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    <title>カンゼン</title>
    <description>出版社カンゼン公式noteです。
書籍&amp;雑誌コンテンツをお届け。サッカーを中心に、野球、マラソンなどのスポーツ本から、鳥の写真集シリーズやサブカル本まで様々なジャンルを出版。

※記事の無断引用・転載を禁止します
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    <lastBuildDate>Sun, 14 Jun 2026 10:47:09 +0900</lastBuildDate>
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      <title>犬は失恋もしない｜連載「あなたのDOGを見せてください」第8回｜僕のマリ</title>
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      <description><![CDATA[<figure name="5040b29a-2840-4811-9263-104848a90dff" id="5040b29a-2840-4811-9263-104848a90dff"><blockquote><p name="286651a8-842e-4933-85bf-e5000544f49d" id="286651a8-842e-4933-85bf-e5000544f49d">犬が好き。でも自分が犬と暮らしているわけではない。ただ、犬が好きなのだ。そしてその気持ちが、今日も筆者をどこかの誰かの犬＝DOGに向かわせる。これまで自分自身を深く見つめて執筆を続けてきた文筆家・僕のマリが次にテーマに見据えるのは、とにかく好きでたまらない「犬」という存在。この連載のゆくえや、いかにーー。<br><br>第8回は、著者がある気づきから、犬の恋愛、失恋というものについて思いを巡らせる。<br>映画『落下の解剖学』を引きながら、思索は犬や動物という存在の生き方、そして自分の生き方へと広がっていく。</p></blockquote>
<figcaption></figcaption></figure><p name="e00b296a-ec69-474b-bbae-c6206e5b00ee" id="e00b296a-ec69-474b-bbae-c6206e5b00ee">　最近、いつものように夕方頃にキッチンに立っていたときにふと、あることに気づいて息が止まりそうになった。それは、自分はもう誰かと恋愛をすることがない、という事実。何を言っているのかと思われることは百も承知のうえで、料理の手が止まってしまうほどハッとした瞬間であった。現在三十三歳、いつ死ぬかなどもちろん知る由もないが、八十代まで生きるとしてもあと五十年(五十年！)、夫以外の異性と懇ろになることはない。それもそう、結婚とはそういう約束なので、もちろん気持ち的にはそれでいいのだけれど、人生のほとんどの年月を決まった人と過ごすという人間ならではの独特なルールに、まだ新鮮に驚く。恋をして、アプローチをして、されて、親密になり、連絡を取り合い、好意を伝え合う……そして結ばれる、そんな甘い時間をもう他の誰かと共有することがない。人間というのは変わった生き物だな、と思う。そして、恋愛をすることもなければ、失恋をすることもない。恋愛の最中のあの高揚感を味わうこともなければ、恋が実らず傷つく機会もない。恋愛と失恋は地続きであるが、得られる感情は異なるもので、そのふたつを既に手放していた事実に、今更迫力を感じるのだった。</p><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n9c85a07c4e0c'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 12 Jun 2026 12:00:03 +0900</pubDate>
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      <title>なんとかしていく｜連載「あなたのDOGを見せてください」第7回｜僕のマリ</title>
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      <description><![CDATA[<figure name="9dac4c87-66ef-4e51-a18b-626baca93d6b" id="9dac4c87-66ef-4e51-a18b-626baca93d6b"><blockquote><p name="66086510-6f16-411d-ad08-cf8bdc302885" id="66086510-6f16-411d-ad08-cf8bdc302885">犬が好き。でも自分が犬と暮らしているわけではない。ただ、犬が好きなのだ。そしてその気持ちが、今日も筆者をどこかの誰かの犬＝DOGに向かわせる。これまで自分自身を深く見つめて執筆を続けてきた文筆家・僕のマリが次にテーマに見据えるのは、とにかく好きでたまらない「犬」という存在。この連載のゆくえや、いかにーー。<br><br>第7回は、犬と暮らすことを考えるうえで、切り離せない問題に想いを馳せる。著者の根幹にある「なんとかしていく」という気持ちは人間と動物が共生する環境をより整えていきたいという気持ちにつながっていく。「犬が好き」なだけじゃない、「犬が好き」だからこその、今考えたい、社会と暮らしの課題を考える。</p></blockquote>
<figcaption></figcaption></figure><p name="dab01a02-003e-4d3b-9619-b6bedf95ecdd" id="dab01a02-003e-4d3b-9619-b6bedf95ecdd">　自分の周りには何故か猫好きが多い。東京に住んでいるので、住宅事情が深く関係しているとも考えられるが、猫を飼っている友人が何人もいる。ある時期から周りに猫を飼う人が増え、猫に魅了され、そして狂ってゆく人々を、割と近いところから観測していた。インスタグラムでは、友人たちがこぞって自慢のCATをお披露目している。自分はというと、たいがいの動物は好きだが、猫だけは対象外であった。大学生の頃、友人の実家に泊まったときに飼い猫を触っていたら、わたしの触り方がお気に召さなかったらしい。突然、猫パンチで私の手を仕留め、爪で保定したのちにガブリと噛まれた。それ以来ずっと猫が怖かった。その際は自分が悪かったんだろうな、と瞬時に理解できたが、犬であれば怒る時にグラデーションがあるので(一旦歯をむき出しにしいて唸るなど）、猫特有のその突然の感情の発露に戸惑いを隠せなかった。<br><br>　猫に溺れる友人達を横目に過ごしていた頃、なんと自分にも猫との縁が訪れた。引っ越した先のアパートの大家さんが猫を飼っていて、家と外を自由に行き来させていた為、よくわたしの目の前に現れたのだ。元々は、あまりに凶暴で前の飼い主が音を上げて大家さんの元へきた猫らしく、大家さんもその妻も何度か流血して病院送りになったことがある、と緊張感のある特性を紹介された。前科持ちの猫だが、それなりに年をとっていたからか、大家さんたちの愛情に絆(ほだ)されたのか、わたしが入居してからは凶暴さも身を潜めていた。かなり大きめの猫で、パステル三毛という珍しい毛色を持ち、それはもう愛らしい見た目をしていた。通りを歩いていると、道行く人はみな「かわいい猫ちゃんがいる！」と声を上げたものだった。<br><br>　猫は自宅と外の世界を自由に行き来していたので、ある日私の部屋にもきた。二階建てのアパートの一階部分が大家さんの家、二階部分に賃貸スペースがあり、外の階段を登って部屋の前で鳴いていることがたまにあった。少し前に書いたように、若干潔癖の自分なので、野外を歩いた足で……室内に……という抵抗もあったが、ふわふわの猫が自分の部屋にいる様子は、思わずたくさん写真を撮ってしまうほどには嬉しいひとときだった。やたらと家具や壁に身体をこすりつけていたが、それは自分の縄張りにしようとしていることらしい。それからは猫もわたしを受け入れてくれたのか、毎日夕方頃に仕事から帰ると、「おかえり」と言うように近づいてきた。たいてい塀の上に座っていて、わたしの姿が見えると、一度車のボンネットに飛び降り(大きな猫だったので、いつもドン！と鈍い音が鳴った)、地面に着地し、ゴロゴロと喉を鳴らす。足下にまとわりついて、デーンとお腹を見せてひっくり返る姿には、仕事の疲れもとれるようだった。猫も悪くないな、と思った。<br><br>　ちょうどその頃、友人の知り合いの方が猫の譲り先を探しているという話があって、猫を飼おうか悩んだことがあった。サビ柄の子猫だった。里親である知り合いの方と連絡をとり、検討していたが、一人暮らしでペットを迎えることを具体的に考えるほどに不安が募り、考えに考えた末、猫を迎えることはやめたのだった。飼うかどうか考えるたび、昔実家で飼っていた犬が病気になって、手術や通院を重ねていたことを思い出していた。「犬に比べると、猫は特にしつけもしないし、散歩も必要ない」ということを友人から聞いてもいたが、もしものことを考えると、飼うことに踏み切れなかった。一人暮らしでペットを飼うことを批判しているわけではなく、そのときの自分の生活ややりたいことを天秤にかけた結果でもあるので、あくまで自分の話である。<br><br>　しかしわたしは後々、このときの決断に救われることとなる。猫を好きになって友人の家の猫や地域猫と触れ合ううちに、猫アレルギーであることがわかったのだ。元々そうだったのか、年を重ねて後天的にアレルギーが発症したのか、猫という動物は身近でなかったので知る由もないが、とにかく猫、特に長毛の猫を触ると皮膚の痒み、鼻水、くしゃみが止まらない。痒いというのがこんなにつらいことだと、生まれて初めて知った。とはいえ重篤な症状ではないので、友人の家にいる猫を愛でたり、地域猫を触ったりする程度であれば、その後に少し苦しむだけで済む。だが、飼うとなると難しい体質だろう。もしあのとき猫を飼っていたら、アレルギーで大変なことになっていたかもしれない。飼うかどうか悩んでいた時は、アレルギーの可能性など微塵も考えていなかった。この先猫を飼える可能性がうんと低くなり残念ではあるが、犬のアレルギーは無いので、それだけは良かったと言えるが……。<br>　そんな風に、動物というのは誰でも飼えるわけではない。お金や時間の他にも、体質や健康であることが大前提としてある。だが、途中で体質が変わってしまったり、飼い主が突然亡くなってしまったり、そんなやむを得ない理由で泣く泣く手放してしまうこともあるだろう。</p><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n69485b13f616'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 29 May 2026 12:21:16 +0900</pubDate>
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      <title>【全文公開】『サッカー日本代表アタッカー動作解析図鑑』の読み方</title>
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      <description><![CDATA[<p name="1bafc82a-b7d3-4599-b98b-23c91e2e5de7" id="1bafc82a-b7d3-4599-b98b-23c91e2e5de7">いよいよメンバー発表もされて、W杯に向けて盛り上がってきましたね。<br>W杯の副読本としてもおすすめの<br><br><strong>『サッカー日本代表 アタッカー動作解析図鑑』</strong><strong><br></strong>三浦哲哉 著、須田芳正 監修<br><br>本書の「はじめに」にあたる本書の読み方を全文公開です！</p><table-of-contents name="b0e3354b-f261-4e4c-a386-fc18a3aad0ca" id="b0e3354b-f261-4e4c-a386-fc18a3aad0ca"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n10121a328cfb'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 26 May 2026 11:39:40 +0900</pubDate>
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      <title>【全文公開】はじめに『サッカー日本代表 マッチングレポート』</title>
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      <description><![CDATA[<table-of-contents name="7dfcf2c2-96e9-4fb8-b6c0-8e7acd2934ed" id="7dfcf2c2-96e9-4fb8-b6c0-8e7acd2934ed"><br></table-of-contents><p name="4eacfa4b-ff3d-4b9c-95f6-1f4e0c8b9a10" id="4eacfa4b-ff3d-4b9c-95f6-1f4e0c8b9a10">本日5月21日頃より書店に並びはじめる、2026年北中米ワールドカップで優勝を目指すサッカー日本代表と各国代表との相性を盤面の攻防から診断する<br><br><strong>『サッカー日本代表 マッチングレポート』</strong>（西部謙司 著）<br><br>より「はじめに」を全文公開です！</p><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/nca3730528bf8'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 21 May 2026 12:35:45 +0900</pubDate>
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      <title>シリーズ第6弾！ 17年連続顧客満足度1位の関西私鉄キング『阪急電鉄とファン大研究読本』5月18日発売</title>
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      <description><![CDATA[<h2 style="text-align: center" name="8ec8c811-0e23-41a9-80fc-3c674313cf52" id="8ec8c811-0e23-41a9-80fc-3c674313cf52">いつの時代も阪急マルーンとともに</h2><table-of-contents name="9d9c9cb4-d9bc-4a57-a22a-47f3af3e39e6" id="9d9c9cb4-d9bc-4a57-a22a-47f3af3e39e6"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/nc0d3416dc36e'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 20 May 2026 17:38:00 +0900</pubDate>
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      <title>サッカー日本代表と2026年北中米W杯対戦国代表との相性診断『サッカー日本代表 マッチングレポート』が5月21日発売</title>
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      <description><![CDATA[<h2 style="text-align: center" name="12b04705-0bc6-47a7-b641-5adc8352e32a" id="12b04705-0bc6-47a7-b641-5adc8352e32a">日本と各国との相性を盤面の攻防から<br>診断すれば、北中米ワールドカップの<br>勝ち筋が見えてくる</h2><table-of-contents name="4f93d688-7fe2-4551-958d-38c231135428" id="4f93d688-7fe2-4551-958d-38c231135428"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n84721a2d6a05'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 19 May 2026 11:40:25 +0900</pubDate>
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      <title>ペンションの娘｜連載「あなたのDOGを見せてください」第6回｜僕のマリ</title>
      <media:thumbnail>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/276038735/rectangle_large_type_2_29007e4bb8983a68cf77f485dc83a6a0.jpeg?width=800</media:thumbnail>
      <description><![CDATA[<figure name="167bc52a-d6dc-459f-b84f-3d0427a984e3" id="167bc52a-d6dc-459f-b84f-3d0427a984e3"><blockquote><p name="619e5b4e-e2d1-4c06-bab0-1dbb10d23fd3" id="619e5b4e-e2d1-4c06-bab0-1dbb10d23fd3">犬が好き。でも自分が犬と暮らしているわけではない。ただ、犬が好きなのだ。そしてその気持ちが、今日も筆者をどこかの誰かの犬＝DOGに向かわせる。これまで自分自身を深く見つめて執筆を続けてきた文筆家・僕のマリが次にテーマに見据えるのは、とにかく好きでたまらない「犬」という存在。この連載のゆくえや、いかにーー。<br><br>第6回は、とある旅路を振り返る。犬について思い出すとき、犬のまわりにはいつも、人がいるのだった。著者が訪れた夢のようなペンションで出会った犬と、小さな女の子の話。</p></blockquote>
<figcaption></figcaption></figure><p name="e12025f9-ce8c-4ea7-8c97-5996d5662572" id="e12025f9-ce8c-4ea7-8c97-5996d5662572">　家でじっと静かに過ごすのが、苦ではない。本を読んだり映画を観たり、植物の世話をしたりコーヒーを淹れたり……結婚するまで一人暮らしの期間は十年ほどあったが、寂しさというものを感じたことは、ついぞなかった。だからか、数年前のコロナ禍による行動制限もさほど窮屈ではなかったし、外に出なくたって家でやりたいことはたくさんあるのだった。だけど、旅行には定期的に行きたくなる。新幹線で、特急列車で、飛行機で、車で。ひとたび移動すれば、なんてことない寂れた駅前にすら旅情を感じずにはいられない。知らない街に足を踏み入れた時は、どんな景色すら全てが新しく光ってしまう。寒い地方とは縁のない人生だったので、冬の長野でパウダーのようなさらさらな雪を見たときはいたく感激したし、東北で肌が突っ張るような空気の冷たさを感じたときは体中の細胞が沸き立つようだった。わたしは本を読むことでいつも、会ったことのない誰かの別の人生について思いを馳せていたが、旅行で知らない場所を訪れることもまた、交わることのない誰かの暮らしを目に焼き付けて想像する、大切な営みなのだった。<br><br>　旅行の楽しみは多々あれど、わたしは現地のローカルなスーパーで何を売っているか観察するのが定番となっている。道の駅で野菜や果物、お年寄りが作った手芸品を見るのも外せないイベントで、そういうときはいつもふっと、「この場所で自分が暮らしたら」という想像もついてまわる。そんな「もしも」を考える瞬間も、旅行の醍醐味であろう。基本的にはそれまで行ったことがない行き先を選び、その土地の名所や建築を見、喫茶店に行き地のものを食べることに勤しむが、時として「この宿に泊まりたい」という理由で出向くこともある。景色の良い客室、美味しい料理、温泉、宿には様々な引力があるが、わたしがここに絶対泊まりたい！ と強く思う宿はやはり、犬がいるところだった。<br><br>　群馬県に、ゴールデンレトリバーが看板犬を勤めるペンションがある。三年ほど前に夫婦で訪れ、以来その宿にまた行きたくてたまらない。わたしが訪れたときはゴールデンレトリバーが四頭もいて、駐車場に車を停めたときから歓迎の吠え声が聞こえてきた。「客人が来たぞう～！」と、オーナーに知らせているようだった。大きな犬特有の、お腹に響くような低く太い声を聞いた瞬間から、旅のボルテージはこれでもかと上がり続ける。チェックインした後、早速犬たちを愛でる。ゴールデンレトリバーのなかでも、かなり大きな体格の子たちだった。とにかくがっちりしていて、黄金色の毛並みがきらきらと輝き、肉球や爪もよく手入れされていた。車を停めたときは吠えていたが、いざ近づいてみると「吠えてませんけど」という顔で穏やかに歓待してくれた。天に昇るような気持ちで大きな犬四頭に囲まれ、蒸気機関車のような吐息を聞き、ゴムパッキンのような口元を凝視する。自分よりも体重がありそうなくらい大きく、思わずコアラのようにしがみつきたくなる。ゴールデンレトリバー……鹿児島の祖母の家にもいて、幼い自分は馬のように背中に乗せて歩いてもらえると思い、何度もまたがっては、その瞬間に犬はお座りして地面にすとんと落ちたんだった……でも怒ってはいなかったな……そんな幼少の頃の記憶が蘇る。思う存分撫でさせてもらい、四頭に移動の疲れを癒やしもらった。<br><br>　ペンションというだけあり、部屋はロッジ風。内装も瀟洒でとにかく清潔だった。訪れたのは初夏だったので、窓を開けると草花の青いにおいが部屋に吹き込んできて、爽やかで心地よかった。先代オーナー自慢のイングリッシュガーデンも見せてもらうことができ、多彩な種類のバラが咲き乱れる美しい景色も堪能した。偶然ではあったが、庭が一番見頃の六月中旬に伺えたのも贅沢な体験だった。夕方には他のお客さんと交代で貸し切り露天風呂に浸かり、夕食は欧風の家庭料理をいただく。パイ包みをスプーンでサクサクと割りながら、今日泊まりに来ているみんなも、きっと大の犬好きなのであろう……と考えていると、得も言われぬ親しみのような気持ちが湧き出てくるのであった。<br><br>　夕食も終盤になった頃、オーナー夫妻のお子さんであろう、五歳くらいの女の子が飴やデザートを配りに来てくれた。「洋梨のシャーベットでしゅ」と、まだまだ舌足らずなしゃべり方にお客さんはみな目尻が下がっており、わたしたちも「お手伝い？ えらいね」と声をかけた。食事が終わり、部屋に戻ろうかと席を立つと、先ほどの女の子が近寄ってきて、「一緒に遊ぶ？」と誘われて我々と女の子でＵＮＯをやることになった。近くでテーブルの片付けをしていたその子のお母さんは、いつもこうやって夕食時に飴を配りながら、遊んでくれそうな人を探しているのだと教えてくれた。何年ぶりかにやるＵＮＯはルールも朧げで、なんとか確認しながら進めてゆき、なんとか形になった。ＵＮＯの他にも、トランプや「上毛かるた」という群馬の郷土かるたで遊び、せっかくなので女の子に色々質問をしてみた。いま五歳で、保育園に通っていて、弟はまだ赤ちゃんで……ということを詳しく教えてくれた。さすがペンションを経営する家の子、人なつっこくて、とっておきの変顔やいま習っているダンスまで、初対面の我々に披露してくれた。やがて一番気になっていたことを訊いた。「おうちに可愛いわんちゃんがたくさんいていいね」という羨ましい環境についてだ。しかし当人の返事は、「犬は全部一緒だから、どれが誰とかわかんない」とのことだった。確かに、大きさも年齢も恐らく大差なく、全員同じゴールデンレトリバーなので、見分けはつかなそうではあるが。そんな楽しい時間を終え、夜はペンション内で販売しているビールを飲み、眠りについた。 <br><br>　翌朝早く、犬の鳴き声で目が覚めて窓を開けてみると、先代オーナーと犬たちが山道を散歩している様子が見えた。わたしたちもベッドを抜け出し、早朝の山道を散歩してみると、そこは朝の光と新緑のざわめきで眠気も吹き飛ぶような美しい風景だった。冬は雪が厳しい土地だそうだが、春から秋は自然が豊かで空気も澄んでいて、気持ちの良い場所である。一泊だけにしたのを悔やまれるくらい、長く滞在したくなる良い宿だった。犬がいることを抜きにしたって素晴らしい環境である。夫と二人、チェックアウトぎりぎりまで犬を撫でて、また来ますと声をかけ、帰路についた。車で山道を走りながら、「あの女の子はいつ、自分が面白い家に生まれたことに気づくかな」という話題でおしゃべりが尽きなかった。美しい自然と、素敵な宿、そして素晴らしい犬たち……わたしにとっては天国のような場所だったからこそ、つい想像してしまう。<br><br>　わたしたちが訪れてから、四頭いたうちの三頭は亡くなってしまったようだった。そのお知らせをSNSで知ったときはショックを受けたが、その後また新しい犬が一頭仲間入りしたらしい。犬たちにも会いたいし、あの美しい庭を見て手作りの料理も食べたいし、何よりあの晩一緒に遊んだ女の子がどんな風に成長しているかを見てみたい。まだ遊んでくれるか、もう恥ずかしがるのか……毎日色んなお客さんが来るから、さすがにわたしたちのことは忘れているはずだが、二頭になった犬の見分けはつくのか、聞いてみたい。</p><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/nbef0bf60d575'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 15 May 2026 12:00:04 +0900</pubDate>
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      <title>神の子、至宝、宇宙人「最強時代」の狂熱、再び『海外サッカーの世界』5月18日発売</title>
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      <description><![CDATA[<h2 name="7e342f5b-aa69-4ae0-b9df-204a6275ee8e" id="7e342f5b-aa69-4ae0-b9df-204a6275ee8e">「写真を見返して“それは間違いない”と<br>思えるのは幸せなことである」<br>――はじめに より</h2><table-of-contents name="3a017100-7980-48e0-adc3-49546bde7c6b" id="3a017100-7980-48e0-adc3-49546bde7c6b"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n0166894d395c'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 13 May 2026 11:20:24 +0900</pubDate>
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      <title>世界中で愛される28種のスズメ。その表情、しぐさ、個性を大紹介！『せかいのスズメ』5月7日発売</title>
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      <description><![CDATA[<h2 style="text-align: center" name="8ad83e98-0bc3-425d-860b-b40db360b4be" id="8ad83e98-0bc3-425d-860b-b40db360b4be">にっぽんのスズメとどこがちがう？ <br>どこが似てる？ その特徴を大解剖！</h2><table-of-contents name="17b97b4a-a3af-45d1-b42b-7413eceedc3c" id="17b97b4a-a3af-45d1-b42b-7413eceedc3c"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/nd754b8e8ae59'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15918771/profile_4c9eae8713e8b92c904ec691d4717e6e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 07 May 2026 12:41:38 +0900</pubDate>
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      <title>世界17カ国で大ヒットの『ワンダーキッド・レオ』日本語版が5月12日発売！</title>
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      <description><![CDATA[<h2 style="text-align: center" name="20eb17e2-3e02-4c88-be18-28056bf42f57" id="20eb17e2-3e02-4c88-be18-28056bf42f57">平凡なサッカー少年がイギリスの地で<br>世界最高峰リーグに挑む話</h2><table-of-contents name="a4180e34-a716-4617-9a7b-519fe1f9c44d" id="a4180e34-a716-4617-9a7b-519fe1f9c44d"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n05a2269e2ddf'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15918771/profile_4c9eae8713e8b92c904ec691d4717e6e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 27 Apr 2026 12:37:30 +0900</pubDate>
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      <title>かわいいシミ｜連載「あなたのDOGを見せてください」第5回｜僕のマリ</title>
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      <description><![CDATA[<figure name="278acde4-3e8b-4556-b22a-b45877968f7c" id="278acde4-3e8b-4556-b22a-b45877968f7c"><blockquote><p name="075cf43c-6b8e-4f25-bf15-1022aeb5d497" id="075cf43c-6b8e-4f25-bf15-1022aeb5d497">犬が好き。でも自分が犬と暮らしているわけではない。ただ、犬が好きなのだ。そしてその気持ちが、今日も筆者をどこかの誰かの犬＝DOGに向かわせる。これまで自分自身を深く見つめて執筆を続けてきた文筆家・僕のマリが次にテーマに見据えるのは、とにかく好きでたまらない「犬」という存在。この連載のゆくえや、いかにーー。<br><br>第5回は、犬との暮らしと「潔癖」のせめぎ合い。動物だから、「汚さ」を感じることもある。でも、だからといって犬への愛はかわらないわけでーー。犬と暮らしたことのある読者のみなさん、あなたはどうですか？</p></blockquote>
<figcaption></figcaption></figure><p name="da4d32bf-f4b5-47d2-9100-620cf6c431a5" id="da4d32bf-f4b5-47d2-9100-620cf6c431a5">　夫の仕事の手伝いで、古本を扱っている。本の虫として生きてきた自分にとって古本屋の夫は「ぴったりの結婚相手」とよく周囲に言われている通り、本に囲まれる生活は悪くない。夫と出会った当初、「作家からすれば、古本屋って嫌な存在だったりする？」というようなことを聞かれたことがある。どういうことかと言うと、作家の収入源は主に原稿料か印税で、印税というのは売上に応じて出版社から支払われ、本の売上は新刊書店で買ったものしかカウントされない。なので、極端な言い方をすれば、古本屋で誰かがわたしの本を買ったとて、わたしには一円も入ってこない、ということになる。これについては、自分が文筆を仕事にするまで特に考えたことはなかった。しかし、古本屋で買ったり図書館で借りて読まれたりすることが、無益かもしれないが無意味ではないとは思っている。いわば古本屋や図書館は読書の間口を広げてくれているので、そこで出会った一冊をきっかけにその作家を知ったり、誰かに薦めたりしてくれる可能性は存分にある。よって、わたしの回答としては「嫌な存在ではない」なのだった。<br><br>　古本を扱う仕事は面白いが、自分にとって一番の大敵は「汚れ」である。子供の頃から潔癖気味で、学校のプールの汚さに鳥肌を立てて、洗って使いまわしているという給食の牛乳瓶も信用できず苦手で、現在は電車のつり革もまともに触れず、とにかく神経を逆立てる場面がずっと多い。古本は、綺麗な状態のものもあるが、月日が経ったものや保管状態が悪かったものはとにかく真っ黒で、ほこりや煙草のヤニ汚れ、ゴキブリが食った痕など、壮絶な見た目のものも多くある。表紙や小口を綺麗に拭けたと思って安心していたら、本文ページに押し花みたいに虫が挟まれていて絶叫したこともあった。そんな瞬間に出くわすたび、汚れの種類は違うけれど、昔飼っていた犬のことを思い出していた。<br><br>　小学校三年生の時に犬を飼うことが決まった。犬がやってくると聞いていた日には学校から走って帰ってきた。夏の暑い日で、リビングの扉を開けると、母が冷房の効いた部屋で仔犬と寝そべっていた。冷たいフローリングが気持ちいいのか、犬は床の上でぐうぐう寝ていた。まだ小さいその姿がたまらなく可愛く、これからの犬との暮らしに胸を弾ませていたが、地味に嫌なこともあった。室内犬として飼い始めたが、犬がウンチやおしっこをした後、縦横無尽に部屋を歩き回ることだ。トイレトレーニングを経て、ペットシーツの上で用を済ませたり、庭に放ってトイレをさせることには成功していたが、わたしが気になったのは、オスの犬がおしっこをした後、性器の筆先に垂れているしずくの行方についてだった。かなり大人になってから知ったことだが、人間の男性はトイレでおしっこをした後、性器を振って水気を落としているらしい。最初聞いたときは「は？」と思ったが、公衆トイレの男性用の小便器には確かにトイレットペーパーなどついていないし、そうするほかないか…とも思った。だけど、それは下着や衣服をつけているから大丈夫なだけであって、犬には適用されない。<br><br>　拭きたい、と思った。自分はトイレのあときちんと拭いているのだから、犬も拭いてほしい、特にお前は全裸なんだし、と思った。犬の性器やお尻にわずか残ったおしっこやウンチが、家の中についてしまうのは耐えられないことだった。それでわたしは、犬がトイレをするたびにティッシュを引き抜いて拭いてみることにした。拭いてみれば精神的に満足したが、それを遂行するには絶えず犬を監視する必要があり、学校に行っている間は無理という事実には半ば絶望した。何よりもっと重大な問題があった。<br><br>　それは犬を飼うまで予想もしなかったことで、わたしを少しいじけさせる事態でもあった。現在では諸説あるが、犬は家族に順位(上下関係)を見出すという説が当時は主流であった。群れで生きていた頃の名残か、自分の中で「リーダー」を決めて、リーダーの指示には従う。自分の順位ないし立ち位置を探って生きている、というものだ。我が家は犬をのぞくと五人家族で、わたしは三人兄妹の一番下である。まだ小学校三年生の自分は圧倒的に身体も小さかったので、犬はわたしを自分より格下だと判断したのだろう。わたしの言うこと(「お手」とか「伏せ」など)はあまり聞かなかった。なお、諸説あると前述した通り、現在の研究では犬は長く一緒に過ごす人、餌をくれる人など、信頼度や好み、損得勘定で態度を変えている可能性があるとされている。なので、「一番小さいから言うことを聞かない」というよりは、「なんかうるさくて、触り方も嫌だし、なってないヤツ」と思って言うことを聞かなかった可能性も高い。犬は、そんな格下が、用を足すたびにティッシュを持って追いかけてくるので、小さな歯を出して怒っていた。「余計なことするな」と言わんばかりに……。　<br><br>　犬は怒っているし、用を足すたびにティッシュで拭くのは大変すぎて現実的ではなかったので、志半ばに諦めることとなった。でも気になる。オス犬はおしっこをするときに片足を上げるイメージがあったが、うちの犬は晩年までそれが出来ず、メス犬のように下半身を少しかがめる形で済ませていた。それ自体は別によかったけれど、例えばコンクリートの上などで用を足した場合、おしっこが吸収されずに地面にス～っと広がっていくわけで、その広がったおしっこが犬のモップみたいな足について毛で吸収されてしまうので、それを見ているときはいつもハラハラしていた。お腹の調子が悪いときは便もゆるく、毛が長い犬なのでお尻周りの環境はいつも懸念もする。散歩中、土ぼこりが身体についてしまうこともあって気になるけれど、毎日お風呂に入れるわけにもいかず(犬を洗うのは体力勝負で、アメリカン・コッカー・スパニエルは乾かすのがとにかく大変)、気休め程度に足を拭くことしかできなかった。今でも、短毛種であるミニチュアピンシャーやイタリアングレーハウンドを見ていると、「洗いやすそうでいいな」とつい思う。よくよく考えてみたら、短毛種でトリミングが必要ない犬もいるわけで、その事実に気づいたときは、ほう！ と声が出た。<br><br>　自分が子どものうちは犬も少しわたしを舐めていたが、共に大きくなってくるとそんな態度も軟化した。大学進学で実家を出て、犬も老いていって……驚いたのは、年老いた犬のお腹周りに、シミが出来ていたことだった。犬はシニア期に、顔周りの毛が白くなったり、目が白く濁ったり、筋肉が減って体型が変わったりすることはよく知っていたが、人間のようにシミができるというのは驚きだった。そのとき、わたしが咄嗟に思ったことは、「シミがあって……かわいい！」ということだった。シミを見てそう思うのは初めての感情だったが、お腹にあるまだらな斑点が、オリジナルの模様のように出現したのに気付いた時の輝きを、何度も思い出す。おしっこやウンチの汚れに反抗していた自分だったが、汚さを感じるからといって、愛おしさが目減りすることはない。汚れるのは耐えがたいけれど、だからといって遠ざけるのはもっと耐えられない。自分が自分でなくなるような、新たな価値観が芽を出す瞬間がたくさんあった。犬という生き物は、そんなふうに何度もわたしの輪郭を溶かしていくのだった。　</p><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n0bbc1968669a'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 24 Apr 2026 12:03:30 +0900</pubDate>
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      <title>「蒼き侍の攻撃力」の攻略本『サッカー日本代表アタッカー動作解析図鑑』4月30日発売</title>
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      <description><![CDATA[<h2 style="text-align: center" name="f9cf03e1-6e5e-48e5-8bd2-911dc83b359e" id="f9cf03e1-6e5e-48e5-8bd2-911dc83b359e">三笘薫選手の反発ステップ、<br>伊東純也選手のクロス、<br>久保建英選手のカットイン……</h2><table-of-contents name="2237f8bc-eafc-44c5-8b5e-094c94420d32" id="2237f8bc-eafc-44c5-8b5e-094c94420d32"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n3365a27703cf'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15918771/profile_4c9eae8713e8b92c904ec691d4717e6e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 23 Apr 2026 11:32:48 +0900</pubDate>
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      <title>シリーズ累計177万部！ついに日本版が上陸『サイエンス・オブ・ランニング』4月17日に発売！ ─ランニングのすべてがこの1冊でわかる</title>
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      <description><![CDATA[<h2 style="text-align: center" name="930e6c79-0b95-41af-a987-244259311f32" id="930e6c79-0b95-41af-a987-244259311f32">走りを分析し、故障を防ぎ、<br>トレーニングを劇的に変える</h2><table-of-contents name="462d2c93-4771-4b72-8b7b-e223b3a638f1" id="462d2c93-4771-4b72-8b7b-e223b3a638f1"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n6b747c1ba7be'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15918771/profile_4c9eae8713e8b92c904ec691d4717e6e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 16 Apr 2026 11:34:12 +0900</pubDate>
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      <title>四者四様の指揮官に寵愛された男が振り返るジャイアンツでの物語『長嶋さん、王さん、藤田さん。ときどき原さん』が4月14日に発売</title>
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      <description><![CDATA[<h2 style="text-align: center" name="5d5283d8-92a1-4ad5-9da2-97803d88c20e" id="5d5283d8-92a1-4ad5-9da2-97803d88c20e">私と４人の巨人軍監督</h2><table-of-contents name="fdb0ead5-07cb-4e4c-944e-959c9d55679f" id="fdb0ead5-07cb-4e4c-944e-959c9d55679f"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n337e7b85166b'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15918771/profile_4c9eae8713e8b92c904ec691d4717e6e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 14 Apr 2026 13:45:40 +0900</pubDate>
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      <title>シリーズ40万部突破！『こども宇宙』4月13日発売―星の謎から宇宙の神秘まで、こどもが知りたい宇宙がこの一冊に</title>
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      <description><![CDATA[<h2 style="text-align: center" name="0da1da86-f060-4b5a-a6c2-76631e917b66" id="0da1da86-f060-4b5a-a6c2-76631e917b66">見上げた夜空の星の謎から、<br>広大な宇宙のひみつまで。<br>子どもの問い「なぜ？」に丁寧に答える<br>宇宙入門書</h2><table-of-contents name="f595697b-811d-4932-bb1a-32576c754d1d" id="f595697b-811d-4932-bb1a-32576c754d1d"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n1444e697c74d'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15918771/profile_4c9eae8713e8b92c904ec691d4717e6e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 13 Apr 2026 12:32:21 +0900</pubDate>
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      <title>エゴと滑稽｜連載「あなたのDOGを見せてください」第4回｜僕のマリ</title>
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      <description><![CDATA[<figure name="7eb274ce-06e1-4dca-b9d8-507fe0843b57" id="7eb274ce-06e1-4dca-b9d8-507fe0843b57"><blockquote><p name="f5317eba-c5c4-4de5-baf4-8b3c88992b70" id="f5317eba-c5c4-4de5-baf4-8b3c88992b70">犬が好き。でも自分が犬と暮らしているわけではない。ただ、犬が好きなのだ。そしてその気持ちが、今日も筆者をどこかの誰かの犬＝DOGに向かわせる。これまで自分自身を深く見つめて執筆を続けてきた文筆家・僕のマリが次にテーマに見据えるのは、とにかく好きでたまらない「犬」という存在。この連載のゆくえや、いかにーー。<br><br>第4回は、「とにかく犬が好き」の気持ちをいったんおさえて、犬と暮らすうえでの葛藤のようなものについて考える。犬を飼うことにおける「大切にする」とは、どういうことなのだろう。</p></blockquote>
<figcaption></figcaption></figure><p name="8c98dd13-595d-496e-9f8e-7b47088365a3" id="8c98dd13-595d-496e-9f8e-7b47088365a3">　春。街を歩くと、公園や駅前のよく手入れされた花壇に感心する。チューリップ、ビオラ、パンジー、ネモフィラ、ラナンキュラス……毎年眺めているお馴染みの風景ではあるが、毎年新鮮に浮き足立つ気分にさせてくれる。この季節は、花屋でも目移りする。様々な種類の花が所狭しと並べられ、生命力を放っている。何年も前から切り花が好きで、花瓶もたくさん持っている。花が好きということを友人もよく知っていて、プレゼントで花束や花瓶をもらう機会も何度となくあった。こんな風に心底魅力を感じていながら、花というものは無駄だな、といつも思う。毎日花瓶の水を替え、茎を切り、枯れたら捨て、手間がかかるのに、ずっと好きでいて買うことをやめないし、もらっても嬉しい。無駄なものほど心を潤し、無駄なものほど美しい。物体として残らなくても、胸の奥深くで根を張って生きているような、そんな気がしている。</p><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n9579765e1bc1'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 10 Apr 2026 12:00:22 +0900</pubDate>
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      <title>世界の研究者が仰天した実験を大解説『小学生のためのすごい実験図鑑』4月10日発売</title>
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      <description><![CDATA[<h2 style="text-align: center" name="84101519-5882-4cb4-8c33-d1f14622a1a2" id="84101519-5882-4cb4-8c33-d1f14622a1a2">ハチの痛さ、<br>バナナの滑りやすさ、<br>目の前のゴリラ…<br>思わず「へえ～」となる科学雑学43</h2><table-of-contents name="e20d4679-8d35-460f-8913-5db6591bdb30" id="e20d4679-8d35-460f-8913-5db6591bdb30"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n3460aa1f18da'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15918771/profile_4c9eae8713e8b92c904ec691d4717e6e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 08 Apr 2026 11:03:16 +0900</pubDate>
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      <title>登山鉄道、ケーブルカーなど43路線の成り立ちとしくみがわかる!『地図で読み解く 日本の山岳鉄道』が4月7日発売</title>
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      <description><![CDATA[<h2 style="text-align: left" name="50ecf359-53be-4cc5-8ada-309beff54618" id="50ecf359-53be-4cc5-8ada-309beff54618">登山鉄道、ケーブルカー、普通鉄道の<br>山岳路線43路線の<br>歴史・しくみ・魅力を地図で徹底解説</h2><table-of-contents name="a7be0bbb-e350-48e9-8f46-f270f032c6e2" id="a7be0bbb-e350-48e9-8f46-f270f032c6e2"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n1d68ca2cc48f'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15918771/profile_4c9eae8713e8b92c904ec691d4717e6e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 02 Apr 2026 10:49:35 +0900</pubDate>
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      <title>この本は、アートとはなんだろうと思ったときに読む本です。｜小学生からはじめるアート入門 はじめに</title>
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      <description><![CDATA[<table-of-contents name="24e922a2-fe3c-461c-91dd-4712efa0c04b" id="24e922a2-fe3c-461c-91dd-4712efa0c04b"><br></table-of-contents><p name="db43fea4-9cd4-4839-87c0-8f3c415a58d5" id="db43fea4-9cd4-4839-87c0-8f3c415a58d5">2月に刊行して、ご好評いただいている<br>「アートってよくわからない」<br>「美術館の楽しみ方がわからない」<br>といったアートへの疑問に答え、アートの見方や考え方がわかる1冊<br><br>『<strong>小学生からはじめる アート入門</strong>』<br>（奥本素子 著、あけたらしろめ イラスト）<br><br>より、「はじめに」を全文公開です。</p><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n89c9c6cd2162'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 31 Mar 2026 11:57:00 +0900</pubDate>
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      <title>変なわんちゃん｜連載「あなたのDOGを見せてください」第3回｜僕のマリ</title>
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      <description><![CDATA[<figure name="469a2a78-f662-4547-9d3c-8f8411f5dba4" id="469a2a78-f662-4547-9d3c-8f8411f5dba4"><blockquote><p name="e36ec1ad-2da2-49c6-aa14-27425cc15717" id="e36ec1ad-2da2-49c6-aa14-27425cc15717">犬が好き。でも自分が犬と暮らしているわけではない。ただ、犬が好きなのだ。そしてその気持ちが、今日も筆者をどこかの誰かの犬＝DOGに向かわせる。これまで自分自身を深く見つめて執筆を続けてきた文筆家・僕のマリが次にテーマに見据えるのは、とにかく好きでたまらない「犬」という存在。この連載のゆくえや、いかにーー。<br><br>犬好きも、犬好き以外の人もざわつかせている当連載。第3回は、こんなに好きなのに、なかなか声をかけられない葛藤を描きながら、家族で飼っていた犬種を思い出す。「変なわんちゃん」と声をかけられた理由とは。</p></blockquote>
<figcaption></figcaption></figure><p name="5c968194-6662-42c2-adc2-7e454c6ee2bb" id="5c968194-6662-42c2-adc2-7e454c6ee2bb">　ふと、何年も前に買ったスニーカーがまだまだ綺麗なことに気づいた。気に入っていてそれなりに履いているつもりではあったが、靴底も減らず、傷んでも汚れてもおらず、不思議に思った。だが、すぐに謎は解けた。そもそも家から全く出ないから、靴を履かないのだ。買い物に行くとき、打ち合わせに行くとき、原稿を書きに行くとき以外は、家からほぼ出ない。一歩も出ない日も多い。たまーに友人と会うが、二十代の頃のように遊ぶわけではないし、数年前まで終電帰りなんてよくあったのに、今ではそんなの信じられない。この生活はかなり気に入っている。春は花粉、夏は猛暑、秋はかろうじて快適だが、冬の寒さには昔から弱い。家にいるのが快適なのだ。それに何より、自分はそこまで他人に会いたい欲というものがない、もしくはなくなってきているのだと自覚してきた。美容院でも話しかけないでほしいし、服屋でも接客しないでほしい。これ以上友人を増やしたいとも思わない。もしかしたら、わたしはちょっと暗いのかもしれない。だけどそれで困ったことは特にない、はずだった。<br><br>　犬が好きだ、触りたい。しかし他人との交流が苦手なので、「こんにちは、かわいいわんちゃんですね。触ってもいいですか？」と飼い主に聞けたことが一度もない。犬を見に勇んで行くが、いざ遭遇しても話しかける勇気はない。遠くからは凝視しているが、接近してきたら目線を外して犬に気づいていない態度をとる。でも、すれ違う時は歩く速度を落としてゆっくりすれ違おうとはしている。運が良ければ犬の方から寄ってきて、わたしの手をクンクンしてくれるので、そこで初めて「あらっ！かわいいですね」とやっと気づいたような反応をする。知らない人から話しかけられることが多いわたしに夫は「せっかく他人に警戒されにくいタイプなんだから、自分から話しかけても大丈夫だよ」と言うが、いつもただモジモジしているだけになってしまう。<br><br>　一度、隣町を歩いていたらこのあたりでは珍しい巨大な犬を散歩させている人がいて、夫と少しの間追跡した。ポニーや小熊のような大きさを想像してほしい。ちょっとした有名人のように小さく人だかりができ、触って大はしゃぎする子供、写真を撮る人、「なんていう犬種ですか？」と質問する人、様々な人が入れ替わり立ち替わりその犬と触れ合っていた。数メートル程離れた場所からその様子を眺めており、例によって夫は「みんな触らせてもらってるんだから、行ってきたら？」と水を向けた。確かに、あれだけ人がいれば声をかけるのもなんてことないし、みんな触らせてもらっているのだから頼めば良い。でもできなかった。どうしても気が引けた。聞けば触らせてもらえるだろうけど、すでに何人もの人に触られて、飼い主も犬もうんざりしているかもしれない。早く移動したいかもしれない。でも、こんな犬はなかなか出会えない。あの頭、モフッとして気持ちよさそう。口元から滴るよだれも可愛すぎる。でも声をかけるのは恥ずかしい。でも、でも、でも……。次第に人だかりが引いて、飼い主さんとその犬がゆっくりと歩き出し、こちらに向かってきた。そして自分の目の前ではたと立ち止まり、「触りますか？」と言った。願ってもなかったことを先方が言ってくれたのに、「わたしは一体どんな顔で犬を見ていたのか」と思う恥の方が先行して、上の空で犬を撫でた。あまりに物欲しそうな顔で眺めていたのを不憫に思ったのだろう。優しさに申し訳なくなった。当の犬は、注目されることに慣れているのか、触られてもどうでも良さそうにそっぽを向いていた。念願叶って触らせてもらった犬は、高級毛布のようにふわっとしていて、大きな口から吐かれた息は生温かった。 <br></p><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/naabe5d4f589d'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 27 Mar 2026 12:00:07 +0900</pubDate>
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    <item>
      <title>「モノの起源」と「進化の歴史」を徹底解明!!『さかのぼってわかる 発明・発見図鑑』3月23日発売</title>
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      <description><![CDATA[<h2 style="text-align: center" name="6422e9a5-dc1f-4745-a29c-68667200f968" id="6422e9a5-dc1f-4745-a29c-68667200f968">過去をふりかえると<br>いまのカタチになった理由が明らかに</h2><table-of-contents name="5f6c163e-16d6-4420-aef2-1217c299ff94" id="5f6c163e-16d6-4420-aef2-1217c299ff94"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n1b0321b6493f'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15918771/profile_4c9eae8713e8b92c904ec691d4717e6e.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 23 Mar 2026 12:31:38 +0900</pubDate>
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    <item>
      <title>好きという恐ろしさ｜連載「あなたのDOGを見せてください」第2回｜僕のマリ</title>
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      <description><![CDATA[<figure name="6ef85d92-d288-4afa-a912-eca289c8aaa9" id="6ef85d92-d288-4afa-a912-eca289c8aaa9"><blockquote><p name="78c3f0ba-db59-4b4d-a367-78621287ebaf" id="78c3f0ba-db59-4b4d-a367-78621287ebaf">犬が好き。でも自分が犬と暮らしているわけではない。ただ、犬が好きなのだ。そしてその気持ちが、今日も筆者をどこかの誰かの犬＝DOGに向かわせる。これまで自分自身を深く見つめて執筆を続けてきた文筆家・僕のマリが次にテーマに見据えるのは、とにかく好きでたまらない「犬」という存在。この連載のゆくえや、いかにーー。<br><br>第2回は著者の愛する「ホストクラブより良い場所」を舞台に、「好き」という気持ちについての逡巡を描く。この連載のテーマでもある「犬が好き」という気持ち、それは複雑さをはらんでいるのだった。</p></blockquote>
<figcaption></figcaption></figure><p name="d70bef00-c6e3-4f30-87c2-8df8e522566c" id="d70bef00-c6e3-4f30-87c2-8df8e522566c">　ホストクラブに行ったことがない。自分の周りにも、そういう人がいない。まず、何万円ものお金を数時間で溶かしてしまう可能性があるというのが恐ろしい。他人の性欲を間近に感じるのが気まずい。シャンパンを空けるような「太客」に引け目を感じるのも虚しい。カラコンをしている人の目も怖い。なんせ経験がないのでイメージでしか語れないが、何よりも、華美な見た目の異性に惹かれたことがないから、魅力を掴めないという部分が一番大きいかもしれない。しかし、もしかすると行ってみたら死ぬほどハマってしまうかもしれない。こういう態度の人間こそが、最終的に何百万円も貢ぐのかもしれない。なんだか若くてきらきらした異性にちやほやされて、勧められるままお酒をぐいぐい飲んで飲ませて、他のお客さんと担当（いわゆる推しのような応援したい人をこう呼ぶらしい）が被って嫉妬の炎に巻かれるかもしれない。ＬＩＮＥを教えろと迫るかもしれない。やっぱりどう考えても恐ろしい。<br><br>　だけどわたしは、ホストクラブより良い場所を知っている。看板犬がいる居酒屋だ。住んでいる東京都内にそういう場所があると知ってからは、足を運ぶまでにさほど時間を要しなかった。そこはキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル（通称キャバリア）が三匹いる居酒屋で、最寄りの駅からは十分ほど歩く。キャバリアは、イギリス原産の中型犬で、垂れた耳と大きな目が特徴の愛らしい犬である。忘れもしない二〇二四年のハロウィンの日、わたしは夫とその店を訪れた。自営業の良さというのは、お店が混まない平日を選んで遊びに行けることだと思う。開店の十七時そこそこに高鳴る胸を押さえながら入店し、犬がフローリングの床を歩くときのチャカチャカとした音を聞いた瞬間頬が緩んだ。キャバリアが三匹、まんまるな目でわたしたちの方を見ていた。入り口からすぐのところに犬たちの定位置があり、それぞれ長いリードで繋がれていて、客席含め数メートルくらいは店内を歩き回れるようになっていた。他にお客はおらず、「お好きな席どうぞ」と店員さんに言われ、逡巡した後、もっとも犬の定位置に近いテーブル席を選んだ。店内は想像していたより広く、席だけで数えると、ざっと四十人くらいは入れそうだった。<br><br>　上着を脱いで着席した瞬間、一匹の犬が膝に飛び乗ってきた。十キロはあるだろう、たっぷりとしたあたたかい身体が、どしんと攻めてくる。冬の露天風呂に浸かった瞬間のような、「ああ～」というため息が出る。知り合って一分も経たないうちにぴったりとくっつき、「会いたかったよ」と言わんばかりに顔を舐められた。冷えたビールを飲みながら、膝の上にのった犬を撫でる、これ以上の贅沢があるだろうか。このまま何時間でも過ごしたいような蜜月を味わっていたが、その店は繁盛していて、しかもハロウィン当日ということもあってか、続々とお客さんが入ってきた。犬連れの入店も可能で、人間の話し声だけでなく、犬の鳴き声も目立つようになってくる。わたしの膝でくつろいでいた犬は、他のお客さんが来た拍子にぴょんと飛び降りて、どこかへ行ってしまった。時折自分たちのところをウロウロするので、一瞬撫でたりするが、他のお客さんもいるし、その人達も同様に犬と触れあったり写真を撮ったりしたいので、独占などできるはずもない。でも犬の様子が気になる。みんな、お酒を飲んだり串焼きを食べたりしながら、目線は犬が行き交う足下の方にあった。三匹それぞれ性格が違うので、じっと寝ている犬もいれば、お客さんに飛びついていく犬もおり、店主がおやつを手に出てきた時は並んで真剣な顔で待っていて、その様子を見ているだけでも心が和み、目尻が下がる。<br><br>　だけどわたしは、着席した瞬間飛び乗ってきた犬が、他のお客さんにも尻尾を振って寄っていく姿に少なからずジェラシーを抱いてしまった。犬のそういう屈託のなさが好きなのに、いざその場面になるととにかく面白くなかった。目の前に座っている夫に「違う人のとこに行っちゃった」とこぼすと、「まーちゃんの方が良い席だったから、俺は膝にすら乗ってもらえなかった」と、こっちはこっちで文句を垂れていた。わたしの膝に飛び乗って口を舐めていた犬は、一人飲みをしているお姉さん、会社帰りであろう大柄なおじさんの口も平等に舐めていた。客同士で間接キスをしている不思議な状況で、みんなの視線は犬だけに降り注がれていた。そこに漂う一抹の気まずさは、疑似恋愛のようでもあった。<br><br>「看板犬」という存在が放つ魔力を、ひしひしと実感する。大学生から東京に住んで以来、わたしも何度もそういう場所を探し、動物を愛でてきた。自分では飼えない事情のある人が、動物とふれあい、その時間に大いに癒やされて、明日からまた頑張る活力を得る。自分の欲求を叶えられる場であるが、他のお客さんもいるとなると、かえって嫉妬やストレスにまみれる可能性も十分にある。癒されに来たのに血圧が上がっていては本末転倒な気もする。以前、「世界の名犬牧場」で犬におやつをあげて人気を集めていたとき、かなりの常連であろうお客さんが、柵からちょいと手を出しただけで犬たちが寄っていくのを目撃した。施設のスタッフ相手ならそんなことも感じないが、他のお客さんが造作もないような雰囲気で犬たちを操る姿を見て、やはり少しの敗北感を感じた。そういう場面というのは少なからず経験したことがあり、どちらの気持ちも理解できるからこそ、配慮や気遣いが問われる。冷静さを失いそうになったら、「自分の犬ではない」という事実を再確認して、気持ちにブレーキをかけている。<br><br>「好き」という気持ちはどうにも危険である。好きだから仕方ない、好きだから許してあげなよと、「好き」という気持ちだけが一人歩きして優遇されてしまうようなことは、この世にはいくらでもある。そういえば小学校に入ったばかりの頃、後ろの席の男子に、何かとポニーテールを引っ張られていた。当時の社会の雰囲気としてはそんな幼さに寛容だったので、たいてい周りの大人は「男の子は好きな子に意地悪しちゃうのよ、許してあげてね」なんて目を細めていた。しかし痛くてうっとうしいので耐えきれず、その時担任だった先生に「髪を引っ張ってくる」と訴えたところ、先生は「他人の髪を勝手に触る人は、変態です！」と言い切った。「変態」という言葉は、子どもには耐えがたく、それ以降髪を引っ張られることはなかった。先生の毅然とした態度に、わたしは何年経っても感謝している。その子がわたしを好きだったかはわからないが、ふとした時にそのことを思い出して、どこか身が引き締まる瞬間がある。<br><br>　わたしは水商売の世界を恐ろしいと思う。だが、人間と会話してお酒を酌み交わして楽しんでいる人からすれば、なんの言葉も話さない犬と触れ合うために赴いていることもうっすら恐ろしいことかもしれない。お金の有無は関係なく、客の美醜や地位も加味されない場所で、悶々と犬を眺めている状態の方が理解できないかもしれない。好きだから行動に移し、好きだからお金や時間をかけ、好きだから嫉妬する……そんな行動原理は一緒だけど、それは時折とんでもないエネルギーになって、自分や他人を襲うかもしれない。人間の気持ちというのは、つくづく恐ろしいパワーを持っている。そう思いながら今日もまた、看板犬がいる店を検索している。</p><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n560b2a618925'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 13 Mar 2026 12:00:09 +0900</pubDate>
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      <title>痩せ型向け筋トレ本『「痩せ型」でもあきらめないロジカル筋トレ』3月16日発売</title>
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      <description><![CDATA[<h2 style="text-align: center" name="d2250432-1d3d-4290-a275-42c9cdccb1bd" id="d2250432-1d3d-4290-a275-42c9cdccb1bd">ガリガリから「映えるカラダ」へ</h2><table-of-contents name="f89448ba-8526-4806-b319-bf9ab892257c" id="f89448ba-8526-4806-b319-bf9ab892257c"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/n4188aafdfe9a'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 11 Mar 2026 13:27:50 +0900</pubDate>
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      <title>広島名物アナウンサーが挑む初の長編“野球小説”『スコアボード』が3月10日発売</title>
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      <description><![CDATA[<h2 style="text-align: center" name="b9936806-0e1e-4a3f-8cdc-619ffb125b40" id="b9936806-0e1e-4a3f-8cdc-619ffb125b40">舞台は一九七〇年代のプロ野球広島市民球場<br>「今日からスコアボードに行ってもらうけぇ」</h2><table-of-contents name="ba9aebf7-3c19-4c66-9a09-38d51f5a8fa5" id="ba9aebf7-3c19-4c66-9a09-38d51f5a8fa5"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/nd912c11e697f'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 09 Mar 2026 13:35:04 +0900</pubDate>
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      <title>WBC観戦が楽しく！ 球界の常識＆トレンドを”科学的"に検証『現代野球を“見える化”する』3月5日発売</title>
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      <description><![CDATA[<h2 style="text-align: center" name="53dc9c14-f2cd-4707-bc6d-a1f0733c2d86" id="53dc9c14-f2cd-4707-bc6d-a1f0733c2d86">最先端のデータ分析と戦略</h2><table-of-contents name="592acaf2-20ed-4404-8f57-eb7df5a1c80c" id="592acaf2-20ed-4404-8f57-eb7df5a1c80c"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/kanzen/n/ne5e507ac8d01'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>カンゼン</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 03 Mar 2026 18:17:15 +0900</pubDate>
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