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「誤魔化し笑い」を許さなかった理由。失敗を成長に変えるための教育論

「誤魔化し笑い」が映し出す心のサイン

先日、以前お世話になった
SBT(スーパーブレイントレーニング)の記事が、
Yahoo!ニュースになっていたので、
その記事のシェアと私の感じたことを
記事にします。ぜひご覧ください。

今回は、この記事の中でも
『「誤魔化し笑い」は不安や緊張を隠すための自己防衛的な反応。「心理的なストレスから自分を守るための無意識的なものであり、楽しいという感情にはならず周りにも良い影響を与えない」と指摘する。』

この部分から、私の考えをお伝えします。

教育現場で引き直した「笑い」の境界線

私も、17年間教育現場にいて、
『笑顔』『笑い』については、
繊細に境界線を明確に指導してきました。

それは、
高校で指導をしていたときも、
特別支援学校で指導しているときも
変わりませんでした。
この『笑い』の質が、
子どもの成長やクラスの雰囲気に
大きく影響すると考えていたからです。

日本語には『笑い』という言葉が
たくさんあります。
記事に出てきた「誤魔化し笑い」をはじめとして、
照れ笑い、愛想笑い、大笑い、微笑み、嘲笑、失笑など……。

その中で、今回のニュース記事は、
誤魔化し笑いや照れ笑いなどの
「自分を防衛するための笑い」です。

これには私も共感します。
失敗やミスを誤魔化し笑いで
切り抜けようとする子どもも多くいましたが、
私はそれを許しませんでした。

なぜなら『誤魔化す』という言葉に
象徴されるように、自分の行動を隠したり、
ミスに目を向けない逃避的な行動だからです。

ミスや失敗をすることは、私にもあります。

皆さんもあるでしょう。
それにどう向き合っていますか?
「失敗は成功のもと」と言いますが、
それは失敗に向き合い、
前を向いた人にだけ訪れる
境地なのだと感じています。

嘲笑と冷笑、その裏に隠れた「貧しさ」

誤魔化し笑いは個人に
返ってくるものが多いですが、
『嘲笑』や『冷笑』は、
個人の問題だけでは止まりません。

学校でいえば、いじめにつながる、人
を傷つける行為だと私は感じ、
本気で指導をしていました。

改めて言葉の意味を調べると、

『嘲笑:相手をばかにしたり見下したりして笑うこと(「ただ笑う」のではなく、軽蔑・皮肉・優越感が含まれる)』

『冷笑:感情をあまり表に出さず、冷たく相手を見て笑うこと(表面上は静かに笑っているが、内面には軽蔑・皮肉・距離感がある)』

クラスメイトや誰かの挑戦を見て、
嘲笑や冷笑をしてしまう。

なぜそんな行動をとるのか、
子どもたちを観察して考えました。
私の中の結論は、
自己肯定感や自己受容ができておらず、
他人を蔑むことでしか
自分の心を保てなくなっている、
ということでした。

さらに、嘲笑や冷笑をする子どもの多くは、
教師や親に見つからないよう陰で
こそこそ行動するケースが多く、
その行動がエスカレートして
問題行動につながることもありました。

大人が変われば、社会の「笑顔」が変わる

今、学校現場離れてみて感じることは、
大人の世界にも嘲笑や冷笑が多いということです。
YouTubeなどで誰もが発信していますが、
知らず知らずのうちに人を蔑む言動をしている人が
これほど多いことに驚いています。
リアルのコミュニケーションでも
同様のことが起きていることに、
危機感すら感じています。

誰かを下にして自分が上に立つ。
このような社会では、心が貧しくなる一方です。
心が貧しくなれば、経済も人間関係も、
すべてが貧しさに向かっていきます。

だからこそ、私は「真の笑顔」
を追求することは極めて大事なことだと思います。

そして、
その挑戦を大人から始めることが重要です。

私が大事にしている理念に、
SBTを学ばれた大嶋啓介さん教えてもらった
『大人が変われば、子どもが変わる』があります。

大人が変われば、子どもが変わります。
大人が変われば、社会が変わります。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
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