデータの通り道であるチャンネル幅が、Wi-Fi 6/6Eの160MHzから最大320MHzへと倍増しました。これにより通信の混雑を緩和し、より高速なデータ転送が可能になります。一度に運べるデータ量が1.2倍に(変調方式の高度化)
電波に情報を乗せる技術である変調方式が、従来の1024-QAMから4096-QAM(4K-QAM)に進化しました。一度の通信でより多くのデータを伝送できるようになり、通信効率が20%向上しています。複数帯域を束ねる新技術「MLO」
これまで単一でしか利用できなかった2.4GHz、5GHz、6GHzといった周波数帯を、複数同時に束ねて通信できるようになりました。これにより、速度と安定性が飛躍的に向上します。6GHz帯のより効率的な利用
Wi-Fi 6Eで利用可能になった6GHz帯を、MLOと組み合わせることでさらに効率的に活用でき、干渉の少ないクリーンな高速通信を実現します。
Wi-Fi 7の性能を支える「MLO」のすごい仕組み

Wi-Fi 7が革命的である最大の理由が「MLO(Multi-Link Operation)」の存在です。
これは、Wi-Fi 7の高速化と安定化を両立させる、まさに心臓部といえる機能です。
従来のWi-Fiでは、ルーターとデバイスは「2.4GHz」「5GHz」「6GHz」のうち、いずれか一つの周波数帯(バンド)を選んで通信していました。
これを道路に例えるなら、目的地まで一本の道しか使えなかったようなもの。
その点MLOは、これらの複数の道を同時に束ね、あるいは状況に応じて最適な道を使い分けながら通信することを可能にします。
例えば速度を重視する場面では、複数のバンドを束ねて通信帯域を広げ、データの送受信を爆発的に高速化します。
一方、片方のバンドで電波干渉が発生して通信が不安定になった場合でも、もう一方の安定したバンドで通信を継続できるため、接続が途切れにくく遅延も最小限に抑えられます。
この「速度」と「安定性」を両立するかしこい仕組みこそがMLOの真骨頂で、Wi-Fi 7が7たる所以でもあります。
Wi-Fi 7導入のメリットと判断基準
Wi-Fi 7はすごいですが「すべての人が導入すべき」とは正直思いません。
今すぐ買い替えるべきなのかを判断する基準や、導入前に知っておくべき注意点を書いていきます。
自分は今すぐ買い替えるべき?目的別のYES/NO診断

Wi-Fi 7ルーターへの買い替えを積極的に検討すべき「YES」な人と、まだ様子見でもよい「NO」な人の僕なりの判断基準を紹介します。
YES→今すぐ買い替えを推奨する人
最速の通信環境を求めるオンラインゲーマーや動画クリエイター、すでにWi-Fi 7対応のスマホやPCをもっている人、あるいは購入予定のある人は、その性能を最大限に活かせます。また。自宅のインターネット回線が10Gbpsプランであり、Wi-Fi接続デバイスが20台を超えているような環境の人も、Wi-Fi 7へのアップグレードは検討する価値アリです。
NO→まだ待ってもいい人
現在のWi-Fi 6/6E環境で通信速度や安定性に不満がない場合、急いで買い替える必要はないです。主な用途がWebサイトの閲覧やSNS、フルHD画質の動画視聴であれば、オーバースペックになる可能性があります。また、Wi-Fi 7対応のデバイスをまだ一つももっていない場合や、初期投資コストを抑えたい人は、対応製品が普及し、価格が落ち着いてくるまで待つのもアリだと思います。
導入前に知るべき注意点

Wi-Fi 7の導入を決める前に知っておくべき注意点がいくつか存在します。
まず最大のポイントはコスト。
Wi-Fi 7の性能を最大限に引き出すには、ルーターだけでなく、接続する側のデバイス(子機)もWi-Fi 7に対応している必要があります。
ルーターだけをWi-Fi 7にしても、デバイス側がWi-Fi 6までしか対応していなければ、通信速度や機能はWi-Fi 6の規格に制限されてしまうので。
でも、Wi-Fi 7対応のルーター本体はもちろん、Wi-Fi 7対応のスマホやPCもまだまだ高価です。たとえばiPhoneだと、16シリーズ以降がWi-Fi 7対応です。
全部そろえるとなると、なかなかの値段必要なことは覚悟せねばなりません。
さらに、自宅のインターネット回線そのものがボトルネックになる可能性も考慮しなければなりません。
せっかく最大46Gbpsの性能をもつWi-Fi 7ルーターを導入しても、契約している光回線が1Gbpsプランでは、その速度が上限となってしまいます。
性能をフルに活かすには、10Gbpsの光回線がほぼ必須になってきます。
我が家も実際、Wi-Fi 7ルーター「TP-Link Archer BE805」に変えるタイミングで、光回線を10Gbpsタイプに上げました。

10ギガ対応の光回線でおそらく最安の「enひかりクロス」にしてます。

公式ページのデザインこそチープですが、回線の品質はしっかりしてますし、なんならNTT光コラボです。
10ギガ回線なのに月4千円台って相当安いので、スタジオふくめて4回線も契約してますw
まとめ
この記事では、次世代規格であるWi-Fi 7とはなにか、6や6Eとの違いも解説つつ、買い替えどきや注意点も紹介しました。
オンラインゲームの低遅延化、在宅ワークでの大容量データ転送の高速化、家族全員での高画質動画視聴など、Wi-Fi 7のメリットは多岐にわたります。
しかし、導入には高価な対応機器や10Gbpsクラスのインターネット回線が推奨されるなど、注意点も存在します。
自分の利用目的や現在の通信環境にWi-Fi 7が本当に必要かを見極めるのが重要ですね。
今すぐの導入が最適でない場合でも、将来のルーターやスマートフォンの買い替えどきには、Wi-Fi 7対応を視野に入れておくことをおすすめします(次の世代のWi-Fiもそのうち出そうですけど)。
どうも、マクリンでした〜。
◆我が家のWi-Fi 7ルーター
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