見出し画像

「在るだけでいい」が落ち着かない人へ。「書くことの畑」を作りませんか?

「もっと頑張るから愛してほしい」と思っていた。

こんな気持ちをChatGPTに相談すると、決まって下記のような方向性に話が進んでいきます。

「在るだけでいい」
「何もしなくていい」
「無条件でいていい」

言いたいことは分かります。こういう言葉に、救われる人がいることも知っています。
でも、正直に言うとわたしには少し苦しかった。

何もしていないと不安になる。
頑張っていない自分を責めてしまう。

たぶんわたしは、
「何かしていないと、ここにいてはいけない」
という感覚を、長いこと手放せずにきました。

だからといって、「もっと頑張ろう」と自分を追い立てるのも、もう疲れてしまった。

頑張りたいと思ってしまう癖があっても、「書くこと」を"成果"ではなく、"ゆっくり育てるもの"として扱う方法はないだろうか。

そこで作ったのが「書くことの畑」です。


この記事は、こんな人に読んでほしいです。
・「在るだけでいい」と言われるとそわそわする
・何もしていないと不安になる
・頑張れる日は、つい頑張りすぎてしまう
・休んでいるはずなのに、どこかで自分を責めている


わたしが「書くことの畑」を作った経緯

わたしは、書くことが好きです。
でも同時に、書けない日が続くと、「わたしはもうダメなんだ」と自分を裁いてしまう癖がありました。

休んでいるつもりでも、頭のどこかで「自分はできない人間だ」「書くことを裏切っている」と思ってしまう。

そこで考えました。

書くことって、
毎日"収穫"しなくちゃいけないものだろうか?

これが畑ならどうだろう。

種を蒔く日
水をやる日
様子を見る日
伸びすぎた枝を剪定する日
収穫する日

どれも必要で、どれも「ちゃんとやっている」日です。

この考え方なら、書けない日も、書くことの一部にできる。そう思って、「書くことの畑」を作りました。


「書くことの畑」とは?

「書くことの畑」は、書く行為を5つの工程に分けて考える方法です。

評価しないために、行動を園芸の作業にたとえています。

5つの工程と記号

🌱 種を蒔いた
💧 水をやった
👀 様子を見た
✂️剪定した
🌾 収穫した

この5つの工程に、優劣はありません。
「様子を見た」日も、「剪定した」日も、立派な"書く日"です。

休む(休ませる)ことも書くことのうちだと分かってはいましたが、園芸にたとえることで、ようやくその感覚が腹落ちしました。


「書くことの畑」を作って感じた効果

実際に使ってみて、いちばん大きかったのはこの3つです。

①「書けなかった日」が消えた

「今日は👀(様子見)だったな」と思えるだけで、自己否定に進まなくなりました。

② 書きすぎを止められるようになった

書ける日は、つい全部出したくなってしまう。
でも✂️(剪定)を入れることで、自分でブレーキを踏めるようになりました。

③ 休むことへの罪悪感が減った

✂️(剪定)は「サボり」「もうダメな日」ではなく、畑を守る作業だと思えるようになったのが大きいです。


基本の運用の仕方

わたしのおすすめは、この運用です。

・1日に 3〜5工程
・無理な日は休養日(0〜1工程)でOK
・👀(様子見)か✂️(剪定)を必ず入れる
・🌾(収穫)は増やしすぎない

わたしは多動傾向があるので、普段は畑(メモアプリでつけている日誌)を眺めながら、1日3〜5個を埋めてもOKにしています。

けれどしんどい日は「これだけ」と決めることで、書くことが"頑張る場所"ではなく"安全な場所"に近づきました。

Craftで記録しています


体調が悪い日の✂️専用セット

体調が悪い日は、👀(様子見)か✂️(剪定)だけ選べば合格にしています。

✂️は普段「ごほうび」が多いので、選ぶことができると、気分が安定します。

✂️(剪定)のアクション例

・横になる
・お昼寝する
・おやつを食べる
・温かい飲み物を飲む
・スマホを置く
・今日は書かないと決める

もし✂️(剪定)を選べなくても、ベッドの上で「今日は👀(様子見)の日」と決めた時点でOKです。


「もっと頑張るから愛してほしい」という気持ちに、どう作用したのか

正直に言うと、「もっと頑張るから愛してほしい」という気持ちは、今も残っています。

でも「書くことの畑」を作ってから、その気持ちの居場所が変わりました。

・この気持ちが残っていても、自分を「在るだけ」で否定しなくていい仕組みができた
・何も選べない日でも、👀や✂️で「今日はここにいる」と言える
・頑張れない日も、畑(書くこと)は荒れない

結果として、「在るだけでいい」が成り立つようになりました。

自分を無理に信じなくていい。
自分を無理に愛さなくていい。

代わりに、自分を育てる視点を持つことができる。

「書くことの畑」は、「在るだけでいい」が苦手な人のための、遠回りだけどやさしい道になると思います。

▼詳しいサイトマップ

▼初めて来た方へ


いいなと思ったら応援しよう!

小海いと┆5/4文フリ【つ-18】 応援嬉しいです。いただいたチップを貯めて、旅に出ます。

この記事が参加している募集