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【2.5次元舞台ニュース】「ぴあが女性向けマンガレーベル設立」「インド映画『RRR』尾上松也&城田優のW主演で新たにミュージカル化」「ミュージカル 刀剣乱舞」、2027年12月までの2年間で完結へ」

人気著しい2.5次元舞台の現状をつかむ日々のニュースをまとめていきます。今週は、

  • ぴあが女性向けマンガレーベル設立 映像化や舞台化、イベントなども視野に

  • インド映画の金字塔『RRR』尾上松也&城田優のW主演で新たにミュージカル化

  • ネルケプランニング、「天王洲 銀河劇場」の運営を開始

  • 「ミュージカル 刀剣乱舞」、2027年12月までの2年間で完結へ

です。


小林多喜二(泰江和明)らプロレタリア派3名のビジュアルなど解禁 舞台『文豪とアルケミスト 掬ウ者ノ響歌(コンチェルト)』

DMMの手掛ける人気ゲーム「文豪とアルケミスト」、順調に舞台かされております。3月上演の最新作はプロレタリア派の小林多喜二らが物語の中心です。ちょっと文アルに興味出てきました。


ぴあが女性向けマンガレーベル設立 映像化や舞台化、イベントなども視野に

ぴあの事業拡大に「この手があったか」と思いました。イベント運営やチケット販売の仲介を手掛けるぴあが、漫画レーベルを設立し、漫画配信プラットフォーム「コミックシーモア」を通じて漫画作品の配信を始めます。舞台化や映像化なども見据えてということなので、原作を抑えにきたなと思いました。舞台化はもちろん、アニメ化などすればイベントも視野に入ります。

最初のタイトルが溺愛系なのでまずは映像狙いでしょうか?ぴあは出版事業もやっているので、単行本もでるかも?とかも期待です。

そしてこういうときに配信プラットフォームとして選ばれるのが「シーモア」というのがすごいな、と思います。


インド映画の金字塔『RRR』尾上松也&城田優のW主演で新たにミュージカル化

大ヒットしたインド映画「RRR」。宝塚歌劇団の舞台化に続き梅田芸術劇場主催のミュージカルになります。歌舞伎界の尾上松也とミュージカル界の城田優のW主演で、城田優は脚本にもかかわります。お二人ともすごい大活躍。


閉鎖危機の劇場を救え――NY州が新たな文化保護政策を発表

ニューヨーク州の非営利芸術団体の救済のため、州が動き出すことになります。確かに足元のコスト上昇を考えると、広い空間が必要な劇場は経営が厳しいかも。そして早晩東京でも必要ではないだろうか?

NYでは確かにブロードウェイの観客数はコロナ禍前の水準に戻ろうとしているのですが、実はNYC郊外からの来場は30年ぶりの低水準なのですよね。コロナで観劇習慣が途絶えたともいわれています。在宅勤務が増え、「仕事帰りに立ち寄る」がなくなったことも大きいようです。


「チェンソーマン」ザ・ステージの第二弾、「レゼ篇」の上演が決定 土屋直武、梅津瑞樹、甲田まひる、平野 綾が続投

映画も大ヒットした「チェンソーマン」 レゼ篇 」。舞台にもなります。レゼ役の発表はこれから。


ペコポン侵略ミュージカル「ケロロ軍曹」上演決定!脚本・演出は川尻恵太であります

こちらも息の長いIPの「ケロロ軍曹」。ミュージカル化です。川尻さんの脚本と演出は期待できる。あのコミカルなキャラクターをどう演じるかは気になる。


舞台「劇場版モノノ怪」2026年5月に上演、3部作の前日譚を描く 薬売り役は新木宏典

「劇場版モノノ怪」の舞台化です。こちらも期待できるIP。


「ガチアクタ」舞台化決定!主人公・ルド役は今牧輝琉 2026年5月から東京・京都で

アニメもヒットした「ガチアクタ」、舞台になります。なかなかいいキャスティングとキービジュアルだったのですが、ガチアクタには肌の色が褐色のキャラクターが序盤から複数登場しており、海外のファンからは肌を褐色にして演じることが「ブラックフェイス」との指摘も。色々議論を見ると、米国中心に英語圏に深く根付く差別に基づくものなので、納得は難しそう。単純に褐色の肌の設定にして海外で大人気になった作品の舞台化において、役者の育成を待てなかったという事情があるのかなと。(このあたり実写版「映像研に手を出すな」はクリアしたので)。制作側の意図は不明ですが、少なくとも英語圏から反発があることは想定していないといけなかったのだなと思います。


舞台「銀牙 -流れ星 銀-」~牙城決戦編~ 、多言語字幕付きでYouTube配信


国際交流基金のサポートで、「舞台「銀牙 -流れ星 銀-」~牙城決戦編」が字幕付きで海外配信です。英語や中国語、フランス語など。「銀河」はスウェーデンで人気なのでぜひスウェーデン語とかもやってほしい。


劇団四季『ゴースト&レディ』ライブ配信実施

藤田和日郎先生の黒博物館 ゴーストアンドレディを原作とする劇団四季のミュージカル「ゴースト&レディ」。2026年5月17日の大阪公演のライブ配信が決まりました。これ東京公演を見たのですが舞台セット含めて傑作なので是非原作ファンは見てほしいです。


「ハイキュー!!」、各ユニバースから「ジャンプフェスタ2026」ステージに登壇

https://haikyu.jp/news/4569/

2025年12月に開催された「ジャンプフェスタ2026」で、「ハイキュー!!」関連のステージイベントが開催されました。主役の日向翔陽を中心に、アニメの声優、舞台の役者が各ユニバースを超えて集結しました。いまはマルチメディア展開が当たり前なのでほかの作品でもこういうのが増えてきてほしい。


忍たま新シリーズ始動 舞台とミュージカルの2面展開

「忍たま乱太郎」の舞台化も歴史が長いですね。こちらは舞台化とミュージカル化の同時発表です。


「ポーの一族」宝塚歌劇雪組により舞台化 2026年7月から10月にかけて上演

「ポーの一族」が再び宝塚の舞台に。宝塚の定番演目になるかも。


エヴァ歌舞伎、碇シンジ役は上村吉太朗に決定!渚カヲル役・尾上左近と共演

エヴァンゲリオンの歌舞伎化、本当になるのだなという気分です。歌舞伎でロボットはどうやるのだろうか。ここに最近人気著しい上村吉太朗と尾上左近が出てくるのは納得。


ジブリの名作『もののけ姫』が市川團子&中村壱太郎でスーパー歌舞伎に

スーパー歌舞伎もヒットが続きます。「もののけ姫」がスーパー歌舞伎に。スーパー歌舞伎はアクションも豊富なので期待です。アシタカ役は人気急上昇中の市川團子です。


ネルケプランニング、「天王洲 銀河劇場」の運営を開始したことを発表

2.5次元舞台市場を支えるネルケプランニングが着実に地位を固めています。2.5次元舞台の上演が多かった「天王洲 銀河劇場」の運営を開始しました。

銀河劇場は天王洲駅すぐ近くで、746席の規模。ホリプロのグループ会社の銀河劇場が運営しており、代々木アニメーション学院の運営会社が運営権を取得していました。今回ネルケが運営を引き継ぐ形です。東京都内はとにかく劇場不足なので2.5次元舞台が確実に上演できる箱はありがたい。


「ミュージカル 刀剣乱舞」、2027年12月までの2年間で完結へ

2015年の初演から人気を積み重ねてきた「ミュージカル 刀剣乱舞」。とうとう東京ドームライブを実施するほどのIPになりましたが公式に27年までの2年間で完結に向かうことが発表されました。

トライアル公演からまさかここまで来るとはと思いつつ、多くの役者を育ててきました。原作はゲームですが、ゲームは物語らしきものはほとんどなく、ミュージカルも任意の刀剣男士を舞台ごとに選び、公演ごとに物語を描いてきました。歴史上の人物を数多く登場させたことも印象的なつくりでした。

物語の作りこみ、設定などには批判はあれど、間違いなく2,5次元舞台を日本に根付かせたIPのひとつだと思います。


-能 狂言- 『日出処の天子』2026年に大阪・北海道・愛知にて上演決定

東京で大好評だった-能 狂言- 『日出処の天子』、2026年に大阪・北海道・愛知にて上演決定です。これは配信とかもしてほしい。


【余談】

新番組「光一&シゲのSHOWマン」待望の初放送!「2.5次元ミュージカル」を大特集


https://post.tv-asahi.co.jp/post-579382/

テレビ朝日の「光一&シゲのSHOWマン」の初回で「2.5次元ミュージカル」が取り上げられました。漫画的な舞台上の演技やミュージカル的な歌の演出を茶化さずにきちんと演出家まで招いて解説するつくりに感慨深いものがありました。「ここまできたか」と。やはり2.5次元舞台の面白さは、脚本家や演出家の新たな解釈による深みだと思います。それはグランドミュージカルも一緒です。もちろん原作は重要ですが、2次元の原作をどう解釈して舞台上に「原作のもつ面白さ、感動」を再現するのかが重要なのだと思います。


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