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こぼれた絵の具と明日の景色

薄紅色の街を
水彩絵具でなぞってみる。


色が混ざるのを怖がって
筆を止めてしまう。


不快を避けようとすると
世界はいつの間にか 彩度の低い
モノクロームの風景になる 。


「嫌な出来事」は
絵の具をこぼしたあとのようなもの。


でも、
その汚れをどう直そうかと考えるとき

私は初めて
自分の本心と向き合うことができる。


出発点は、どこ?
不快から逃げるため?
それとも、光を描くため?


四月の風に
キャンバスを広げてみればいい。


こぼした絵の具さえも
美しい明日の景色へと変わっていく
1日でありますように!

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