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    <title>ドクターO</title>
    <description>予防医療・睡眠の専門医。自分自身も重症の無呼吸でcpap治療を受けています。ヘルスリテラシーの向上、健康経営の推進を通じてWell-Beingな社会の実現に貢献したいと考えています。お問い合わせはhttps://forms.gle/VGqHBXM1pFapn7997まで。</description>
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      <title>Vol.38　80年の追跡研究が導き出した「幸せの正体」。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="1efa89d5-52c7-42e4-9edb-11f123f25a6f" id="1efa89d5-52c7-42e4-9edb-11f123f25a6f">「人生で最も大切なことは何か」——この問いに、80年以上かけて答えを出し続けている研究があります。<br><br>ハーバード大学が1938年に開始し、現在も続いているHarvard Study of Adult Development（成人発達研究）です。ハーバード大学の学生やボストンの低所得地区の若者ら700名以上を追跡し、彼らの健康・仕事・家族・人間関係を数十年にわたって記録してきました。<br><br>この研究を率いるロバート・ウォールディンガー教授（現ディレクター）の言葉は明快です。「良い人間関係が私たちを健康で幸せに保つ」——それが80年のデータが示す、最も強力な結論だと（Waldinger &amp; Schulz, The Good Life, 2023）。<br><br>具体的に何が示されたか。<br>社会的つながりが豊かな人ほど、長生きする傾向にある。一方、孤立している人は認知機能の低下が早く、身体的健康も悪化しやすい。大切なのは「関係の数」ではなく「質」——信頼できる人が一人いることが、表面的な知人が百人いることより価値があるとされています。<br>さらに、中年期の人間関係の満足度が、老年期の身体的健康の予測因子になることもこの研究は示しています。50代の関係の満足度が、80代の健康を先取りして決めているということです。<br><br>注目すべきは、「仕事の成功」や「お金」の量は老年期の幸福感との相関が比較的弱かったという点です。一方で慢性的な孤独は、喫煙や肥満と同等のレベルで健康に悪影響を及ぼすという結論が、Holt-Lunstadら（2010）の148研究を統合したメタ解析でも示されました。社会的なつながりが弱い人の死亡リスクは、十分なつながりを持つ人と比較して約1.5倍高い、というのがそのメタ解析の数値です。<br><br>医師として補足すると、慢性的な孤独感は視床下部-下垂体-副腎系（HPA軸）の調節異常を通じてコルチゾールの分泌リズム異常につながり、慢性炎症・高血圧・免疫低下と関連することが生物学的にも示されています。「孤独は気持ちの問題」ではなく、身体への直接的な影響があります。<br>健康に気をつかいながら人間関係を疎かにするのは、栄養バランスを整えながら睡眠を削るのと同じ構造です。どちらも、根っこにあるWell-beingを傷つけます。<br><br>「困った時に頼れる人がいるか」——この1つの問いが、収入や学歴・運動習慣に並ぶか、時にそれらを上回る健康・幸福の予測力を持つ。これが、80年の追跡研究が私たちに伝えていることです。<br>このシリーズではこの後、職場の人間関係（Vol.39）、パートナーシップ（Vol.40）と、関係の質を「具体的にどう育てるか」を掘り下げていきます。<br><br><b>出典：</b><br>Waldinger RJ, Schulz MS. “The Good Life: Lessons from the World’s Longest Scientific Study of Happiness.” Simon &amp; Schuster, 2023.<br>Harvard Study of Adult Development https://www.adultdevelopmentstudy.org/<br>Holt-Lunstad J, Smith TB, Layton JB. “Social Relationships and Mortality Risk: A Meta-analytic Review.” PLoS Med. 2010;7(7):e1000316.<br><br>＊noteの記事の内容は筆者の個人としての見解です。筆者所属の医療機関の見解とは一切関係ありません。内容の正確性には細心の注意を払っておりますが、万が一不適切な内容がございましたらご指摘いただけましたら幸いです。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n081a4b8f378a'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 27 Jun 2026 21:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.37　「矢印を自分に向ける」。比較しない生き方のすすめ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="507c6280-5605-4158-a8f6-27aec49e6f55" id="507c6280-5605-4158-a8f6-27aec49e6f55">Vol.18　<a href="https://note.com/makewell/n/n16ac4c70f412" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.18　「親ガチャ」を嘆いて終わるか、活かして生きるか。｜ドクターO</a>　で「親ガチャ」「国ガチャ」の話を書きました。生まれた環境は変えられない。だからこそ、変えられる部分に集中する——というのが結論でした。今回はその続編として、もう少し具体的な日常レベルで「比較しないこと」の意味を考えます。<br><br>米カリフォルニア州では、ファストフード業界の最低時給が2024年4月から20ドル（約3,000円）になりました（カリフォルニア州法AB1228）。日本のファストフード時給は地域差はありますが、概ね1,100〜1,300円程度。同じ仕事をしても、生まれた場所で2〜3倍の差がつきます。<br>これを嘆いていても、私たちの幸福度は1ミリも上がりません。</p><p name="1204e3c2-8454-4ad6-afd8-08ee21e74b33" id="1204e3c2-8454-4ad6-afd8-08ee21e74b33"><br>SNSが発展した今、私たちの比較対象は「隣の家の人」から「世界中のキラキラした誰か」に広がりました。比較は際限がありません。上には上が、下には下が無限に存在します。<br><br>私が患者さんや受診者と話す中で感じるのは、他人との比較ほど無意味な時間の使い方はないということです。<br><br>心理学者のRyanとDeciが提唱した自己決定理論（Self-Determination Theory）では、「自分の人生を自分で選んでいる」という感覚——心理学でいう自律性（autonomy）——が、内発的動機づけと幸福感の両方を支えるとされています（Ryan &amp; Deci, 2000）。この感覚は、所得の多寡よりも幸福度に大きく影響することが複数の研究で示されています。Vol.24で取り上げた「やらされ健康」から脱却するための鍵も、ここにあります。<br>矢印を自分に向けてください。<br><br>「あの人はあんなに稼いでいる」「あの人は若々しい」——その思考が、あなたの今晩の食事を美味しくしてくれるでしょうか。<br><br>変えられないもの（生まれた国、遺伝子、過去）を嘆くことに時間を使うより、変えられること（今日の行動、今の生活習慣、今夜の睡眠）に全力を注ぐ。これが、私の考えるWell-beingへの最短ルートです。<br><br>比較から生まれる感情（羨望・妬み・焦り）は、それ自体が慢性的なストレスとなり、慢性炎症や睡眠障害と関連することが報告されています。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n0cb9e2d65377'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 24 Jun 2026 07:00:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.36　お酒は少量なら体にいい？</title>
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      <description><![CDATA[<p name="c4fdb176-2496-49b2-b00f-d046fa32fc9c" id="c4fdb176-2496-49b2-b00f-d046fa32fc9c">Vol.11　<a href="https://note.com/makewell/n/n1fb0db3e8107" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.11　専門家に「何か一つ」と聞いたら、全員がこれを答える。｜ドクターO</a>　では、専門家として「何か一つだけ予防の優先順位を挙げろ」と言われたら迷わずタバコを挙げる、という話を書きました。今回はもう一つ、Vol.11で軽く触れただけのアルコールについて、深く掘り下げます。<br><br>「少量のお酒は体に良い」——今も信じている方は多いと思います。かつては医師もそう言っていました。<br>「百薬の長」の根拠は、かつての観察研究で「少量飲酒群が非飲酒群より一部の疾患リスクが低い」というデータが示されていたことです。しかし、これらの研究には交絡因子の影響が指摘されてきました。代表的なのが「sick quitter効果」——もともと体調が悪い人が飲酒を控えるため、非飲酒群に病気のリスクが偏る、という現象です。この交絡を補正すると、少量飲酒の保護効果は大幅に縮小することがわかってきました。<br><br>国際がん研究機関（IARC）はアルコールを「グループ1（ヒトに対して発がん性がある）」に分類しています（IARC Monographs Vol.100E, 2012）。少量であっても、口腔・咽頭・喉頭・食道・肝臓・大腸・乳房のがんリスクが上がることがわかっています。<br><br>そして2018年、医学誌Lancetに掲載されたGBD 2016 Alcohol Collaboratorsの大規模解析が、決定的な結論を出しました。195の国・地域、延べ2800万人規模のデータ統合解析により、「健康への悪影響を最小化するアルコール摂取量はゼロである」と結論づけたのです。少量の飲酒が虚血性心疾患などをわずかに予防する可能性は完全には否定されていませんが、がんリスクの増加でそれが飲み込まれてしまうのです。<br><br>さらに2023年、JAMA Network Openに発表されたZhao Jら（JAMA Netw Open 2023）の大規模メタ解析は、より決定的でした。107の前向きコホート研究・約490万人のデータを統合し、従来の研究で「非飲酒群」に含まれていた元飲酒者（健康上の理由で飲酒をやめた人）を除外して再解析したところ、少量飲酒の保護効果は消失しました。「少量なら体に良い」という長年の通説は、参照群の設定という方法論的な問題（sick quitter効果）によって生じた見かけ上の効果であった可能性が高いことが示されたのです。「少量なら体に良い」という長年の通説は、強固なエビデンスでは支えられていないのが現状です。<br><br>ただ、私は「一滴も飲むな」と言いたいのではありません。<br>お酒は人間関係を豊かにし、人生を彩る文化的なツールでもあります。リスクを正しく理解した上で、「この一杯の楽しみのために少しだけリスクを使う」という自覚的な選択は、立派な自己決定です。Vol.24で書いた「自分で選ぶ」姿勢は、ここでも本質です。<br><br>問題は「体に良いと思って飲むこと」です。お酒は嗜好品です。健康のためのサプリメントではありません。<br>この前提を踏まえた上で、飲む量・頻度・休肝日を意識的にコントロールする「スマートな飲み方」が、Well-beingの観点では合理的な選択です。具体的には、厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」（2024年）が、生活習慣病のリスクを高める飲酒量の目安として、男性で純アルコール40g/日以上、女性で20g/日以上を挙げています（純アルコール20g≒ビール中瓶1本、日本酒1合、ワイン200mL）。これを上回る方は、まず量を意識するところから始めてみてください。<br><br>「楽しみのためのリスクテイク」と認識し直すこと——それがアルコールとの最も健全な距離感だと考えています。<br><br><strong>出典：</strong><br>GBD 2016 Alcohol Collaborators. “Alcohol use and burden for 195 countries and territories, 1990–2016.” The Lancet. 2018;392(10152):1015-35. doi:10.1016/S0140-6736(18)31310-2<br>Zhao J, Stockwell T, Naimi T, et al. “Association Between Daily Alcohol Intake and Risk of All-Cause Mortality: A Systematic Review and Meta-analyses.” JAMA Netw Open. 2023;6(3):e236185.<br>IARC Monographs on the Evaluation of Carcinogenic Risks to Humans. Volume 100E: Personal Habits and Indoor Combustions. 2012. https://publications.iarc.fr/123<br>厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」(2024) https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37908.html<br><br>＊noteの記事の内容は筆者の個人としての見解です。筆者所属の医療機関の見解とは一切関係ありません。内容の正確性には細心の注意を払っておりますが、万が一不適切な内容がございましたらご指摘いただけましたら幸いです。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/nf7c3f306a76f'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 20 Jun 2026 21:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.35　受けるべきがん検診とは</title>
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      <description><![CDATA[<p name="4df31199-5bcd-48b0-a214-0a89ae0bae76" id="4df31199-5bcd-48b0-a214-0a89ae0bae76">Vol.14　<a href="https://note.com/makewell/n/n20d3bc9b1ecb" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.14　「職場の健診を受けているから大丈夫」は危険な思い込み。｜ドクターO</a>　で、職場の健診だけではがんの検査が不十分な場合があるという話をしました。Vol.16　<a href="https://note.com/makewell/n/n25fd6fa51b95" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.16　「健診」と「人間ドック」は何が違うのか。｜ドクターO</a>　では「対策型健診」と「任意型健診」の違いを整理しました。これらを踏まえた上で、では具体的に何を受ければいいのでしょうか。<br><br>科学的に「死亡率を下げる効果が証明されている」として国が推奨するがん検診は、現在5つです。これらは厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」に基づき、国立がん研究センターの「有効性評価に基づくがん検診ガイドライン」で推奨されているものです。<br><br>•             <strong>胃がん</strong>：胃内視鏡（または胃X線）／50歳以上／2年に1回（X線は40歳以上で年1回も可）<br>•             <strong>大腸がん</strong>：便潜血検査（2日法）／40歳以上／毎年<br>•             <strong>肺がん</strong>：胸部X線（高リスク群は喀痰細胞診併用）／40歳以上／毎年<br>•             <strong>乳がん</strong>：マンモグラフィ／40歳以上の女性／2年に1回<br>•             <strong>子宮頸がん</strong>：子宮頸部細胞診／20歳以上の女性／2年に1回<br>　　　　　（2021年からHPV検査単独法も選択肢に追加）<br><br>これらは「受けるメリットが不利益を上回ることが証明された」検査です。<a href="https://note.com/makewell/n/nd853b7f4b84f" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.26　マンモグラフィとエコー、どちらを受ければいい？「エビデンス」の意味から考える。｜ドクターO</a>、<a href="https://note.com/makewell/n/ndf261ee083c7" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.27　胃カメラとバリウム、どちらを受けるべきか。そもそも胃の検査は必要か。｜ドクターO</a>でも触れた「死亡率減少のエビデンス」が、推奨の根拠になっています。</p><p name="c2169af9-3049-4f96-bd8e-7bd30739661e" id="c2169af9-3049-4f96-bd8e-7bd30739661e"><strong>逆にいうとこの５つ以外に明らかに死亡率が減少すると質の高い国際的な医学研究で証明された健診方法はないのです。（やってはいけないという意味ではないですが）。これ以外の方法を、確実にがんが発見できる、あるいは効果があるというように宣伝している医療機関も残念ながら日本にも非常に多く見受けられますが、その時点でその医療機関の質を疑うべきです。（ただし、がん検診としてのエビデンスが十分でないことを周知したうえで、任意型の健診としてその他のがんの検査方法を提供すること自体は間違いではありません）。</strong><br><br>「前立腺がんのPSA検査は？」と聞かれることがあります。PSA検査は前立腺がんの発見率は高いものの、進行が遅く生命予後に影響しない癌まで多く拾い上げてしまう「過剰診断」と、それに伴う「過剰治療（手術・放射線によるED・尿失禁などの副作用）」のリスクが大きく、現時点で日本の対策型検診としては推奨されていません。米国予防医学専門委員会（USPSTF）は2018年勧告で、55〜69歳男性については『個別判断』としています。日本泌尿器科学会は50歳以上（家族歴がある場合は40歳以上）での検診を推奨していますが、対策型検診としては推奨されていません。任意で受ける選択肢ではありますが、結果が出てからの判断が難しい検査であることは、受ける前に知っておきたいところです。<br><br>日本のがん検診受診率は、Vol.17　<a href="https://note.com/makewell/n/n6a2b5bd74586" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.17　健診の歴史——日本はなぜ世界有数の健診大国になったのか。｜ドクターO</a>　でも触れたように欧米と比べて低水準です。これほど健康診断大国なのにもかかわらず、です。厚生労働省『2022年国民生活基礎調査』によると、対策型がん検診の受診率は男性で胃がん47.5%、大腸がん49.1%、肺がん53.2%、女性では乳がん47.4%、子宮頸がん43.6%にとどまります。特に乳がん・子宮頸がん検診はOECD平均と比較しても低水準です。<br><br>受診率が低い理由として多いのは「忙しい」「費用がかかる」「怖い」ですが、市区町村が実施する対策型がん検診は無料〜数千円程度で受けられます。実際は費用というよりはめんどくささの方が勝っている方が多いのではないでしょうか。しかしがん検診を受けずに万が一がんが進行してしまった場合のほうが、よほど無駄な時間や治療に時間を取られることになりますし、なにより<strong>仕事を優先したがゆえにその仕事そのものが金輪際できなくなってしまうことすらあり得ます。</strong>働き盛りの40〜50代こそ、この5つの検診をルーティンにしてほしいと思います。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n9aba12bf79cd'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 17 Jun 2026 07:00:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.34　「健康経営」は“いい会社アピール”ではない。利益が出る仕組みの話です。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="7f2858e2-7eab-4c4c-9de2-8975e04fac61" id="7f2858e2-7eab-4c4c-9de2-8975e04fac61">「健康経営」と聞いて、「福利厚生の延長」や「世間体のための、いい会社アピール」を思い浮かべた方。</p><p name="2c655bb0-d3ad-455b-96b9-d0bac25779a6" id="2c655bb0-d3ad-455b-96b9-d0bac25779a6">今日のお話はそんな方にこそ読んでいただきたいと思います。なぜなら、健康経営は善意やイメージの話ではなく、突き詰めれば「利益」の話だからです。<br><br>健康経営とは、経済産業省が推進している考え方で、従業員の健康管理を<strong>「コスト（経費）」ではなく「投資」</strong>として捉える経営手法です。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n24fd2adc56bd'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 13 Jun 2026 21:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>【特別号】超重症の無呼吸と診断された睡眠専門医の願い</title>
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      <description><![CDATA[<p name="a214735f-4275-4307-96f6-8578ff036cbf" id="a214735f-4275-4307-96f6-8578ff036cbf">　私は普段、睡眠や予防医療の重要性を伝える活動として、コラム執筆や講演会、学術活動などを行っています。実は先日来、複数のメディアに取材をしていただく機会がありました。 そのうちのひとつ、まずは2026年5月8日朝刊で、読売新聞の連載記事に取り上げていただきました。記事では、私自身が重症の睡眠時無呼吸症候群（SAS、Sleep Apnea Syndrome）の患者だったことと、自施設の研究データなどもふまえて、睡眠と健診についての私の想いを紹介していただいています。<a href="https://www.yomiuri.co.jp/medical/renaissance/20260507-GYT8T00275/" target="_blank" rel="nofollow">［読売新聞記事</a>]。</p><p name="062842a0-8251-4b42-8ea4-50fa96395414" id="062842a0-8251-4b42-8ea4-50fa96395414">その他、共同通信社さんにも取材いただき、現在複数の地方紙を中心に紙面に掲載していただいております。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n8d8599131076'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 03 Jun 2026 07:00:00 +0900</pubDate>
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    <item>
      <title>Vol.33　健診に睡眠の項目を入れられるか。</title>
      <media:thumbnail>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/262801092/rectangle_large_type_2_064b4675faa4fbfadffa63e0657b47e4.jpeg?width=800</media:thumbnail>
      <description><![CDATA[<p name="283c7abe-e924-4ccd-b0d6-04b62b9e0c29" id="283c7abe-e924-4ccd-b0d6-04b62b9e0c29"><br>前回（Vol.32）<a href="https://note.com/makewell/n/n6b5c96b4cd0d" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.32　予防のパラドックス——「重症患者を治す」だけでは、社会は健康にならない。｜ドクターO</a>は「予防のパラドックス」の話をしました。<br>今回は私の専門である睡眠や睡眠時無呼吸症候群（SAS）についてのお話です。実は以前から問題になっているのですが、睡眠やSASについては、健診ではほとんど検査がされていません。</p><p name="c331c0a7-e673-45f4-8852-a88d066ccace" id="c331c0a7-e673-45f4-8852-a88d066ccace">以前からこのコラムでもお話している通り、対策型健診は「エビデンス」が重要です。その意味では、無症状の方への「睡眠の健診」にはエビデンスはありません。しかし、矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、私は健診に「睡眠」の項目が入ることを強く期待しています。<br><br>米国予防医学専門委員会（USPSTF）は2022年の勧告で、無症状の成人に対するSASスクリーニングの利益と害のバランスを評価するには証拠が不十分だと結論づけています。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/nb3d9df7042a1'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 30 May 2026 21:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.32　予防のパラドックス——「重症患者を治す」だけでは、社会は健康にならない。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="731fe398-ade4-4a0e-931b-ac91b1b65c4f" id="731fe398-ade4-4a0e-931b-ac91b1b65c4f">私が予防医学の世界に軸足を移した動機の一つは、目の前の患者さんを助けたいという気持ちはもちろんですが、それ以上に<strong>自分や子どもたちが生きる「未来の日本社会」全体を健康にしたい</strong>という思いからです。そのためには、一人ひとりを診察室で治療するだけでなく、病気になる前の人たちに届くアプローチが必要です。今回は、その考え方の根底にある<strong>「予防のパラドックス」</strong>という概念を紹介します。<br><br>疫学者ジェフリー・ローズが提唱したこの概念は、一言で言えば「高リスクの人を治療するだけでは、集団全体の病気は減らせない」という逆説です。<br>具体例で考えてみましょう。高血圧が脳卒中の最大のリスク因子であることはよく知られており、否定しようのない事実です。しかし疫学的に見ると、社会全体で起きる<strong>脳卒中の絶対数として最も多いのは、実は診断基準を満たすほどではないが正常よりもやや高い「正常高値血圧」の人たちからです。</strong></p><p name="10abd0fd-767f-4332-ac27-711fd99e6121" id="10abd0fd-767f-4332-ac27-711fd99e6121">重症高血圧患者は一人ひとりのリスクは高いが、人数が少ない。一方、正常高値の人たちは一人ひとりのリスクは低くても、人口の中に膨大な数がいるため、集団としての発症数が最多になる。これがパラドックスです。<br><br>目の前の重症高血圧患者を治療することはもちろん正しい。しかし日本社会全体の脳卒中を減らそうと思えば、正常高値の人たちへのアプローチの方が社会的インパクトははるかに大きい。ただし、個々の人にとって直接的な恩恵は実感しにくい——これがパラドックスたる所以です。介入を受けた正常高値の人が「あなたは脳卒中にならなかった」と言われても、そもそも自分がなっていたかどうかわからない。予防とはそういうものです。余計なお世話として、個人から感謝されることもおそらくないでしょう。<br><br>予防医学はそもそもこの考え方が根底にあります。長く病院で勤務する臨床医だった私にはよくわかりますが、通常の臨床医にこの視点はあまりありません。仮に「正常高値血圧」の人が病院に受診しても「何しに来たの？」となりがちですし、紹介した医師が怒鳴られてしまうこともあるかもしれません。<br>もちろん、医療者側の意識を変えていくことは必要です。医療者への啓蒙も大切でしょう。でも私はそこに限界も感じています。だったらローズの予防パラドックスよろしく、ここでもアプローチを医療者から一般の方々へシフトしていく——その方が圧倒的に人口が多いのですから。私がこのコラムを続けている理由のひとつは、一般の方々への健康教育とリテラシー強化こそが、社会全体を健康にする最も効果的な道だと信じているからです。<br><br><strong>出典：Rose G. The Strategy of Preventive Medicine. Oxford University Press, 1992.</strong><br>Rose G. Sick individuals and sick populations. Int J Epidemiol. 1985;14:32-8.<br>Raza SA, et al. J Family Med Prim Care. 2018;7:1163-5</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n6b5c96b4cd0d'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 27 May 2026 13:34:08 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.31　腫瘍マーカーを人間ドックで測る意味は、どれくらいあるのか。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="80bc3817-31a7-48dc-bc7e-db4373e9414f" id="80bc3817-31a7-48dc-bc7e-db4373e9414f"><br>人間ドックのオプション検査の中で、腫瘍マーカーは迷う方が多い項目の一つです。「CEA」「CA19-9」「AFP」——血液一本で調べられる手軽さもあり、希望される方は少なくありません。ただ、Vol.26 <a href="https://note.com/makewell/n/nd853b7f4b84f" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.26　マンモグラフィとエコー、どちらを受ければいい？「エビデンス」の意味から考える。｜ドクターO</a>  27 <a href="https://note.com/makewell/n/ndf261ee083c7" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.27　胃カメラとバリウム、どちらを受けるべきか。そもそも胃の検査は必要か。｜ドクターO</a> で話した「対策型健診におけるエビデンスとは何か」という視点で見ると、腫瘍マーカーは明確です。<strong>腫瘍マーカーには、健診スクリーニングとして早期発見や死亡率減少につながるエビデンスがありません。</strong><br>では腫瘍マーカーは何のためにあるのかというと、本来の使い方は、すでにがんと診断された方の組織型の推定、治療効果の判定、再発モニタリングです。がんの存在がわかった上で、その治療経過を追う指標として使うものです。<br>腫瘍マーカーの有効性を正確に理解するには「感度」「特異度」「陽性的中率」という概念の理解が必要です。ただ、残念ながら医師の中でもこれを理解できている者は少ないのが現状です。<br><br>CA19-9を例に説明します。CA19-9は膵がんの腫瘍マーカーとして最もよく知られており、感度（膵がんがある人を正しく陽性と判定できる確率）は約72%、特異度（膵がんがない人を正しく陰性と判定できる確率）は約86%とされています（Wan C, et al. Front Oncol. 2022, 79研究・約21,000名のメタ解析）。数字だけ見るとかなり高そうに感じませんか。<strong>この数字だけ見て、なんとなく検査の精度として陽性・陰性の結果が7〜8割がた正しそうと感じたのであれば、それは数字のマジックに騙されています。</strong><br><br>問題は、膵がんの罹患率が人口10万人あたり約38人、つまり0.038%程度と非常に低いことです（国立がん研究センターがん統計）。この数値をもとに計算すると、一般集団に無作為にCA19-9を測定した場合、感度72%・特異度86%の検査精度であれば、<strong>陽性と出た人のうち実際に膵がんがある割合（陽性的中率）はなんとわずか約0.2%。つまり99.8%は「陽性だったけれどがんではなかった」ということになります。</strong></p><p name="2d91e79d-ded3-45bd-82dd-35c4c7ceb0a0" id="2d91e79d-ded3-45bd-82dd-35c4c7ceb0a0">そして二つ目のマジック。実はこの「感度72%」という数字自体が、健診の現場にはそのまま当てはまりません。この数字を出すための解析に含まれている研究の多くは、すでに症状がある方や、がんの疑いで精密検査を受けている方を対象としています。がんがある程度進行して腫瘍マーカーが上がりやすい状態の方が多く含まれているため、感度が高く出やすいのです。では、人間ドックのように「症状のない一般の方」にCA19-9を測った場合はどうか。日本の12,000人以上の無症状者を対象とした研究（Sekiguchi M, et al. Sci Rep. 2020）では、CA19-9の消化管がんに対する<strong>感度はわずか約7%</strong>でした。先ほどの72%とは桁が違います。つまり、実際の陽性的中率はさらに低い可能性があります。<br><br>偽陽性は医療にとってある程度避けられないものです。しかしCA19-9が有効な膵がんのマーカーだと信じて検査を受けた方にとって、「高値だった」という結果は大きな心理的打撃になります。膵がんかもしれないという不安を抱えて眠れない夜を過ごし、再検査のために何度も病院を受診し、CTやPETといった被ばくを伴う画像検査を受けることになるかもしれません。場合によっては生検や手術まで至り、結果として良性だったということもあり得ます。そのような経過が、陽性と出た方の大多数に起きる可能性があるわけです。<br><br>では腫瘍マーカーは完全に意味がないのかというと、そうとも言い切れません。一部の方にとっては、腫瘍マーカーをきっかけに膵がんを早期に発見できたことになります。その方にとっては、まさに命を救う検査になります。<br>ここで重要な概念が「事前確率」です。検査前のその人のがんリスクが高いほど、陽性的中率は大きく改善します。先ほどは一般集団（有病率0.038%）で計算しましたが、膵がんのリスクが高い集団——家族歴がある方、慢性膵炎・膵嚢胞のある方、糖尿病の血糖コントロールが急に悪化した方——では有病率が大きく上がります。仮に有病率が10倍（約0.38%）の集団で同じ計算をすると、陽性的中率は約1.9%まで上がります。依然として低い数字ですが、それでも一般集団の約10倍の意味を持つことになります。あまりないかもしれませんが、有病率が10%、つまり10人に1人が膵がんという集団にこの検査をしたとすると、陽性的中率は36%。元の約180倍まで跳ね上がります。<br><br>どのようなリスクを持つ方にどの程度の利益があるかは、現時点では明確に定まっていません。ただ言えることは、この検査の特性を十分に理解した医師が個別に勧め、受診者自身もコストと偽陽性のリスクを理解した上で受ける場合には、腫瘍マーカーが有効に働く場面もあり得る、ということです。「測れば安心」ではなく「何がわかって、何がわからないか」を知った上で選ぶ——それがこの検査と正しく向き合う唯一の方法です。<br><br><strong>出典：</strong><br>Wan C, et al. Diagnostic value of serum carbohydrate antigen 19-9 in pancreatic cancer: a systematic review and meta-analysis. Front Oncol. 2022. PMID: 35913776<br>日本膵臓学会「膵癌診療ガイドライン 診断法」<a href="https://www.suizou.org/PCMG2009/cq1/cq1-3.html" target="_blank" rel="nofollow noopener">https://www.suizou.org/PCMG2009/cq1/cq1-3.html</a><br>国立がん研究センター「膵臓がん統計」<a href="https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/10_pancreas.html" target="_blank" rel="nofollow noopener">https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/10_pancreas.html</a></p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n22798df676f0'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 23 May 2026 21:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.30　「いい健診施設」の選び方。きれいさや豪華さは、本当に大事なことではない。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="15247ce3-ce21-420a-af2b-4a1a116e316f" id="15247ce3-ce21-420a-af2b-4a1a116e316f"><br>人間ドックを選ぶとき、何を基準にしますか。立地の良さ、内装の清潔感、豪華な食事、充実したオプション検査——そういった情報はウェブで簡単に調べられますし、印象に残りやすい。気持ちはよくわかります。ただ正直に言うと、その基準だけで施設を選ぶのは、レストランを内装だけで選ぶのに似ています。本当に大事なことは、見えないところにあります。<br><br>公益社団法人日本人間ドック・予防医療学会は、2004年から「人間ドック健診施設機能評価」という第三者評価制度を実施しています。現在の最新バージョンはVer.5.0。書面審査と訪問調査員（サーベイヤー）による実地調査の2段階で、約100項目以上にわたって施設を評価し、基準を満たした施設に「機能評価認定」を与えるものです。認定は5年ごとに更新審査があり、一度取ればおしまいではありません。評価の中核には、①安全で正確な検査が行われているか、②健診当日に医師から直接結果の説明があるか、③専門スタッフによる保健指導があるか、④結果後のフォローアップ体制があるか——という4つの柱があります。<br><br>たとえば「比較読影が行われているか」という視点がここに含まれます。前回のコラム（Vol.29）で触れたように、胸部レントゲンや腹部エコーは過去の画像と比較することで初めてその変化が見えてきます。また「検体検査の精度管理が確立されているか」という項目も評価対象に含まれます。血液検査一つをとっても、検体の取り扱いから測定機器の管理まで、適切に運用されているかどうかで結果の信頼性が変わります。外から見ればわからない、地味で見えない部分です。<br><br>この評価制度が完璧だとは思っていません。認定施設が全国に数百施設ある一方で、未受審でも質の高い施設はありますし、認定を持っていることがすべての保証にはなりません。ただ、施設選びの客観的な参考指標として、現時点で最も整備されたものの一つです。近くの認定施設を探したい方には、日本人間ドック・予防医療学会監修の一般向けウェブサイト「e人間ドック」（https://www.e-ningendock.jp/）で地域別に検索できます。<br><br>もう一点、見えにくいけれど重要なことがあります。当日の結果説明です。検査をして郵送で結果が届くだけの施設と、当日に医師が直接説明する施設では、受診者が「次の行動」に移る確率が大きく変わることが分かっています。予約を取る前に「当日、医師から直接説明を受けられますか」と電話で一つ聞いてみてください。この質問への答え方が、施設の本質的な質を測るシンプルな指標になります。</p><p name="7af196b3-2062-43ec-824e-8f5053ce4cbe" id="7af196b3-2062-43ec-824e-8f5053ce4cbe">豪華なロビーと美味しい食事は、受診体験を快適にします。それ自体は悪いことではありません。ただ、健診の本来の目的は「あなたの体の変化を正確に把握し、必要な行動につなげること」です。その目的のために設計されている施設かどうか——その問いを持って施設を選ぶことが、何年にもわたって関係を続けるに値する場所を見つける第一歩だと思っています。<br><br><strong>出典：</strong><br>公益社団法人日本人間ドック・予防医療学会「人間ドック健診施設機能評価 Ver.5.0」https://www.ningen-dock.jp/<br>e人間ドック（認定施設検索）https://www.e-ningendock.jp/<br><br>＊noteの記事の内容は筆者の個人としての見解です。筆者所属の医療機関の見解とは一切関係ありません。内容の正確性には細心の注意を払っておりますが、万が一不適切な内容がございましたらご指摘いただけましたら幸いです。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n03386f8dd35d'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/260082612/profile_d21b5e88d214ba2aba6f142a368c04a1.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 20 May 2026 07:00:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.29　「前の年のレントゲンにも影があった」は、見落としではない。比較読影という話。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="102e0cc7-d98f-4869-83d0-26c02b81affa" id="102e0cc7-d98f-4869-83d0-26c02b81affa"><br>私はもともと呼吸器内科の専門医で、肺がんの診断・治療にも長く関わってきました。その経験から、少し言いにくいことをお伝えします。<br>誤解を恐れずに言うと、肺がんと診断された方の多くで、前の年の胸部レントゲンにも影が映っていることがあります。これを聞いてどう思うでしょうか。「じゃあ去年見落とされていたのか」と感じる方が多いと思います。でも、この問いへの答えは「多くの場合、そうではない」です。<br>胸部レントゲンというのは、空気が黒く、それ以外が白く映る、というシンプルな仕組みです。肺の中には無数の血管・気管支・リンパ節・過去の炎症の痕跡などが白く映り込みます。小さな影はそもそも「たくさん映っているもの」であり、そのひとつひとつについて「これはがんか、がんでないか」を白黒つけることは、レントゲン1枚では原理的に不可能です。CTを撮っても、ある大きさ以下の結節は「要経過観察」となるのが普通です。<br>では何をもって「がん」と判断するのか。がんは大きくなります。何年も変化しなければ悪性の可能性は低くなります。逆に、以前の画像と比べて明らかに大きくなっていれば、強く疑う根拠になります。この「比較読影」——過去の画像と今の画像を照らし合わせて変化を見る作業が、画像診断において極めて重要な理由がここにあります。前年の画像に「影があった」というだけでは、その時点でがんと診断する根拠にはなりません。大きくなったという事実が積み重なって初めて、後から振り返って「あれがその始まりだった」と言えるわけです。<br>これが「誤診」と区別されるべき理由でもあります。誤診というのは、すでに「肺がんの疑い」というレポートが出ていたのに対応しなかった、あるいは100人の医師が見れば100人が指摘できるほど明白な影を見落とした、というケースです。こうした前提が医療者と患者さんの間で共有されていないと、本来起きなくてもよいトラブルにつながってしまいます。<br>話を戻します。比較読影を活かすためにできることは、できるだけ同じ施設で受け続けること、あるいは前回の画像を持参することです。初めて受診した施設に過去の画像がなければ、比較ができません。「今年の画像に問題なし」と「去年と比べて変化なし」は、まったく意味が違います。後者のほうが、はるかに信頼性の高い情報です。名医と呼ばれる読影医が評価される理由のひとつも、過去の画像との微細な変化を見逃さない比較読影の精度にあります。健診施設を毎年変えていると、この比較ができません。記録を残し続けること、受け続けること——それ自体が、長い目で見た予防医学の資産です。<br><br>＊noteの記事の内容は筆者の個人としての見解です。筆者所属の医療機関の見解とは一切関係ありません。内容の正確性には細心の注意を払っておりますが、万が一不適切な内容がございましたらご指摘いただけましたら幸いです。</p><p name="09b00b5a-a26a-4ddf-87fb-85de04fcef74" id="09b00b5a-a26a-4ddf-87fb-85de04fcef74">#癌・がん検診 #肺がん #比較読影 #レントゲン #医療リテラシー</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n6b55aab0a6ce'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/260082612/profile_d21b5e88d214ba2aba6f142a368c04a1.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 16 May 2026 21:30:00 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/makewell/n/n6b55aab0a6ce</link>
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      <title>Vol.28　健診の「ABCDE判定」——このシステム、私はやめたらいいと思っている。でも日本人には合っているとも思っている。</title>
      <media:thumbnail>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/262796163/rectangle_large_type_2_fb3cdc11ceecbad25120fd56f84f70d8.jpeg?width=800</media:thumbnail>
      <description><![CDATA[<p name="6205a8c1-e049-41ec-b415-c241d8a881ee" id="6205a8c1-e049-41ec-b415-c241d8a881ee"><br>健診の結果を説明していると、毎年必ずいくつかのパターンに出会います。「この項目がBなんですが、なんでAじゃないんですか」と繰り返す方。問題のない範囲だと伝えても「でもAじゃないですよね」という言葉が返ってきます。全く別の方は、「E判定」を見て「こんなに悪いんですか……」と表情が曇ります。Eは多くの施設で「現在治療中・経過観察中」を意味する判定で、病気が重篤だということではないのですが、AからEというアルファベットの並びを見れば、Eが最も深刻に見えるのは無理もありません。<br><br>このABCDE判定というシステムについて、私は正直なところ<strong>廃止した方がいいとすら思っています。</strong>まず、そもそもこの判定基準、<strong>全国統一の強制力のある基準があるわけではありません</strong>——これはおそらく多くの方にとって驚きでしょう。どの数値で何判定にするか、あるいはABCDという方式にするかどうかも含め、大げさに言えば施設の数だけ異なる判定基準が存在します。年齢も判定に反映されていません。30代と70代が、同じ数値で同じアルファベットに振り分けられているのです。<br><br>さらに項目によっては、Aが医学的に「最も良い数値」でBがそれに次ぐ、というわかりやすい構造の場合もあります。一方で、Aは単に「多くの人がここに収まる範囲」を意味するだけで、Bはそこからはみでたというだけのこともある。コレステロールを例にとると、標準範囲より低いことは多くの場合むしろ望ましく、Sでもいいくらいなのに、B判定やC判定がついてしまうことがあります（低すぎる場合は別の疾患を疑うこともあるので一概には言えませんが）。つまり「C判定＝悪い」とは限らないのに、並びを見た受診者はそう受け取ってしまう。<br>一方で、このシステムが日本人の気質と非常に合っていることも感じています。日本人は「平均と比べてどうか」をとても気にします。外来で（敢えて）「この数値は平均くらいですね」と言うと、明らかに表情が和らぐ方が多い。数値の医学的な意味より、「自分が集団の中のどこにいるか」の方が気になる——ABCDE判定はその欲求に的確に応える仕組みです。「あなたはB（標準からわずかに外れている）」「あなたはA（標準の中にいる）」。わかりやすく、安心や不安のスイッチとして機能します。<br>もう一つは「誰かに判断してほしい」という欲求です。医師や専門家にABCDで格付けしてもらい、それを受け入れる方が楽だという方は少なくありません。C判定からB判定を目指す、BからAを目指す——成績を上げる感覚で健康に向き合える。それ自体が行動変容のきっかけになることもあります。<br>ただ、本来、人と比べたり平均と比べたりすることに、予防医学的な意味はほとんどありません。意味があるのは「昨年の自分との比較」と「自分の数値が示すリスクの理解」です。<br>時々「こんなに努力しているのになぜC判定なんですか！」と怒る方もいらっしゃいます。学校や職場でも似た場面はありませんか。「私はあの人より頑張っているのに、なぜあの人より低い評価なんですか」という状況です。気持ちはわからなくもないのですが、他者からの評価に翻弄されている間は、主体的に自分の健康と向き合っているとは言えません。せめて自分の体のことくらい、矢印を自分に向けてほしい——そう思います（もちろん、基準値そのものには重要な意味があります。ある数値以上は疾患リスクが高まるといった指標は、正しく使えば非常に有用です）。<br>判定はあくまで「情報」です。その情報を使って、自分に向けた行動を一つ決める——それが健診を受けっぱなしにしない唯一の方法だと私は思っています。<br>昔、ある小学校の校長先生の講演で、算数の習熟度別クラスをA・B・C・Dと名付けようとしたら職員に猛反対され、代替案として出てきたのが「花・鳥・風・月」クラスだったという話を聞いたことがあります。私は半分冗談で「健診の判定も花鳥風月でいいんじゃないか」と思っています。「月判定」と言われた方が、「D判定」より少しだけ前向きな気持ちで帰れるかもしれません。<br><br>＊noteの記事の内容は筆者の個人としての見解です。筆者所属の医療機関の見解とは一切関係ありません。内容の正確性には細心の注意を払っておりますが、万が一不適切な内容がございましたらご指摘いただけましたら幸いです。</p><p name="715c0ef3-9548-4880-80ac-4166ad1e0b8a" id="715c0ef3-9548-4880-80ac-4166ad1e0b8a"><br>#健診・人間ドック #健診判定 #ABCDE #健康リテラシー</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n72d0f81dc294'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/260082612/profile_d21b5e88d214ba2aba6f142a368c04a1.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 13 May 2026 07:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.27　胃カメラとバリウム、どちらを受けるべきか。そもそも胃の検査は必要か。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="e7095ee9-0b77-4876-b9f6-8d5fe0fdc757" id="e7095ee9-0b77-4876-b9f6-8d5fe0fdc757"><br>「胃の検査はバリウムと胃カメラのどちらがいいですか？」——これは乳がん検診の「マンモかエコーか」<a href="https://note.com/makewell/n/nd853b7f4b84f" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.26　マンモグラフィとエコー、どちらを受ければいい？「エビデンス」の意味から考える。｜ドクターO</a>　と並んで、健診の現場でもっともよく聞かれる質問のひとつです。ただしこの2つの問いは、構造的に似ているようで、決定的に異なる点が一つあります。<br><br>前回（<a href="https://note.com/makewell/n/nd853b7f4b84f" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.26　マンモグラフィとエコー、どちらを受ければいい？「エビデンス」の意味から考える。｜ドクターO</a>）のマンモ対エコーでは、「対策型検診として現時点で死亡率減少のエビデンスがあるのはマンモのみで、国もそれを推奨している」という明確な非対称性がありました。しかし胃がん検診では、胃部X線検査（バリウム）も胃内視鏡検査（胃カメラ）も、いずれもが国の指針で推奨されています。これが出発点として重要です。<br><br>国立がん研究センターの有効性評価ガイドライン（2014年版）では、50歳以上を対象に2年に1度、「胃部X線検査または胃内視鏡検査のいずれか」を推奨しています。バリウムについては日本国内の複数の観察研究のメタ解析で、受診により40〜48%の胃がん死亡率減少が示されています（感度70〜80%、特異度85〜90%）。内視鏡については、80,272人を中央値13年追跡した大規模な日本の研究（Narii N, et al. Cancer Sci. 2022）で、内視鏡検診受診者の胃がん死亡率が非受診者比で61%低下（HR=0.39）することが示されています。<br><br>では「どちらを選ぶか」。多くの消化器内視鏡専門医は、内視鏡の方が早期病変の発見に優れていると感じており、その感覚は一定の根拠に基づいています。早期胃がんは、わずかな色調変化・微細な凹凸として現れることが多く、直接粘膜を観察できる内視鏡はこのような変化の指摘に優れています。内視鏡では疑わしい部位から組織を採取して確定診断が可能であり、食道・十二指腸も同時に観察できます。バリウムで異常が見つかった場合は確定のために内視鏡を行う「二度手間」も生じます。内視鏡検診がバリウム検診と比較して死亡率減少効果が大きい可能性を示唆した研究もいくつかあります（Hamashima C, et al. Cancer Sci. 2015）。ただし、現時点で明確にバリウム検査よりも胃内視鏡検査が対策型健診として優れている、（バリウムを受けるべきではない）という結論には至っていません。<br><br>ところで、そもそもピロリ菌がいない人に胃がん検診は必要なのでしょうか。胃がんの大部分（日本の報告では90%以上、国際的には75〜90%）はピロリ菌感染を背景に発生するといわれています。<strong>ピロリ菌に一度も感染したことがない未感染者は、胃がんリスクが極めて低い</strong>ことは確かです。<br><br>「であれば、ピロリ菌陰性と確認された人は胃がん検診を受けなくていいのでは？」——この問いは論理的に妥当で、おそらく将来的にはその方向に進む可能性があります。しかし現時点では、ピロリ菌陰性かどうかで胃がん検診の対象を分けた方法は、国の対策型検診として提唱されていません。理由はいくつかあります。まず「ピロリ菌陰性」の結果が必ずしも「真の未感染」を意味しないことです。除菌後・偶発的除菌・胃粘膜萎縮進行による自然消失・偽陰性といった状況では、検査で陰性と出ても胃粘膜がすでに傷ついている場合があります。また、ピロリ菌陰性者を対象から外した場合の死亡率への影響を検証した質の高い臨床試験がなく、集団全体への適用を支持するエビデンスがないのです。<br><br>最後に、健診の現場の実態について少し言いにくいことを書きます。胃の検査に限らず、人間ドックや企業健診の検査内容は、多くの場合、健保組合と健診施設との契約によって決まります。健保が「胃の検査を実施すること」を健診項目として含めていれば、健診施設はその内容を履行することが原則です。必ずしもエビデンスや医師の推奨通りの検査内容が行われるとは限らないわけです。「この受診者にとって、今この検査が本当に必要か」を正確に判断するためには、健保組合の側にも検診の有効性・対象・間隔を正しく見極められる医師が関与していることが必要なのですが、現状ではすべての健保組合でそのような実態にはなっていないようです。</p><hr name="57e7d8fb-0daf-4029-a3a1-931b73a7002b" id="57e7d8fb-0daf-4029-a3a1-931b73a7002b"><br/><a href='https://note.com/makewell/n/ndf261ee083c7'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/260082612/profile_d21b5e88d214ba2aba6f142a368c04a1.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 09 May 2026 21:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.26　マンモグラフィとエコー、どちらを受ければいい？「エビデンス」の意味から考える。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="84b7200f-bc5f-4a8a-b2b3-baa5fd81faa9" id="84b7200f-bc5f-4a8a-b2b3-baa5fd81faa9">「乳がん検診はマンモとエコー（超音波）、どちらがいいんですか？」——これは健診の現場で最もよく聞かれる質問のひとつです。答えは簡単ともいえるし、とても難しいともいえます。<br><br><strong>「40歳以上なら2年に1回マンモグラフィでいいよ」</strong>——これが最も優等生で、問題の少ない回答です。でも、もしかすると別の答えをされたことがある方もいるかもしれません。<br><br>この問いに正確に答えるには、まず「エビデンス」という言葉の意味を正確に理解する必要があります。エビデンスとは、わかりやすく言えば「きちんとした臨床試験で確認された根拠」のことです。特に死亡率を下げることが証明されているかどうか——これが、対策型健診における「エビデンス」の核心です。<br><br>現在、国が「対策型健診（国が推奨する公的ながん検診）」としてマンモグラフィを採用しているのは、「マンモグラフィが乳がん死亡率を下げる」という複数の強固なエビデンスがあるからです。国立がん研究センターも2024年時点で、<strong>視触診や超音波検査については「乳がんで亡くなることを防ぐ科学的根拠が不十分なため推奨されていない」と明記しており、マンモグラフィと超音波を同時に受けることや、2年ごとのマンモグラフィの間に超音波を追加することも、現時点では推奨されていません。<br></strong><br>一方、「エコーのほうがマンモより感度が高い」と感じている現場の医師は少なくありません。実際、マンモグラフィで異常が指摘された場合にエコーで精密検査をすることは多いですし、マンモグラフィでは見えないのにエコーでのみ異常が指摘できることも珍しくない。そうした経験から、「だったら超音波だけやればいいのでは」と主張する医師もいます。<br><br>この問いに答えるべく行われたのが、J-START（Japan Strategic Anti-cancer Randomized Trial）です。40歳代の日本人女性76,196名を対象にした世界初の大規模ランダム化比較試験で、これまでに出ている結果をまとめると、マンモグラフィ＋超音波の併用群はマンモグラフィ単独群よりも感度が高く、がん発見数も有意に多く、早期がんの発見や進行乳がんの累積罹患率の低下が示されています。ただし一方で、併用群では「要検査」と判定される率が上がり、針生検などの侵襲的な追加検査も増えるという「不利益」も確認されています。基本的には併用群のメリットが大きそうな結果ではありますが、最も重要な点として、現時点ではまだ「乳がんによる死亡率の低下につながる」という最終結果は確認されておらず、さらなる長期追跡が必要とされています。<br><br>つまり、何年か後に「健診は超音波で！」がスタンダードになる可能性はあるとしても、現時点で「マンモはやめて超音波だけで！」というのは、少なくともエビデンスの面からは正確ではありません。そもそも、エコーの健診でたくさんの乳がんを見つけられたという論文が一本出た、というだけではエビデンスとは呼べません。あとから真逆の結果の研究が報告されることは日常茶飯事で、何本も何本も同じような結論の論文が重ねられてはじめて、エビデンスがある、と言えるようになります。残念ながら、このことを正しく理解している医師は非常に少ないのが現状です。<br><br>ただし、「エビデンスがない＝使ってはいけない」ではないということも、押さえておく必要があります。国が税金で多くの人に提供する対策型健診には「多数の人に適用しても有効である」という高いエビデンスが必要です。だから市町村のがん検診はマンモグラフィを採用しています。これは合理的な判断です。しかし、皆さんが自分のお金や健保組合のお金で受ける任意型健診・人間ドックについては、その限りではありません。<br><br>たとえば、マンモグラフィのエビデンスは主に欧米の白人女性を対象とした研究で構築されており、そのデータをそのまま日本人に当てはめることには異論もあります。日本人に多い「高濃度乳房（デンスブレスト）」の女性では、エコーのほうが発見率が高いという研究も多数あります。超音波の読影に長けた医師にとっては、マンモグラフィよりもエコーのほうが確実に早期がんを見つけられる、という状況もあり得ます。「偽陽性になってもいい、とにかく見逃しだけは避けたい」という価値観であれば、併用という選択肢もあるでしょう。強固なエビデンスはなくても、信頼できる医師の勧めに従ってマンモグラフィ以外の方法を選択することも、状況によっては決して間違いとは言えないのです。<br><br>このエビデンスという考え方は、普段科学的な文献に触れていない方が一朝一夕に身につけるのは難しいですし、インターネットの情報から正確なものだけを選び取るのも容易ではありません。残念ながら医師の中でもエビデンスを正しく理解している人は少数派であり、信頼できる医師を見つけること自体が、重要な一歩になるかもしれません。<br><br>まとめると、基本的にはマンモグラフィを2年に1回受けておくのがまず間違いない。ただし、<strong>乳がん検診のエビデンスについて十二分に理解している医師が個別に判断して「あなたにはこちらのほうがメリットがある」と判断した場合には、それ以外の健診方法があなたにより大きな利益をもたらす可能性もある</strong>——そんなところでしょうか。</p><hr name="8dc04e92-4653-4ff0-8d47-dd3ec5165585" id="8dc04e92-4653-4ff0-8d47-dd3ec5165585"><br/><a href='https://note.com/makewell/n/nd853b7f4b84f'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/260082612/profile_d21b5e88d214ba2aba6f142a368c04a1.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 06 May 2026 07:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>記事の内容を更新しました</title>
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      <description><![CDATA[<p name="2ea2fab5-85f0-4e9d-9015-c241891af0d0" id="2ea2fab5-85f0-4e9d-9015-c241891af0d0">先ほどすでに公開していた<br><br><a href="https://note.com/makewell/n/n2658090447c7" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.3　幸福を決める「4つの軸」について｜ドクターO</a><br><br><a href="https://note.com/makewell/n/n9d211f6a8775" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.10　遺伝的に高リスクでも、生活習慣で運命は変えられる。｜ドクターO</a><br><br><a href="https://note.com/makewell/n/n16ac4c70f412" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.18　「親ガチャ」を嘆いて終わるか、活かして生きるか。｜ドクターO</a><br><br>の３記事について、最新のエビデンス等を踏まえて一部内容を更新しました。特に<a href="https://note.com/makewell/n/n2658090447c7" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.3　幸福を決める「4つの軸」について｜ドクターO</a>については本ブログの目的にもかかわる部分なので慎重に文献検索などを重ねて記載しております。<br><br>今後も科学的に正しい、かつ皆様のwell-beingにつながるような記事の作成に努めてまいりたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n8cf595243314'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 03 May 2026 22:14:25 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.25　「加熱式なら安心」は正しいか？</title>
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      <description><![CDATA[<p name="ff5cdfda-0f08-44a3-bcef-27ad7efce9fb" id="ff5cdfda-0f08-44a3-bcef-27ad7efce9fb">「紙巻タバコは体に悪いけど、加熱式（電子タバコ）なら癌にならないんでしょう？」<br>予防医学の現場で本当によく聞かれる質問です。</p><p name="a5e8b494-7cde-490d-b694-d83065414d97" id="a5e8b494-7cde-490d-b694-d83065414d97">これに対して、私はよく下記の返答をします。最初に断っておくと、これは私自身の発案ではなく、私もどこかで誰かに聞いたか、読んだかしたものなのですが、記憶が定かではなく出典が記せません。申し訳ございません。私のオリジナルでないことは記しておきます。<br><br>「紙巻タバコが50階から飛び降りるとすれば、加熱式は10階から飛び降りるようなものです」</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n87f720b5d991'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 02 May 2026 21:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.24　「やらされ健康」から卒業する</title>
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      <description><![CDATA[<p name="56b69592-3b48-4157-a448-17fa41fab021" id="56b69592-3b48-4157-a448-17fa41fab021"><br>健診で異常値を指摘されて「医師に言われたから運動を始めた」人と、「自分が70歳でも山を歩きたいから今から体を作る」と決めた人——どちらが習慣を続けやすいでしょうか。<br><br>答えは明らかです。後者です。これは根性や意志力の差ではなく、心理学的な構造の差です。<br><br>自己決定理論（Ryan &amp; Deci, 2000）では、行動の動機を「外発的（外から強制・誘導されたもの）」と「内発的（自分の内側から湧き出たもの）」に分け、内発的動機付けが習慣の維持に圧倒的に強いことを示しています。「怖いからやる」「怒られるからやる」は短期的には機能しますが、長続きしません。<br><br>医師として感じるのは、健診の場で「このままだと病気になりますよ」という伝え方が、短期的な行動変容を引き起こすことはあっても、長期的な習慣化にはつながりにくいということです。<br><br>では、内発的動機付けを引き出すにはどうするか。<br>鍵は「なぜ自分はこれをするのか」を自分の言葉で言えること、です。「医師に言われたから」ではなく「自分がこうなりたいから」。このビジョンが具体的であればあるほど、行動の動機は安定します。<br><br>「10年後の自分が誰と何をしていたいか」を想像してみてください。そこから逆算すると、今日の行動の意味が変わります。これは自己決定感を高めるための、最もシンプルで効果的な方法の一つです。<br><br><strong>出典：</strong><br>Ryan RM &amp; Deci EL. "Self-Determination Theory and the Facilitation of Intrinsic Motivation, Social Development, and Well-being." Am Psychol. 2000;55(1):68-78.<br>Williams GC, et al. "Motivational predictors of weight loss and weight-loss maintenance." J Pers Soc Psychol. 1996;70(1):115-126.<br><br>＊noteの記事の内容は筆者の個人としての見解です。筆者所属の医療機関の見解とは一切関係ありません。内容の正確性には細心の注意を払っておりますが、万が一不適切な内容がございましたらご指摘いただけましたら幸いです。</p><p name="a1221186-f3ca-4676-a424-a68306667aa0" id="a1221186-f3ca-4676-a424-a68306667aa0">#Well-being（総論） #自己決定 #内発的動機 #行動変容</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/na770a3fc7433'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/260082612/profile_d21b5e88d214ba2aba6f142a368c04a1.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 29 Apr 2026 07:30:00 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/makewell/n/na770a3fc7433</link>
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      <title>Vol.23　健康寿命に影響する「生活習慣」とは</title>
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      <description><![CDATA[<p name="b523551a-4872-4d58-bb02-804db641ad49" id="b523551a-4872-4d58-bb02-804db641ad49"><br>健康寿命を縮める生活習慣。専門家として正直に言えば、答えは驚くほど地味です。<br><br>厚生労働省の「令和4年版厚生労働白書」には、日本人の死亡に関与するリスク因子が寄与度順に記されています。1位：喫煙。2位：高血圧（塩分・肥満・運動不足が主因）。3位：高血糖（食事・運動・体質）。4位：飲酒。5位：運動不足。6位：果物・野菜の低摂取。<br><br>…驚くほど地味ですよね。</p><p name="c90486ad-2c8a-45fc-9e62-65979fb8e78c" id="c90486ad-2c8a-45fc-9e62-65979fb8e78c">実は①タバコと②お酒をやめて、③塩分を控えて④よく歩く、そして⑤定期的にがん検診をうけるだけで、多くの病気が予防できることになります。<br>逆にいうと、それ以上のことはプラスアルファがあるかもしれませんが、ないかもしれない。それくらい、この５つの行動のインパクトが極めて大きいです。<br><br>「最新の研究で発見された○○成分が健康長寿に効く！」という情報と比べると、全く魅力がない。でも、これが現実です。<br><br>誤解のないよう言っておくと、私はサプリメントや最新の健康法を全否定したいわけではありません。将来的に有用と証明されるものもあるかもしれません。<br><br>ただ重要なのは、これらの「地味な王道」を実践した上で、余裕があればプラスで考えるべきだということです。<br><br>タバコを吸いながら高価なサプリを飲む。これは穴の空いたバケツに高級な水を注ぎ続けるようなもので、いくら注いでもバケツは満たされません。<br>まず穴を塞ぐ。それが最初のステップです。<br><br>生活習慣の改善は「やるかやらないか」という二択ではありません。10%良くなっても意味があります。毎日運動できなくても週2回歩くことは、何もしないより確実に違います。完璧主義が、最大の継続の敵です。「全部やらなきゃ意味がない」という思い込みを、まず手放してみてください。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/nc70ea5cbe63a'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/260082612/profile_d21b5e88d214ba2aba6f142a368c04a1.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 25 Apr 2026 21:30:00 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/makewell/n/nc70ea5cbe63a</link>
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      <title>Vol.22　睡眠専門医は「パンダより少ない」——日本の睡眠医療の現実。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="1a9a96f8-a1e6-47c7-9e12-093ef3ebb1d4" id="1a9a96f8-a1e6-47c7-9e12-093ef3ebb1d4"><br></p><p name="41c518b5-2b0f-4645-93dc-331c74227e46" id="41c518b5-2b0f-4645-93dc-331c74227e46">あなたは「睡眠専門医に相談したい」と思ったことはありますか。日本には、国民の睡眠に関心を持つ人が急増しています。でも医療体制はどうか。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/nf2cb261dd670'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/260082612/profile_d21b5e88d214ba2aba6f142a368c04a1.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 22 Apr 2026 07:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.21　「いびき」を気づきのきっかけにしよう。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="a4566882-e803-4ba8-aed7-5b5c5960b553" id="a4566882-e803-4ba8-aed7-5b5c5960b553"><br></p><p name="2e84e843-e733-4d0a-a4c4-015c202333df" id="2e84e843-e733-4d0a-a4c4-015c202333df">「うちの夫のいびきがうるさくて」と笑い話にされることがありますが、睡眠専門医の立場では全く笑えない話です。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n5e00f9f2af86'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 18 Apr 2026 21:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.20　朝食を抜いた日、あなたの脳は省エネモードで動いている</title>
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      <description><![CDATA[<p name="f81b070a-6440-4884-ace4-464a0c5ce4df" id="f81b070a-6440-4884-ace4-464a0c5ce4df"><br></p><p name="e6222585-bca0-4600-8367-387bc619ff71" id="e6222585-bca0-4600-8367-387bc619ff71">「朝は忙しくてコーヒーだけ」という方、案外多いですよね。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n4037b6408d39'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/260082612/profile_d21b5e88d214ba2aba6f142a368c04a1.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 15 Apr 2026 07:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.19　「1日8000歩」で十分？ 運動の「正解」を整理する。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="cda11de1-3342-4508-86ae-b747fa9791de" id="cda11de1-3342-4508-86ae-b747fa9791de"><br></p><p name="20aecfda-86be-4070-aa8a-719d17d960f9" id="20aecfda-86be-4070-aa8a-719d17d960f9">「もっと運動しなさい」と健診で言われた方は多いと思います。でも、「具体的に何を、どれくらい」という話になると、急にあいまいになりませんか。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/nc9f57be2ab76'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 11 Apr 2026 21:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.18　「親ガチャ」を嘆いて終わるか、活かして生きるか。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="c4c1c3a1-500c-4c89-ab7c-452ebfc9054b" id="c4c1c3a1-500c-4c89-ab7c-452ebfc9054b">＊2026.05.03 更新＊<br><br>「親ガチャ」という言葉があります。生まれた家・遺伝的体質・育った環境——人生の「初期設定」は自分では選べない。これは紛れもない事実です。</p><p name="a86aaa44-91f5-4841-961f-a02b8a34ee58" id="a86aaa44-91f5-4841-961f-a02b8a34ee58">このコラムでも何度か触れてきましたが、糖尿病・心疾患・がん・認知症など多くの病気には遺伝的な要素が確かにあります（Vol.8　<a href="https://note.com/makewell/n/na9420d9a8272" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.8　「遺伝だから仕方ない」でも「家族にいないから大丈夫」でもない。｜ドクターO</a>　Vol.10　<a href="https://note.com/makewell/n/n9d211f6a8775" target="_blank" rel="nofollow noopener">Vol.10　遺伝的に高リスクでも、生活習慣で運命は変えられる。｜ドクターO</a>）。「同じものを食べていても太る人と太らない人がいる」「家系的に若くして心筋梗塞を起こす家族がある」——こうした体質の差は、本人の努力や意志とは別の次元で確かに存在します。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n16ac4c70f412'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 08 Apr 2026 07:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.17　健診の歴史——日本はなぜ世界有数の健診大国になったのか。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="73a0bc47-20c5-4db9-ab52-a4949b30dee2" id="73a0bc47-20c5-4db9-ab52-a4949b30dee2"> </p><p name="794a1d53-2500-4c93-a2c6-3077b4ec5f92" id="794a1d53-2500-4c93-a2c6-3077b4ec5f92">日本は世界でも類を見ない「健診大国」です。これほど組織的・制度的に健康診断が普及している国は珍しい。その背景には、戦後の歴史があります。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n6a2b5bd74586'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 05 Apr 2026 21:30:00 +0900</pubDate>
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      <title>Vol.16　「健診」と「人間ドック」は何が違うのか。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="a71ff060-ac19-4eed-bda7-c9e514e43ed2" id="a71ff060-ac19-4eed-bda7-c9e514e43ed2"><br></p><p name="e2bba0ac-e1c5-4062-8f19-572151325d26" id="e2bba0ac-e1c5-4062-8f19-572151325d26">「健診って毎年受けているけど、人間ドックとどう違うの？」——この質問、健診の現場でとても多く聞かれます。</p><br/><a href='https://note.com/makewell/n/n25fd6fa51b95'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>ドクターO</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 01 Apr 2026 07:30:00 +0900</pubDate>
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