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株主様のお通りだ

何を隠そう、私は株主である。
株主と言えばこの資本主義社会では絶対的存在なのである。偉いのである。
だが、奥ゆかしいタイプの株主様である私は微塵もそんな素振りを見せずに日々ひっそりと暮らしている。

先日、とある書店グループの株主優待(提示するだけで5%引きされるカード)を財布に忍ばせ、とある書店を訪れた。

お目当ての本(『ちいかわ』)を手に取りレジに並ぶ。
「お待ちのお客様、こちらへどうぞ」
たいして待つこともなく私の番がきた。

お願いします、と商品(『ちいかわ』)を店員さんに渡し、次に株主優待カードを提示。すると、
「あ、たいへんお待たせいたしました。いつもご利用ありがとうございます」ペコペコ。
と態度が豹変した。

え、何この変わりよう。
100株5000円ぐらいでゲットしたものなので逆に恥ずかしくなる。やめて。

しっかりと値引きされたことを確認し、ありがとうございましたとそそくさと退散。さすがに毎回同じような対応をされるとは思いたくないがちょっと行くのをためらってしまう。いやそれでも5%引きは魅力的すぎるので行くんだけど。

こういうことが繰り返されるから、金持ちたちは特別扱いされて当然と傲慢で横柄な態度になるんだろうなーと実感した11月下旬だった。


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