【 FX 】ダランベール法:平衡の法則を用いた堅実な資金管理術
ダランベール法は、18世紀フランスの数学者ジャン・ル・ロン・ダランベールが提唱した理論に基づくシステムベットの一種です。別名「プラス・マイナス法」とも呼ばれ、「負けたら増やし、勝ったら減らす」というシンプルなルールによって、勝敗の数が長期的には均衡するという性質を利用します。
基本的なルール
この手法は、勝率が約50%(配当が2倍)の場面で最も効果を発揮します。運用は以下の手順で行われます。
基準単位(ユニット)を決定する まず、増減の最小幅となる「1単位」の金額を決めます。例えば、1,000円を1単位とします。
スタートの賭け金を設定する 1単位から始めても良いですが、ダランベール法では数単位(例:5,000円など)からスタートすることで、勝った時に賭け金を減らす余地(バッファ)を持たせることが一般的です。
負けた時は「1単位増やす」 勝負に負けた場合、次の回の賭け金を1単位分増やします。
勝った時は「1単位減らす」 勝負に勝った場合、次の回の賭け金を1単位分減らします。ただし、どれだけ連勝しても最低単位(1単位)以下にはしません。
運用例:勝敗が交互に訪れるケース
ダランベール法の真骨頂は、勝率が5割であれば、勝ち負けの順番に関わらず利益が積み上がる点にあります。ここでは、1単位を1,000円、開始金額を5,000円(5単位)とした運用例を箇条書きで追っていきます。
1回目:5,000円を投じる → 負け(収支 -5,000円) 負けたため、次は1単位増やして6,000円を賭けます。
2回目:6,000円を投じる → 勝ち(収支 +6,000円 / 累計 +1,000円) 勝ったため、次は1単位減らして5,000円を賭けます。この時点で、負けと勝ちが1回ずつですが、1,000円のプラスになります。
3回目:5,000円を投じる → 負け(収支 -5,000円 / 累計 -4,000円) 負けたため、次は1単位増やして6,000円を賭けます。
4回目:6,000円を投じる → 勝ち(収支 +6,000円 / 累計 +2,000円) 勝ったため、次は1単位減らして5,000円を賭けます。ここでも負けと勝ちが交互に来るだけで、さらに1,000円の利益が積み上がります。
5回目:5,000円を投じる → 負け(収支 -5,000円 / 累計 -3,000円) 再び負け。次は6,000円を賭けます。
6回目:6,000円を投じる → 勝ち(収支 +6,000円 / 累計 +3,000円) 三度、交互の勝敗により利益が確定。最終的に3勝3敗ですが、手元には3,000円(3単位分)の利益が残ります。
ダランベール法のメリットとデメリット
メリット
交互の勝敗で利益が残る: 上記の通り、勝負が拮抗している状態(レンジ相場など)では、仕組みそのものが利益を生み出します。
パンクリスクの低さ: 負けるたびに賭け金を倍にする「マーチンゲール法」と違い、増え方が緩やかなため、連敗が続いても資金が底をつく可能性が低く、精神的に安定します。
利益の確保: 勝った時に賭け金を下げるため、連勝時の利益を不必要なリスクにさらさず、着実に手元に残せます。
デメリット
収束に時間がかかる: 大きな負けを一気に一勝で取り戻すことはできません。あくまで長期戦を前提とした手法です。
極端な連敗への弱さ: 非常に長い連敗が続くと、賭け金が大きくなった状態で「勝ち」を拾い続けなければ収支がプラスに戻りません。
実際にやってみるとどうなるか、ということで試してみます。
ルールはシンプルですし、機械的に注文を出すだけなので、ほかに作業をしながらでもこのようにトレードできます。






こんな感じで注文を入れておき、決済したらそれに応じて注文を変更していけばOKです。
現在は2単位のポジションを建てていますが、この時点で40.18(ドル)の利益が出ています。これは勝ち負けを繰り返すだけで約5ドルの利益が残るからです。
これを見れば具体的にどうやるのかはわかると思いますが、最後に本日の一連のトレードをスクショで掲載しておきます。気になる方はご覧ください。
簡単な内容なので問い合わせ対応はしておりません、ご了承ください。





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