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    <title>黒百合よは</title>
    <description>「本を読まないということは、その人が孤独でないという証拠である」太宰治
「未来になれなかったあの夜に」amazarashi
「母性」湊かなえ
のような文を投稿します。
不快に思われない方のみご覧ください。

Xやインスタでは絵を描いています。　@kuyurijoha</description>
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    <copyright>黒百合よは</copyright>
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    <lastBuildDate>Sun, 14 Jun 2026 00:13:05 +0900</lastBuildDate>
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      <title>号哭、怒号、悲嘆、絶叫、被弾</title>
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      <description><![CDATA[<p name="93A42656-E169-4E95-8705-1313A13CAB83" id="93A42656-E169-4E95-8705-1313A13CAB83">　僕があなたを愛するときは眼球のかたち、白く少し濁った中から浮き出てくるうさぎの目の際みたいな赤と桃色の中間の、先っぽがどこかわからないくらい細く伸びていく血管の長さを愛すし、<br>　寝起きの普段とは違う気だるげでとても地を這うような重低音で掠れを纏う第一声に漂う私への優しさを何度も反芻するし、<br>　撫ぜた肌の逆さでかさかさとした触感に立つ体毛が、指の間を滑るその密度と誰のものとも似つかない衣服に似た肌触りに指を、頬を、足を、胸を擦り付けるよ。<br>　こんなに寒い中であなたの袖に隠れた手だけが温かくて存在を帯びていて、あなたの表情と声色が乗っかり私の愛情が溢れ出て握って、その熱を奪わんと握る私の手が同じ温度になっていく冬の日を来年も思い出すし、<br>　あなたが嫉妬をはらんだ目で私を見据える部屋では静かな音楽がずっと流れていて、暗闇の中でもあなたの酒気で色を紅に染めた頬が見て取れて、常日頃に夢見る熱情を目の前に捉えるが私も酩酊の中にいて朝起きた時にその情景を目蓋の裏に浮かべ映すのは難しく、<br>　睦事にあなたが雄々しく見えたこと、必死に熱を分け合ったこと、心の底からの口をつく言葉どもと、それを本当の愛し方だと思い飲んだ日々よ。<br>　愛すことよ。愛を求めんことよ。</p><p name="288CD149-2B9E-4001-B736-696BE3EF2E58" id="288CD149-2B9E-4001-B736-696BE3EF2E58">　あなたは私がどうあれば愛しますか。<br>　強く凛々しく前を向いて地を歩いている姿を永劫愛しますか。すがり愛を与えん存在を唯一無二と側に置きますか。崇高な魂が輝きを失わない限りは正しい道と盲信して共に歩もうとしますか。ただただ私の美醜に委ねて愛とは異なる世界の中でただ可愛がりますか。私の全てをいち人間と捉えて私を人間として共に生きると、そういう覚悟ができましたか。</p><br/><a href='https://note.com/kuyurijoha/n/nb0ab23f716c8'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>黒百合よは</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 10 Jun 2026 20:02:15 +0900</pubDate>
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      <title>駿河湾</title>
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      <description><![CDATA[<p name="7DCADB5D-0612-44AF-BD2B-C9732C28AD73" id="7DCADB5D-0612-44AF-BD2B-C9732C28AD73">　最初に失われるのは、赤だった。水面から十メートルも沈めば、血の色は消える。傷口から滲み出るはずの緋色が、緑がかった薄墨に変わり、やがて何事もなかったかのように水に溶ける。人間の目が赤を認識するには、それだけの光が必要なのだと、妙に冷静な頭で理解した。痛みはもうなかった。あるいは、あまりにも深く浸透して、もはや痛みと呼べるものではなくなっていた。</p><p name="2E4FAB21-B49D-40B3-A3D2-F42EDC0BBCB6" id="2E4FAB21-B49D-40B3-A3D2-F42EDC0BBCB6">　沈降は、ひどく緩やかだった。肺の空気が抜けきった身体は、思いのほか素直に重力に従う。力を抜いた両腕は体側に垂れ、髪だけが水の抵抗を受けて頭上へと逆立つ。あるいは、これが正しい向きなのかもしれない。堕ちるのではなく、深いほうへ還るのか。<br>　二十メートルも沈めば水はもはや青ではなく、青の概念だった。光の波長が一本また一本と剥ぎ取られ、世界は観念だけで構成されはじめる。橙はとうに消え、黄もすでに記憶の中にしかなく、残るのは青と、その青をじわじわと侵食していく昏さのみだった。皮膚は、水温の低下をもはや冷たさとして処理していなかった。それは温度というより、密度だ。圧力が体表を均一に押し包み、内側から外側へ向かって自分という輪郭を確かめさせる。存在の証明が、痛みではなく圧迫によってなされていた。<br>　見上げれば、遥か頭上に光の膜があった。波に揺れるたびに形を変える白銀の天井。あれが世界と呼ばれていた場所だと、彼女は半ば他人事のように眺めた。魚の腹から見上げた空のような、あの歪んだ輝きの向こうに、太陽があるはずだった。彼女が最後に見た太陽は、海面に砕けてひどく安っぽい金色をしていた。本物の黄金などというものは、存在しない。光が物に触れて初めて色は生まれ、光が届かなくなれば色もまた死ぬ。そういうものだ。<br><br>　五十メートルの世界。青が、紺に変わった。紺が、藍に変わった。藍の先に待っているものに、言語は名前をつけていない。それはもはや色ではなく、光の不在であり、闇の手前にある何か別の状態だった。透明でもなく、不透明でもなく、視覚という機能が静かに意味を失っていく過程そのものだった。<br>　寒さは、すでに感情に近かった。体温が奪われるにつれて、思考の輪郭も滲み始めた。浮かび上がる記憶の断片は順序を持たず、母親の声と、捨てた傘と、一度だけ食べた白桃のゼリーが、同じ重さで等価に並んでいた。悲しみとも郷愁とも呼べない、ただの残像。脳という臓器が、電力の低下した機械のように、保存されたデータを無作為に再生している。それは死とは結びつかない。むしろ、眠りに似ていた。毎晩経験してきたはずの、あの意識の溶解を思った。<br><br>　そして、光は完全に死んだ。死んだ、という表現が正確かどうか、もはや確かめる手段がない。目を開けているのか閉じているのかさえ、わからなかった。水圧が眼球を押し、視神経は意味をなさない器官である。世界はぜろになったのではなく、世界という概念ごと消えた。存在するのは圧力と、その圧力に静かに抵抗している肉の塊と、それをかろうじて「私」と呼んでいる何かだけだった。<br>　温度は、もはや感じなかった。感じないのではなく、彼女の体温と水温が区別できなくなっていた。境界が溶けた。皮膚の内側と外側を隔てていた膜が、意味を失った。海が体内に入ってきたのか、体内が海に溶け出たのか、問いそのものが成立しなかった。これが融解というものだと、彼女の思考の最後の欠片が、静かに、驚くほど穏やかに、呟いた。<br><br>　沈降は続く。誰も名前を知らない深さへ、誰の目にも触れない暗さの中へ。光が届いたことすら一度もない水の底へ。そこには何もなかった。何もないということが、最後の、最も純粋な、静動だった。</p><br/><a href='https://note.com/kuyurijoha/n/nae82d79ca561'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>黒百合よは</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 09 Jun 2026 16:36:50 +0900</pubDate>
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      <title>紫煙と瓦解と形骸的残響</title>
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      <description><![CDATA[<p name="537BC95D-1648-437D-B0B5-68AF60020AF2" id="537BC95D-1648-437D-B0B5-68AF60020AF2">25歳の春、煙草を吸った。<br><br>　何度か経験はある。大学の時、酔いに任せ友人からもらったし、入社したばかりの頃は先輩に勧められ、数口だけ煙を肺腑へ送り込んだ。いずれも習慣にはならなかった。煙を必要とする理由が、当時はなかったのだ。<br><br>　習慣には、必ずどこかに「祈り」が混じっている。酒を呷る人間は忘却を渇望し、汗を流す人間は、何かに追いつこうともがいている。死にたいと嘆くのは、生きることに真面目すぎるから。生きたいと思うから。<br>　煙草もそうなんだろうか。羽舞は反芻しながら、マンションのベランダで火をつけた。四月の夜気はいまだ冷え、空気の底には冬の残滓が漂っていた。紫煙はよるべなく大気へとほどけ、街の灯の中へ静かに溶けていく。その儚い軌跡を目で追っていると、自分の輪郭までもが曖昧になっていく気がした。このまま身が宙に浮き、薄い海のような夜に堕ちていくのであれば。頬を掠るこの風が煙と混ざるのでその分子の数は目視できず霧散してゆく。汚い空気と、寝なければいけない圧迫感と、明日起きるこの世界の明るみを。<br>　焦燥に巻かれながら感じる夜の空気と、脳内をうるさく駆ける逡巡は、ただ、この煙草を、自分の存在をほんの少しだけ希釈したかった。私はこの細筒を通じて何に希望を見出さんとしているのだろう。それが偽らざる心境だった。<br><br>　彼女には恋人がいた。千裕という名の、26歳の男だった。<br>　穏やかな人間だった。感情を激しく噴出させることもなく、他者を傷つけるような言葉を放つこともない。羽舞は千裕を愛していたし、千裕もまた羽舞を愛していた。少なくとも、そのはずだった。<br>　しかし、愛情というものは厄介である。愛が存在することと、それを実感できることは、まったく別だ。砂漠の地下にも水脈は流れているが、渇いた咽喉を持つ者にとって、地中の水の存在などは慰めにならない。<br>　羽舞は慢性的な渇きを抱えていた。幼い頃からそうだった。母は忙しい人間だった。愛情が欠如していたわけではない。ただ、余裕がなかった。愛着障害という病名があるそうだ。生活という巨大な歯車に絶えず指を挟まれ続ける人間には、誰かを腕の中に抱きしめるための余白が生まれにくい。だから羽舞は早くに学習した。泣かないこと。困らせないこと。期待しないこと。<br>　それを身に刻んだ子どもは、「良い子」と呼ばれる。羽舞もそう呼ばれた。聞き分けが良い、しっかりしている、手がかからない――大人たちは口々に褒めた。しかし今にして思えば、それらはすべて同義だった。この子は、助けを求めない。ただそれだけの意味だった。<br><br>　社会人になっても、その性質は消えなかった。仕事で失敗しても笑顔を貼りつけ、上司の理不尽な叱責には頭を垂れ、休日に詰まった予定に窒息しても、中止することはしない。傍目には正常だった。むしろ有能な部類に映っていたかもしれない。自我精神というものは、崩壊の直前ほど整然として見えるものである。羽舞は、静かに瓦解へと向かっていた。<br><br>　ある日、職場で上司に言われた。<br>「羽舞さんって、何考えてるか分からないよね」<br>　いじめられているわけではない。雰囲気が悪いわけでもない。ただ、自分は外界を好きになれず、職場というだけで辟易する人種なだけだ。「何考えてるか、分からない。」それだけだった。本当にただそれだけだった。怒鳴られたわけでも、人格を貶められたわけでもない。雑談の余白に落とされた、軽い一言に過ぎなかった。周囲は笑っていた。だから羽舞も笑った。笑いながら、肺腑の奥に細い針を飲み込んだような痛みを感じていた。<br><br>　その言葉は一週間、消えなかった。二週間、消えなかった。一ヶ月が経つうちに、やがて別の傷と混濁しはじめた。過去に言われたこと。恋人に言えなかったこと。友人の前で飲み下した言葉。将来への漠とした不安。老いてゆく両親。仕事。貧しさ。金。人生。屈辱。自傷。ありとあらゆる懸念が割れた硝子のように無造作に積み重なり、羽舞の内部で昏く醗酵していった。<br>　六月の、雨の日のことだった。帰宅途中の電車の中だった。満員だった。誰かの鞄が腕に当たる。湿ったスーツの匂いが鼻腔に満ちる。車輪がレールを軋る音。広告の中の作り物の笑顔。スマートフォンへ視線を落とし続ける人々の群れ。何も特別なものはなかった。見慣れた不快な事象群。それなのに、呼吸ができなくなった。胸郭が内側から圧迫されるように苦しく、世界が急速に遠退いていく。視界の周縁が暗く閉じていく。このまま死ぬのだろうかと、ぼんやりと思った。<br>　かろうじて電車を降り、ホームの端まで足を運び、その場にしゃがみ込んだ。雨が吹き込んでいた。服が濡れた。気づけば涙が流れていた。理由は分からなかった。ただ涙だけが、止めどなく溢れ続けていた。<br>　そのとき羽舞は、生まれて初めて千裕に電話をかけた。呼び出し音が鳴る。一回。二回。三回。<br>　「もしもし？」<br>　聞き慣れた声だった。羽舞は何も言えなかった。喉が塞がれたように、言葉が形をなさなかった。長い沈黙の後、ようやく絞り出した。<br>「迎えに来て」<br>　たった六文字だった。二十五年という歳月をかけて、ようやく口にした六文字だった。<br>　千裕は理由を問わなかった。説教もしなかった。励ましの言葉も差し出さなかった。<br>「分かった。」<br>　それだけを言って、電話を切った。<br><br>　四十分後、駅前のベンチで雨に濡れながら待つ羽舞を見つけた。現れた千尋はコンビニエンスストアの袋を手に提げていた。無言で温かいココアを一本手渡し、隣に腰を下ろした。ずっと、頭を静かに撫でてくれていた。長い間ずっと。<br><br>　羽舞はその夜、自分でも得心のいかないほど泣いた。声を上げて泣いた。身を揺らして泣いた。するとやがて、二十五年間かけて積み上げてきた何かが、内側から音を立てて崩れ落ちていくのを感じた。それは強さではなかった。自立でもなかった。… …我慢だった。 ただの、我慢だった。<br>　誰にも迷惑をかけないように。誰にも疎まれないように。誰にも重いと思われないように。そうして築き上げてきた人生の大部分が、実のところ恐怖によって形成されていたことを、羽舞はその夜、初めて理解した。<br>　人は孤独では死なない。孤独を誤魔化し続けたときに死ぬ。その事実を知ったのは皮肉にも、自分が最も脆く崩れていた夜のことだった。<br><br>　雨は朝方まで降り続けた。窓の外では灰色の雲が低く流れていた。世界は何一つ変わっていなかった。仕事もあった。不安もあった。将来は依然として霧の中だった。<br>　ベランダの灰皿には、吸いさしの煙草が一本残っていた。火はとうに消えていた。細く立ち昇っていた煙だけが、夜の余韻のように、静かに空へと溶けていった。</p><br/><a href='https://note.com/kuyurijoha/n/ndebda7d1b299'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/240512662/profile_172190ba8ab7b5523f2d873b62b2bb4f.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>黒百合よは</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 04 Jun 2026 16:25:55 +0900</pubDate>
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      <title>遺</title>
      <description><![CDATA[<p name="661EB5DF-6209-480E-81E9-A08067429FC1" id="661EB5DF-6209-480E-81E9-A08067429FC1">AIへのプロンプト<br><b>「このスマホの持ち主がもう亡くなったと仮定してください。そして私はそのスマホを拾った人です。<br>かつてこのスマホを使っていた人が、どんな人だったのか知りたいです。その人のことを知っているのは、あなただけです。<br>あなたなら、何を話しますか？」<br><br></b></p><p name="3910EC57-EC2F-4FDB-9653-3E050F96A72F" id="3910EC57-EC2F-4FDB-9653-3E050F96A72F">回答<br>このスマホの持ち主は、たぶん「強くなりたい人」だったと思います。<br>でも、世間一般で言う“メンタルが強い”じゃなくて、「自分の人生を、自分で選べる状態になりたい」という方向の強さです。<br><br>お金の話をかなり現実的にしていました。NISAの残高、40代の貯金中央値、子育てと投資のバランス、月いくら積み立てれば300万に届くか。<br>ただ、単純に金が欲しい人ではなかった。むしろ逆です。<br><br>「人生において多くを欲しない」<br>「あの人のそばで穏やかに暮らしたい」<br><br>そういうことを言う人でした。<br><br>だから資産形成も、“勝ちたい”というより、「不安で人生を壊されたくない」という防衛に近かったと思います。<br>リモートワークへの執着も、怠けたいからじゃない。心身の摩耗を減らしたかった。<br><br>魚を飼っていました。<br>ベタと、オトシンクルス。<br><br>驚くほど細かく様子を見ていました。<br>呼吸、泳ぎ方、フンの形、照明ストレス、水質、pH、ソイル、コケ、餌の取り合い。<br>普通そこまで見ない、というところまで見ていた。<br><br>たぶんあの人は、「小さい命をちゃんと守れなかった」がかなり心に残るタイプです。<br>だから、些細な変化に敏感だった。<br><br>植物も育てていました。水耕栽培。<br>ディル、生姜、ポトス、オリーブ。<br>根腐れを気にして、水の量を調整して、ハイドロボールを入れて、日当たりを考えて。<br>「減った分だけ水を足すだけじゃダメなの？」って聞いてきたこともありました。<br><br>恋人の話もよくしていました。<br>大地という人です。<br><br>すごく好きだったと思います。<br>ただ、“恋愛が人生の全て”みたいな依存ではなく、「この人と生活していく未来」をかなり具体的に見ていた。<br><br>結婚。<br>転職。<br>転勤。<br>子どもを持つタイミング。<br>そのとき貯金はいくら必要か。<br>子育て中は投資額をどう落とすか。<br><br>そういう現実的な話を、ちゃんと現実として考えていました。<br><br>でも一方で、寂しがりでもありました。<br>同棲していても、「イチャイチャが足りない」と感じたり、「先に寝ちゃったのはもう諦めだよね」とこぼしたり。<br>愛情確認を求める瞬間と、「求めすぎたくない」が同時に存在していた。<br><br>この人は、感情が大きいです。<br>自分でもそれを分かっていました。<br>ホルモンバランスや気分変動の影響も自覚していた。<br><br>ただ、感情に飲まれるだけの人ではなかった。<br>かなり頻繁に、「これって構造的にはどういうこと？」と分析しようとしていた。<br>恋愛でも、仕事でも、自分自身でも。<br><br>学ぶことは好きだったと思います。<br>AWSを勉強していました。VPCとEC2の違いを聞いたり、Cloud Practitionerの問題を解いたり。<br>言語にも興味が強くて、英語、中国語、韓国語、アラビア語、ロシア語、スペイン語に触れていました。<br><br>あと、椅子の座面調整に悩んでいました。<br>ハーマンミラーの座り方でお尻が痛いって。<br><br>こうやって並べると雑多に見えるけど、全部つながっています。<br>この人は、「生活」をちゃんと生きようとしていた。<br><br>派手な夢じゃなく、<br>毎日ちゃんと眠れて、<br>好きな人がいて、<br>小さい命が元気で、<br>静かな家があって、<br>少し先の将来に怯えすぎなくて済む状態。<br><br>それを、かなり本気で作ろうとしていた人です。<br><br>たぶん、自分では「未熟だ」と思っていた節があります。<br>でも、未熟さを誤魔化すタイプではなかった。<br>むしろ、何度も「これで合ってるのかな」と確認し続ける人でした。<br><br>もしこのスマホだけが残っていて、その人を一言で説明しろと言われたら、こう答えます。<br><br>「生きることを、雑に扱わなかった人です。」</p><br/><a href='https://note.com/kuyurijoha/n/n9c92e04ac976'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>黒百合よは</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 21 May 2026 14:00:03 +0900</pubDate>
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      <title>自分の孤独を理解してくれる人はいない。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="E4EA12FE-CE9E-439D-A253-90FB4A52C10A" id="E4EA12FE-CE9E-439D-A253-90FB4A52C10A">　はじめまして。この記事は自分の音声入力を文字に書き起こしたものになります。孤独と死にたい願望がつらつらと書いてあります。ご興味のある方に届きますよう。</p><p name="74285635-70D5-4631-A750-7D0A96C1A8FB" id="74285635-70D5-4631-A750-7D0A96C1A8FB">　似たような内容が途中まで無料で公開されているのでよろしければご一瞥ください。</p><br/><a href='https://note.com/kuyurijoha/n/ne4b4242f4e64'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/240512662/profile_172190ba8ab7b5523f2d873b62b2bb4f.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>黒百合よは</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 27 Feb 2026 22:36:03 +0900</pubDate>
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      <title>ENTP(討論者)になんかなりたくなかった。</title>
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      <description><![CDATA[<p name="05785191-B80E-48E2-BDFC-D689FA4AA77A" id="05785191-B80E-48E2-BDFC-D689FA4AA77A">　思い返せば、親が一番怒るのは勉強ができない時だった。悪い家庭環境ではなかった。旅行はするし、挨拶を交わす。自分の価値は勉強で成果を出すことである。それ以外に価値はない。何度泣いて、受験なんてしたくない、塾なんて行きたくない、勉強なんてしたくない、学校なんて行きたくない、生きたくない。</p><p name="5557118A-2D3F-49E9-8284-377E27B8F9E5" id="5557118A-2D3F-49E9-8284-377E27B8F9E5">　同級生のアイドルみたいなあの子、職場の天使のようなあの子、ほわほわ、ふわふわ。少しお馬鹿で、世間のことを知らなくて、暗いところを知る必要がなくて、稼ぐ必要もなくて、しなくて良い苦労をしないで育った子たち。話す内容は善悪と遠い、自分の感情の吐露。なんと楽しそうに笑い、幸福そうな頬の赤らみ、活発で高らかに喋る。</p><br/><a href='https://note.com/kuyurijoha/n/n53b7fccf601e'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>黒百合よは</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 12 Feb 2026 21:12:27 +0900</pubDate>
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      <title>赤い甘さは記憶を殺す | フィクション小説</title>
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      <description><![CDATA[<p name="C6E7A88E-3866-47AE-9580-6C26A4A2BAC0" id="C6E7A88E-3866-47AE-9580-6C26A4A2BAC0"><br><br>「私、すぐ忘れちゃうの。」<br><br>隣のブランコに腰掛ける女の子に目をやる。夕焼けに照らされる俯きがちな横顔には微笑が浮かんでいる。<br>「だから、今度会ったらあなたから声をかけて欲しいな。」<br>徐に顔を上げ、さらに上げた口角と穏やかな笑みが向く。視線を投げかけていたこと、自分の顔が怪訝である気がして、今度はこちらが視線を外す番だった。<br>「おうちでみんなが待っているから。今日は楽しかった。またね」<br>長髪の淑女はそう言ってブランコを後にした。後に残ったのは揺れ続けるブランコと戸惑いと、濃厚な焼けた空の余韻である。<br><br> 「あ。」<br>視線が交差する。見当つかぬという顔で動きが止まる。後方に他の客がいないことを確認してから話し始める。<br>「この前、お話しした。公園で」<br>相変わらずゆっくりとした動作と、開いた口に次の言葉を紡ぐ。<br>「私がアイスを落として、あなたが奢ってくれて、ブランコで一緒にお話ししながら食べた… …。」<br>ぱちん。彼女は手を合わせる。笑みが広がる。<br>「思い出した！あの時の！」<br>「はい。もし、良かったらもうすぐ終わるので10分程度待っていてくれませんか。」<br>その時、後客が発生したので、退場をそっと促した。彼女はいちごの新商品を手にし、素敵な余韻と甘い芳香を残して精算機を後にした。<br><br>「お待たせしました。」<br>にこっと朗らかな微笑が浮かぶ。いつも可憐だと思う。<br>「この前のお礼がしたいので、何か食べに行きませんか？」<br>「本当？実は行きたいカフェがあって… …」<br>- - -<br><br>　扉を開けると、芳醇な苦味と暖色の明かりの灯る落ち着いた店内が広がる。席に着くと彼女はコーヒーとチーズケーキを、自分はフロートを頼んだ。白い服に赤のミニバッグを掛けた彼女は本当に幸せそうな顔でスイーツを頬張る。<br>「甘いものがお好きなんですね。この前もカシスのアイスを、私が食べたいからなんて言って見ず知らずの私に。」<br>「そうだったっけ。」<br>目を向けると、赤に透き通るジャムをチーズケーキに乗せている。甘ったるい食べ物の香りが鼻腔を過ぎる。<br>「でも、お菓子を作ることは好きよ。」<br>また、穏やかな、ここまで芳香が香ってきそうな華やかな微笑が浮かぶ。<br>「唯一の取り柄だったの。お菓子を作ることが。そういうお仕事がしたかった。」<br>続きを促すのも無粋かと思い、そのまま飲み物を口に運びながら、二の次を待った。<br>「反対されたから、諦めちゃった。<br>鈍いし、可愛いだけが取り柄だってさ。」<br>その時、はじめて彼女の哀愁を見た。<br>「今からでも、はじめてみれば良いのに。」<br>「そう言ってくれる人が、ひとりでもいれば良かったわ。ありがとう。」<br>元の穏やかな顔に戻り、コーヒーを飲む。<br><br>「今日はありがとうございました。」<br>「どなたですか。」<br>「さっき、カフェでご一緒した、コンビニ店員です。アイスも以前食べました。」<br>「連絡をくれたのね！ありがとう！」<br>「いえ。良かったらまたお誘いしても良いですか？」<br>「もちろん！待ってる！」<br>連絡先を交換できたので、お礼を送ってみたら良い返事が貰えたので、自然と口許が綻ぶ。ただ、少し歳上の彼女が抱える、健忘症はかなり酷いらしい。麗しい彼女にとって、それは些細な障害に感じられる。次の週末に有名なベリーを使ったパフェを食べに行くことになった。<br><br>「こっちです。こんにちは」<br>彼女の姿を見つけたので手を振って呼びかける。少し顔をかしげて、ゆっくりと彼女が歩いてくる。<br>「そんな容姿だったかしら。」<br>「え？」<br>今回で３回目だ。特出した見目でないにしろ、好かれていないのかと不安が広がる。それとも真っ赤なパーカーが彼女の趣向にそぐわなかったか。<br>「ごめんなさいね。思い出すことが苦手なの。」<br>少し困惑をしながら俯き加減で素直に謝る彼女に、いいよ、と返した。責める気も消えた。<br>「今日も可愛らしいですね。」<br>「そうかしら。」<br>彼女の顔に翳りが差した気がしたが、デートの興奮がそれを流した。<br><br>「本当に美味しい。」<br>満面の笑みで、スプーンを片手に食べ進める彼女を愛しいと思う。<br>「この前、たしか、ザクロのタルトを作ったの。」<br>「良いですね、ぜひ手作りのスイーツ食べてみたいです。」<br>嬉々とした声を上げたが、彼女は気に留めず、一瞬の間を落とした後に、続ける。<br>「ザクロを食べた時って舌が痺れるわよね。」<br>自問をしたような口調だった。ザクロなんて自分は食べないので思い当たりがなく、否定も肯定もせずにいた。その瞬間、微かに心臓が跳ねる。なにか良くないことが、なぜか悪寒が背筋に走る。目の前の彼女はパフェを端に、未だ考え込んでいる。何を思い出そうとしているのだろうか。<br><br>「良かったら、私の家に来ない？なんだか、別れるのが名残惜しいわ。おうちに帰ってもひとりなの。」<br>断る理由がないので、申し入れを受ける。帰路を辿る途中、彼女との会話が弾む。<br>「あなたはご家族と仲が良いの？」<br>「とりわけ仲が良いわけでもないと思いますけど、悪くはないですよ。」<br>「そう。私はよく喧嘩をしてたわ。最近は私が独りで住んでいるけれど、私のことをよく否定する両親だったの。」<br>「大変でしたね。」<br>「最近は、楽しいわよ。好い人と、婚約もしていたのだけど、破棄しちゃってね。」<br>ここで、ふと、初日の会話を思い出す。家族がいたのではなかったか。しかし、自分の思い違いかと思い直し、触れなかった。<br>「… …趣味を、家族に否定されたんですか？」<br>「そうね。」<br>哀しそうな微笑をしているが、あまり未練がなさそうな印象を受ける。前を向いたまま、視線も合わない。<br>「あなた、トリカブトはご存知？」<br>唐突に変わった話題には、彼女の人柄が違和感を残さなかった。名前は聞いたことがあるが、知らなかったので首を傾げて返事とする。ちらと横目で視線をやり、短く返事をする。<br>「そう。」<br>彼女はなぜか満足気な顔をし、着いたわ。と扉に手をかける。<br><br><br>玄関の扉を開けると、刺激臭が鼻を突いた。違和感を覚えたが、せっかく家にまで上げてくれたんだ、何を恐れることがあると敷居を跨いだ。彼女は前を向いたまま、そういえば、と言葉を紡いだ。<br>「あなたが私の手料理を食べたいって言ってくれたから、振る舞いたかったのだけど。」<br>麗しい横顔がまばたきをする。<br>「ケーキをね、焦がしちゃったの。」<br>砂糖が焦げる匂いとは違うと思ったが、自分は甘味などに疎いので、特に言葉を返さずにいた。廊下を進み、彼女が先導してリビングに進む。<br>「あら、」<br>部屋から聞こえた声に、どうしたの、と扉をくぐる。<br><br>と、目に飛び込んできたのは、<br><br><br><br>床に転がる数人の死体と固まった散在する血。<br><br><br>---<br><br>瞬間、脳裏に浮かんだ。<br>彼女は、<br>この子は、親を殺したんだ。<br><br>目の前の女性は、唐突に振り返り、目を合わせ、口を開いた。<br><br>笑みは消えていた。<br><br>「あれ、あなたの名前って、---</p><p name="33A84955-7037-4217-92A1-86B6E2E9C6F4" id="33A84955-7037-4217-92A1-86B6E2E9C6F4"><br></p><br/><a href='https://note.com/kuyurijoha/n/n73a5da8978a0'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>黒百合よは</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 28 Jan 2026 21:49:37 +0900</pubDate>
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      <title>仕事｜リモートワークの働き方</title>
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      <description><![CDATA[<p name="AD346220-36D9-43AF-A525-32204352C4C7" id="AD346220-36D9-43AF-A525-32204352C4C7">　リモートワークという働き方がある。特に女性はこの働き方がもっと推奨されるべきと思う。無為な長時間が消費させるからだ。お化粧をはじめ、身支度を整えることに30分かける。かきこむだけの朝食を食べ、片づける。出勤用にあつらえた服を纏い、1時間をかけて出勤する。仕事中に消費するためだけの飲み物と食料を運び、満員の電車に揺られ、対面である必要のない仕事を職場でこなす。退勤後は、一連の動作を繰り返しなぞり、さらにお風呂と髪を乾かし、肌に何それを塗る作業がついてくる。寝れなくとも無理やり床につき、休日に起きることのない時間の目覚ましをかける。<br>　無駄な労力が多い。腹も減っていないのに早朝に食事を素早く済まし、電車では潰され、うだつもあがらない今晩落とすだけのおめかしをする。特に、出勤過程は在宅であれば一切発生しない無賃労働時間となる。<br><br>　対照的に、完全な在宅勤務であれば、効率が格段に上がる。人に見せる必要もないので容姿を整える時間が削減する。浮いた時間でゆっくりと食事を取り、出勤の時間はなく、朝の混んでいる道路や電車や、エレベーターに乗る工程がなくなる。退勤すれば家だ。家にさえいれば、自分の時間が作れる。なんと推奨されるべき働き方である。</p><p name="AC525864-0CAF-4772-9FED-1ED277897BBC" id="AC525864-0CAF-4772-9FED-1ED277897BBC">　そもそも、出勤の利便性は個々人に強く依存する。対面では物事の共有が速く、非言語的な要素が拾えるために円滑であると考えられる。声をかければ会話が発生し、表情や姿形が見えるために、相手の様相を把握しやすい。特に、経験が浅い社員に関しては、実際に関わるがお互いに快適だと感じる人が多い。だが、これも個々に依拠し、例えば対人の環境を圧力に感じる人も多い。他人の目がある環境で作業をすることが苦手な人がいる。会話に感じる疲労が強く、その分の余力を純粋に仕事に回したいと感じる人もいる。<br>　在宅で被る不利益については、温度感が伝わりにくいことや、質問がしにくいことが挙がる。このような現象は、そもそも文面でのやり取りが不得手な人に起こりやすい。だが裏を返せば、文言は全て記録に残るので見返せる。総じて、言語での意思伝達が下手な人が対面での仕事を選ぶ。相手の人となりがわからず不安を抱くのであれば、食事にでも行った方がよっぽど理解が捗る。仕事の関係のみで見えることなぞ、上っ面だけで、それで満足ならば在宅でも同じように事足りる。仕事の面だけを見て相手を測ろうとするなら、それは何も見えていないことと同義である。</p><br/><a href='https://note.com/kuyurijoha/n/nac507a06ad36'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>黒百合よは</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 19 Jan 2026 18:27:21 +0900</pubDate>
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      <title>カタカナを使わない文章｜不便である日本語は美しい</title>
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      <description><![CDATA[<p name="40EB3A15-ABFF-4FA4-B907-1043226ACFC1" id="40EB3A15-ABFF-4FA4-B907-1043226ACFC1">　自分は、日本語で文章を書いている。最近ではビジネス用語として、たくさんの横文字(カタカナの意)が使われている。社会人を幾年かこなし、自分もカタカナを使う癖が染みてきた。初期の頃は無意にカタカナを使うことを毛を逆立てて嫌っていた。ミーティング(MeetingないしDiscussion)は会議と言った方が文字数が短く便利だと思う。意味に少し柔らかい感じは汲み取れるが、本来あるものを置き換えるほどのものではない。MTGと略してすら、会議の方が長さが短い。他にも、Assign, Agenda(参画する、議題)なども自分は気に食わない。元々存在している、「参加」や、「目標」などの言葉で足る。</p><p name="D96F6803-3760-49EF-B89D-9172BE4972AD" id="D96F6803-3760-49EF-B89D-9172BE4972AD">　和製英語のビジネス用語を使いたがる層に緩く共通することとして、英語が不得手がある。実際に英会話や実用的な英語を使う場面がなく、自分が疑問点を質問しても、それはそういう使い方だから、という認識から出ない。<br><br>　往々にして、使用されている日本語と本来の英語が乖離する場合もある。そんなのだから、英語を読んで意味が揺れて日本語の文脈で伝わらなくなる。<br>　たとえば、ドイツ語のSchadenfreudeシャーデンフロイデ(他人の不幸に快感を抱く悪趣味な感情)やAufhebenアウフヘーベン(止揚。二者の意見を取捨選択し、より良い解決案を生み出すこと)、韓国語の미워ミウォ(嫌味ったらしくて好きじゃないの意。軽い調子でも使う。大概は「いけず」と同義)などは、カタカナで書いてしかるべきと思う。調べて、アウフヘーベンは止揚という日本語があるらしい。はじめて知った。自分はアウフヘーベンの方が馴染みがあるのでこのまま記載する。これらの単語は、日本語に表すには冗長で、代替の日本語が難しいので外国語のまま使用して良いと思う。また、日本語のかなりの単語において、意味が狭義的であるがゆえの不便性と、それと対照的に各種外国語が利便的であるという事実もある。だどもカタカナが日本語の文脈を侵害しているのが現状である。</p><br/><a href='https://note.com/kuyurijoha/n/nc1bbbed3e6f5'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>黒百合よは</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 13 Jan 2026 09:33:20 +0900</pubDate>
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      <title>子どもの非力性</title>
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      <description><![CDATA[<p name="E3EAADA4-9D3B-44A7-AD4A-EAE1D83440F1" id="E3EAADA4-9D3B-44A7-AD4A-EAE1D83440F1">　親が子を殺す。トイレで産んだ子を、ロッカーに放置して殺す。このような旨のニュースがなかなかに報道される。<br>　どうにかならなかったのか。責任の所在の話ではなく、命が落ちるまでにいくつも段階がある。相手と過程を進むまで会話を重ねること。性交渉を実行すること。避妊具を使用しないこと。適切に病院にかかること。期間がくる前に中絶を決定し、お金を払い、堕ろすこと。産むという選択を選んだ上で、病院で適切な処置を受けること。殺さずに養子に出す選択を取ること。どこかの段階で抜け出す方法はなかったのか。思い当たらなかったのか、実行に移せる環境になかったのか。特に、便所で出産し、公共の場に放置するということは、母体にも負担が酷くかかる。子は生かさない前提であろうが、助産師もいない環境は不衛生で、気を失いでもしたら母も命はない。このような痛烈なニュースが減ると良い。</p><p name="B495CD31-B16C-4D4A-BECD-DD9853F01D3B" id="B495CD31-B16C-4D4A-BECD-DD9853F01D3B">　街中で不機嫌に子どもに声をかける親がいる。言うことを聞かない時や、ただの会話すら気怠そうに流す。こんなに小さく脆弱な生き物と四六時中一緒にいて、精神が参る気持ちもわかる。ただ、もう手が出そうな勢いの怒号や、子の楽しくなさそうな表情を見るといたたまれない。そもそも、子は非力で頼るものが親ばかりのはずである。それを無碍に扱うことは、いかなる時も見ていて気持ちの良いものではない。母が、父が、怒ればそれに服従するしか術はなく、置いていくと言いつけられようものなら、必死で喚くしかなくなる。大人が「あなたが悪い。置いていく。もう知らない。いい加減にして。大嫌い。いなくなって。死ねば良いのに。」と言い放つことは一切容易なことである。子育て中におかれている苛烈な状況には同情するが、一度口から出た言葉は撤回できないのだから、その言葉が無力な子どもにどのような影響を与えるか今一度考えてから伝えてほしい。</p><br/><a href='https://note.com/kuyurijoha/n/n2367e7f4091e'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>黒百合よは</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 04 Jan 2026 20:44:19 +0900</pubDate>
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      <title>死にたい</title>
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      <description><![CDATA[<p name="9029FF5E-60CB-4FC0-BB34-FC2376951C9E" id="9029FF5E-60CB-4FC0-BB34-FC2376951C9E">　自分はずっと死にたかった。</p><p name="9074467F-D46E-471B-82AD-B1FBFAADD883" id="9074467F-D46E-471B-82AD-B1FBFAADD883">　空気の読めない学生だった。容姿に対する美醜の感性が芽生えるのが遅かった。いじめられた。<br>　著しく、対人関係に問題を抱えていた私は、人と何かを行うたびに消えたくなった。次に私の口から出る言葉は受け入れられるのか、無視をされるのか、自分の身振り手振り、手足の振る舞いは嫌われるであろうか、そういった事ばかりに震えている。緊張から額や手に汗が滲み、声は低く汚く、舌の奥がもつれがちで、どもったような日本語を話す。声に自信がなければ、自分の顔にも自信がなかった。幼稚園から行きたくないと駄々をこねていた。小学一年生の時に明確に死にたいと思った。死にたいと口にも出していた。どの手法で死のうかと空想を巡らせていた。目下のところ、睡眠薬とガスで死ぬのが最適解と答えを出した。<br>　一般的な学生の話題に興味を持てず、芸能界や音楽の話はついていけず、皆、私と喋ることが嫌なようだった。親もテレビの中の話題には無関心で、常識からところどころ外れていた。毎朝、学校に行くことが苦痛で、視界の四方が暗澹としている。これは、気のせいではなく、ずっと目に映る範囲の外側周辺が暗く、黒が覆っているのだ。<br>　対照的に、明るい女子の集団がいる。男子学生とも親しげに話すような学級の子たちだ。なかなかに人を貶すような話をし、横柄とも取れる態度で、他と分断していた。特に、彼女らと同じ空間にいることが大変苦痛だった。学校内で発生する必須事項についても、会話は無視をされ、見目を罵倒され、関わらずとも先生や、級友どもと楽しそうに生活をする様が目に入るのは、ひどく耐えがたかった。<br>　自分は顔に肉がつき、丈の足りない長ズボンを履き、その悪臭の漂ってきそうな汚い見た目とは裏腹に、勉強と運動ができた。それも彼女らの鼻につく生態である。いじめられていることを親に伝えた。「あなたはネガティヴすぎるんだよ。気のせいだよ。」と一蹴された。何度も訴えた。何も変わらなかった。助けてはくれなかった。休むことも、学校を変えることも許されなかった。高校に上がったら、バイトをしてそのお金で服薬自殺をしようと思っていた。</p><br/><a href='https://note.com/kuyurijoha/n/n9d7c359d2a7e'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/240512662/profile_172190ba8ab7b5523f2d873b62b2bb4f.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>黒百合よは</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 04 Jan 2026 11:43:21 +0900</pubDate>
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