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我が家には、保護犬として迎えたラミとまめ、そしてボーダーコリーのソナがいます。そんな3匹と暮らす私は、「ダンデライオン@保護犬広め隊」として活動しています。

「ダンデライオン」は、たんぽぽのこと。花言葉は「幸せ」。
たんぽぽのように、そっとやさしく、どこまでも遠くへ――。
保護犬たちの魅力を広め、彼らに“幸せの種”が届くことを願って発信を続けています。

これまで約1年間、noteで保護犬にまつわるさまざまな物語を綴ってきました。
今回はその第4弾。
ご紹介するのは、私たち家族の“はじまり”をくれた犬――ボウの物語です。


ボウとの出逢い

小さな体で、まっすぐにこちらを見つめてくれたボウ。
その瞳に込められた「信じてるよ」という気持ちが、今も胸に残っています。

当時の私たちは、「犬を飼うなんて無理」と決めつけていました。
けれど、ある日ショッピングモールのペットショップで、娘が「抱っこしたい」と言った一言からすべてが動き始めたのです。

はじめて抱いたその瞬間、
あたたかくて、小さくて、でもどこか芯のある体が、
一生懸命に「あなたを信じてる」と語りかけてくるように感じました。

「この子となら、家族になれるかもしれない」
そう思えたのは、ボウのまっすぐな想いが、心に届いたからかもしれません。

「散歩に行くこと」「ごはんをあげること」「もし守れないときは、責任をもって新しい家族を探すこと」
そんな“家族の約束”を子どもたちと交わして、私たちはボウを迎えました。


名前の由来

「ボーちゃん」
そう呼んだら、こちらを見上げてくれました。

ボウは、1ヶ月以上お店にいた売れ残りの子で、すでに「ボーちゃん」という仮の名前がつけられていました。
名前を変えてしまうのはかわいそうで、私たちはそのまま「ボウちゃん」と呼ぶことに。

でも、我が家だけのオリジナルを込めて、「ボー」ではなく「ボウ」
ちょっとした変化だけど、それは確かに“うちの子”の名前になりました。


ボウとの暮らし

ボウは、17kgの少しぽっちゃりしたボーダーコリー。
賢そうな瞳と、優しい空気をまとっていました。

散歩では、すれ違う犬にはあまり関心を示さず、
「なでてくれる?」とばかりに、犬友さんのところへ一直線。
その姿に、私たちはいつも笑顔にさせられました。

ある日、子犬のころに近づいた猫にひっかかれてから、猫を見ると「わっ!」と逃げるように(笑)
そんな繊細さも、ボウらしくて愛おしかった。


ボウが教えてくれたこと

ボウは、家族が大好きでした。
私たち家族も、ボウが大好きでした。
誰よりも、どんなときも、いっしょに過ごすことが幸せだった子です。

よく「犬は、子どもを下に見る」と聞きますが、ボウにその様子は見られませんでした。
毎日の散歩やごはんを子どもたちが担当していたからか、まるで“友だち”のような関係だったのかもしれません。

「ボウちゃん、かわいいね。」
家族みんなが、毎日、当たり前のように言っていた言葉です。

だから今も私たちは思うのです。
虹の橋の向こうで名前を聞かれたら、きっと
「ボウちゃんかわいい、です」
って、何の疑いもなく答えているんじゃないかなって。



次回は、天国から見守ってくれている、もうひとりの守り神「おはぎ」の物語をお届けします。
ボウとおはぎが遺してくれた、かけがえのない時間を、ていねいに綴ります。

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