孫正義が1年半かけて見つけた「ソフトバンク」という天職 5つの起業要素
候補事業をリストアップ 徹底した分析で天職を探す
孫正義氏が起業を志したのは、まだパソコンが珍しかった時代。彼はどのような事業を立ち上げるかで、その後の自身の成長が大きく変わると考えていました。
「小さな事業ではすぐに頭打ちになる。ならば、最初から大きな可能性を秘めた事業を選ぼう。」
彼はそう考え、1年半もの間、あらゆる情報を集め、徹底的に分析をしたそうです。
収入ゼロの1年半の間、「何をやっているんだ」と周囲の目は冷たく、精神的に辛い時期を過ごしたという孫正義氏。
それでも、自分の運命は惰性で決めるのではなく、情熱を傾けられる事業を見つけると決意していました。
この間、40もの候補事業をリストアップし、25もの要因で徹底的にこれを分析。その中には、「50年間情熱を傾け続けられるか」「時代の流れに合っているか」「世界No.1を目指せるか」といった項目も含まれていました。
たどり着いた天職。命を代償にしてもよいと思えるほどの事業
孫正義氏によって最終的に選ばれたのは、デジタル情報革命の波に乗る「ソフト流通」事業。
当時、パソコンは黎明期にあり、ソフトウェアの重要性が高まっていました。孫正義氏は、ソフトウェアこそが未来を握ると確信し、その流通というインフラを押さえることで、業界の成長とともに事業を拡大できると考えたのです。
「たった一回しかない人生、命を代償にしてもいいと思えるほどの事業を選べ。」
これは、孫正義氏が若者に向けて送ったメッセージです。彼は、自分自身を本当に一生説得できるテーマ、心底そう思えるテーマが見つかるまでは決断してはいけないと語っています。
その言葉通り、一度決めた道はどのような困難があろうとも決して迷わず前進する。孫正義氏の揺るぎない決意がソフトバンクを今日の成功へと導いたといえるでしょう。
ソフトバンク孫正義氏の5つの起業要素
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