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Kindleインディーズマンガの作り方と3つの注意点

こんにちは!漫画家のヒカリビタミンです。
この記事では「Kindleインディーズマンガ」の作り方と注意点を解説していきます。

「Kindleインディーズマンガ」は、Kindleにて0円で漫画が読めるサービス
無料のまとめ本をつくるのにぴったりです!

しかし、先日「Kindleインディーズマンガ」を初めて触ったのですが、Amazon公式の解説が少々分かりづらい…!

そのため、スクショ付きでノウハウを残すことにしました。
これから始める方の参考になれば幸いです。

※【追記】「Kindleインディーズマンガ」で絵日記まんがログをリリースしたのですが、色々あって取り下げ、現在は有料のKindle本になっています。
旧)ヒカリビタミン絵日記まんがログ vol.1(Kindleインディーズマンガ)
新)ヒカリビタミン絵日記まんが vol.2(有料のKindle本)




1. はじめに:Xの絵日記をまとめた理由

普段Xに絵日記まんがを投稿しているのですが、SNSの性質上、過去の漫画はタイムラインの下へと流れていってしまいます。

お気に入りの話たちを、いつでもサクッとまとめて読める場所を作りたいなと思い、今回Kindleで電子書籍としてまとめることにしました。


◾️1冊に何ページ収録するか問題

最初に悩んだのは「収録ページ数」です。

悩みますが、これは好みです。
10ページの方もいれば、60ページ収録されている方もいました。

私はドカンと52ページ収録しました。

理由は3つ。
・読んだ人の満足度を高めたい
・時系列ではなく、構成にもこだわりたい
・「絵日記まんがの英語版」を同時制作、そちらは有料なためページ数は一定数ほしい

ちなみに、Kindleインディーズマンガ市場では「少なめに収録して冊数を増やす」という戦略もあるようです。
巻数を増やした方が収益システム的には有利かもしれませんが、私は今回「1冊の読み応え」を優先してこのページ数に落ち着きました。
なので、結論、好み。


2. Amazonインディーズマンガとは?

Kindleには3つの出版スタイルがあります。
・Kindle(通常の有料本)
・Kindle Unlimited(読み放題会員は無料で読める、独占配信など制約あり)
・Kindleインディーズマンガ(0円で読める)

電子書籍にするにあたって利用したのが、「Amazonインディーズマンガ」というサービス。
読者は無料(0円)で本をダウンロードして読めます。

そして作者側には、Amazonが用意している「インディーズマンガ基金」から、読まれた人気度に応じて毎月分配金が支払われる仕組みになっています。
読者は無料で楽しめて、作者にも還元があるという、面白いシステムです。


3. 実際の作り方(やり方)

今回は、「ヒカリビタミン絵日記まんがログ1〜」のように、シリーズもののやり方を解説します。

登録はKindleダイレクト・パブリッシング(KDP)というサイトから行います。
まずはこのKDPにサインインします。
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/

サインインすると本棚ページに移ります。


①マンガの作成を始める

最初に行うのは「シリーズ」作り。
「シリーズ」という大枠を作り、そこに「エピソード」を追加していく…という仕組みです。

タイトルの新規作成から「マンガ」を選びます。

「マンガの新規作成」ウインドウにて「エピソード単位のインディーズマンガおよびFliptoon」を選択します。


②「シリーズ」の作成

「マンガシリーズ」のページに移りました。

下記項目を入力します。
・タイトル
・シリーズの表紙
・内容紹介
・ページを読む方向
・成人向けコンテンツかどうか
・カテゴリー
・ジャンル
・キーワード
・著者
・有料オプション
・インディーズマンガ基金

ここで「インディーズマンガ基金に登録して分配金を受け取る」を選ぶことにより、Kindleインディーズマンガに参加することができます。

最後まで入力したら「シリーズを作成」をクリックし、シリーズ作成が完了します。


③「エピソード」の作成

シリーズのページに移りました。
ページの下にいくと、新しいエピソードの追加(+)があります。
ここをクリック。

「無料マンガのエピソード(話)」のページに移りました。

下記項目を入力します。
・タイトル(巻数もここに)
・表紙
・内容紹介
・DRM(デジタル著作権管理)
・原稿
・キーワード
・著者
・権利(自分が全ての権利を持っているか)
・配信日

最後まで入力したら「保存して出版」をクリックし、手続きは完了です。
Kindleの審査が始まります。

私は申請後、2時間程度で審査が通りました。
この速さは、私がすでにKindle本を出しているからかもしれません。

手順としては、アカウントを作って、タイトルやあらすじを入力し、漫画の画像データをアップロードするだけ。
思っていたより簡単でした。


4. ここ注意!引っかかったポイント

とても簡単に漫画出版ができる「Kindleインディーズマンガ」ですが、引っかかったポイントが3つあります。


◾️原稿作成にKindleの電子書籍作成ソフトが使えない

Kindleインディーズマンガ以外の本(普通にKindleで販売する本)は、「Kindle Create」というソフトが使えます。
ここにPDFをアップロードすれば「.kpf」という拡張子に変換してくれて、それをアップロードするだけで完了でした。

一方、Kindleインディーズマンガは下記の2種類の拡張子しか受け付けていません。
・画像ファイル(JPEG)
・電子書籍ファイル(EPUB)

「EPUB」は専用のソフトが別途必要。
JPEG画像は1枚1枚用意してアップロードする必要があります。

ちょっとめんどくさいですね…!!
どうしたかというと、私は普通にJPEG画像で対応しました。
一応、画像が揃っていれば、あとは全選択して一括アップロードすることが可能です。


◾️見開き位置設定は「自動」

インディーズマンガの見開きは自動設定。
見開き(左右のページ)の組み合わせが、システム側で自動的に「1ページ目と2ページ目」「3ページ目と4ページ目」というペアで固定されます。

通常、漫画本の1ページ目は単体ですが、これが反映できず、私の漫画は意図した見開きの表示からズレてしまいました。
…Amazonは海外のプラットフォームなので、日本の漫画の細やかな仕様には対応していない感じですね。

どうしたかというと、私は「原稿データの2ページ目に、新規画像を1枚追加する」という物理的な方法で解決しました。
こうすることで見開きのズレが直りました。

追加したのは登場キャラクターの紹介ページ。
結果的に初見の読者さんにも親切な導入になったので、まぁ結果オーライですね。


◾️公開日は月初めがおすすめ

Kindleインディーズマンガは、ざっくり言うと「DL数による人気度に応じて、基金からお金が分配される」というシステムです。
集計期間は月単位(1日〜月末まで)ごとです。

つまり、20日に販売開始すると月末まで10日しかないのでDL数のカウント的に不利。
1日に販売開始したほうが、1ヶ月まるっと使ってカウントされるので有利です。

「今すぐに出したい!」とかでなければ、公開日は月初めがおすすめです。

私はというと、これに気付かずに3月26日に出版公開しました…!

これを読んでいるみなさん、私の失敗を糧にして戦略立ててください。


5. 実際の表示はどうなる?

公開までの手順を経て、無事にKindleインディーズマンガを出版することができました。
実際のプレビューとDL数を見ていきましょう。


◾️実際に読んでみる

実際にスマホやタブレットで見て見ましょう。
広告バナーがスペースに入るようです。


◾️注文数の管理画面

DL数(注文数)は、KDP管理画面の「レポート」から見ることができます。

「注文」の項目には、有料の本とインディーズマンガ両方の合計が出ます。
この数値を見るのも楽しいですね。


6.まとめ:Kindleインディーズマンガは簡単!

以上、Kindleインディーズマンガの作り方でした。
初めてのことだと緊張しますが、やり方が分かっていれば安心です。

「これからインディーズマンガを出してみようかな」と考えている方の参考になれば嬉しいです。

いつDL数による結果が出るか…など一定期間後に分かる情報は、また後日追記したいと思います!

どうなるんでしょうね〜ドキドキしています。
せっかくなので、私の作ったまとめログを読んで応援していただけると嬉しいです!

※【追記】「Kindleインディーズマンガ」で絵日記まんがログをリリースしたのですが、色々あって取り下げ、現在は有料のKindle本になっています。
旧)ヒカリビタミン絵日記まんがログ vol.1(Kindleインディーズマンガ)
新)ヒカリビタミン絵日記まんが vol.2(有料のKindle本)

以上、ヒカリビタミンがお送りしました!

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