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「東京脱出」という決断。私たちが関西でUターンリノベを選んだ理由

こんにちは、くろえです。

中古リノベは「予算と築年数」で断念。

新築マンションは「狭さと不自由さ」で断念。

新築戸建ては「3階建て」で断念。

都内近郊での住まい探しは、ことごとく失敗に終わりました。
「都心へのアクセス(キャリア)を諦めるか、住環境を諦めるか」
究極の2択を迫られ、夫婦の間に重苦しい空気が流れていた頃。

私たちの住まい探し、そして人生の方向性を180度変える「ある事件」が起こります。

最終回は、八方塞がりだった私たちを「Uターン中古リノベ」へと導いた、決定的な転機のお話です。


限界点:「共働き・頼れる人なし」の崩壊

住まい探しが暗礁に乗り上げていた頃、我が家に最大の危機が訪れました。

それは、子どもの長期にわたる体調不良です。

今までも1〜3日の発熱はありました。
しかし今回は違いました。
なんと約1.5ヶ月間、ほとんど保育園に登園できない状態が続いたのです。

フルリモートとはいえ、高熱の子どもを見ながらの仕事は不可能です。
夫婦で交代しながら、会議の合間に看病し、夜中に残った仕事を片付ける日々。
それでも仕事は回りません。

「このままでは、仕事を失うかもしれない」
「減給や休職交渉が必要になるかもしれない」

頭をよぎるキャリアへの不安。
そして何より、苦しむ子どもに対して余裕を持って接してあげられない自分たちへの罪悪感。

夫婦ともに実家は遠方。
「頼れる人が近くにいない」という状況で子育てをすることの「限界」を、私たちは痛いほど思い知らされました。

この時、住まい探しの優先順位がガラガラと音を立てて崩れ落ちました。
「おしゃれなリノベ」や「資産価値」よりも、もっと切実な「生存戦略」としての住まいが必要だと気づいたのです。


ライフプランの転換:「親の近く」という最強のセーフティネット

この崩壊寸前の状況を救ってくれたのは、遠方から駆けつけてくれた母でした。
母のサポートのおかげで、なんとか一大事にはならず乗り越えられました。が、同時にこう思いました。

「もし、親が近くに住んでいたら……?」

働きながら子育てを続けるには、「親のサポート」というセーフティネットが不可欠なのではないか。
そして逆に、親の老後を考えたとき、私たちが近くにいることで支えられることもあるのではないか。

キャリア(都心) vs 住環境(郊外)

今までこの2項対立で悩んでいましたが、ここに「家族の安心(実家近居)」という圧倒的に重い、新たな軸が加わった瞬間でした。


「都落ち」ではなく「戦略的撤退」

実家のある関西へのUターン。
その選択肢が浮上したとき、最初に感じたのは「キャリアを諦めることになるのでは?」という恐怖でした。
いわゆる「都落ち」のような敗北感があったのも事実です。

しかし、冷静にリサーチしてみると、私たちがUターンする先(大阪の第2の都市エリア)は、想像以上に可能性に満ちていました。

  • 仕事: フルリモートを継続できれば、東京の仕事は続けられる。

  • 都市機能: 程よく都会で、コワーキングスペースなども充実している。

キャリアを捨てるわけではない。
むしろ、住環境と家族の安心という『生活の土台』を盤石にすることで、より仕事に集中できる環境を作るんだ

そう考え方を切り替えたとき、Uターンは「逃げ(妥協)」ではなく、これからの人生を豊かにするための「戦略的な選択」へと変わりました。


関西の不動産価格に震える(良い意味で)

Uターンを決断し、関西圏で物件探しを始めたとき、私たちはPC画面の前で驚愕しました。

「……え、この広さで、この価格?」

都内近郊では「億ション」だったような広さの物件が、予算内で余裕を持って検討できる価格帯に収まっていたのです。

物件価格を抑えられたことで、リノベーション費用にお金を回せます。
都内では諦めていた数々の夢が、次々と復活しました。

  • 夫婦それぞれのワークスペース

  • 猫たちが走り回れるキャットウォークと広々リビング

  • 憧れだったこだわりの素材

都内近郊での住まい探しで直面した「価格」「広さ」「立地」「ライフスタイル」の全てのパズルが、「Uターン」というピースを嵌めた瞬間に、嘘のように完成したのです。


最後に:迷走の旅を終えて

こうして私たちは、長い迷走の末に「関西へのUターン中古リノベ」というゴールに辿り着きました。

「東京でなければならない」という呪縛を解いたとき、手に入ったのは「家族の時間」と「理想の空間」、そして「経済的なゆとり」でした。

もちろん、これはあくまで「私たちの場合」の結論です。

ですが、もし今、都内での住まい探しに疲れている方がいたら、「エリアを広げる」「実家の近くを検討する」という視点が、突破口になるかもしれません。

さて、これで「住まい探し迷子」の物語は完結ですが、私たちの家づくりはここからが本番でした。

「Uターン中古リノベ」という選択は最高でしたが、遠隔地での物件探しやリノベ内容の打ち合わせ、そして何より「お金の管理」は、新たな戦いの始まりでもありました。

次回からは、番外編として「具体的なノウハウ」と「リアルなお金の話」を公開していきます。



▼今後、家関連で公開予定のnote

  • 【完全公開】我が家のリノベ費用総額と、見積もりの内訳

  • 我が家が実践した「遠隔リノベ」高効率な進め方

  • フルリモート・猫・子育てを両立する間取りの工夫(うちの間取り公開)

特に「お金の話」は、これからリノベをする方の参考になるよう、赤裸々にまとめようと思っています。

ぜひフォローして、お待ちいただけると嬉しいです!

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
あなたの住まい探しが、素敵な結末を迎えますように。

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