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「お金で人生を諦めない」社会を目指して。HRアワード入賞『ブロっこり』に込めた想い

「本当は子ども2人欲しいけれど、教育費を考えると1人が限界かもしれない」
「結婚したいけれど、結婚式や新生活の準備費用を考えると踏み切れない」
「将来がなんとなく不安で、今お金を使うことに不安や後ろめたさがある」

こんなことを感じたことがある人に、少しでも届けたい想いです。


日本が直面する「お金で人生を諦める」現実

私たちブロードマインドが提供する企業従業員向け金融教育プログラム『ブロっこり』が、この度「日本の人事部 HRアワード2025」に入賞いたしました。
今回はこのサービスに込めた想いをお伝えしたく、筆を取りました。

『ブロっこり』開発の背景には、日本社会が抱える深刻な課題があります。


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弊社では個人の方向けにも、FP相談サービス『マネプロ』を提供していますが、冒頭の・・・

「本当は子ども2人欲しいけれど、教育費を考えると1人が限界かもしれない」
「結婚したいけれど、結婚式や新生活の準備費用を考えると踏み切れない」
「将来がなんとなく不安で、今お金を使うことに不安や後ろめたさがある」

これらのお声は、実際にマネプロでFPへお寄せいただいたお悩みなのです。
そして、これは決して個別のケースではありません。

結婚したくてもできない理由の第1位は「お金」。結婚式費用や新生活の準備にかかる支出への不安が、多くの人の人生の選択を狭めています。

出産についても同様です。理想の子ども数を持てない大きな理由の一つが、教育費をはじめとした経済的な負担への不安なのです。
(もちろん、時間的なリソースなどの要素も大きいと思いますが)

この現実は、個人の幸せの問題にとどまりません。
少子高齢化という国家的課題の根底にも、この「お金による人生設計の制約」があるのではないでしょうか。

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経済的不安が生み出す、見えない損失

さらに深刻なのは、経済的な不安が仕事のパフォーマンスにも大きな影響を与えているという事実です。

イギリスでは10人に1人が経済的な負担を抱えており、これによって失われる時間は年間1,700万時間。経済損失に換算すると、なんと約20兆円にも上ります。
アメリカでも、4人に3人以上が経済的な不安を感じており、それが仕事のパフォーマンス低下を招いているというデータがあります。

つまり、従業員の経済的不安は、個人だけの問題ではなく、企業にとっても、国にとっても大きな損失を生んでいるのです。

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日本の豊かさと幸福度のギャップ

日本はGDP世界第3位という経済大国でありながら、2022年の世界幸福度ランキングでは54位という結果でした。

この背景には、「国への信頼度」や「他者への寛容さ」の低さがあります。将来への不安、お金への不安が、日本人の幸福感を大きく損なっているのではないでしょうか。

私たちは考えました。この状況を変えるために、民間企業として何ができるのか?

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創業23年で培った「顧客本位」の想いから生まれた私たちなりの答え

ブロードマインドは2002年の創業以来、金融商品を比較提案するのではなく、「お客さまが思い描く“ライフプラン”を一緒に具体化しながら、それを実現するために必要なものは何なのかを考え、提供する」ということを大切にしてきました。

代表の伊藤が保険会社時代に感じた「自社商品しか提案できないジレンマ」から始まった当社は、特定の金融機関に偏らない立場から、約60社の金融商品をワンストップで提案する体制を築いてきました。

そしてこれまで個人のお客さまと向き合い続ける中で見えてきたのは、金融業界の「情報の非対称性」という根深い問題でした。

金融商品を提供する側と利用する側の知識格差が、多くの人の適切な判断を阻んでいる。そして、その結果として「お金で人生を諦める」人が生まれてしまっている—。

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「ファイナンシャル・ウェルビーイング」という希望

そこで私たちが注目したのが、欧米で広く認知されている「ファイナンシャル・ウェルビーイング」という概念です。

これは、現在から将来にわたって経済的な健全性を確保でき、人生を楽しむ選択肢が確保できている状態を指します。

イギリスでは2020年から2030年までの10年間で、国民のファイナンシャル・ウェルビーイング実現を目指す国家戦略が策定されています。5歳から金融教育をスタートさせ、200万人以上の若者への金融教育、500万人以上の国民のライフプランニング支援を目標としています。

私たちが開発チームで議論を重ねる中で確信したのは、ファイナンシャル・ウェルビーイングの実現には3つの要素が不可欠だということでした。

❶金融リテラシーの向上 - 正しい知識を身につける
収支管理能力の向上と習慣化 - 実践できる力を養う
ライフプランニングスキルの習得 - 自分の人生と向き合う


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単なる「知識提供」を超えて

従来の金融教育の多くは、単発のセミナーや知識の提供で終わってしまいがちでした。しかし、それでは本当の意味でのファイナンシャル・ウェルビーイングは実現できません。

『ブロっこり』では、知識を知恵に変えることを重視しました。

🔸動画コンテンツで体系的に学習
🔸ファイナンシャルコーチとのチャット機能で個別の疑問を即座に解決
🔸収支管理機能やライフプランシミュレーション機能で「自分ゴト化」
🔸継続的な伴走支援により習慣化まで実現

特に重要視したのは、受講者一人ひとりに寄り添う「伴走」の姿勢です。金融リテラシーのレベルも、関心の度合いも、抱えている不安も、人それぞれ違います。
だからこそ、画一的な教育ではなく、個別のコミュニケーションを通じた支援が必要だと考えました。

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現場の声が証明する確かな手応え

実際に『ブロっこり』を導入いただいた企業では、確かな変化が生まれています。

受講者の9割が「ファイナンシャル・ウェルビーイング向上を実感」と回答。業務への取り組み意欲も6割から8割に向上しました。

ある導入企業では、金融知識の把握率が14.3%から80%へと5.6倍も改善。「やるべきことが全くわからない」と答えていた28.6%の従業員が、受講後は0%になりました。

さらに印象的だったのは、受講者の2割が自発的にFP相談を希望されたことです。知識が身につくことで、逆に自分の不安の原因や課題が明確になり、「もっと学びたい」「具体的に相談したい」という積極的な行動につながったのです。

🔽導入企業様へのインタビューで導入背景・効果をご紹介しています

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「目的なき商品選択」をなくしたい

私たちが『ブロっこり』を通じて目指しているのは、単なる金融知識の提供ではありません。

日本の金融に関する情報の多くは、「どの商品を選べばいいのか」という小手先の商品情報に偏りがちです。一見、手っ取り早く解決策を得られるように思えますが、これでは本質的な問題は解決されません。

金融商品はあくまで手段であり、目的ではありません。

私たちが『ブロっこり』やFP相談『マネプロ』を通して大切にしているのは、「商品ありき」ではなく、まず「ご自身がどんな人生を歩みたいのか」という目的を明確にすることです。

そのライフプランが経済的な理由で実現できないリスクがあるなら、そこで初めて適切な金融商品や知識を「手段」として活用する——これが正しい順序だと考えています。

目的であるライフプランなしには、本来、金融商品の選択はできないはずなのです。しかし、「手段」の話ばかりが先行することで、「その商品を選んだことで、自分の人生が(経済的に)本当に大丈夫になったのか」という根本的な安心感を得ることができません。

結果として、どれだけ金融商品を購入しても、根拠のない不安がぬぐえない状態が続いてしまうのです。

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HRアワード入賞に込めた想い

この度の「日本の人事部 HRアワード2025」入賞は、『ブロっこり』が目指すビジョンへの共感いただけたとも感じており、私たちにとって大変光栄なことです。

人事・HR業界の皆さまに『ブロっこり』を評価いただけたことで、従業員のファイナンシャル・ウェルビーイングが、もはや「個人の問題」ではなく「組織の課題」として認識され始めていることを感じています。

健康経営の次のステップとして、ファイナンシャル・ウェルビーイングを重視する企業が増えることで、働く人々の幸福度向上と、企業の生産性向上を同時に実現できるのではないかと考えています。

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「年収1000万円分の幸福効果」が示す可能性

慶應義塾大学前野隆司教授に監修いただいた当社調査では、「ファイナンシャル・ウェルビーイングの高さは年収1,000万円分の幸福度効果がある」ことが実証されました。

これは、給料を上げることだけでは解決できない、より本質的な幸福のあり方を示しています。

一人ひとりが経済的な不安から解放され、自分らしい人生を歩むことができる。結婚したい人が結婚でき、子どもが欲しい人が理想の家族を築くことができる。そんな社会の実現に向けて、私たちは歩み続けます。


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最後に - 共に築く、新しい社会のために

『ブロっこり』は、まだ始まったばかりのサービスです。
しかし、このサービスに込めた想い、目指すビジョンは確固としたものがあります。

「お金で人生を諦める人を、一人でも減らしたい」

この想いに共感してくださる企業の皆さま、働く皆さまと一緒に、新しい社会を築いていけることを願っています。

ファイナンシャル・ウェルビーイングという言葉を、ぜひ頭の片隅に留めていただければと思います。そして、身の回りの方々との会話の中で、お金のこと、人生のこと、ご自身にとっての幸せは何か?考えるキッカケにもなれば、嬉しく思います。

最後に。
もしこの想いに共感いただけましたら、HRアワードでの投票という形で『ブロっこり』を応援していただけると幸いです。
皆さまの一票一票が、より良い社会への大きな一歩につながると信じています。

(投票は、8月4日(月)17時00分までとなっております)



ブロードマインド株式会社

ファイナンシャル・ウェルビーイングの実現を支援する金融教育プログラム『ブロっこり』
https://biz-broccoli.jp/

「金融の力を解き放つ」というパーパスのもと、一人ひとりのライフプラン実現を支援しています。

ブロっこり 開発責任者プロフィール

中村 哲規(なかむら てつのり)
ブロードマインド株式会社 事業開発部 マネジャー
Money With株式会社 取締役 チーフエグゼクティブコーチ

🔸profile:福島県出身。2014年、ブロードマインドに新卒で入社。FPとして年間500~600件、累計2,000世帯超のコンサルティングに携わる中で、「もっと多くの人に、自分でもお金の正しい情報を判断できるようになってほしい」という想いを抱くように。
2023年4月、経営企画室へ異動し、金融教育プログラム『ブロっこり』の開発リーダーとしてプロジェクトを率いる。カリキュラム設計から企業の人事担当者との対話まで、開発・推進業務全般を担当。
「FPが必要のない世界」を理想に掲げ、金融教育によって人々の自立を支援したいという信念のもと、現在は事業開発部マネジャーとして金融教育事業の拡大に取り組んでいる。
プライベートでは2児のパパとして日々奮闘中。

🔸保有資格: TLC(生命保険協会認定FP)、IFA(証券外務員1種)、ファイナンシャルプランニング技能士2級




ブロっこりに込めた想いをもう少し見る💭

過去の掲載実績についてまとめています

※取材当時の開発責任者が掲載されている可能性がございます。

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