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マガジン一覧

スタートアップファイナンス

スタートアップのファイナンスやIPOに関するnoteをまとめています。

セクハラ冤罪騒動のすべて

0. この note を書く理由冤罪の騒動以後、私生活でかなりの支障が出てきました。 銀行融資が「セクハラ疑惑起因」でお見送りされたり、飲食店の物件取得に難航したり、新しく出会う人に自己紹介すると大抵ググられて「あ、セクハラした人なんですね」と距離を取られたり、マンションの内見すらお断りされたり……。 ビジネスや私生活の双方において、信頼関係の構築ができない事象が相次いで発生しています。 端的に言って、人生ハードモードです。 この数ヶ月で、私は「冤罪は、放置すると『事実』と

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プライム企業CFOのリアル・財務戦略を実行した3年間と耐えた1年 ~2025年12月期決算~

1. 2025年12月期は「仕込み」に徹した一年2025年12月期は、ひたすら「仕込み」に従事した一年でした。 ここで言う仕込みとは、強いコーポレート機能を構築するための基盤整備であり、具体的には以下の5領域です。 戦略・方針 組織と人 プロセスとシステム(AI時代の準備) まさに更地から建てていくような取り組みが多く、混沌とした状況の中で、完璧とは言えない施策をいくつも同時並行で走らせました。 我慢に我慢を重ねた一年だった、というのが率直な実感です。 2. 業績

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AI-ready SoRの時代へ

Finatextは創業以来、2度の大きな事業転換を行ってきました。 1つ目は2016年、株式会社ナウキャストを経営統合し、金融×データ領域へ進出したこと。2つ目は2018年、株式会社スマートプラス(証券会社)を設立し、自ら金融ライセンスを保有することで、単なるシステム提供ではなく「業務と一体の金融インフラ提供」へ踏み込んだことです。 その後、スマートプラス少額短期保険(保険会社)、スマートプラスクレジット(貸金会社)へと対応できるアセットクラスも広げながら、機能を拡充して

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【CFOインタビュー】「レシピ動画だけの会社ではない」ークラシルCFOが語る、組織と事業の“現在地”と“未来”について

「上場した会社は、成熟していて面白くないのではないか?」 「出来上がった組織の中で、自分の介在価値はあるのだろうか?」 スタートアップへの転職や、エグゼクティブ・マネージャーとしてのキャリアを考える際、そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。 今回は、クラシル株式会社にて取締役/CFOを務める戸田 翔太さんにインタビュー。 金融のプロフェッショナルとして数々の企業を見てきた彼が、なぜ「クラシル」を選び、上場後の現在は、どのような景色を見ているのか。 エグゼクティブが、

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スタートアップ冬の時代のIPO

2022年12月に上場したnote株式会社のIPO経験を、上場準備メンバーが連載形式でお届けします。

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上場後「勝負の3年」を経たnoteの現在地と、日本のグロース企業の成長に向けて。

今、日本のグロース企業は大きな転換点にあります。成長企業向けの上場市場である東証グロース市場は「高い成長可能性を持つ新興企業向けの株式市場」をコンセプトに掲げながら、実際には上場後に成長が止まってしまう企業の多さが問題視され、上場維持基準の厳格化(上場後5年で時価総額100億円以上など)といった抜本的な改革が進められています。 2022年末、私たちが上場した際、世間の評価は必ずしも追い風ばかりではありませんでした。アメリカの金利上昇を受けた世界的な株式市場の逆風の影響もあり

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上場して1年、どうだった?IPOのメリット/デメリット 〜noteのIPO連載最終回

noteが上場したのは、今からちょうど1年前の2022年12月21日。 これまで「スタートアップ冬の時代のIPO」と題してnoteの上場準備メンバーでIPOに関する連載をやってきましたが、今回が最終回。テーマは、「上場して1年、どうだった?IPOのメリット/デメリットは?」です。 この記事は、IRアドベントカレンダー 2023 にも参加しています。 まず、一般的に言われる上場のメリット、デメリットとして、以下のようなことが挙げられます。 上場のメリット: 上場のデメ

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IPOにおけるプライシングとオファリング

これまでnoteのIPO連載では、上場審査の論点となりやすい内部管理体制や経理体制の構築、事業計画策定などについて触れてきました。それらの審査上重要な項目を一つ一つクリアして、いよいよ上場を2〜3ヶ月後に控えたとき、上場に向けての最後のハードルと言ってもいいのがプライシングとオファリングについてです。 IPOにおける、プライシングとオファリングとは?まず、オファリングとはなんでしょうか。IPOは、Initial Public Offering(新規公開株式)の略なので、オフ

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新規上場でnote広報がやったこと〜IPO冬の時代

会社の株式公開、新規上場(IPO)のタイミングで広報は一体なにをやっているのか。 会社の体制、それまで築き上げてきたもの、会社のスタイル、広報PRへの期待、どの要素が変わるだけでもまったく違うものになります。 わたしの所属するnote株式会社が上場したのは、2022年12月21日。 それまでのバブルとも言えるようなスタートアップ投資熱が急速に冷えきった頃でした。上場準備自体はその前から長く進めていて、IPOに関わるメンバーが定期的に集まり、広報活動の戦略も立てかけていま

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海外MBAまとめ

海外MBAに関するnoteをまとめています。

5年前、なぜ総合商社を辞めて、MBA留学したのか①:自己紹介

私は、新卒から5年余り勤めた総合商社を2020年に退職し、MBA留学の為アメリカに渡った。 今になって振り返ると、退職することは、入社時点で決まっていたのかもしれない、と思う。良いキャリアを選ぶ鍵が、①自分自身についての理解、②世の中の仕事に関する知識、の2つだとするならば、大学時代の自分はいずれも欠いていた。 総合商社に入社するまで 大学時代の私を、一つの活動で言い表すことは難しい。組織らしきものに所属したのは1年生の時にいた国際系のサークルのみで、そこそこ勉強し、そこ

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海外MBAの振り返り ・・・ 結局、海外MBAに行って良かったか?どんな人が海外MBAに行くべきか?

長いようで短いオックスブリッジでの生活が終わり帰国しました。 入学にあたり、英語スコアが大学の要件を満たさなかったために、プログラム開始1か月前のPre-Sessional Programに参加したのが去年の8月でした。 そしてMBA本番は去年9月に始まりました。 そしてこのnoteを投稿した8月現在、ケンブリッジでの生活は終わっているものの、厳密にはMBAのプログラム中ではあります。 Summer Termと呼ばれるこの期間は、以下いずれかのコースを選択してそのレポー

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コロンビア大学留学帯同家族・配偶者のノウハウ

旦那の2年間の学生生活が終わったので、コロンビア大学(ビジネススクール、ロースクール、SIPAなど)への留学に帯同されるご家族が気になっている内容をまとめました。※ビジネススクール配偶者視点の内容になります。 改めて我が家の自己紹介をすると、30代子なし夫婦。旦那は仕事をやめ私費でコロンビアビジネススクールへ留学(F1ビザ)。 私は仕事をやめ、F2ビザで旦那より半年遅れで渡米。海外旅行経験はありましたが、NYは引っ越し前に下見を兼ねて旅行したのが初めて。学生時代、英文学を

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MBA卒業後10年の現在地

しばらく前にMBA卒業10周年のリユニオンがあった。我々世代でリユニオンというとセフィロスに呼ばれて北の大地に向かうあれが思い出させるが、MBAのリユニオンにジェノバは関係ないし、メテオの心配もしなくてよい。せいぜい盛大な同窓会という感じだ。 色々と用事があって私は不参加だったのだが、同級生のWhatsAppグループにみんなで近況を送りあったりしていて、色々と考えさせられることが多かったので、私も書いてみよう。MBA卒後10年でどうなったか、みたいな話は寡聞にして日本語であ

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