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    <title>遠山エイコ</title>
    <description>誰かの物語は自分の物語でもあるし逆もまた然り/細々とライターしつつの二児の母/note【紅茶のある風景】入選/音楽文2021年8月 月間最優秀賞/note【推し短歌】入選/note【推したい会社】入賞/小説は別アカウントhttps://note.com/coront</description>
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      <title>連作短歌 四首【 #ソウルメイトと私 】</title>
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      <description><![CDATA[<p name="06fabe7b-b59e-4757-8624-b1bb49474c28" id="06fabe7b-b59e-4757-8624-b1bb49474c28">おのおのがひとつの国であるとして旅先で出会う同郷の君</p><p name="b70246fd-c0eb-4123-80f5-a3385df6fdad" id="b70246fd-c0eb-4123-80f5-a3385df6fdad">磐石なバッテリーである確信　野球を知らない君と私</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/na9af7e89ffbb'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6710614/profile_80c9dfce29ffd574d07fc26fa72ebf62.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 19 May 2026 12:46:19 +0900</pubDate>
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      <title>確信めいた予感のなかで、平熱のまま熱狂する【King Gnu CEN+RAL Tour 2026】</title>
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      <description><![CDATA[<p name="e01ea6c1-4b23-4886-b615-08453911f9d1" id="e01ea6c1-4b23-4886-b615-08453911f9d1">4月15日、King Gnu CEN+RALTour千葉公演からの帰り道で、私は「たぶんずっと好きなんだろうな」と思いながら歩いていた。<br><br>中年にもなれば、「ずっと」なんて簡単には言えないこと、よくよく承知している。気持ちは変わる。状況も変わる。不可抗力の外的要因も含め、未確定要素ばかりの未来に関して、現在の私が言えることは本当に少ない。<br>それでも抱いてしまう「ずっと」という感覚。ありえないと否定する自分と、強く予感する自分がせめぎ合う。興奮と感動が覚めないまま、理解の追いつかない何かを掴もうとして、どこかぼんやりした頭のまま電車に乗り、最寄り駅からの夜道を歩いていた。</p><p name="8a8f46c1-34dd-47d7-ae91-3380731ae82e" id="8a8f46c1-34dd-47d7-ae91-3380731ae82e">どうしてそんなことを考えていたかと言えば、約1年前の、前回のライブでの経験からだった。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n361335dc4300'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 16 Apr 2026 15:22:43 +0900</pubDate>
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      <title>続・内面化された資本主義と尊厳のはざまで　</title>
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      <description><![CDATA[<p name="2db922ef-8bd1-408b-9182-d86c19afe167" id="2db922ef-8bd1-408b-9182-d86c19afe167">子どもたちの発熱と自分の体調不良、それによって遅れた仕事の埋め合わせに追われた一週間だった。<br><a href="https://note.com/cocco_00501120/n/n511ea8cfbf1d" target="_blank" rel="nofollow noopener">前回の日記</a>で、資本主義下での労働における、求められるものと時間制約、自分自身の矜持(というと大げさだけど)のはざまにあるジレンマについて書いたけど、書き忘れた大事なピースがあったことにあとから気がついた。<br><br>このいかんともしがたいジレンマが発生する構造には、「生活」が密接にかかわっている。冒頭に書いたような、家族のケアを含めた生活のことである。<br><br>私が、求められることに応えるために「やりきりたい」と思いながらそれができない理由は、時間給という雇用形態だけではない。多少時間外になったとしてもクオリティを担保するべきでは、自分の勉強のためにもそれくらいはやるべきだ、という内なる声に待ったをかけるのは、「対価に見合っていない」という不満よりも(それもあるにはあるが)、もっと現実的な、目の前の生活なのである。</p><p name="ac3803d4-2a32-4790-ac3e-78556bc93455" id="ac3803d4-2a32-4790-ac3e-78556bc93455">スキルアップのためと割り切り、退勤後の時間を無償労働や勉強につぎ込もうとすれば、そこにある生活を圧迫することになる。私は主婦であり母であるので、生活はニアリーイコール家事労働とケア労働だ。だから退勤後の無償労働が意味するのは、自分の「自由時間」を圧迫するという話だけではなく、というかそれ以上に、家事と家族のケアを圧迫するという犠牲の話なのである。<br><br>家事労働とケア労働の主な担い手という立場で時間外労働をする、つまり家族をないがしろにするのは、やはり間違っているような気がしてしまう。<br>睡眠時間を削って仕事をやれるほど若くもないし、そこまでやったらさすがに頭がおかしくなるような予感もある。<br><br>これらいくつかの要因をもって、私は「成長」を選ぶ方にコミットできないんだと思った。つまりそこには、私自身から純粋に発せられる「搾取されるのは嫌だ」という気持ちだけではなく、「生活」にかかわる労働の担い手であるからそうせざるを得ない、というままならさがあるということだ。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/nfe45f5094fbc'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 14 Feb 2026 21:44:36 +0900</pubDate>
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      <title>内面化された資本主義と尊厳のはざまで</title>
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      <description><![CDATA[<p name="1b86425a-3e75-45b8-b041-a80b67dd3b57" id="1b86425a-3e75-45b8-b041-a80b67dd3b57">今週は仕事でヒイヒイだった。ヒイヒイ言いながら、資本主義について考えていた。</p><p name="5805c46d-2e1a-4473-9776-7a321fb9ae4c" id="5805c46d-2e1a-4473-9776-7a321fb9ae4c">■リング1　期待と責任、そして成長<br>赤コーナー:未経験領域の仕事を任せ、ここでがんばれば成長できますよ、期待しています、という言葉をかける雇用主。<br>青コーナー:期待に応えたいという気持ちや、仕事をまっとうしなければという責任感、ここで踏ん張るのが自分のためでもあるという強迫観念。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n511ea8cfbf1d'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 07 Feb 2026 07:44:26 +0900</pubDate>
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      <title>日記</title>
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      <description><![CDATA[<p name="cfc8ad6d-1d86-4a60-83d1-d67b128e36d6" id="cfc8ad6d-1d86-4a60-83d1-d67b128e36d6">仕事でモヤモヤしたあとに、生活でモヤモヤして、憂鬱な気持ちで夕飯の支度をし、洗濯をして、洗い物をする。しながら考えたことを、最近はAIに壁打ちしてる。<br>こういうモヤモヤは哲学的に考えるとどういうことが言えるかってことを整理してもらって、それをよくよく観察して、考える。これがおもしろい。知らない概念も出てくるからそれを調べ直して、関係する哲学者に関する動画の解説を聞いてみたり。そこに、自分のモヤモヤと共鳴することを見出だしてみたり。<br>これってなんなんだろうって、これまたAIと話してみたら、「生活哲学のフィールドワークですね」だって。生活哲学？そんなものあるの？と思って調べてみると、生活哲学という分野そのものはないみたい。チッ。AIめ、またやったな。</p><p name="7b1cb95e-640a-40ec-921f-e2d3997fac72" id="7b1cb95e-640a-40ec-921f-e2d3997fac72">一番近いのは「美学」らしい。「日常美学」という分野があるそうな。美学は簡単に言うと「こうあるのが自分にとって美しい」ってことらしくて、つまり日常のなかに自分なりの美しさを見出だして、観察したり、そうあれるように行動したりするってことかな？<br>うーん。美学は私がやってることとか大事にしてることとは違う気がする。生活のなかでのモヤモヤ、つまり違和感を掬い上げて、それを観察し、解釈し、哲学の考え方と突き合わせてみること。これが私のやってることなんだけど、これも哲学するってことなんだろうか？<br><br>と思って調べると、どうやら現象学や解釈学っていう哲学の分野が近いっぽい。生活現象学、生活解釈学？うーん語呂が悪い。やっぱり生活哲学がしっくりくるな。個人的に哲学するだけだから、個人的な名付けでいいか。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n63c9d30e02e5'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 29 Jan 2026 23:22:22 +0900</pubDate>
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      <title>日記</title>
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      <description><![CDATA[<p name="e2833e68-48dc-4844-9f95-653aabe874b5" id="e2833e68-48dc-4844-9f95-653aabe874b5">ビビビ婚、なんて言葉があった。ビビビ婚にはほど遠い人生を歩んでるけれど、ビビビな出会いはこれまでいくつか経験した。そう、推しとの出会いだ。<br>「あ！え……？あ！ああっ」みたいな、ふいに沼に片足突っ込んじゃって、何かと思って目を凝らしたらドボン。いつのまにかなにかがこう、共鳴しちゃったみたいな。<br><br>で、昨日、新しい出会いがあった。推しと呼ぶには畏れ多いが、今、めちゃめちゃ興味が湧いてしまってる。ドボンの手前？<br>それは、哲学者の國分功一郎先生。お名前には聞き覚えがあったし、ベストセラー『暇と退屈の倫理学』も聞いたことはあったけど、はっきり認識したのは昨日。きっとこれまで読んだ本や聴いたPodcastのいくつかで、お名前を耳にしてきたんだと思う。<br><br>これまで推しに沼るときって、だいたいすぐにWikipedia行ったり公式サイト見たりYouTube見たり、一通りネットの海をさらうってフェーズがあったけど、今はちょっと時代が変わった。今回はもう、AIが全部教えてくれました。<br>AIの解説の時点ではおじいちゃんをイメージしてた。というか有名な方だしその道の権威の方で少し前の時代の方なのかなとか。そしたら全然。まだ五十代。自分と十歳くらいしか違わないじゃん。まじかよお若い。しかもシュッとされてる。しかも語り口もすてき。哲学の先生なんだから当たり前だけど本質的で論理的、なのに親しみやすく耳に優しい。えらそうな感じとかまったくない。<br><br>いやでもそんなのは枝葉です。大事なのはなによりその思想ですよ。ビビビときちゃったのは。<br>今まで哲学に興味を持って、ちょっと本を読んでみたりPodcast聴いたりYouTube見たり。少しずつ知識は増えたけど、「そうそうそれ！」と思える共鳴には至らなかった。<br>けど國分先生の「中動態」についてのお話を聞いたとき、「ななな、なにィ……！？」って、巻き戻して聞き直しちゃったもんね。</p><figure name="4ed9df20-6d8a-4b70-b0e3-3e51af0043e2" id="4ed9df20-6d8a-4b70-b0e3-3e51af0043e2" data-src="https://youtu.be/kzSMHrNyC0k?si=25dJoKwNDVtvpqcg" data-identifier="null" embedded-service="youtube" embedded-content-key="emb35a83029f7c2">  </figure><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/ndc775437ad5c'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 28 Jan 2026 17:17:24 +0900</pubDate>
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      <title>文系SF初心者が打ちのめされた、Netflix版『三体』が描き出す人間という生き物の「業」</title>
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      <description><![CDATA[<p name="a32f19ed-1499-47f0-8453-e6f103940165" id="a32f19ed-1499-47f0-8453-e6f103940165">少し前にNetflix版『三体』を完走した。最初こそ登場人物の整理や物理学用語の多い会話に追いつくのにもたついたものの、大枠の構図を理解してからはぐいぐい物語に引き込まれ、二日ほどで全八話観終えてしまった。<br>私は物理も数学もてんでだめな文系人間で、SFにも馴染みがないのだけど、その私でもエンタメとしてめちゃくちゃ楽しめた。加えてこれが単なる「宇宙人侵略モノ」ではなかったことも、ハマった理由のひとつだと思う。<br><br>冒頭の文化大革命のシーンでの、自分たちの正義を信じて疑わない民衆の残酷さや、度重なる身近な人の裏切り行為に始まり、全編「人間の愚かさ」というものが通奏低音のように流れていた。<br>それこそ「三体」と呼ばれる宇宙人が地球にやってくるきっかけを作った葉文潔が「あのボタン」を押したのは、まさに「人間の愚かさ」を目の当たりにしたからだったろうし、その後もさまざまな登場人物の思惑や物語の展開を見て、これはSFガチ勢だけに向けた物語ではなく、むしろ私のような「科学のことはてんでわからないけどそれに振り回される人間を見てウワァァァって言いたい層」にもめちゃくちゃ響く、人間の本質をあぶり出した哲学的な人間ドラマなんだと感じた。<br>この記事では、SFの細かい設定のことはちょっと脇に置いておいて、その人間ドラマに主に焦点を当てて感想と考察を述べていきたい。</p><table-of-contents name="a690b20b-9a82-47e6-a15f-3762e1fa956e" id="a690b20b-9a82-47e6-a15f-3762e1fa956e"><br></table-of-contents><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n5c5097601d98'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6710614/profile_80c9dfce29ffd574d07fc26fa72ebf62.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 24 Jan 2026 23:32:09 +0900</pubDate>
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      <title>日記</title>
      <description><![CDATA[<p name="7f44d5ad-0f8b-4ea6-8603-1a847b9a0f23" id="7f44d5ad-0f8b-4ea6-8603-1a847b9a0f23">ずっとモヤモヤしているので、あてはないけど書き始める。</p><p name="a12df92b-75cf-4c7c-a45d-36063931f1da" id="a12df92b-75cf-4c7c-a45d-36063931f1da">・健全じゃない<br>いろんな人の新年の抱負なんかが目に入ると、みなさんとても健全でいいなと思う。自分はそういう健全な抱負、目標、を持ったことがない。と思ったけど、よく考えたら違った。正確には、昔は持っていた。若い頃。けれど今の生活になって以降は、ない。別になにかを恨んでいるわけではない。そういうものだとただ思っている。無気力ということなのかもしれない。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/na3f9919f65fb'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 11 Jan 2026 08:09:29 +0900</pubDate>
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      <title>ゾンビの悲哀は俺たちの悲哀【King Gnu『SO BAD』】</title>
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      <description><![CDATA[<p name="2de895cc-614a-449a-9202-543ca7a7bdad" id="2de895cc-614a-449a-9202-543ca7a7bdad">10/17、King Gnuのミュージックステーションでのパフォーマンスと、その後のYouTube配信ライブを観た。相変わらずめちゃくちゃにかっこよくて、もう5年も推してるのにまだこんなに新鮮に感動できるのかと、推しの魅力をしみじみ再確認した夜だった。</p><p name="8d0d5c88-b967-460d-b3a0-0e1c15a4b087" id="8d0d5c88-b967-460d-b3a0-0e1c15a4b087">後日、『SO BAD』のパフォーマンスだけがYouTubeで期間限定公開された。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n143eeeb8102e'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 24 Oct 2025 00:26:08 +0900</pubDate>
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      <title>強さとはしずかな、内なる火であるということ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="8aad961f-8e06-43a3-889e-4c9feee387ad" id="8aad961f-8e06-43a3-889e-4c9feee387ad">強さについて考える。それは誰かを打ち負かすような強さじゃなくて、内なる火を絶やさない強さ。燃え盛る炎じゃなくて、しずかな、でも消えない、すっくと佇むような強さ。</p><p name="dd9150fc-22a8-469d-b391-02636def2a27" id="dd9150fc-22a8-469d-b391-02636def2a27">彼は自分を強く信じているし、周りのことも自分と同じだけ人として尊重している。上げも下げもしない。究極のフラット。みんながその強さを持てたら世界は平和なんだけど、そんな簡単じゃないから世界は難しい。でもだからこそ、その強さを持っている人が尊いし眩しい。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n3bb965abb7f4'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 11 Sep 2025 22:45:02 +0900</pubDate>
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      <title>短編小説『坂の下で』</title>
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      <description><![CDATA[<p name="2592fe42-7847-4e2f-bd16-3b1d4416188f" id="2592fe42-7847-4e2f-bd16-3b1d4416188f">　炊飯器の音が小さく聞こえた気がして目を開いた。窓から光が差し込み、風がカーテンを揺らす。台所から物音がする。果歩はまだ開き切らない目を軽くこすり、枕元のスマートフォンで時間を確認して布団から出た。<br>　汗をかいたパジャマを脱ぎ、Tシャツと麻のパンツに着替えて台所に行くと、すでに身なりを整えた澄江がエプロン姿で味噌汁の味見をしていた。<br>「おはようございます。お義母さん、早いですね。もう今日からでしたっけ」<br>　言いながら果歩は台所を抜け、和室の後飾り祭壇と横の仏壇から仏飯器と湯呑みを二組持ってくる。<br>「そう。あっという間よね、五日なんて」<br>　忌引きの日数は、たいてい子どもが五日間。親は一週間、配偶者は十日間が目安だ。喪主を務めた果歩の休みはあと五日。やるべきことはまだあるけれど、あと五日間、日中はこの広い家にひとりなのかと思うと、それもまた少し手に余る気がした。果歩は台所で炊飯器からごはんを少量よそい、湯呑みに水を汲んで和室に戻った。一つは征爾の祭壇に、一つは仏壇へ。仏壇には、義父・卓の写真が飾られていた。<br>「もう夏休みでしょ。子どもがまだ小さいパートさんはお休み取っちゃうから、人足りないのよ。まあ家にいるよりもね、動いた方がいいのよ、こういうときは」<br>　澄江は数年前に定年まで勤め上げた地元企業を退職し、今は週に何日か国道沿いの大型スーパーで働いている。<br>「はー、暑い。エアコンつけよう。果歩ちゃん、あっち窓閉めてくれる」<br>　果歩は祭壇と仏壇、順に線香に火をつけてりんを鳴らし、手を合わせて征爾と卓に朝のあいさつをしてから和室の窓を閉めに行った。<br><br>「今日、朝陽が来るんです。お線香あげに」<br>　目玉焼きの黄身をくずしてハムに絡め、口に運びながら果歩は言った。<br>「あさひって、あの朝陽くん？　自転車の？」<br>　果歩は二度頷いて、ハムエッグを飲み下す。<br>「すごい久しぶりじゃない」<br>「お義父さんのお葬式以来。たぶん、十八年ぶり」<br>「あら結婚式は？　来てないの？」<br>　言いながら澄江は、昨日果歩が漬けたきゅうりの浅漬けに箸をのばしポリポリと噛む。朝陽に会ったのは卓の葬式の席が最後だ。まだ果歩も征爾も朝陽も大学生だった。果歩は実家暮らしだったからすぐに駆け付けられたけれど、東京にいた朝陽は訃報の二日後に新幹線で帰省し、告別式にだけ参加した。果歩と征爾が結婚したのはそれから四年後。結婚式の招待状に同封した返信ハガキは、締切を過ぎて果歩の家に届いた。欠席に丸がついていた。<br>「朝陽、忙しいから」<br>　東京のテレビ局に勤める朝陽が忙しいのは嘘ではないが、故郷であるこの町にほとんど帰ってこないのは、別の理由があるからじゃないかと果歩は思っていた。<br>　朝のニュース番組がスポーツニュースになると同時に澄江は食事を終え、ごちそうさまと言って祭壇の前に座り、手を合わせた。<br>「ごめんね、今日私いられないけど。朝陽くんによろしく伝えてね」<br>　果歩は頷いて、食器を運ぶ澄江に向かって言った。<br>「わたし片付けとくんで。行ってください。遅れちゃう」<br>　スポーツニュースが終わる頃が、澄江がいつも家を出る時間だった。いってらっしゃいと澄江の後ろ姿に声をかけ、味噌汁を飲み干して果歩はテレビに視線を移した。<br>「今日も真夏日になりますが、夕方以降は大気の状態が不安定になりそう。夕立には注意が必要です」<br>　お天気キャスターの予報を聞いて果歩は、洗濯は早めに済ませなきゃなと思った。テレビを消し、食器の後片付けを始めた。</p><p name="1578f9eb-fadb-4222-a846-bce13d070cc7" id="1578f9eb-fadb-4222-a846-bce13d070cc7">　果歩と征爾と朝陽は、小中高と地元で同じ学校に通った。高校の部活も一緒で、十代のほとんどを三人で過ごした。でも高校最後の夏、征爾の事故をきっかけに何かがバランスを崩した。それは音を立てて壊れるようなわかりやすいものではなく、静かに、人知れず体の一部が擦り減っていくように形を変えた。<br>　午後、乾いた洗濯物を取り込んでいるときにインターホンが鳴った。果歩は朝陽を和室に通し、テーブルに麦茶の入ったグラスを置いて、祭壇の前に座る朝陽に言った。<br>「来てくれてありがとう」<br>　回る扇風機の風が当たり、朝陽がつけた線香の煙が揺れる。<br>「いや、悪い。すぐ来られなくて」<br>　合わせた手を下ろした朝陽は、十八年前とそれほど変わっていないように見えた。強い意志を感じさせるくっきりした目元、短く刈り上げた襟足、それから大きい手。あの頃の朝陽のままだ。それでもよく見れば、目元にはうっすら皺が刻まれ、顎のラインは緩やかになり、手の甲には染みがある。会っていなかった十八年分、きちんと歳を取っている。<br>「せいちゃん喜んでると思う。お義父さんも」<br>　朝陽は祭壇に飾られた征爾の遺影と、仏壇に飾られた写真立ての卓を順に見て、「二人とも早すぎるよな」と言った。早すぎる、という言葉の持つ不在の色の濃さに、果歩は思わず話題を変えた。<br>「朝陽、元気？　忙しいんでしょう？」<br>「そういう仕事だからね。まあ、なんとか。毎日あくせくやってるよ」<br>「今もスポーツ局？」<br>「いや、一昨年かな。異動して」<br>　今は編成、と言いかけて朝陽はふと目を留めた。部屋のすみに、畳まれたままの車椅子があった。<br>　高三の夏、インターハイの一回戦で征爾はトップを走っていた。最後のコーナーに差し掛かったとき。征爾は二位につけていた選手と接触、激しく転倒し、そのまま起き上がることはなかった。そのレースは二人から遅れて三位を走っていた朝陽が制し、二回戦に進出した。<br>「果歩は？　今も市役所？」<br>「あ、うん」<br>「どう？　大変？」<br>「まあ、こっちはこっちで、この町のためにあくせくだよ」<br>「そっか」<br>　朝陽は少し笑って、よかった、と言った。<br>「思ったより元気そうで」<br>　朝陽の笑った顔に、果歩は思いがけず動揺した。練習に明け暮れ、どうでもいいことにいつまでも笑っていたあの頃が脳裏に浮かんだ。胸の奥が微かにざわつく。果歩は朝陽の顔から目を逸らした。<br>　自分でもよくわかっていなかった。征爾がいなくなったあとの煩雑な手続きはほとんど果歩が済ませたし、毎日涙が出て眠れないなんていうこともない。でもそれは、元気なのとは少し違うと思った。手と頭を動かしている限り考えなくていいことがある。どこかでそう思っているような気がした。<br>「今日は実家には？　もう帰った？」<br>　果歩の問いかけに、朝陽は「いや」と短く答える。<br>「帰んなよ。おじさんもおばさんも寂しがってるよ」<br>「もうそういう歳でもないだろ」<br>「そんなことないよ。今の方が会いたいんじゃないかな」<br>　朝陽は眉を上げ考えるそぶりを見せて、「まあそうか。そうだな」と呟いた。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n82786b778de4'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 21 Jun 2025 09:10:41 +0900</pubDate>
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      <title>常田作品にみる、光と闇のあわいについて</title>
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      <description><![CDATA[<p name="cc2ef821-4b32-4afb-979b-77c538e8d72e" id="cc2ef821-4b32-4afb-979b-77c538e8d72e">King Gnuの新曲『TWILIGHT!!!』を聴いていたら、常田作品には結構「夕暮れ」とか「夜明け」みたいな時間帯ってよく出てくるかも、と気がついた。</p><figure name="12d8bf89-064e-420c-91e5-5714f269282e" id="12d8bf89-064e-420c-91e5-5714f269282e"><blockquote><p name="e9a7e775-d8fe-4610-b900-2a127ace3f1a" id="e9a7e775-d8fe-4610-b900-2a127ace3f1a">twilight…(日の出前・日没後の)たそがれ(時),薄明,薄暮,(薄明に似た)微光,(全盛期・栄光・成功の後の)たそがれ(の状態)</p></blockquote>
<figcaption></figcaption></figure><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n0d3a486ff35a'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 06 May 2025 15:07:40 +0900</pubDate>
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      <title>脊髄反射の祈りとともに【KING GNU LIVEHOUSE TOUR 2025 CLUB GNU EDITION】</title>
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      <description><![CDATA[<p name="d8e3fdda-4cd5-4d4d-889f-71fae9cf3fda" id="d8e3fdda-4cd5-4d4d-889f-71fae9cf3fda">2025年3月27日、私にとって7回目のKing Gnuライブ、ファンクラブツアー『KING GNU LIVEHOUSE TOUR 2025 CLUB GNU EDITION』のファイナル公演を観に、有明ガーデンシアターへ行ってきた。そして今、4月9日追加公演の配信アーカイブを見ながら、この文章を書いている。<br><br>画面の中で全身全霊のパフォーマンスをする4人を観て、いてもたってもいられなくなり、停止ボタンを押してから下書き編集画面に移動する。でも衝動は確かにあったはずなのに、書こうとしてもどう表現したらいいかわからず手が止まる。こんなに心が動いたのに、それを書こうとするとどれも嘘になっていくような気がする。<br>しばらく書いては消し、書いては消しを繰り返して、どうにもならなくて配信画面に戻る。するとまたすぐに4人の音が、声が、眩い照明とともに広がって、そのすべてが焦燥感を搔き立ててくる。きっと、残さねばならないという焦燥。書かなければ忘れていくのに、正確になんて書き残せない。言葉にすればするほど取りこぼしている感覚は強くなり、焦燥感はなくなるどころか増していく。忘れたくない。でも忘れないなんてあり得ない。ならば私は何を書けばいい？</p><p name="adefa050-5751-4eda-97b5-b9b1ce2b4833" id="adefa050-5751-4eda-97b5-b9b1ce2b4833">わからないまま、また再生ボタンを押す。<br><br>わからないまま、という感覚は、今回実際にライブ会場へ行く前、いやもっと前の、このファンクラブツアーが発表された時にも感じた。正直なところ、今回、はじめは申し込むか迷っていた。ファンになって初めてのことだ。少し前の自分なら考えられない。以前は即スケジュール確認即家族へ相談即申込みボタンを押してたのに。<br>今も彼らのことが好きなのは間違いないけれど、少し前から自分の熱量が落ち着いていたのもあって、ファンクラブ退会も考えていた。でも悩んだ末に申し込んだ。あとで後悔したくないという思いからだった。少し前までのような、会いたくて会いたくてふるえる的ムーブではなかったけれど、すっぱり距離を取れるほどドライにもなれていなかったんだろう。行って以前のように楽しめるのかわからなかったけれど、結局は指が勝手に動いて申し込んでいたので、そんな自分の心に従うことにした。<br><br>そして当日、1年2ヶ月ぶりにKingGnuのライブを体感すると、その「わからない」はいとも簡単にどこかへ吹っ飛んだ。1曲目の『):阿修羅:(』が始まった瞬間から身体は勝手に動いて、声も勝手に口をついて出ていた。2曲目は『Flash!!!』。ド頭、新井さんのバッチバチのベースで休むまもなくまた身体を動かされ、閃光をフロアに撒き散らす常田さんのギターで理性のリミッターは呆気なく外れる。全開ぶち上げチューン2曲での幕開けによって、頭で何かを考える余裕なんて一切なくなった。「余計なこと考えてんじゃねぇ」って言われたみたいだった。<br><br>『Sorrows 』までの3曲ですでに楽しくてしょうがない。繰り返しジャンプして踊って歌って、おそらく生で初めて聴く『あなたは蜃気楼』に興奮して、あー最高最高ってなっているうちに『ねっこ』『硝子窓』『The hole』のバラードパートに突入。いつも通り常田さんのピアノがやさしくて、井口さんの声がきれいで、切なくて苦しくて私はもうだめだ。井口さんの声は、雨と涙が滲む暗い空も、悲しいほど透きとおる青空も包摂して、うつくしい歌に昇華していく。<br>冒頭あんなに踊らせた後に涙腺崩壊不可避の3曲をぶっ込んでくるKing Gnuってもうなに？にくい。いけず。セトリ考えたの誰？先生？好き。<br>いつのまにか戻っていた。やっぱり好きじゃん。大好きじゃん。4人の音で踊り狂って、ふらつきながらも延々とジャンプして声を出して、一転涙腺を緩ませているうちにこわばっていた心はほぐされていた。久しぶりに自分を解放できたような気がした。<br><br>ガーデンシアターでそんなにも楽しんでそんなにも感動したのに、それなのにまた、実は追加公演の日になっても配信チケットを買うか悩んでいた。当日の感動だけでも十分じゃないかという気持ちがあった。<br>そこでもまだ「わからない」まま。それでもやっぱり「観ない」という選択肢はなかった。大好きな人たちの大切な瞬間を観られる、そこに居合わせられるのは当たり前ではないという気持ちがむくむくと大きくなっていたせいかもしれない。永遠に続くものなんてないのだから。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n74f040273554'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 17 Apr 2025 00:21:18 +0900</pubDate>
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      <title>後悔は「ありえたかもしれない希望」になって、今の私と手を繋いでる【映画『ファーストキス 1ST KISS』】</title>
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      <description><![CDATA[<p name="2405da2c-11bd-4086-b645-3072b5d224e9" id="2405da2c-11bd-4086-b645-3072b5d224e9">人は八割方、後悔でできていると思う。<br>ああすればよかったこうすればよかった。あんなことしなければよかったどうしてそんなことしたんだろう。あそこでああしていたら今どんなだっただろう。そんなタラレバを溜め込んで積み重ねて、でもそんなこと言ってもしょうがないよって自分に言い聞かせながら蓋をして今日も生きている。</p><p name="8b4cf0d1-6401-421f-8ca6-e7aa54bf0402" id="8b4cf0d1-6401-421f-8ca6-e7aa54bf0402">映画『ファーストキス 1ST KISS』（以下、『ファーストキス』）で松たか子演じるカンナももしかしたら、まるで家庭内別居（のち離婚）になってしまった自分たち夫婦の現状について、どうしてこんなことになってしまったんだろうと何度も頭を抱え、過去の何かを後悔したかもしれない。<br>男女の「うまくいかなかったパターン」を近年描き続けてきた坂本裕二が、なんと『ファーストキス』ではＳＦ世界観の肩を借りて「うまくいかなかった二人をやり直すパターン」を描いた。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n726ee0f22cee'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 21 Feb 2025 01:08:44 +0900</pubDate>
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      <title>私は今、「コテンラジオ後」の世界に生きている【#推したい会社 株式会社COTEN】</title>
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      <description><![CDATA[<p name="195d9740-2486-4956-9bdd-c7f17401247b" id="195d9740-2486-4956-9bdd-c7f17401247b">世界について考えたことがなかった。<br>地球儀も世界地図もニュースで流れる世界情勢も、小さい時から大人になるまで何度も目にしてきたはずなのに、恥ずかしい話、その態度はどこかぼんやりとしていて、見ているようで本当に「見て」はおらず、私の頭の中に「世界」に関する情報は一向に蓄積していかなかった。たぶん、「世界」は自分とは関係のない、別のところにあると思っていた。<br><br>高校の世界史の授業では、教科書や黒板あるいはプリントにおけるカタカナの割合が多すぎて目が文字を捉えきれなかったし、登場するのは似たような名前どころか同じ名前だったり、一世とか二世とか三世とかで申し訳程度に差別化されたキャラ（もとい歴史上の人物）ばかりで全く覚えられなかった。海外文学を読もうと意気込んだ数分後に、前ページに登場した人物の名前をもう忘れていて絶望してすぐ諦めるあれ、あの気持ちの起源はこれ、という感じだ。受験は消去法で日本史でいこうと早々に決めた。<br>ちなみに日本史に関してもたいした違いはない。「カタカナよりは漢字の方が覚えやすい（はず）」程度の考えで、結局は無理やりほぼ丸暗記で受験を乗り切ったため、大人になってから残っていた知識はゼロに近かった。<br><br>こうなってくると、興味がないどころか歴史というものは自分にとって弱点になってしまっていた。大人になって思いのほか、歴史って結構多くの人が興味を持つ分野であり基本教養でもあるんだと気がついたけれど、染みついてしまった苦手意識はなかなか強固で、いつからか「大河ドラマ」と聞くだけで「あ、守備範囲外」と拒否反応を示す人間になっていた。</p><p name="b4daff60-c409-45a4-b666-581e5e67980f" id="b4daff60-c409-45a4-b666-581e5e67980f">そんな筋金入りの歴史音痴の私が推したい会社が、株式会社COTENだ。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n5d18d65e6571'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 06 Feb 2025 15:39:31 +0900</pubDate>
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      <title>観る者によって色を変えるキャラクターの魅力、そして「肯定」の物語【映画『街の上で』】</title>
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      <description><![CDATA[<p name="64d1df73-f69a-4cee-ae45-8b51b8e31864" id="64d1df73-f69a-4cee-ae45-8b51b8e31864">※このnoteは映画『街の上で』本編のネタバレを含む感想文です。<br><br><br>映画『街の上で』に出てくるキャラクターは皆、すごくリアリティがありながら、現実ではそうそうお目にかかれないような、絶妙な魅力を持つ人たちばかりだ。<br>中でも私が好きなのは、主人公・荒川青と、作中で青が出会う大学生・城定イハ。特にイハは、作品を繰り返し観ているうちに印象がガラリと変わった、私の『街の上で』体験を語る上で欠かせないキャラクターである。</p><p name="fc81fe5b-a929-424c-9a60-d67469ccfe1f" id="fc81fe5b-a929-424c-9a60-d67469ccfe1f">初見では単純に、イハちゃんは掴みどころがない女の子だなと思っていた。<br>まだよく知りもしない青のことを突然部屋に誘うし、回収されていない謎ゼリフが結構あるし、何考えてるかわからないかと思えば素直な発言もあったりする。自主映画で全出演シーンをカットされた青に対して最後に言う「（映画に）出てましたよ」というセリフも、初見では意図がよくわからなかった。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n66d5fc8ad5e5'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 09 Aug 2024 03:47:03 +0900</pubDate>
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      <title>King Gnuが巻き起こす「この風」に乗って、私は私を生きていく【KingGnu Dome Tour『THE GREATEST UNKNOWN』】</title>
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      <description><![CDATA[<p name="ae348bed-d0bb-4aca-98e4-a3a1659485a0" id="ae348bed-d0bb-4aca-98e4-a3a1659485a0">　2023年11月に発売された新アルバム『THE GREATEST UNKNOWN』を引っ提げたKing Gnuの5大ドームツアーが、3月23日に札幌で千秋楽を迎えた。私は2024年1月28日の東京ドーム公演に現地参戦し、千秋楽の札幌公演を配信視聴した。<br>　前回ライブから約半年、今回はなんといっても新アルバムのツアーだから、これまでとはちょっと違う特別感があった。私が彼らのファンになったのは2020年2月で、当時彼らは3rdアルバム『CEREMONY』をリリースしたばかりだったけど、アリーナツアーはコロナで開催中止。それからおよそ4年近くアルバムリリースはなく、今回が私にとってファンになって初めての、待ちに待ったアルバムリリースツアーだったのだ。</p><figure name="b8fc6abb-d91f-4541-af55-30c3b6d519e2" id="b8fc6abb-d91f-4541-af55-30c3b6d519e2"><img src="https://assets.st-note.com/img/1712911088495-UFSejw5Vwq.jpg" alt="" width="620" height="465"><figcaption>プレステのデカジャケ。デカすぎ</figcaption></figure><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n5a54d2efcb8e'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6710614/profile_80c9dfce29ffd574d07fc26fa72ebf62.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 13 Apr 2024 01:50:19 +0900</pubDate>
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      <title>背中をさすってくれる歌【 #推し短歌 】</title>
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      <description><![CDATA[<p name="74be6e73-5d59-485f-b1f4-d6843634be4c" id="74be6e73-5d59-485f-b1f4-d6843634be4c">アイロンをかけながら聴く二十二時　背中さすってくれる歌あり</p><p name="c42f5c63-5a1c-4144-b447-4b1a6fb2b81e" id="c42f5c63-5a1c-4144-b447-4b1a6fb2b81e">いつのまに来たのだろうか手のひらにバトンを持ってふと振り返る</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/ne2680e4d32be'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 01 Oct 2023 02:13:42 +0900</pubDate>
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      <title>運動音痴の私が人生で唯一憧れ続けたスポーツ、バスケットボールの話</title>
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      <description><![CDATA[<p name="a1bb8208-4794-4e21-a93e-061150d2c1a1" id="a1bb8208-4794-4e21-a93e-061150d2c1a1">幼少期から今の今まで、ずっと運動が苦手な人生だ。<br>とにかく体力がない。絶望的に足も遅い。<br>小学生の頃、マラソン大会のある冬の日が一年で一番嫌いな日だった。</p><p name="b249b6f7-58fa-4b4b-891a-75930ceb68b2" id="b249b6f7-58fa-4b4b-891a-75930ceb68b2">中学ではソフトテニス部で、たとえばラケットが振れないとか、球が打てないというタイプの運動音痴ではなかったのだけど、やはり体力と足の速さの問題が立ちはだかった。鍛えて向上させようという気概はなし。根性がないのである。<br>なんとか辞めずに三年間続けた。でも引退して部活がなくなったらより一層、その後高校でも輪をかけて、体育が嫌いになった。体育祭や球技祭では、とにかく何事もなく、目立たないようにその日を終えるのが目標だった。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n9865c2e34248'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 07 Sep 2023 16:47:18 +0900</pubDate>
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      <title>ここでしか摂取できない栄養がある。だから私はライブに行く【King Gnu Stadium Live Tour 2023 CLOSING CEREMONY】</title>
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      <description><![CDATA[<p name="266fbf87-e012-411f-9d9e-1f085aeaae9b" id="266fbf87-e012-411f-9d9e-1f085aeaae9b">前日まで台風や雨にヤキモキしながら迎えた6月3日。すっかり板についたぼっち参戦で、King Gnu Stadium Live Tour 2023 CLOSING CEREMONYに行ってきた。</p><p name="63206f36-f2cf-4cb3-afca-84c814d255c6" id="63206f36-f2cf-4cb3-afca-84c814d255c6">前回の東京ドーム公演から約半年ぶりのKing Gnuライブ。<a href="https://note.com/cocco_00501120/n/nd39bd4ce7f2b" target="_blank" rel="nofollow noopener">前回のレポ</a>でも書いたけれど、自分がライブレポってものを書く意味は、今もやっぱりよくわからない。プロがレベルの高いレポートを、事細かに振り返った感想をたくさんのファンの方が、すでに書いている。それでも自分が書く意味を見出だすのって、難しいよねって話。<br>存在証明。そこに、彼らと自分が、たくさんのファンが、いたことの存在証明。それだけのためになら、書ける気がする。時間が経てばどうしたって、その時の気持ちは忘れていくから、どうにかして残しておきたい。感情と心象風景の真空パックだよ。だから、今回も難しいことは考えず、私が感じたこと、見た風景を中心に、記録していってみようと思う。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n7175430bb0b8'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 28 Jun 2023 13:41:39 +0900</pubDate>
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      <title>ライブレポは「奇跡」の存在証明【King Gnu Live at TOKYO DOME】</title>
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      <description><![CDATA[<p name="8d762450-336c-4b67-99be-1907a7396ff2" id="8d762450-336c-4b67-99be-1907a7396ff2">ライブレポートというのは、何のために書くのだろう。<br>感動を忘れてしまわないために。<br>言いたいことがありすぎて、黙っていられないから。<br>素晴らしかったライブのあれこれを、誰かに伝えたいから。<br>想いを、本人たちに伝えたいから。<br>そのどれも、という人もいるだろうし、全く違う、という人もいるだろう。<br>私はどうだろう。<br>たぶん、そのどれも、だった。<br>でもわからなくなった。ある時、ライブレポートを書く意味を見出せなくなった。<br><br>理由のひとつは、ここまでに何度かライブレポを書いて来て、彼らについて私が語りたいことを、私の持てる範囲の言葉では、語りつくしてしまったような気がしていたから。そしてもうひとつは、尾崎世界観さんの短編小説『電気の川』（文藝2022年秋季号掲載）を読んで、ライブレポートというものを受け取る側の、ひとつの可能性を見てしまったから。<br><br>その場で受け取った感動はその人だけのもので、百人いれば百通りあって然るべきだ。それなのにいつのまにか、「臨場感があってすごい」「ライブを思い出して感動した」「共感する」そんなことを言われて胸を撫で下ろす、そこまででワンセットになっている自分がいた。本当は、誰ひとり同じ感動なんてないだろうに。<br><br>文章を書くなんて所詮自己満足なのだと、狡い諦めで自分を納得させていたことを突きつけられた。開き直りの先にある厚顔無恥な表現欲求と承認欲求。<br>こんなものをインターネットの広い海に放って、何になるというのか。<br>例えばもしも、彼らに伝わったとて、喜んでくれるとも限らない。<br>彼らの真意とは全然違う解釈を垂れ流して、お笑い種かもしれない。<br>笑われるだけならまだいい。『電気の川』のように、自分の文章が本人たちの何か、嫌悪を掻き立てるほどの何かになってしまったとしたら。<br>彼らのことが大好きだからこそ、そんなのは耐えられない。</p><p name="86d01041-58d2-49f2-b4eb-bdd465339f9f" id="86d01041-58d2-49f2-b4eb-bdd465339f9f">＊</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/nd39bd4ce7f2b'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6710614/profile_80c9dfce29ffd574d07fc26fa72ebf62.png?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 09 Apr 2023 02:20:11 +0900</pubDate>
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      <title>King Gnuの新曲『カメレオン』の歌詞を考察してみたら、常田さんの懐の深さに頭を抱えた話</title>
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      <description><![CDATA[<h2 name="fcb40dc1-3e0d-482b-ba87-50d9d64cb547" id="fcb40dc1-3e0d-482b-ba87-50d9d64cb547">『カメレオン』はまるで短編小説</h2><p name="25e9fdac-647b-40a6-aeb2-f2c4e437a696" id="25e9fdac-647b-40a6-aeb2-f2c4e437a696">優れた歌詞は短編小説のようだと思う。King Gnuの新曲『カメレオン』を聴いていてそう思った。メロディや演奏、ボーカル井口さんの声の表現力など、曲を構成する要素すべてがその役割を十二分に全うしたことでこれだけ胸に迫る音楽に昇華されているわけだが、ここではその要素のひとつ、歌詞について少し踏み込んで考察していきたい。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/nddb836485e34'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 05 Mar 2022 08:56:42 +0900</pubDate>
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      <title>眠気に勝てないと嘆く勿れ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="QPLhh">眠気に支配される人生なのかもしれない。　</p><p name="8rkm3">中学くらいまでは、朝目覚ましが鳴って止めて、数分すると母親が起こしに来る、みたいな日々の記憶がうっすらあるし(その頃から二度寝常習犯だったわけだ)、高校くらいから授業は眠気との闘いだったし(視聴覚室で歴史物の映画を見る世界史の授業では、見たい気持ちはすごくあったのだけど暗いせいもあり意に反してほぼ寝ていた)、大学のときは意に反してどころか意志を持って寝ている授業もあったし、バイトの休憩中は休憩室で座って寝てたし、電車のなかでは今思えばあの頃私のとなりに座った人すべてに謝りたくなるくらいしなだれかかって寝ていたし、座れないときも吊革につかまって立ったまま寝ていた。サロンモデルで美容室に行くことが多かったのだけど、たいてい最初と最後以外寝ていた。当時付き合っていた人に呼ばれていたあだ名が「ナルコレプシー」をもじったような名で、ぴったりだねと二人でひとしきり笑った。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/nd6d50a51f014'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 29 Jan 2022 09:23:20 +0900</pubDate>
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      <title>祈るように全身で感じた、King Gnuが更新していく圧倒的な「今」【King Gnu Live Tour 2021 AW ライブレポート】</title>
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      <description><![CDATA[<h2 name="aa4efdf5-b6d1-4507-9e51-9fa491cec01d" id="aa4efdf5-b6d1-4507-9e51-9fa491cec01d">◆はじめに</h2><p name="bcff9e55-701a-459f-97ff-297025584a15" id="bcff9e55-701a-459f-97ff-297025584a15">　これは、「King Gnu Live Tour 2021 AW」11/28のさいたまスーパーアリーナ、12/14の代々木第一体育館に参戦したレポのようなものですが、初めての生ライブの衝撃と感動で記憶は曖昧です。どちらの公演での出来事かとか、細かな状況の描写は正確ではないかもしれません。<br>　正確な情報や音楽の専門的な視点でのお話は、音楽ライターさんによるレポが各メディアにあります。それが一番です。<br>　ならばイチファンである自分がこれを書く意味は何かと言えば、自分のなかに湧き上がった感情、心象風景、それらを書き留めておくことで、砂の城のようにさらさらと崩れて消えてしまう尊い記憶を繋ぎ留めたいと思ったからです。それほどまでにKing Gnuというバンドはかっこいいんだぞ、という布教noteでもあります。<br>　自分にしか書けない、自分のためのレポ。自己満足の文章かもしれないけれど、もしもどなたかが読んでくださったら嬉しいです。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n20def9b139fe'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 27 Dec 2021 13:33:49 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/cocco_00501120/n/n20def9b139fe</link>
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      <title>KingGnuは命の根源を鳴らすバンドだ【Redbull SecretGig オンライン配信 ライブレポート】</title>
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      <description><![CDATA[<p name="176ff671-393b-48eb-a7bd-6a1ad3def7db" id="176ff671-393b-48eb-a7bd-6a1ad3def7db">配信されたライブ映像の冒頭、「#0」と書かれた拡声器をひび割れたコンクリートの上から拾い上げ、煙の立ち昇るモノクロームの画面のなかを横切ったのはこのバンドの首謀者、常田大希。約13万の応募から当選した幸運な60人の観客へ控えめに会釈しステージに上がる。<br><br>RedBull×KingGnu SecretGigと銘打たれたこのライブは、明治から大正にかけて国防のために建造された東京湾に浮かぶ人工島、第二海堡で開催された。インテリジェンスと野性味、洗練と粗野。それらの絶妙なハイブリット感で多くのファンを魅了するKingGnuの秘密の宴にふさわしい、ミステリアスで荒々しくも懐の深そうなロケーションに、私は期待を膨らませ配信当日を迎えた。<br><br>「アーイ」といういつも通りの挨拶を交わし、ステージに4人が揃う。後方カメラが捉えたドラムの勢喜遊がVサインを掲げ、振り向いてカメラに（おそらく）「いくよ」と声をかける。画面がモノクロからカラーへ変わり、前代未聞のシークレットライブが幕を開けた。<br><br>常田がつま弾くギターにベースとドラムが重なりセッションが始まる。何かのアレンジだろうか、としばらく音に身を委ねていると、そのなかによく知るメロディを捉えた。昨年リリースの『千両役者』だ。<br>音源とは違うイントロに、意表を突かれた1曲目に、興奮のボルテージが一気に上がる。いきなりのトップギア。途中画面上部に映り込む上空のヘリすら、さも演出の一部かと思わせる圧倒的な曲の、バンドの世界観（まさかこのために飛ばしたということはあるのだろうか）。曲の盛り上がりにタイミングを合わせた炎の演出がさらに観客を煽る。<br><br>コロナ禍という特殊な状況下にあってもなんとか開催に至ったこのライブの1曲目で「ただ生きるための抗体を頂戴」と叫ぶ常田の歌声は、攻撃的でありながら切実さが滲み、私は今こうして彼らの鳴らす音を聴くことができる喜びを嚙み締めた。<br><br>とびきりの疾走感が爽快な『Sorrows』で、2曲目も止まることなく駆け抜ける。この日、ひときわ自由でのびやかに感じられたボーカル井口理の歌声が東京湾の大空に広がり、呼応するように常田のギターソロが唸る。ベース新井和輝とドラム勢喜遊2人のリズム隊の頼もしさは、いつも彼らが曲を、バンドを支えているのだということを如実に感じさせた。<br><br>ポップソング『傘』を井口が軽快に歌い上げたあと、これもまたファンの耳に慣れぬイントロで始まったのは『MacDonald Romance』。音源よりもいっそうチルでメロウなアレンジ、浮遊感のあるボーカル。そして音源とはまったく別物になっているギターソロに酔いしれた。<br>画面の前で観ていても十分に気持ちが良いのだから、海上の太陽を浴び吹き抜ける風を感じながら聴く『MacDonald Romance』はきっと格別だろう、と会場の60人を羨ましく思った。<br><br>かねてから火が好きと言っていた常田の意向かと思われる炎の演出が、今回最も活かされたのが『飛行艇』だろう。歪んだイントロに常田のシャウトが重なり、次々に炎が上がる。「明治の要塞」と言われた人工島に、地響きのような轟音が一体化する。まさに「命揺ら」し、「大地震わせ」ているよう。音に乗った4人の魂が、豪速球で飛んでくる。重く響くサウンドに拡声器越しの常田の低音が重なり、さらにそこへ井口の透き通るような高音が乗ると、新たに心地良いバランスとなるから不思議だ。これが「KingGnuの音」なのだと思わせた。<br><br>広い空間で多くの人を熱狂させたいという常田の思いから生まれた『飛行艇』。武道館でもアリーナでもない、誰も予期しなかったであろう第二海堡という場所で、会場の60人のみならず画面越しの7万人を前に、この曲の持つ力は最大限発揮された。<br><br>炎が消え、テンションの上がったメンバーが「フゥ！」「熱い！」など口々に言い合う。彼ら自身がリラックスしてライブを楽しんでいる様子がファンとしてはとても嬉しく、けれどやはり早く生で、同じ場所でそれを目撃したいと改めて感じた。<br><br>常田がギターを背中に回し、拡声器に手をかけ始まったのは『Slumberland』。黒煙と赤煙が混じり合い漂って、曲の持つ不穏さが強調される。今の日本の混迷した状況のなかで、この日一番の煙の中から放たれる「Wake up people in Tokyo daydream」「Open your eyes, open eyes wide」というフレーズはどこか示唆的にも感じられた。<br><br>『Slumberland』然り、『飛行艇』、『千両役者』然り、もともとライブで盛り上がる曲ではあるが、この日は特に常田のボーカルが煽情的で、何か、どうにもならない感情をぶつけるようような熱量のあるボーカルが印象的だった。<br><br>『Slumberland』が終わると同時に煙が引き、唐突に空が開けた。常田がキーボードの前に座る。すぐにピンと来る。続くのは『The hole』だ。偶然なのか計算通りの演出なのかはわからないが、まるで曲のために空が晴れたかのようだ。ピアノが鳴り始めたとき、上空を飛ぶヘリのプロペラ音が重なった。メンバーが空を見上げる。<br>あの一瞬の、曲が始まるまでのほんの数秒の空白を何と表現すればいいだろう。演奏の開始を待つ観客。ヘリが遠ざかるのを待つメンバー。居合わせた誰もが耳を澄ませて先を待ち望む一瞬の濃密な一体感。そのときに起きたことすべてを取り込んでしまう彼らの場の掌握力。神聖な一瞬だった。<br><br>『The hole』という曲の持つ力は強い。昨年コロナ禍での生活が始まってまもない頃、KingGnuが音楽番組で『The hole』を演奏すると発表したとき、この曲を「一番優しくて強い歌」と評したのは他でもない常田だ。私たちの当たり前が当たり前でなくなったあのとき、誰もが少なからず平静を失っていた。思い出さなければならないこと。立ち返らなければいけない場所。押し付けではなく、そっと寄り添うようにそのことを教えてくれる歌だと、伝えたかったのかもしれない。<br><br>天使のようだと思った。天高く昇るような歌声。「怖くないよ」と優しく手を重ねるようなピアノ。「大丈夫」と背中を押してくれるドラム。「ここにいるから」と腕を広げてくれるシンセベース。すべてがひとつになって聴く者を包み込んでくれる。<br>後半の盛り上がりからサビにかけては一転、「行かないで」と引き留めるような、苦しさともどかしさが凝縮された展開が待っている。無常で非情なこの世界で生きていくために何ができるだろうと立ち尽くす姿を脳裏に浮かべてしまう。それでも最後のピアノの音色を聴いた後に思うのは、よく晴れた空のことだ。この日の『The hole』は特別だった。聴けて良かったと心から思った。</p><p name="3a24d373-1279-4660-abb1-d2e10515d512" id="3a24d373-1279-4660-abb1-d2e10515d512">十分な余韻に浸る間もなくアップテンポなドラムソロで我に返ると、ついさっきまで切なげな表情でバラードを歌い上げていた人と、よもや同一人物とは思えない、不敵な笑みを浮かべたタンクトップ姿の井口が不可思議な動きを繰り出しながら姿を現した。『Teenager Foever』だ。ここで初めて私は、さっきまでの『The hole』の映像が、歌を、演奏を聴かせることに徹して作られたものだと気がついた。イントロでメンバーの弾けるような笑顔を次々テンポよく切り替えるカット割が、画面の前の観客を挑発する。抜群の疾走感に思わず、編集を担当したであろうPERIMETRONのOSRINに喝采を送った。なんという高揚感！<br>大真面目な顔でクネクネと動く井口を前に、常田が思わず歌いながら噴き出し破顔する場面などはファン感涙もの。KingGnuは4人の仲の良さも魅力のひとつなのだ。ツインボーカルの跳ねるような「ティッティッティッティッ……」の掛け合いにこちらの体も自然と弾む。<br><br>『Teenager foever』を聴くたび、私は「音楽のプロフェッショナルによるハイレベルなお遊び」を感じる。あんなにおかしな動きをしながら一切ブレずに歌いきるボーカルと、あんなに爆笑しながら演奏は完璧な楽器隊。音楽で遊ぶというのはこういうことなのだろう。<br><br>一曲前の『The hole』からは180度転換したような『Teenager Foever』だが、その根源にあるものはきっとそう変わらない。『The hole』が例えば救えなかった命へ捧げた曲とするならば、『Teenager Foever』は目の前にある命に生の煌めきを訴える曲だ。後半サビ前の「煌めきを探せよ」という力強い一節に、切実な思いが見え隠れする。<br><br>ラストを飾ったのは前身バンド、Srv.Vinci時代からある名曲『サマーレイン・ダイバー』。エフェクトなしの常田のボーカルで穏やかに始まり、声の良さに改めて感じ入っていると井口のハモリが入ってくる。メインとハモリがスイッチングしながら進行するせいか、次第に両者の声が混ざり合い、ツインボーカルの声の海に溺れていくような感覚に陥る。浮遊感のあるサウンドと、この2人にしか出せない独特の声の重なりの気持ちよさが、『サマーレイン・ダイバー』では存分に堪能できる。ラストにふさわしい、余韻の残る神秘的な一曲だ。</p><br/><a href='https://note.com/cocco_00501120/n/n1fc2801ca438'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>遠山エイコ</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 09 Jul 2021 04:16:51 +0900</pubDate>
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