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    <title>山口揚平　Yohei Yamaguchi</title>
    <description>事業家・思想家。1990年代より、ダイエー・カネボウなどの大型M&amp;A（企業買収）に関わる。30歳で独立し、宇宙開発から劇団経営まで複数の会社を運営するかたわら、執筆、講演活動を行っている。専門は貨幣論、情報化社会論。 東京大学大学院学際情報学修士課程修了</description>
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    <copyright>山口揚平　Yohei Yamaguchi</copyright>
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    <lastBuildDate>Fri, 10 Apr 2026 05:21:01 +0900</lastBuildDate>
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      <title>ME/CFS闘病記</title>
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      <description><![CDATA[<p name="430EF7E4-4988-40F3-A3A8-C578E1F44FD3" id="430EF7E4-4988-40F3-A3A8-C578E1F44FD3">———生きることを諦めなかった、ある難病患者の二年間———<br><br>まえがき<br><br>この本を手に取ってくださった方は、おそらく「慢性疲労症候群（ME/CFS）」という病名を知っている人か、あるいは自分自身やご家族が似たような症状で苦しんでいる人ではないだろうか。もしそうであれば、まずこう伝えたい。<br><br>あなたは、一人ではない。<br><br>私がこの闘病記を書き始めたのは、ある夜、自分のメモアプリを見返していたときだった。二〇二四年春から二〇二六年春にかけて、毎日のように記録した断片的なメモが画面を埋め尽くしていた。症状の記録、薬の記録、医師との対話の断片、絶望の言葉、かすかな希望の言葉。それらは、時に脈絡もなく、時に支離滅裂に見えるが、一本の糸で繋がっている。それは「生きたい」という意志だ。<br><br>ME/CFSとは何か。<b>正式名称は「筋痛性脳脊髄炎／慢性疲労症候群（Myalgic Encephalomyelitis/Chronic Fatigue Syndrome）」</b>という。名前だけ聞けば「疲れやすい病気」と思う人も多いかもしれない。しかしこれは、単なる疲れではない。免疫系・神経系・内分泌系が複雑に絡み合い、脳と全身を蝕む、現代医学がいまだ完全には解明できていない難病だ。<br><br>最大の特徴は「労作後倦怠感（PEM：Post-Exertional Malaise）」と呼ばれる症状だ。少し動いたり、少し考えたりするだけで、二十四時間から四十八時間後に全身が崩壊するように機能しなくなる。健常者が一日十時間働けるとすれば、私の<b>稼働可能時間は良い日で三時間、悪い日はゼロ</b>だ。<br><br>この本は医学書ではない。研究論文でもない。一人の患者が、自分の身体と意識と向き合いながら、それでも前に進もうとした二年間の記録だ。正直に言えば、書くことで救われたいという気持ちもある。そして、同じ苦しみの中にいる誰かに「こんな人間がいた」と知ってもらいたいという気持ちもある。<br><br>記録の中には、医薬品名や治療法が実名で登場する。これは患者としての実体験の記録であり、特定の治療法を推奨するものではない。治療の判断は必ず医師と相談してほしい。また、登場する人物名や場所名は一部を匿名化・省略している。<br>最後に、この病気と闘いながら私を支えてくれた多くの人々に、心から感謝を申し上げる。<br>二〇二六年四月　著者<br><br>目次<br>まえがき<br>第一章　病の始まり——身体が動かなくなる日<br>第二章　診断という迷宮——ME/CFSとは何か<br>第三章　二〇二四年の記録——底へ向かう<br>第四章　二〇二五年前半の記録——治療の模索<br>第五章　二〇二五年後半の記録——峠を越えようとする<br>第六章　二〇二六年の記録——生き延びることを選ぶ<br>第七章　薬と私——処方薬との長い対話<br>第八章　意識と身体——瞑想・呼吸・気の探求<br>第九章　孤独という病——ME/CFSと人間関係<br>第十章　生きることの意味——この病気が教えてくれたもの<br>あとがき</p><p name="BEC43901-30A7-4141-9F5A-071B51463B44" id="BEC43901-30A7-4141-9F5A-071B51463B44">第一章　病の始まり——身体が動かなくなる日<br><br>最初の兆候<br><br>人はいつから「病んでいる」のだろうか。<br>振り返れば、私の身体が最初の警告を発したのは、ずいぶん前のことだった。倦怠感、眠れない夜、原因不明の頭痛。しかし当時の私はそれらを「忙しさのせい」「ストレスのせい」と片付けていた。現代を生きる多くの人がそうするように。<br>私の場合、ME/CFSの症状が本格化したのは十年ほど前のことだと振り返ることができる。しかし、それが「病名のある病気」だとわかったのは、ずっと後のことだ。その間、私は「なぜ自分はこんなに疲れやすいのか」「なぜ皆と同じように動けないのか」という問いを抱えながら、それでも仕事を続け、社会との関係を保とうとしていた。<br>ME/CFSという病気の恐ろしさの一つは、見た目ではわからないことだ。車椅子や松葉杖のような外見的なサインがない。だから「怠け者」「精神的に弱い人」という偏見を受けることがある。私自身も長い間、「自分が弱いだけだ」と思い込んでいた。<br>しかし、ある日を境に、その「思い込み」が通用しなくなった。<br><br>動けない、という恐怖<br><br>「動けない」という経験をしたことがあるだろうか。<br>疲れて動けない、ではない。意識はある。やらなければならないことも頭の中では理解している。しかし身体が、まるでコンクリートを流し込まれたように、動かない。起き上がれない。トイレに行くことすら、一大決意を要する。そういう状態だ。<br><br>私の闘病記録には、こんな言葉が繰り返し登場する。「身体がだるい」「起き上がれない」「動けない」。それは単なる怠惰の記録ではない。毎日、毎時間、自分の身体と格闘した記録だ。<br><br>二〇二四年の夏、私は記録にこう書いている。「稼働時間が十七時から二十四時くらいになっている」。一日のうち、まともに動けるのが夕方から深夜にかけての数時間だけ。朝は起きられない。昼は寝込んでいる。それが日常だった。<br><br>そしてその「動ける時間」も、翌日には必ず代償として返ってくる。少し頑張ると、翌日は丸一日使い物にならなくなる。これがPEM、労作後倦怠感の本質だ。<br><br>PEMという名の罠<br><br>PEM（Post-Exertional Malaise）は、ME/CFSにおける最も重要な症状であり、最も理解されにくい症状でもある。<br>「少し動いたくらいで寝込むなんて、根性が足りないんじゃないか」——そう思う人もいるかもしれない。しかし、PEMは根性で越えられるものではない。むしろ「頑張る」ことが症状を悪化させる。<br>私の記録にはこうある。「活動量三時間を超えた分×三倍の時間寝込むことになる」。三時間動けば、九時間寝込む。これが数式のように、私の身体に刻み込まれていた。<br><br>特に辛いのは、「頑張れた日」の翌日だ。珍しく調子が良く、久しぶりに外出したり、大事な人と会ったりできた翌日、必ずといっていいほど崩壊が来る。良い日があれば良い日があるほど、次の日の代償が大きくなる。<br><br>この残酷な仕組みを、私は「PEMという名の罠」と呼んでいた。<br><br>兄の死が残したもの<br><br>私がME/CFSという病気に対して、人一倍敏感になっている理由がある。それは、実兄を難病で亡くしているからだ。<br>兄は「慢性活動性EBウイルス感染症」という難病を患い、若くして亡くなった。EBウイルスという、多くの人が感染後に無症状で保有しているウイルスが、免疫系の何らかの異常によって慢性的に活性化し続け、全身を蝕む病気だ。<br><br>私自身も、EBウイルスをはじめとするウイルスの問題がME/CFSに関与している可能性を、医師たちとともに検討してきた。兄の病気が遺伝的な要因と絡んでいるとすれば、自分にも同じリスクがあるかもしれない、という恐怖は常に胸の奥にある。<br><br>しかし同時に、兄の存在は私に「生き延びたい」という強い意志をもたらした。兄が戦い続けた。だから私も戦い続ける。それだけだ。<br><br>第二章　診断という迷宮——ME/CFSとは何か<br><br>「病名」を得るまで<br><br>病気において、「診断を受ける」ことは、苦しみに名前がつく瞬間だ。それは時として救いになり、時として新たな苦しみの始まりになる。<br>ME/CFSの診断は、特に日本においては困難を極める。現在、日本には確立した診断基準はあるものの、専門医の数が極端に少なく、多くの患者が「原因不明」「気のせい」「精神的なもの」として長年たらい回しにされ続ける。<br><br>私もその一人だった。倦怠感、頭痛、筋肉痛、思考力の低下——これらの症状を訴えても、血液検査では異常なし、MRIでも明らかな異常なし。「ストレスではないですか」「少し休んでみてください」。そんな言葉を繰り返し聞かされた。<br><br>転機は、国立精神・神経医療研究センターのME/CFS専門医、山村隆先生との出会いだった。私の症状を丁寧に聞いてくれた先生は、こう言った。「症状からして、単なる鬱ではない。ME/CFSと思われます」。<br><br>その言葉を聞いた瞬間の感情を、今でも覚えている。安堵と、恐怖が同時に押し寄せてきた。自分の苦しみに名前がついた安堵。そして「難病」という言葉の重さに対する恐怖。<br><br>ME/CFSとは何か——医学的知識と当事者理解<br><br>ME/CFSは、Myalgic Encephalomyelitis/Chronic Fatigue Syndromeの略称だ。日本語では「筋痛性脳脊髄炎／慢性疲労症候群」と呼ばれる。<br><br>この病気には、現時点でわかっていることと、わかっていないことが混在している。<br><br>まず、わかっていること。ME/CFSは「脳と中枢神経の神経免疫系に影響を及ぼす重篤な難病」だ。患者の免疫系には異常が見られ、NK細胞（自然殺傷細胞）の機能低下や、炎症性サイトカインの増加が報告されている。また、ミトコンドリア機能の障害、エネルギー代謝経路の異常も指摘されている。<br><br>脳の機能においても異常が見られる。ブレインフォグと呼ばれる認知機能の低下は、MRI検査でも一部確認できる場合があり、NIHによる深層的な研究では脳機能と免疫の異常が示唆されている。<br>一方、わかっていないこともある。根本的な発症メカニズムはいまだ解明されていない。有効な治療法も確立されていない。日本では指定難病や障害者総合支援法の対象外となっており、患者の医療・福祉支援は極めて手薄だ。<br><br>なぜこれほどわからないのか<br><br>ME/CFSの原因については、複数の仮説が存在する。<br><br>一つ目は、ウイルス仮説だ。EBウイルス（エプスタイン・バーウイルス）、HHV-6（ヒトヘルペスウイルス6型）、コクサッキーウイルスなど、複数のウイルスがME/CFSの発症や悪化に関与していると考えられている。特に「感染後ME/CFS」として、コロナウイルス感染症（COVID-19）後のいわゆるロングCOVIDとの関連が近年急速に注目されている。<br><br>二つ目は、免疫異常仮説だ。自己免疫疾患的な側面を持ち、β2アドレナリン受容体などに対する自己抗体が検出されるケースが報告されている。免疫吸着療法や、B細胞を標的とした治療（リツキシマブなど）が試みられているのはこのためだ。<br><br>三つ目は、HPA軸（視床下部—下垂体—副腎軸）の機能不全だ。ストレス応答に関わるこの軸が乱れることで、コルチゾールの分泌異常が起き、朝の倦怠感や慢性的な疲労感につながる可能性が指摘されている。<br><br>四つ目は、ミトコンドリア機能不全だ。細胞のエネルギー産生工場であるミトコンドリアの機能が低下し、ATP産生が滞ることで、深刻なエネルギー不足が生じる。<br>私の身体では、これらの複数の要因が絡み合っていると医師たちは考えている。「複雑系の病気」——それがME/CFSの本質だ。<br><br>診断されてからの苦悩<br><br>診断を受けた後、多くのME/CFS患者が直面するのが「<b>スティグマ（偏見）</b>」の問題だ。</p><br/><a href='https://note.com/age/n/n4f373bc7415a'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 04 Apr 2026 11:46:51 +0900</pubDate>
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      <title>3部作完成！</title>
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      <description><![CDATA[<p name="499026C0-62CD-4C5E-BF71-97E2360D5EBA" id="499026C0-62CD-4C5E-BF71-97E2360D5EBA">「ほんとうの投資の話（3本）」をアップしました<br><br>これで「ほんとうのシリーズ3部作（お金・仕事・投資）」が完結します。どうぞご覧頂き、よろしければいいねとチャンネル登録とシェアをお願いします。<br><br><a href="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZIDKJ4SycuSBhu42-t2lTGq&amp;si=kKGCCp3_MMLO7ohJ%20" target="_blank" rel="nofollow">https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZIDKJ4SycuSBhu42-t2lTGq&amp;si=kKGCCp3_MMLO7ohJ<br></a><br>これからも本チャンネルでは、「みえないけれど大切なこと」を軸としてさまざまなな番組を制作してまいります。4-6月は「意識のはなし」をテーマに各回知的かつ実用的な知恵を発信して参ります。ご期待ください。<br><br>制作は岸田レモンさん、編集は長谷川陽平さん、スタジオデザインは常盤里紗さんです。ありがとうございました。<br><br>引き続きコラボやアイデア、協力者を募集しております。詳しくはコメント欄をお願いします。</p><figure embedded-content-key="embd00cc8eeebf0" embedded-service="external-article" data-src="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZIDKJ4SycuSBhu42-t2lTGq&amp;si=kKGCCp3_MMLO7ohJ" contenteditable="false" name="EA770F22-ECD0-44A9-BD4B-5028DA5E2DB8" id="EA770F22-ECD0-44A9-BD4B-5028DA5E2DB8">    <div class="fude-iframe-container">        <div class="fude-iframe-container-external-article">            <span><div class="external-article-widget">
<a href="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZIDKJ4SycuSBhu42-t2lTGq&amp;si=kKGCCp3_MMLO7ohJ" rel="nofollow noopener" target="_blank"><strong class="external-article-widget-title">ほんとうの投資の話</strong><em class="external-article-widget-description">Share your videos with friends, family, and the world</em><em class="external-article-widget-url">youtube.com</em></a><a class="external-article-widget-image" href="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZIDKJ4SycuSBhu42-t2lTGq&amp;si=kKGCCp3_MMLO7ohJ" rel="nofollow noopener" style="background-image: url('https://assets.st-note.com/production/uploads/ext/d9179accdf215624b7a8cdc464964b146c75e567e333eecb159484a102fd.jpeg?x-type=ogp');" target="_blank"></a>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 02 Apr 2026 17:01:44 +0900</pubDate>
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      <title>瞑想する投資家</title>
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      <description><![CDATA[<p name="6C571CDF-D3DD-4572-9E86-7DF399844699" id="6C571CDF-D3DD-4572-9E86-7DF399844699">👍とチャンネル登録をよろしくお願いします。<br><br>https://youtu.be/5zRG840r16M?si=rjBHh3Q-qgNwQEnz</p><figure embedded-content-key="embe86c76194061" embedded-service="youtube" data-src="https://youtu.be/5zRG840r16M?si=rjBHh3Q-qgNwQEnz" contenteditable="false" name="47DE1AFC-CA31-4F94-909B-5A22B74095FE" id="47DE1AFC-CA31-4F94-909B-5A22B74095FE">    <div class="fude-iframe-container">        <div class="fude-iframe-container-youtube">            <span><div style="left: 0; width: 100%; height: 0; position: relative; padding-bottom: 56.25%;"><iframe src="https://www.youtube.com/embed/5zRG840r16M?rel=0" style="top: 0; left: 0; width: 100%; height: 100%; position: absolute; border: 0;" allowfullscreen scrolling="no" allow="accelerometer *; clipboard-write *; encrypted-media *; gyroscope *; picture-in-picture *; web-share *;" referrerpolicy="strict-origin"></iframe></div></span>        </div>    </div></figure><br/><a href='https://note.com/age/n/ned7e101c9108'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 02 Apr 2026 03:22:42 +0900</pubDate>
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      <title>世界最強の株式投資分析システム</title>
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      <description><![CDATA[<p name="C0F249EE-D7C3-4DC4-92D2-7C6F46BFE632" id="C0F249EE-D7C3-4DC4-92D2-7C6F46BFE632">全世界のあらゆる企業（上場・未上場問わず）すべての会社の分析ができます。<br>（注意）私が個人的に使っている門外不出の分析エンジンです。30年の投資知識をすべて積み込んだ正統派バリュー投資の決定版システムです。<br></p><br/><a href='https://note.com/age/n/nbc55392c4db4'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 30 Mar 2026 02:39:37 +0900</pubDate>
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      <title>『投資の哲学』――未来を創造する者たちへ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="A2AADDCE-DAB4-4948-9D65-D3CE11DE58E8" id="A2AADDCE-DAB4-4948-9D65-D3CE11DE58E8"><br>序章 新しい時代の「投資」をはじめよう<br><br>春になりましたね。<br>この言葉が持つ、どこか浮き立つような、新しい始まりの予感を皆さんも感じているのではないでしょうか。この季節と同じように、私たちの社会も、そしてお金との付き合い方も、大きな変化の時を迎えています。<br><br>巷では「新NISA」や「老後2000万円問題」といった言葉が飛び交い、多くの人が「投資」というものに目を向け始めています。しかし、その関心の多くは、「どうすればお金を増やせるか」という一点に集中しているように見受けられます。<br><br>もちろん、それも大切な動機の一つです。しかし、今日ここでお話ししたいのは、そうしたテクニック論に終始する「投資」ではありません。お金を動かすことの本質、そしてそれが私たちの人生や社会全体にどのような意味を持つのか。それこそが、これからの時代を生きる私たちにとって、本当に語られるべき「投資」の姿だと信じています。<br><br>これまで私は「お金」と「仕事」というテーマで多くのことを語ってきました。この二つは、私たちの人生を形作る上で欠かせない要素です。そして、「投資」とは、その「お金」と「仕事」の応用編に他なりません。<br><br>この本は、単なる資産形成のガイドブックではありません。お金と仕事、そして価値創造という三つの要素を組み合わせ、自分自身の人生を、そして私たちが生きる社会を、より豊かにしていくための「新しい投資の教科書」です。<br><br>ウォーレン・バフェットは「投資の神様」と呼ばれ、彼の投資手法は多くの人にとっての金科玉条となっています。しかし、私は敢えて「バフェてットからの卒業」を提唱します。それは彼の否定ではありません。彼の偉大な功績を理解した上で、さらにその先へ、自分自身の価値観に基づいた未来創造のための投資へと、一歩踏み出す時が来ているのではないか。<br><br>さあ、一緒に投資の本質を巡る旅に出かけましょう。<br><br>第一章 投資とは何か――お金と仕事の幸福な結婚<br>投資の本質――それは「価値」を巡る旅<br><br>投資と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。多くの人が「お金を増やすこと」と答えるかもしれません。それは間違いではありませんが、本質を捉えているとは言えません。<br><br>投資の本質、それは「価値」にあります。より正確に言えば、「あるものの本来の価値と、現在つけられている価格との差分を見つけ出し、その差を利益に変える行為」です。そして、その根底には、あなた自身の「価値観」が深く関わってきます。<br>つまり、投資とは単なるマネーゲームではなく、自分なりの「価値論」を持つことから始まる、極めて知的で哲学的な営みなのです。<br><br>お金と仕事の掛け算<br><br>よく「お金に働かせる」という言葉を耳にしますが、これだけでは不十分です。お金は、それ単体で価値を生み出すことはありません。アミノ酸が他の分子と結合して初めてタンパク質になるように、お金もまた、何かと結びつかなければ価値を生み出せないのです。<br><br>では、お金は何と結びつくべきなのでしょうか。それが、「仕事」です。<br>ここで言う仕事とは、単に労働力を提供することだけを指すのではありません。自分の知識や経験、情熱、そして「こんな価値を生み出したい」というアイデア――。そういった、あなた自身が持つエネルギーのことです。<br><br>お金というエネルギーと、仕事というエネルギーを掛け合わせ、新たな価値を創造する行為。<br>これこそが、私が定義する「投資」です。<br><br>この視点に立てば、仕事と投資は切り離されたものではないことがわかります。ガソリンを積まずにスワンボートを必死に漕ぐのが「投資なき仕事」。一方で、ガレージに飾られたままエンジンをかけられることのないフェラーリが「仕事なき投資」です。どちらも、本来持つポテンシャルを最大限に発揮することはできません。<br><br>お金と仕事という二つのエンジンを組み合わせ、自らの手でハンドルを握り、価値創造という未来へ向かって進んでいく。投資とは、価値を生み出すための、最も創造的でパワフルな方法なのです。<br><br>私たちが投資をすべき三つの理由<br><br>では、なぜ私たちは投資をすべきなのでしょうか。その理由は、大きく三つあります。<br><br>1. お金を「回す」ことで心が整う、デトックス行為として<br><br>お金はエネルギーです。ガソリンと同じで、循環させなければその力を失い、淀んでいきます。自分の手元にお金を留めておくだけの状態は、いわば家の中にゴミを溜め込んでいるのと同じ。部屋が散らかって心が落ち着かなくなるように、使われないお金は自分の中に「濁り」を生み出します。<br>投資とは、この溜まったエネルギーを社会に還流させる行為です。それは、自分自身の心を清らかに保つための「デトックス」でもあるのです。もちろん、生活に必要な分や万が一の備えは必要です。しかし、それを超える余剰分は、社会という大きな器の中へ循環させてあげる。それは、ある種の「国民の義務」とさえ言えるかもしれません。<br><br>2. 社会の未来を選ぶ、「一票」として<br><br>現代の資本主義社会において、お金をどこに流すかという決定は、民主主義における投票と同じくらい、あるいはそれ以上に社会の形を決定づけます。投資とは、「あなたがどんな未来を望むか」を意思表示する、極めて能動的な社会参加なのです。<br>日本の個人金融資産は2000兆円とも言われますが、その多くは動かぬまま眠っています。この「お任せ」の状態が、日本の「失われた30年」の一因であると私は考えています。<br>誰かに任せるのではなく、自分の意思で、自分が「推せる」会社や経営者、自分が共感する未来のビジョンにお金を投じる。その一人ひとりの小さな選択が、社会全体の資本効率を高め、停滞した空気を変える大きな力となります。<br><br>3. 仕事を加速させる、最強のブースターとして<br><br>そして三つ目の理由。これが最も重要なのですが、投資は「あなたの仕事を、価値創造を、加速させる」ための最強のツールだということです。<br>あなたが仕事を通じて実現したいこと、生み出したい価値があるのであれば、そこにお金を組み合わせることで、その実現スピードとインパクトを劇的に高めることができます。<br><br>自分の仕事に関連する分野の企業に投資をすること。自分が持つ専門知識を活かして、投資先の企業の価値向上に貢献すること。あるいは、自分が心から応援したい「推し」の活動に資金を提供することも、立派な投資です。<br><br>「カルマを貯めない」投資哲学、つまり他者の犠牲や弱さにつけ込むのではなく、「価値を創造し、信用を創造すること」を目的とする。その結果としてお金がついてくる。この清らかな循環こそが、心から「やってよかった」と思える投資なのです。<br><br>第二章 実践・進化する投資――「価値」と「成長」を見抜く<br><br>投資判断の三つの「ものさし」<br><br>巷には様々な投資手法が溢れていますが、私が最も大切にしているのは、テクニック以前の心構え、すなわち「共感と共創へのコミットメントがない投資はしない」という原則です。<br><br>自分の価値観やアイデンティティと深く結びついた投資は、単なる数字のゲームではなくなります。それは、その企業の未来を共に創っていくという「共創」の営みであり、自分の人生を豊かにする行為でもあるのです。<br><br>この「共感」を土台に、私は投資判断を下す際に、少なくとも以下の三つの「ものさし」から対象を分析します。<br><br>1. キャッシュフロー（割安度）<br>2. 進化の兆候<br>3. 経営者<br><br>ものさし①：キャッシュフロー――企業の生命線<br>まず最も重要なのがキャッシュフロー、つまり「現金の流れ」です。会計上の利益は、処理の方法によって操作の余地があり、必ずしも企業の本当の健全性を示しているとは限りません。しかし、実際にどれだけのお金が会社に入ってきて、どれだけ出て行っているかというキャッシュの動きは、嘘をつきません。<br><br>自由に使える現金（フリーキャッシュフロー）が潤沢にある企業は、経済危機にも強く、新たな投資や株主還元を行う余力があります。これは企業の体力を示す最も信頼できる指標の一つです。<br><br>私が割安度を測る際によく使う指標に、「プライス・フリー・キャッシュフロー・レシオ（PFCFR）」というものがあります。これは、株価がフリーキャッシュフローの何倍かを示す指標です。厳密な計算よりも、「肌感覚」が重要です。<br><br>例えば、キャッシュフローに対して株価が10倍なら「安いかもしれない」、15倍なら「普通くらいかな」、25倍なら「少し高いかな」といった具合です。これは、皆さんがスーパーで野菜を買うときの価格感覚と非常によく似ています。<br><br>プロの投資家はまずキャッシュフロー計算書を見て、次に貸借対照表、そして最後に損益計算書を確認すると言われています。それだけキャッシュの流れが重要なのです。<br><br>ものさし②：進化の兆候――未来を読み解く鍵<br>「割安度」以上に私が重視しているのが、「進化の兆候」です。これは、その企業が時代の変化に適応し、自らを変革し続けられるか、質的な変化の瞬間に投資するという考え方です。過去の実績がどれだけ素晴らしくても、未来が同じである保証はどこにもありません。<br><br>企業の進化には、いくつかの典型的なパターンがあります。<br><br>- ビジネスモデルの進化：単発の仕事（スポット型）から月額課金制（ストック型）へ、さらに成果報酬型（エクイティ型）や、利用者が増えるほど価値が高まる「ネットワーク効果」を持つプラットフォームモデルへの転換など。ビジネスモデルが進化するタイミングは、企業の利益構造が劇的に変わる瞬間です。<br><br>- ビジネスシステムの進化：M&amp;Aによる支店の統合で固定費を削減したり、既存のオペレーションに新たな付加価値を加えたりすることで、企業は進化を遂げます。<br><br>- 製品・顧客の進化：個人向け（BtoC）のサービスで培ったノウハウを法人向け（BtoB）に展開するなど、製品と顧客が相互に作用しながら進化していくケースです。<br><br>こうした「進化」の兆しを見つけるには、決算書を読むだけでは不十分です。業界のニュースや技術トレンド、社会の変化といった、より広い文脈の中で企業を捉える視点が求められます。<br><br>ものさし③：経営者――魂は誰が宿すのか<br>そして最後に、最も重要と言っても過言ではないのが「経営者」です。企業は結局のところ、「人」です。そのトップである経営者がどのような哲学を持ち、どのようなビジョンを描いているのか。それが企業の未来を決定づけます。<br><br>私は長年の経験から、経営者をそのパラダイムの違いによって、いくつかの次元に分けて捉えています。<br><br>- 第四次元の経営者（プロ経営者）：経営学を体系的に学び、リスクを適切に管理しながら着実に利益とキャッシュを積み上げるタイプ。バフェットが好むような、安定したリターンを期待できる存在です。<br><br>- 第三次元の経営者（創業者タイプ）：壮絶な原体験からくる「想い」や常人離れした「エネルギー」で道を切り拓くタイプ。再現性は低いですが、圧倒的な情熱と直感を持っています。<br><br>- 第五次元の経営者（求道者タイプ）：株主利益といった資本主義のルールの中で生きながらも、それを超えた「自らがやるべきミッション」の追求に人生を捧げる人々。私自身が最も惹かれ、応援したいと考えるタイプです。<br><br>優れた経営者の存在は、数字には表れない最も強力な「資産」です。「この企業と共に未来を創りたい」と心から思えるか。その経営者を「推せるか」どうか。最終的には、その直感が極めて重要な判断基準となります。<br><br>第三章 投資の哲学――穏やかな精神と未来創造<br><br>「穏やかな精神」こそが最強の武器<br><br>投資の世界は、欲望と恐怖が渦巻く戦場です。市場が熱狂している時には「乗り遅れまい」という欲望（FOMO）に駆られ、市場が暴落している時には「すべてを失うかもしれない」という恐怖に支配されます。しかし、こうした感情に流されていては、決して良い結果は得られません。<br><br>最高のパフォーマンスを発揮するために必要なもの。それは、「穏やかな精神」です。<br><br>人間は、知識よりも感情に流されやすい生き物です。だからこそ、投資家には「知識を積み上げること」と「感情をコントロールすること」の二つの軸が必要であり、後者の方が圧倒的に難しいのです。<br><br>では、どうすればこの厄介な感情と付き合っていけるのでしょうか。一つの方法は、投資を「ゲーム」として捉え、お金そのものへの執着をなくすことです。もう一つの方法は、自分なりの「手綱」を持つこと。例えば、私が実践しているのは「一口だけ買っておく」というささやかな方法です。<br><br>気になる銘柄を最小単元だけ買うことで、買わなかった後悔や、乗り遅れる焦りといった大きな感情の渦に飲み込まれるのを防ぐのです。<br><br>周囲のノイズから距離を置き、自分が信じる価値基準に照らして、冷静に物事を判断する。まるで湖面のように静かな心で市場と向き合う。これこそが、長期的な成功を収めるための最強の武器です。<br><br>エントロピー増大の法則と「価値創造投資」<br><br>宇宙の法則に「エントロピー増大の法則」というものがあります。これは、すべての物事は放置しておくと、秩序を失い、乱雑で無価値な方向に向かっていく、という法則です。私たちの資産も、社会も、何もしなければこの法則に従い、価値を失っていきます。<br><br>投資とは、このエントロピーの流れに抗い、エネルギー（資本や労力）を投入して、新たな秩序と価値を創造する行為に他なりません。それは、未来が少しでも良い方向へ向かうように、自分の意志とリソースを投じるということです。<br><br>一般的な投資は、エントロピー増大の波に乗ることで利益を得ます。「人類の生存領域を広げたい」という意識（思い）にエネルギーが投じられ、宇宙船が作られ、会社が上場し、株価という一次元の数字になる。この流れです。<br><br>しかし、私が目指すのは、その「気持ち悪さ」が一切ない「価値創造投資」です。<br><br>これは、自分自身のミッションに基づいて、自分の持つ能力やスキルにお金というエネルギーを注ぎ込む行為です。そうして投じられたエネルギーは、やがて循環し、再び自分のもとへ価値として還ってくる。この循環こそが、投資の本来あるべき姿だと私は信じています。<br><br>バフェットからの卒業、そして「共感」と「想像」の時代へ<br><br>ウォーレン・バフェットの投資手法は、企業を徹底的に分析し、その内在価値を算出して割安かどうかを判断するという、極めて論理的で再現性の高いものでした。それは20世紀の資本主義において、絶大な効果を発揮しました。<br><br>しかし、時代は変わりました。現代は、VUCA（変動性、不確実性、複雑性、曖昧性）の時代と言われます。もはや、過去のデータや財務諸表だけでは未来を予測することは困難です。<br><br>これからの時代に求められる投資の哲学は、バフェット流の「分析」に加え、「共感」と「想像」の力ではないでしょうか。<br><br>- 共感：その企業が解決しようとしている社会課題や、顧客に届けたいと願う価値に、心から共感できるか。<br><br>- 想像：その企業のビジョンが実現した時、世界はどのように良くなるのか。その未来を鮮やかに想像できるか。<br><br>これは、もはや左脳的な分析だけでは到達できない領域です。自分の価値観や感性を総動員し、企業の未来に「共鳴」する。そのような、アーティストや思想家にも似た感覚が、これからの投資家には求められるのです。<br><br>未来を創造する投資家へ<br><br>私が「未来創造投資」と呼んでいるものがあります。十年、二十年前に、「きっとこんな未来が来るだろう」と直感した領域に、まだ誰も注目していない段階で種を蒔く。研究室レベルの技術や、生まれたばかりのベンチャーに出資し、共に育てていく。そうして育てたものが、十年以上の時を経て百倍、千倍に花開く。これこそが投資の醍醐味だと感じています。<br><br>これは、思想家として生きていきたいという私の願いの表れでもあります。世界がまだ気づいていない未来の兆しはどこにあるのか。それをただ考えるのではなく、「感じる」のです。<br><br>そのためには、心を整え、本質に還る必要があります。メディテーション（瞑想）やマインドフルネスは、心のノイズを取り除き、高次元の知覚を鋭敏にするための有効な手段です。偉大な科学者や数学者が、心が空っぽになった状態で直感を受け取り、世紀の発見を成し遂げたように、投資家もまた、整えられた心から生まれるインスピレーションにこそ、投資すべきなのです。<br><br>バフェットから卒業するとは、彼の偉大な知恵を土台としながらも、それに安住することなく、自分自身の羅針盤を持って、未来を創造する旅に出ることを意味します。それは、あなた自身の価値観が試される、挑戦的で、しかしこの上なくエキサイティングな冒険の始まりなのです。<br><br>さあ、あなたも社会価値創造のサイクルに参加し、豊かさの源泉につながる旅を始めませんか。<br><br>以下は、<b>本格的にM&amp;Aのプロの投資手法を具体的に学びたい人</b>のための教材です。<b>6時間以上</b>ありますので興味のある人だけ購入してください。<br>↓</p><p name="1CEE09E6-B25A-48E3-9659-5CF79330766F" id="1CEE09E6-B25A-48E3-9659-5CF79330766F"><b>山口揚平の企業分析力養成講座3:個人投資家のための有価証券報告書戦略的読解セミナー（DVD税抜き販売価格30000円）　3時間半</b><br><b>＋<br>（フルバージョン）山口揚平の企業分析力養成講座5:企業価値を見抜いて投資せよ！【勝率９５％のキャッシュフローバリュエーション編】（DVD税込販売価格31,500円）3時間半</b></p><br/><a href='https://note.com/age/n/ned6add42ea9c'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 23 Mar 2026 23:10:07 +0900</pubDate>
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      <title>AIを使う側のビジネスパーソンが持つべき思考法</title>
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      <description><![CDATA[<p name="F90CBEBC-56D8-4309-B010-D3041AD4E88E" id="F90CBEBC-56D8-4309-B010-D3041AD4E88E">序章：道場の始まり<br><br>車のエンジン音が止む。岸田さんが駐車場に車を停め、カメラ機材を運び込んでいる。私が先に部屋に入り、機材のセッティングを始めながら、これから始まる「山口道場」の参加者を待っていた。<br><br>「岸田さんのカメラがセットできたら始めましょうか」<br>部屋には少しずつ人が集まり始める。緊張と期待が入り混じったような独特の空気。私は参加者に向かって呼びかけた。<br><br>「さて、皆さん。前回、宿題を出しましたよね」<br>そう、これは単なる講義ではない。参加者自らが考え、手を動かし、発表する実践の場――「道場」なのだ。<br>「ハーバード大学の学生のように、ここに提出してください。これから発表してもらいますからね」<br>私の言葉に、何人かがカバンから紙を取り出す。ある者は少し汚れたメモを手に、慌ててスマートフォンで写真を撮り始めた。<br><br>「もし紙がない人がいたら、今からでも手元の紙に書いて、写真を撮ってください。それを今から作るメッセンジャーグループにシェアしましょう」<br><br>慌ただしくスマートフォンの操作音が響く。参加者同士で教え合いながら、新しいグループに続々と参加していく。その様子を見ながら、私は今日の講義で使う機材の準備を進めた。<br><br>プロジェクター、PC、インターネット接続。準備は着々と進んでいく。講義開始予定時刻の午後6時45分が近づいていた。<br><br>第一章：常識の枷を外す思考法<br><br>1. 頭の体操：正解は一つではない<br><br>「さて、時間になりましたので始めたいと思います。前回の内容で、何か質問はありますか？」<br>少しの間、沈黙が流れる。まずは本題に入ることが先決だろう。私はスクリーンに一枚のスライドを映し出した。<br><br>「では、ウォーミングアップをしましょう。これは初めて見る問題ですかね？」<br><br>スライドには、二つの奇妙な問題が書かれている。<br><br>問題1：<br>カードがある一定のパターンで並べられています。1枚目が「8」、2枚目が「16」のとき、3枚目のカードは何になるでしょうか？<br><br>問題2：<br>ある物体に光を当てたところ、「三角形▲」と「円形●」の二つのシルエットができました。この物体の形はどのようなものでしょうか？ <br><br>「どうでしょう。少し、頭が疲れませんでしたか？ 前回の講義は」<br>参加者たちの顔を見渡す。心地よい疲労感を浮かべている者が多いように見えた。<br><br>「脳がどっと疲れる感覚。それこそが、この道場の目指すところです。かつて『脳トレ』が流行りましたが、あれと同じで、思考の筋肉を鍛えていきましょう」<br><br>私はタイマーをセットした。静寂の中、参加者たちが一斉に思考の海に沈んでいく。ペンの走る音、小さく唸る声。道場の熱気が、少しずつ高まっていくのがわかった。<br><br>しばらくして、様々な答えが出始めた。<br>「８、16、24」<br>シンプルに8ずつ増えるという法則。もちろん正解だ。<br>「32です」<br><br>ある参加者が答えた。<br>倍々で増えていくという法則。これもまた、論理的な答えだ。<br>「26はどうでしょう」<br><br>別の参加者は、少し複雑な二次方程式「2n² + 5n + 1」を提示した。n=1のとき8、n=2のとき16、そしてn=3のとき26になるという。これもまた、数学的には正しい。<br><br>さらに驚くべき答えも出た。<br><br>「128です」<br>「それはどういう理屈ですか？」<br>「最初の二つの数字だけでは、法則を特定するには早すぎます。まだどんな数字が来てもおかしくない、という考え方です」<br><br>面白い。これは「まだ法則性を見出す段階ではない」という、一段高い視点からの回答だ。彼は、数字の並びそのものではなく、「この情報だけで判断すること」自体を疑っているのだ。<br><br>二つ目の問題「上から見ると『丸●』、横から見ると『三角▲』に見える立体」では、多くの人が「円錐」を思い浮かべた。これも常識的な正解だ。しかし、ここでも別のアイデアが出てくる。<br><br>「平面の円と、平面の三角形を、直角に交差させるのはどうでしょう」<br><br>なるほど、円形の板と三角形の板を十字に組み合わせる。正面から見れば三角形、90度回転させて横から見れば円（正確には線だが、シルエットとしては）に見える、というわけだ。<br><br>これらのウォーミングアップが示すのは、たった一つの単純な事実である。「正解は一つではない」。<br><br>2. 方程式を作る側になる<br><br>研修でこの問題をやると、面白いほど組織の文化が表れる。例えば銀行のような堅実な組織では、「24」と「円錐」という模範解答が出て、それで終わりがちだ。しかし、広告代理店のようなクリエイティブな職場では、問題の意図すら疑うような、とんでもない答えが飛び出してくる。<br><br>重要なのは、常識的な答えに満足せず、どれだけ多くの可能性を考えられるか。この「発想力」こそが、これからの時代を生き抜くための鍵になるのだ。<br><br>私は、現代を「AI時代」と捉えている。そして私たちは皆、「AIの恩恵を受ける側」になるか、「AIに使われる側」になるかの瀬戸際に立たされている。生産性で言えば、AIを使いこなす人間とそうでない人間の差は、10倍から100倍にも開くだろう。<br><br>では、「AIを使う側」になるとはどういうことか。<br>それは、単にプロンプトを打ち込むことではない。<br><br>「方程式を作る側」になるということだ。<br><br>AIは、与えられた方程式を解くのは得意だ。しかし、その方程式そのものを、つまり「何をどう解決すべきか」という課題設定や、新しい価値の枠組みを発明することはできない。それは人間の仕事だ。<br>「８、16、？」という問いに対して、「24」や「32」と答えるのは、既存の方程式に当てはめる行為だ。<br><br>「128」と答えたり、あるいは「2n² + 5n + 1」という新しい数式を自ら作り出したりすることこそが、「方程式を作る」という行為に近い。<br><br>3. 「発散思考」と「収束思考」<br><br>どうすれば「方程式を作る側」になれるのか。その第一歩が、「発散思考」である。<br><br>これは、あらゆる可能性を制限なく考え出す思考法だ。ウォーミングアップで様々な答えが出たように、まずは常識や前提、コストや効率といった「実現可能性」を一旦脇に置いて、考えられる限りの選択肢をテーブルの上に並べる。<br><br>ほとんどの人は、無意識に脳の使い方が固定化されている。「風邪を引いたら病院へ行く」というように、過去の経験や常識に基づいて、自動的に判断を下している。これは思考停止に他ならない。<br><br>そうではなく、「そもそも風邪とは何か？」とゼロから考えてみる。ウイルスという原因を特定し、それをどの段階で食い止めるか（口、喉、気道？）、どんな方法で食い止めるか（消毒、抗生物質？）、というように構造的に分解して対策を考える。<br><br>この「可能性」と「実現可能性」を切り分けて考えること。ただそれだけで、思考の自由度は劇的に高まる。可能性を広げる「発散思考」と、そこから最適なものを選ぶ「収束思考」。この二つを意識的に使い分けることが、思考の枷を外すための重要な訓練なのだ。<br><br>第二章：「構造化」という思考のOS<br><br>1. 物事を「構造化」して考える技術<br><br>「この道場がどこまで続けられるかは未知数ですが、私がこの場で最も伝えたいこと。それは、物事を『構造化』して考える技術です」<br>私はホワイトボードに大きく「構造化」と書き出した。<br>「今日はそのための具体的なツールとして、『ロジックツリー』と『コーザリティマップ』を学びます。そして、もし時間があれば、フレームワークについても触れたい。うまくいけば、第三回では『提案型営業』へと繋げていきたいと考えています」<br>しかし、と私は一呼吸置いた。<br><br>「ただ、この『コーザリティ』という概念は、非常に難解です。構造化そのものもそうですが、下手をすると退屈に感じて、嫌になってしまうかもしれない。<br>ですから、途中で小話でも挟みながら、皆さんが飽きないように進めていきたいと思っています」<br>思考を整理するツールとして、「二項対立」の考え方を知っておくと便利だ。「価値と価格」「質と量」「主観と客観」といったように、物事を対照的な二つの概念で捉える。これは、複雑な事象を単純化し、要素に分解して考えるための入り口となる。<br><br>だが、現実はそう単純ではない。世界はきれいに枝分かれしたツリー構造ではなく、様々な要素が相互に影響し合う、つながったシステムなのだ。<br><br>例えば、住宅ローンの「金利」。これは単なるコストの一項目ではない。金利の動向は、マクロ経済の状況に影響される。そして、個人の「所得」や「与信力」が、借りられる金額、つまり購入可能な「物件価格」の上限を決める。その所得は、自身の「労働環境」と密接に関わっている。さらに、物件の価値自体も、周辺の「住環境」や将来の都市開発計画など、外部要因に左右される。<br><br>このように、分解したはずの各要素が、実は互いに原因と結果で結ばれ、複雑なループを形成している。この関係性を「コーザリティ（Causality）」と呼ぶ。<br><br>物事を単純に分解するだけでは不十分だ。分解したパーツが、システム全体の中でどのように結びつき、影響し合っているのか。その「因果のループ」を読み解くことこそ、思考の次のステップなのである。<br><br>2. お金で解決すべきこと、してはいけないこと<br><br>構造化思考を実践するために、身近な例から考えてみよう。「お金」というものは、あらゆる物事を測る便利な物差しだが、その使い方を間違えると本質を見失う。<br><br>「研修医が『今夜のシフト、どうしても出られないから代わってくれない？ この埋め合わせは必ずするから』って、こういう会話、よくあるだろ。でも、こういう安易な貸し借りは、本当はやるべきじゃないんだ」<br><br>講義は、そんな身近な例から始まった。<br><br>「なぜか。病院の夜間シフトのような仕事は、緊急性が高く、絶対に穴を開けられない。こういう時こそ、口約束の『貸し借り』ではなく、金銭なコミットメントがあったほうが、圧倒的に有効なんだ」<br><br>「シフトを代わってくれたら1万円払う」と約束すれば、代わった側も「これは1万円分の仕事なんだ」と意識する。責任感を持ってシフトをこなすようになる。このケースは、お金を使うことで、より確実性が増す典型的な例だ。<br><br>逆に、お金が介在することで、本来の価値が損なわれてしまうケースもある。老舗料亭のアルバイトが良い例だ。<br><br>「一人当たり3万円も5万円もするような高級料亭が、時給1200円で大学生のアルバイトを募集していることがある。これは、やめたほうがいい」<br>そういう料亭を訪れる客は、単に食事をしているのではない。その店の持つ歴史や物語、職人の技といった、目に見えない「文脈」に対価を払っている。そこに、時給で働き、「いかに効率よく稼ぐか」というコスパ意識で動いているアルバイトがいると、その存在が一瞬にして店の世界観を壊してしまう。<br><br>「だから、どんなに若いスタッフを入れるにしても、時給ではなく月給制にすべきなんだ。月給にすることで、彼らは組織の一員としての自覚を持つ。ここでは、お金によって時間を分断しないほうが、全体の価値を高めることになる」<br><br>この思考実験は、物事が置かれた「文脈」を読み解き、何が最適な解決策なのかを見極める重要性を示している。<br><br>第三章：「理想の家」探しの迷路 ― 構造化ワークショップ<br><br>1. 【お題】引っ越しのパターン<br><br>「さて、ここからは皆さんに考えてもらう時間だ」<br>私はホワイトボードに課題を書き出した。これは思考の人間ドックのようなもの。人それぞれ、思考にはクセがある。それを自覚し、調整できるようになるのが目的なのだ。<br><br>「【お題】引っ越しのパターン」<br>「あなたが引っ越しをするときの『家選び』について、考慮すべき論点を整理し、構造化してください。ただし、ややこしくなるので価格（コスト）の問題は除外します」<br>ざわめきと共に、各チームでのディスカッションが始まった。一見、身近で単純に思える「家選び」という行為が、いかに多様な価値観と判断軸の上に成り立っているのか。参加者たちは、自らの思考のプロセスを客観視することで、その複雑さを再認識していく。<br><br>2. 思考の癖をあぶり出すフィードバック<br><br>数時間にわたるディスカッションの後、各班が作り上げた「構造図」の発表と相互評価が始まった。<br>「では、まず各班の自己評価と、他の班への評価を発表してもらいましょうか。評価項目は『広さ・深さ』『構造性』『スピード』。それぞれ5点満点です」<br>評価が進むにつれて、各班の思考の「癖」が浮き彫りになってくる。<br><br>「A班の構造図は、一見よくまとまっています。しかし、『暮らしへのこだわり』といった言葉を使っている。これは抽象的で、ある種の抽象への”逃げ”です」<br><br>「C班は『立地選択』と『周辺特性』という言葉を並べていますが、これは動詞と名詞にしただけでほぼ同じことを言っていませんか？ 言葉の定義が甘いと、構造はすぐに破綻します」<br><br>講師の指摘は鋭い。受講生たちは、自分たちが無意識に使っていた言葉の曖昧さや、論理の飛躍に気づかされ、ハッとした表情を浮かべる。<br><br>「皆さんは、『トヨタ』という言葉と『排気量』という言葉を同じ階層に並べますか？ しませんよね。『トヨタ』はメーカー名という選択対象であり、『排気量』は性能という選択論点です。思考を構造化するとは、この『論点』と『選択肢』を明確に切り分ける作業に他ならないのです」<br><br>多くの人が、この基本的な切り分けができずに思考の迷路に迷い込んでしまうのだ。<br><br>3. 「具体」から始めよ ― 構造化の罠<br><br>「皆さんの多くが、抽象的な概念から考え始めています。『住みやすさ』とか『暮らしの質』といった大きな言葉を、ロジックツリーの一番上に持ってきている。これが失敗の元なんです」<br>抽象的な言葉を上に置くと、その下の階層で必ず重複や混同が起きる。結果として、構造がぐちゃぐちゃになってしまう。<br><br>「では、どうすればいいのか。答えはシンプルです。『具体』から始めること。 思考の出発点は、常に具体的で、疑いようのない事実であるべきです」<br>例えば、「外観」と「内装」。これは誰が見ても明確に分けられる。あるいは「見えるもの」と「体感するもの」。こうした具体的な切り口から思考を始め、より抽象的な概念は、むしろ構造図の後ろの方に配置する。これが、思考をクリアに保つための鉄則なのだ。<br><br>「抽象的に考えるな、と言っているのではありません。むしろ逆です。思考は常に抽象的に行います。しかし、構造としてアウトプットする際には、前の方に『具体』を、後ろの方に『抽象』を配置する。 この順番が決定的に重要なのです」<br><br>第四章：思考の解像度を上げる<br><br>1. プロが使わない「禁断の言葉」<br><br>思考を整理する上で、つい使ってしまいがちだが、プロフェッショナルな議論の場では避けるべき「禁断の言葉」がいくつかある。その代表格が「定性的・定量的」そして「メリット・デメリット」だ。<br>「定量的か、定性的か」という分類は、一見もっともらしく聞こえる。しかし、ビジネスの現場では、「定量化できないものは、定量化する努力をしろ」「定性的な情報から、示唆を読み取れ」というのが基本だ。この言葉を使った時点で、「定量化できないから仕方ない」という思考停止に陥る危険性がある。<br>「メリット・デメリット」も同様に、非常に雑な言葉だ。誰にとってのメリットか？ どんな状況下でのデメリットか？ 立場や条件によって、メリットはデメリットに変わり得る。この言葉は、そうした多角的な視点を失わせる。<br>これらの「便利な言葉」に頼るべきではない。それらは思考の解像度を著しく下げてしまうからだ。<br><br>2. 「実利」と「情緒」という新たな軸<br><br>では、どうすれば思考をクリアに整理できるのか。ひとつの有効な方法が、軸を大胆に入れ替えてみることだ。<br>先ほどの不動産物件の例で、「物件そのもの」と「物件を取り巻く環境」という大きな分類を設定する。その上で、それぞれの要素を評価するための新たな軸として、「実利的な側面」と「情緒的な側面」を導入してみる。<br><br>- 物件×実利: 間取りの広さ、設備のスペック、耐震性など<br>- 物件×情緒: デザイン性の高さ、歴史的価値、心地よさなど<br>- 環境×実利: 駅からの距離、スーパーや病院の有無など<br>- 環境×情緒: 街並みの美しさ、公園の緑、地域の治安や文化など<br><br>このように分類することで、「センス」や「好み」といった情緒的な価値と、「スペック」や「利便性」といった実利的な価値を明確に切り分けることができる。思考の初期段階で、いかにシャープな切り口を見つけられるか。それが、その後の議論の質を決定づける。<br><br>3. 個人の「好き」を構造に組み込む方法<br><br>現実の意思決定は、常に個人の主観、つまり「好き嫌い」が絡んでくる。では、この「個人的な事情」をどう扱えばよいのか。<br>やりがちな間違いが、ロジックツリーの中に「個人的なこと」という項目を入れてしまうことだ。構造化の目的は、誰にでも当てはまる「普遍的な物差し」を作ることにある。<br>正解はこうだ。まず、あくまで「普遍的な構造」を徹底的に作り上げる。先ほどの「実利」と「情緒」のフレームワークなどがそれだ。<br>そして、その完成したフレームワークを前にして、初めて「個人的な判断」を加える。それが「プライオリティ（優先順位）」という考え方だ。<br>もしあなたが「何よりも環境の静かさを重視する」のであれば、環境・情緒の項目に最も高いプライオリティを置くだろう。一方、「通勤時間を短縮したい」と考える人にとっては、環境・実利の「駅近」が最優先事項となる。<br>このように、「構造化（フレームワーク作り）」と「評価（プライオリティ付け）」は、明確にフェーズを分ける必要がある。「個人的な事情」は、構造の外側、つまり完成したフレームワークを使って個別の事案を評価する段階で初めて登場するのだ。<br><br>終章：AI時代の思考法と未来<br><br>1. 思考のOSを構成する四つの力<br><br>これからの時代、AIが論理的な処理を得意とするようになり、人間に求められるのは、むしろ「情緒性」になる。感動、愛、共感といった情緒から生まれた問題意識をゴールに設定し、そこへたどり着くための道を論理で構築する。この「情緒と論理の架け橋」こそが、AI時代に求められる核心的な能力なのだ。<br>そして、その思考のOSを構成する要素として、私は四つの力を挙げたい。<br><br>1.  構造化 (Structure): 物事の全体像を捉え、論点を整理し、分解する力。<br><br>2.  兆候 (Sign): 構造の中に現れる、未来の変化の兆しを見抜く力。<br><br>3.  蓋然性 (Probability): その変化が実現する可能性を、客観的に評価する力。<br><br>4.  想定 (Assumption): 導き出された未来のシミュレーションに基づき、責任ある判断と行動を下す力。<br><br>これは、まさに投資家の思考法だ。まず企業の「構造」を明らかにし、組織が進化するのか、退化するのかという「変化の兆候」を見つける。次に、その変化がどれくらいの確率で起こるのかという「蓋然性」を計算する。<br><br>そして最後に、人間が行うべき「想定」と「判断」が来る。AIがどれだけ進化しても、最終的にリスクを取り、腹を括って決断し、その結果責任を負うのは人間だ。この四つの力こそ、私たちがインストールすべき「新しいOS」なのである。<br><br>2. あなたが「アルゴリズム」を作る人になる<br><br>AI時代における価値創造の源泉は、「切り口（アルゴリズム）」を構造化し、普遍性を持たせることにある。<br>AIは、膨大なデータを処理するのは得意だが、どのような「切り口」で物事を分析すべきかを自ら生み出すことはできない。その「切り口」を生み出すのは、人間の役割だ。社会が抱える問題は何か。人々は何に悩み、何を求めているのか。歴史や哲学、心理学といった、人間の営みそのものへの深い洞察。それこそが、優れた「アルゴリズム」の源泉となる。<br><br>AIの登場によって、私たちはかつてないほど簡単に、多種多様なデータを扱えるようになった。AIへの指示命令文である「プロンプト」は、今や一つのシステム全体のソースコードに匹敵するほど長大で、複雑なものになっている。それはもはや、単なる「質問」ではない。世界をどのように切り取り、分析し、再構築するかという、知性の設計図そのものなのだ。<br><br>この設計図を描く力こそが、これからの時代を生き抜くための、最も重要なスキルとなるだろう。<br><br>3. 半年で思考は変わる<br><br>講義も終盤に差し掛かり、私は自らの経験を語った。<br>「私がチームに入ったばかりの頃は、まさに今日のような厳しいフィードバックを毎日浴びていました。自己評価と客観的な評価のズレを認識しない限り、人は成長できません」<br>では、この「思考のOS」をアップデートするには、どれくらいの時間が必要なのだろうか。<br>「正直に言いましょう。これはトレーニングです。物事の広さと深さを十分に捉えられるようになるまでに、最低でも3ヶ月はかかります」<br>3ヶ月。それは、思考のパターンを体に染み込ませるための期間だ。<br>「そして、重複や漏れのない構造化を実現し、かついわゆる『ホワイトスペース（新しい視点や選択肢）』を見つけ出せるようになるまでには、さらに3ヶ月、合計で半年はかかるでしょう。そして、それを自在に素早く（5分で作り、5分で説明）使いこなせるようになって、ようやく一人前。一年は見ておいた方がいいかもしれません」<br><br>半年から一年。それは決して短い期間ではない。しかし、このトレーニングを積むことで得られる思考の明晰さは、その後の人生におけるあらゆる局面で、強力な武器となるはずだ。<br><br>講義の終わりを告げるチャイムが鳴る。<br>しかし、受講生たちの思考のトレーニングは、まだ始まったばかりだ。彼らの顔には、疲労と同時に、これまで見えなかった世界への扉が開かれたかのような、確かな手応えと決意が浮かんでいた。思考とは、才能ではなく、飽くなきトレーニングの先にある技術なのだということを、彼らはこの日、身をもって学んだのである。</p><br/><a href='https://note.com/age/n/n61817ec3c877'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 21 Mar 2026 09:57:07 +0900</pubDate>
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      <title>株式投資の最強プロンプト（期間限定有料版）</title>
      <description><![CDATA[<p name="8A6E20F9-4667-4C68-9E2D-45E39C5E13A1" id="8A6E20F9-4667-4C68-9E2D-45E39C5E13A1">これまでの30年間の企業分析・株式投資による集大成として包括的な分析を行なってくれるプロンプトを作りました。これをAIにコピペすると簡単に企業分析・価値創造が行えます。<br>注意⚠️絶対に個人のみの使用に限定してください（2026/03/24 最新版）</p><br/><a href='https://note.com/age/n/nffbc55bc9175'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 18 Mar 2026 01:22:14 +0900</pubDate>
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      <title>ナミビアの砂漠を観た</title>
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      <description><![CDATA[<p name="0745D686-9E64-49E3-BD6B-0AA08CA4279B" id="0745D686-9E64-49E3-BD6B-0AA08CA4279B">遅ればせながら、「ナミビアの砂漠」を観た。カンヌはじめ様々な評価を得ている。主演の河合優美の演技も監督の山中瑶子の感性もきっと素晴らしいのだろう。<br><br>しかし心に残るむず痒い感覚はなんだろう？<br>それはきっと女性目線の作品を男である自分が覗き見していると明確に自認している自分への不潔な好奇心を追認させられるからだ。作品で描かれる女性にとって当たり前のホルモン作用による感情の起伏や恋愛感覚、仕事への薄い向き合い方、それら情景描写の厳密な正確性に対して、男性から見た時の絶対的な違和感（たとえば外見・内面のイケメンすぎる2人の彼氏の存在の不自然感など）と覗き見的なすけべ心と相まって心の中に湧き上がる一種の罪悪感。その罪悪感を昇華するための「若手女性監督の新鮮な素晴らしい作品」という公共的評価への逃避。その取り巻く環境のすべてが僕にとっては痛快でもあり、気持ちわるくもある。<br><br>「ナミビアの砂漠」の対局にある作品はなんだろうと考えた時、きっと「半沢直樹」がそれにあたる。勧善懲悪によるルサンチマンの解消、出来過ぎた嫁役の上戸彩、3人の同期による男子校ボーイズクラブ的なミソジニー感、その後に実際に起こる歌舞伎役者達の不祥事や事件も相まって語るにいかにも男性目線の作品だと思う。<br><br>このような作品の大ヒットの裏で否が応でも男性的価値観に晒されているこの社会を女性はどのように嘲笑し、または心の痛みを感じながら生きてきたのであろうか？その心情に想像力を働かせてみれば痛切な懺悔に至るはずだ。（もっとも河合優美を山口百恵の再来などという浅はかな感性には反吐が出る）<br><br>この作品は「Ｚ世代の映画」という単純な枠組みで当然処理できないし、これをみて今の若い女性の日常と一般化すべきでもない。このチープでゲーム化するくだらない機械世界において、考察も共感も拒絶し、ただ存在するひとりの女性を丹念に描きこんだレジスタンスアートだと思う。<br><br><br>追伸）AI時代、徹底的に言語化しえない感性の鋭敏化とそれをなんとかして表現しようとする努力の両輪が必要な気がします<br><br>#ナミビアの砂漠<br>#河合優美<br>#山中遥子監督</p><figure data-align="center" name="C5083252-2904-4247-84F9-EDDF3B38220C" id="C5083252-2904-4247-84F9-EDDF3B38220C"><img src="https://assets.st-note.com/production/uploads/images/259454632/picture_pc_202a2185077394dbd30c691ee510fd86.png" width="588" height="441" id="image-C5083252-2904-4247-84F9-EDDF3B38220C"><figcaption></figcaption></figure><br/><a href='https://note.com/age/n/ne4a5b27ba263'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 16 Mar 2026 02:35:07 +0900</pubDate>
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      <title>100年変わらない仕事の本質（決定版）</title>
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      <description><![CDATA[<p name="EEAD1EF8-ACF9-42EB-A42A-10935545AFC2" id="EEAD1EF8-ACF9-42EB-A42A-10935545AFC2">動画メディア企画の第二弾「<a href="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZIxd71fcc_NvxDZuSW56tPY&amp;si=bvHpTACLNXvyfcB9" target="_blank" rel="nofollow">ほんとうの仕事の話</a>」シリーズをリリースしました。ご高覧ください（いいね👍とチャンネル登録もお願いします🙏）<br><br></p><figure data-align="center" name="1C22968A-6869-48D7-B6D9-383BB17249E8" id="1C22968A-6869-48D7-B6D9-383BB17249E8"><a href="https://youtu.be/EnRrgGxRRxw?si=WhJT59_cIKMVYf04" target="_blank"><img src="https://assets.st-note.com/production/uploads/images/259156267/picture_pc_6e372980cd761de4312c5bfec6c525e7.png" width="620" height="348" id="image-1C22968A-6869-48D7-B6D9-383BB17249E8"></a><figcaption>◾️仕事の普遍的原則とは？</figcaption></figure><br/><a href='https://note.com/age/n/n9e78b534c8ce'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 15 Mar 2026 00:37:25 +0900</pubDate>
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      <title>100年使える仕事の本質とは？</title>
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      <description><![CDATA[<p name="A69DCD8D-7827-4FA4-9DF2-0D8434AFC210" id="A69DCD8D-7827-4FA4-9DF2-0D8434AFC210">新しい動画を出しました。ご覧ください</p><figure embedded-content-key="emb85d8215e928c" embedded-service="external-article" data-src="https://youtube.com/watch?v=EnRrgGxRRxw&amp;si=tuXJTMaOfRgiZw4v" contenteditable="false" name="1C489528-A19C-4C54-A1F1-D49FC12C5396" id="1C489528-A19C-4C54-A1F1-D49FC12C5396">    <div class="fude-iframe-container">        <div class="fude-iframe-container-external-article">            <span><div class="external-article-widget">
<a href="https://youtube.com/watch?v=EnRrgGxRRxw&amp;si=tuXJTMaOfRgiZw4v" rel="nofollow noopener" target="_blank"><strong class="external-article-widget-title">- YouTube</strong><em class="external-article-widget-description">Enjoy the videos and music you love, upload original content,</em><em class="external-article-widget-url">youtube.com</em></a><a class="external-article-widget-image" href="https://youtube.com/watch?v=EnRrgGxRRxw&amp;si=tuXJTMaOfRgiZw4v" rel="nofollow noopener" style="background-image: url('https://assets.st-note.com/poc-image/manual/production/note_empty_ogp.svg');" target="_blank"></a>
</div></span>        </div>    </div></figure><br/><a href='https://note.com/age/n/n1f6ff4a9905d'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 14 Mar 2026 02:26:30 +0900</pubDate>
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      <title>君はアメリカン・サイクルを知っているか？</title>
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      <description><![CDATA[<p name="C1EF0676-550B-494D-8274-12ADC79A86B8" id="C1EF0676-550B-494D-8274-12ADC79A86B8">週末に遅ればせながらクリストファー・ノーラン監督の映画「オッペンハイマー」を観た。ひとりの行動ではどうにもならないアメリカ建国以来の「鉄のシステム」、（これを僕はアメリカン・サイクルと名付けている）を描いた作品だと思う。アメリカは建国以来、いつも同じパターンを繰り返している。今日はそのパターンを具体的に説明し、日本が国としてどう対応するべきかを考察した。</p><p name="F78A9A6A-A9B7-4E07-83B1-791588E0C7B3" id="F78A9A6A-A9B7-4E07-83B1-791588E0C7B3">一般化することの危険性は認識しながらも、子供の頃から思っていた「アメリカっていつも同じことをしてるよな」という素朴な疑問を検証して言葉にしてみたのがこの記事である。</p><br/><a href='https://note.com/age/n/n0db4046e5a1e'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 09 Mar 2026 23:26:14 +0900</pubDate>
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      <title>山口道場 講義録【最終版】</title>
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      <description><![CDATA[<p name="38356543-F104-4316-B9CF-BEABD9AA67FA" id="38356543-F104-4316-B9CF-BEABD9AA67FA"><br>AI時代を生き抜くために<br><br>皆さんこんにちは。山口です。よろしくお願いします。<br><br>今日は「AI時代を生き抜くために」というテーマで話します。<br>「山口道場」という、少し偉そうな名前をつけていますが、別に自分が何かを上から教えるというつもりではありません。自分がこれまでやってきたこと、考えてきたことの中で、シェアする意味があると思うものを、できるだけ率直に渡したい。そのための時間です。<br><br>正直に言うと、自分はこれまで、こういう内容を体系立てて外向けにずっとやってきたわけではありません。<br>ただ、キャリアとしてはいくつかのファームを渡り歩いてきたので、そのたびに新人研修やマネージャー研修を担当する立場には置かれてきました。つまり、自分の中にはずっと「考えるとは何か」「思考力とは何か」という問いがあり、それを人に伝える仕事もしてきたわけです。<br><br>どこのファームに行っても、結局期待されるのはベーシックなところでした。<br>商品知識でも、業界知識でもない。<br>もっと手前にある、OSレイヤーとしての思考力です。<br><br>自分は30代で独立しましたが、それまでの時期も、その後の時期も、結局はその一点で見られてきたと思います。だから今日は、いま一度そこを話したい。<br><br>問題意識はシンプルです。<br>AI時代に、人間の脳をどう使うのか。<br><br>自分は「思考家」という言葉を使います。哲学者でもいいし、シンカーでもいい。<br>でも今、その思考家がものすごく減っている気がするんです。<br>人間が自分の頭で考え、何らかの解を出すという営み自体が細っていくのではないか。そこにかなり強い危機感があります。<br><br>自分はそういう意味では、思考の職人でした。<br>だから、その職人的なやり方を少しでも承継したい。<br>今日はそのための場です。<br><br>⸻<br><br>1. なぜ今この場をやるのか<br><br>これまでにも、電通や銀行や大企業の幹部候補に対して、思考力や問題解決の話は何度もしてきました。<br>ただ、そのほとんどは一期一会でした。<br><br>呼ばれて行って、1日とか2泊3日くらいの研修をして、その場で少しフィードバックして終わる。<br>でも、それでは身につかない。<br><br>現場に戻れば、銀行なら銀行の商品、会社なら会社の案件、営業なら営業数字に、すぐ意識が引っ張られていく。<br>すると結局、アプリケーションレイヤーだけで仕事をする人間になる。<br><br>でも本当に大事なのは、そこではない。<br>本当に大事なのは、その手前にある<br>	•	考える力<br>	•	構造を切る力<br>	•	問題の本質を見る力<br>	•	それを人と共有する力<br><br>です。<br><br>自分はこれを、ロジックの絶対音感みたいなものだと思っています。<br>一度身につくと、違和感がすぐ分かる。<br>でも、それは一回講義を聞いたくらいでは絶対に身につかない。<br>何度も何度も、細かくフィードバックされながらやるしかない。<br><br>だから本当は、一人一人に対してやりたい。<br>今日はその入口だけでも作りたい。<br>それがこの道場の趣旨です。<br><br>⸻<br><br>2. 思考力はOSである<br><br>仕事には大きく三つの層があります。<br><br>一つ目がOSレイヤー。<br>二つ目がアプリケーションレイヤー。<br>三つ目がコンテンツレイヤーです。<br><br>たとえば、<br>	•	OSレイヤー：思考力、コミュニケーション力<br>	•	アプリケーションレイヤー：Excel、PowerPoint、ファイナンス、マーケティング<br>	•	コンテンツレイヤー：商品知識、業界知識、案件知識<br><br>という感じです。<br><br>多くの人は、OSを鍛える前にアプリケーションに逃げる。<br>「私はファイナンスの人です」「マーケティングの人です」「M&amp;Aの人です」とラベルを貼る。<br><br>でも本質はそこにはありません。<br><br>自分はM&amp;Aを長くやっていましたが、一度も自分を「M&amp;Aのプロ」だとは思ったことがありません。<br>なぜなら、M&amp;Aはあくまで一つの手段だからです。<br><br>目的があって、そのためにM&amp;Aが最適なときがある。<br>でも場合によってはオーガニックグロースの方がいい。<br>場合によっては撤退の方がいい。<br>常に考えるべきは、<br>	•	目的は何か<br>	•	上位概念は何か<br>	•	代替手段は何か<br><br>です。<br><br>この一歩引いた見方を持てるかどうか。<br>これが思考家の生き方です。<br><br>⸻<br><br>3. 自分のキャリアと問題意識の変化<br><br>自分のキャリアは、ざっくり言うとシーズンごとに分かれています。<br>しかも毎シーズン、だいたい倒れて終わっています。<br><br>最初はM&amp;Aをやっていた。<br>その次は起業と事業創生をやった。<br>さらにその後、複数の投資先やプロジェクトを同時並行で見続ける時期があり、最近は地域開発や社会システムに近いところまで射程が広がってきた。<br><br>つまり、だんだんと<br>	•	企業の問題<br>	•	産業の問題<br>	•	地域の問題<br>	•	国家の問題<br><br>へと、問いのスケールが変わってきたわけです。<br><br>ただ、そのたびに思うのは、社会課題を語る人はいても、それを回すエコシステムのガソリンまで設計している人は少ないということです。<br><br>地域開発が大事だという人はいる。<br>バーナキュラーな生活者目線の社会システムが必要だという人もいる。<br>でも、それを本当に回すには、やはりお金がいる。稼がなければ回らない。<br><br>2026年時点で、その完成形はまだない。<br>それが自分の現在地でもあります。<br><br>⸻<br><br>4. 君たちはジェネラリストになる<br><br>君たちは多分、スペシャリストというよりジェネラリストになると思います。<br><br>ここでいうジェネラリストとは、「何でも浅く知っている人」ではない。<br>問題に応じて、必要な知識・技術・手段を自分で取りに行き、組み合わせ、解を作る人です。<br><br>だから、「何のプロか」というラベルよりも、<br>「どんな問題に対して、どういう構造を切って、どう解を作るか」<br>の方がはるかに重要になる。<br><br>この意味で、思考のOSを持っていない人は、これからますます苦しくなる。<br>AIがアプリケーションを代替するからです。<br><br>⸻<br><br>5. 国家レベルの問題をどう見るか<br><br>いま日本が抱えている問題は、局所ではなく構造にあります。<br><br>たとえば財政。<br>近い時点の政府予算では、一般会計は115兆円規模で、社会保障関係費は38兆円規模です。国家の大きな支出が高齢化と社会保障に強く引っ張られているという構造です。  ￼<br><br>医療費も同じです。<br>厳密にいえば、国民医療費のうち65歳以上が占める割合は約60.2％です。つまり高齢者への偏りは大きい。  ￼<br><br>ただ、本質は数字そのものではなく、何が起きているかです。<br><br>昔の医療は、外傷や急性疾患への対処が中心でした。<br>でも今は違う。<br>慢性疾患が中心で、しかも原因は複合的で、見えない。<br>一つの診療科では捉えきれない。<br>対症療法として薬を大量に出すだけでは、根本解決にならない。<br><br>だから本来必要なのは、<br>	•	未病段階でのトラッキング<br>	•	生活習慣の設計<br>	•	運動<br>	•	家族や地域を含めた支援<br>	•	データサイエンスを使った全体最適<br><br>です。<br><br>ここを見ずに制度だけいじっても、問題は解けない。<br>国家の問題も、結局は「構造をどう見るか」にかかっています。<br><br>⸻<br><br>6. 産業創造と日本の相対的地位低下<br><br>自分が2010年頃から産業創造を強く意識し始めたのは、日本がこのままでは沈むと思ったからです。<br><br>人材不足、インフラ老朽化、地方の過疎化、建設・物流の担い手不足。<br>そういう問題は、かなり前から見えていた。<br><br>だから、自分は宇宙開発から文化事業まで、かなり幅広く関わってきた。<br>ispaceにも創業初期から関わった。JPX資料ベースでは上場時の初値時価総額は約804億円です。<br>宇宙そのものが日本の産業政策上で大きなテーマになっていること自体は事実で、政府は宇宙戦略基金を速やかに1兆円規模へ拡大する方針を掲げています。  ￼<br><br>日本の一人当たりGDPについても、順位は年と統計によって動くので断定は避けるべきですが、IMFの2025年見通しでは日本の一人当たり名目GDPは約3.64万ドルで、主要先進国の中で相対的な低下が続いています。  ￼<br><br>だから、自分は君たちに期待している。<br>社会的価値を創造する側に回ってほしい。<br>少なくとも、そのためのOSを身につけてほしい。<br><br>⸻<br><br>7. エリート不在と、思考家の仕事<br><br>この国では長いこと、エリートを潰してきた。<br>ここでいうエリートとは、学歴だけの話ではありません。<br>社会全体を引き受ける志と能力を持った少数の層のことです。<br><br>どの社会にもそういう層はいる。<br>	•	武士階級<br>	•	クシャトリア<br>	•	騎士階級<br><br>名前は何でもいい。<br>でもそれがいないと、国家は持続しない。<br><br>いま官僚も政治家も、それぞれ個々には優秀な人がいる。<br>でも、問題の構造が横串なのに、組織の構造は縦割りです。<br>だから構造的に解けない。<br><br>そこで必要になるのが、制度の外からでも構造を見て、本質を突き、必要なら仮説を投げ、場合によっては社会実装まで持っていく人間です。<br>それが自分のいう思考家です。<br><br>⸻<br><br>8. AI時代に何が残るか<br><br>AIは使うべきです。<br>自分もかなり使っています。<br>でもAIがやっているのは、基本的には計算です。ベクトル計算です。<br><br>もちろん計算は強い。<br>人間より圧倒的に速い。<br>しかも、すでにキャリア市場のエントリーラダーは崩れ始めている。<br><br>昔は新人が雑用をしながら、徐々にスタッフロールを覚え、その先でマネージャーになる構造があった。<br>でも今、その下の仕事がAIに代替される。<br>すると若い段階から、ある程度マネージャー的な仕事をしなければならなくなる。<br><br>少なくとも今の段階で、人間に残っているのは<br>	•	洞察<br>	•	判断<br>	•	管理<br>	•	責任<br><br>です。<br><br>ただ、これすら永遠に残るとは言えない。<br>AIエージェントが会社を持ち、資本を持ち、ストックを持つようになれば、責任の取り方まで侵食してくる可能性がある。<br>だからこそ、今のうちに「人間が考えるとは何か」を詰めておかなければいけない。<br><br>⸻<br><br>9. 洞察とは何か<br><br>洞察は、分析そのものではありません。<br>統合そのものでもない。<br><br>論理と情緒が統合されたときに立ち上がる、本質を突いた解。<br>それが洞察です。<br><br>ここで重要なのは、洞察をセンスで片づけないことです。<br>センスで当てることもある。<br>でもそれでは再現性がない。<br><br>古文がセンスで読める生徒がいても、先生は「センスで読むな」と言う。<br>文法を一つずつ押さえろ、と言う。<br>思考も同じです。<br><br>分析も必要。<br>論理も必要。<br>統合も必要。<br>想像力も必要。<br><br>その基礎を一つずつ積み上げた先に、ようやく洞察がある。<br><br>⸻<br><br>10. 人間の7つの次元とAIの侵食<br><br>自分は世界を1〜7の価値レイヤー、あるいは次元で見ています。<br>	•	1次元：点・線・数字・お金<br>	•	2次元：論理・フレーム・構造<br>	•	3次元：身体・空間・フィジカル<br>	•	4次元：概念・価値・倫理・道徳<br>	•	5次元：固有の道・自分だけのミッション<br>	•	6次元：一体性・愛<br>	•	7次元：空<br><br>AIはすでに1〜3次元を深く侵食している。<br>計算も、フレームの処理も、物理空間での運動も、かなり強い。<br><br>4次元にも来つつある。<br>概念や価値や倫理の言語ゲームにもかなり踏み込んでくる。<br><br>でも、5次元以降、つまり<br>	•	自分だけの道<br>	•	一体性<br>	•	愛<br>	•	空<br><br>の領域は、まだ人間に残っていると自分は考えています。<br><br>最適化はAIが得意です。<br>でも、人間の生は最適化だけではない。<br>大谷翔平は「最適だから」野球をしているわけではない。<br>自分の道だからやっている。<br>そういう固有性の領域は、まだ人間の仕事です。<br><br>⸻<br><br>11. 価値経済から関係経済へ<br><br>この20年、「価値を出せ」という言葉が支配してきた。<br>でも今、その前提自体が怪しくなっている。<br><br>自分は今、社会は価値経済から関係経済へ移行しつつあると思っています。<br><br>つまり、<br>	•	何を生んだか<br>	•	どれだけ価値を出したか<br><br>だけでなく、<br>	•	誰とつながっているか<br>	•	どのトラックに乗っているか<br>	•	どの共同体に属しているか<br><br>によって、所得や資産や機会が決まる世界になってきている。<br><br>だから、<br>	•	学歴より学閥<br>	•	スキルより愛嬌<br>	•	能力より外見<br><br>のような現象も起きる。<br>推し活やファン経済が大きくなるのも、その流れの一部です。<br><br>一方で、価値と価格のズレはますます大きい。<br>金融がもらいすぎているかもしれない。<br>エッセンシャルワーカーが低すぎるかもしれない。<br><br>そういう中で、なお新しい産業をどう作るのか。<br>GDPをどう作るのか。<br>これを考えなければいけない。<br><br>⸻<br><br>12. 思考の基本プロセス<br><br>ここで今日の基礎に入ります。<br><br>問題解決の最小単位は、以下です。<br>	1.	目的に対して論点を整理する<br>	2.	構造を与える<br>	3.	仮説を置く<br>	4.	ファクトで検証する<br>	5.	判断する<br>	6.	実行する<br><br>ほとんどの人は逆をやります。<br>	•	とりあえず情報を集める<br>	•	ネットを見る<br>	•	AIに聞く<br>	•	なんとなく分かった気になる<br><br>でもそれでは、頭を使っていない。<br><br>まず自分の頭で構造を切る。<br>その後でファクトを取りに行く。<br>この順番でなければいけません。<br><br>⸻<br><br>13. ケース演習：駅ビルの利益をどう上げるか<br><br>前半では、赤坂見附の駅ビルを題材にケースをやりました。<br><br>40テナントが入っていて、テナントは売上に応じた変動賃料を払っている。<br>リニューアルを続けているが業績は低迷している。<br>利益をどう上げるか。<br><br>参加者からは、<br>	•	利益＝売上−費用<br>	•	売上を人数×単価で分ける<br>	•	入館率を上げる<br>	•	テナントの質を上げる<br>	•	ブランディングを変える<br>	•	駅のキャラクターを明確にする<br><br>といった意見が出た。<br><br>どれも悪くない。<br>だが、プロならまず構造を切る。<br><br>収益<br>＝ テナント賃料総計 − 運営費<br><br>テナント賃料総計<br>＝ 各テナント売上 × 賃料率<br><br>テナント売上<br>＝ 購買客数 × 客単価<br><br>購買客数<br>＝ テナント訪問者数 × 購買率<br><br>テナント訪問者数<br>＝ 館入館者数 × テナント訪問率<br><br>館入館者数<br>＝ 駅乗降客数 × 入館率<br><br>こうやって切る。<br><br>これが文系的因数分解です。<br>人間の言葉でやる因数分解。<br>最低限これができないと、三割打者にもなれない。<br><br>実際に見ると、問題の大きな部分は入館率にある。<br>そこからさらに、<br>	•	顧客ターゲットとズレていないか<br>	•	乗り換え客のクイックニーズと合っているか<br>	•	動線や入口が悪いのではないか<br>	•	館全体のコンセプトがズレているのではないか<br><br>と進んでいく。<br><br>さらに「なぜ改善できないのか」を問うと、組織ケイパビリティの問題にぶつかる。<br>ここで初めて、売却という打ち手が現れる。<br><br>つまり、論理の平面を詰めたあとに「なぜ」を差し込むことで、本質の位相が変わる。<br>これが思考の醍醐味です。<br><br>⸻<br><br>14. 本質は論理の延長にはない<br><br>ここをもう一度言います。<br><br>論理は必要です。<br>でも、本質は論理の延長線上にそのまま見えるわけではない。<br><br>平面で構造を切る。<br>そこから「なぜ」を問う。<br>すると別の軸が立ち上がる。<br><br>この角度の変化を何度か繰り返すうちに、本質らしきものが見えてくる。<br><br>だから、分析だけではダメだし、想像だけでもダメ。<br>分析と想像を行き来しながら、問題の位相を変えていく必要がある。<br><br>⸻<br><br>15. 4つの思考力<br><br>思考には少なくとも4つの筋肉がある。<br>	•	分析力<br>	•	統合力<br>	•	論理力<br>	•	想像力<br><br>分析力だけだと、断片の集積になる。<br>論理力だけだと、正しいが面白くない。<br>想像力だけだと、当たる時は当たるが、基本は空振り。<br>統合力がないと、全体感も実装感もない。<br><br>だから大事なのは、自分の偏りを知ることです。<br>自分は何が得意で、何が弱いのか。<br>それを認識したうえで鍛える。<br><br>自分の場合、構造と想像は昔からあった。<br>そこに後から論理と分析をつけた。<br>でもそれは自分のパターンであって、誰にでも同じとは限らない。<br><br>⸻<br><br>16. 情報を入れるな<br><br>ここはかなり重要です。<br><br>情報は基本的にノイズです。<br>もちろんゼロではいけない。<br>しかし、情報から思考を始めてはいけない。<br><br>情報、知識、教養は別です。<br>	•	情報：断片<br>	•	知識：体系化された情報<br>	•	教養：応用可能な知識<br><br>多くの人は、誰かが作った知識をインストールしているだけで、自分で構築していない。<br>だから、いざ問題を前にすると、情報が増えるほど考えられなくなる。<br><br>順番は逆です。<br>	•	まず構造<br>	•	まず仮説<br>	•	その後に必要な情報<br><br>情報を先に詰め込むと、思考が鈍る。<br>スマホのメモリを埋めすぎると重くなるのと同じです。<br><br>⸻<br><br>17. フレームワークを使うな、フレームワーキングしろ<br><br>3Cや4Pや5フォースを覚えること自体に意味はありません。<br>それを当てはめて満足した瞬間に、思考は死ぬ。<br><br>数学も同じです。<br>公式を覚えた瞬間に、思考ではなく暗記になる。<br><br>大事なのは、<br>なぜその構造になるのかを自分で作れること<br>です。<br><br>だから、自分はフレームワークを使うなと言っている。<br>正確に言えば、<br>フレームワークを使う前に、フレームワーキングしろ<br>と言っている。<br><br>自分で切れ。<br>自分で枠を作れ。<br>自分で方程式を作れ。<br><br>⸻<br><br>18. 信念として持つべき二つの言葉<br><br>君たちを動かすプロンプトとして、二つだけ覚えてほしい。<br><br>一つ。<br>世界で自分に分からないものはない。<br><br>二つ。<br>我は神に代わって解決する。<br><br>もちろん、すぐには分からないものはある。<br>でも最終的には分かる。<br>誰かが理解しているなら、自分にも理解できる。<br><br>そして、自分が解決する。<br>そのつもりで生きる。<br><br>この二つを持っているかどうかで、10年後の思考の深さはまるで変わると思います。<br><br>⸻<br><br>19. 思考は身体技法である<br><br>最近自分が強く思っているのは、「考えろ」という指示は雑すぎる、ということです。<br><br>走れと言うだけでは走れない。<br>腸腰筋を使え、骨盤を立てろ、足裏で押せ、と言った方がいい。<br><br>同じように、考えるとは、<br>意識の焦点を脳や身体のどこにどう当てるか<br>という身体技法なのではないか。<br><br>分析しているときと、統合しているときと、直感しているときでは、使っている脳のモードが違う。<br>その違いをもっと具体的に捉えないといけない。<br><br>この認識は、脳疲労や検査を経て、自分の中でかなり強くなった。<br>思考とは抽象的なものではなく、意識が身体というデバイスをどう使うかということなのかもしれない。<br><br>⸻<br><br>20. 体を使って遊ぶ時代<br><br>これから人間に残るのは、体を使って遊ぶことだと思っています。<br><br>ここでいう「遊ぶ」は、単なる運動ではない。<br>自分の意識の焦点が今どこにあるのかを感じながら、身体や思考を運用することです。<br><br>アスリートはすでにそれをやっている。<br>どこに重心があるか、どこを見ているか、どの筋肉を使っているか。<br>それを微細に調整している。<br><br>思考もそれと同じで、本当はもっと身体的に訓練できるはずです。<br><br>⸻<br><br>21. 正しさと実装は別問題<br><br>後半の質疑では、参加者から非常に実務的な質問がありました。<br>自分は本質的に正しい分析をしていると思う。<br>でも上司やクライアントがそれを理解しない。<br>そのときどうするのか。<br><br>ここではっきり言えるのは、<br>正しさと実装は別問題<br>だということです。<br><br>正しいことを考えるのが思考。<br>それを通すのがコミュニケーション。<br><br>相手はロジックで動かないこともある。<br>ファクトでも動かないこともある。<br>その時は、<br>	•	関係を作る<br>	•	信頼残高をためる<br>	•	他者の権威を借りる<br>	•	相手のアジェンダを読む<br>	•	小さく実装して既成事実を作る<br><br>といった別スキルが必要になる。<br><br>だから、まず本質的に正しい解を考える。<br>そのうえで、それをどう実現するかは別で考える。<br><br>ここを混ぜてはいけません。<br><br>⸻<br><br>22. なぜ「車の購入」が宿題なのか<br><br>最後に宿題として出したのは、<br>「車を買うときの論点整理」<br>でした。<br><br>一見すると小さなテーマです。<br>でも、これがいい訓練になる。<br><br>車を買うときには、<br>	•	価格<br>	•	燃費<br>	•	安全性<br>	•	維持費<br>	•	用途<br>	•	家族構成<br>	•	駐車場<br>	•	見た目<br>	•	リセール<br>	•	ブランド<br>	•	荷物量<br><br>など、無数の論点がある。<br><br>これを思いつくまま100個並べるのではなく、<br>構造として切り、枝分かれさせる<br>ことが大事なんです。<br><br>ここで鍛えているのは、知識ではなくOSです。<br>この地味な訓練を続けると、<br>	•	会議の設計<br>	•	発言<br>	•	先読み<br>	•	責任感<br>	•	プロジェクト運営<br><br>まで全部変わる。<br><br>だから地味でもやる価値がある。<br><br>⸻<br><br>23. 終わりに<br><br>今日はかなり詰め込みました。<br>本当は一人一人を見ながら、細かくフィードバックしたい。<br>でも今日はまず入口です。<br><br>伝えたかったことはシンプルです。<br>	•	AI時代でも、人間の思考にはまだ価値がある<br>	•	ただし、センスではなく訓練が必要<br>	•	OSとしての思考力を鍛えなければいけない<br>	•	情報ではなく、自分の頭から始める<br>	•	構造を切る<br>	•	仮説を立てる<br>	•	本質を見る<br>	•	洞察を出す<br>	•	そして必要なら、責任を取る<br><br>そのための最低限の前提として、最後にもう一度言います。<br><br>世界で自分に分からないものはない。<br>我は神に代わって解決する。<br><br>この二つを持って、考え続けてほしいと思います。<br><br>ありがとうございました。<br><br>★<a href="https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfm2-m0pBD0A2zxdq07ds2-EHfb8ER8XYZ49qita-qvNS1uOQ/viewform?usp=send_form" target="_blank" rel="nofollow">山口道場にご興味がある方（法人・個人）はこちらからご連絡下さい</a><br><br></p><br/><a href='https://note.com/age/n/ncd7945681e53'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 08 Mar 2026 22:13:54 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/age/n/ncd7945681e53</link>
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      <title>山口道場　講義録【完全版】 AI時代を生き抜く「思考家」の条件 </title>
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      <description><![CDATA[<p name="3F9284B5-563E-43BB-BB5B-1546AA2861DE" id="3F9284B5-563E-43BB-BB5B-1546AA2861DE">思考家が絶滅しつつある。<br><br>それが今日の、僕の問題意識だ。<br><br>ChatGPTに課金し、7つのAIを常時起動している。もちろん全部プロプランだ。僕自身がそれをやっている。だがAIがやっているのは、ベクトル計算で次の言葉を持ってくることだ。計算と考えることは、根本的に違う。それが今日の出発点だ。<br><br><br>### ■ 山口道場とは何か<br><br>偉そうな名前をつけたが自分がシェアできることだけをシェアするという場だ。<br><br>問題意識はシンプルだ。**AI時代に人間の脳はどう使うのか。**<br>思考家（シンカー）、つまり人間の頭で考えて何らかの解を出すという行為が、細っていくんじゃないか。それを懸念している。僕はそういう職人だったから、そのやり方を承継していきたい。自分勝手な思いだが、それが山口道場だ。<br><br>今まで電通、三菱、みずほをはじめとする三大メガバンクの幹部候補生——いわゆる半沢直樹の本店営業——に、10年以上やってきた。しかし毎回、一期一会で終わってきた。2泊3日で来てくれ、ちょっとフィードバックして終わり。現業に戻れば投信を今月いくら売るか、取引先の運転資金の担保をどうするか、そういう商品レベルの仕事に吸収されて、思考力というOSはアプリの下に埋没する。<br>だから今日は、**細かく細かくフィードバックし続けること**を約束してここに立っている。ロジックの絶対音感、「ロジックネイティブ」を目指してほしいからだ。<br><br>***<br><br>### ■ キャリアはシーズン4、現在進行形<br><br>簡単に自己紹介する。<br><br>**シーズン1**はM&amp;A。**シーズン2**は起業と売却。**シーズン3**は10社以上を同時に行った。出資も含め、産業創造という問題意識で動いていた。**シーズン4**が現在で、地域開発、社会システムの再設計だ。<br><br>シーズンはだいたい倒れて終わる。<br><br>シーズン4は地域開発、Vernacular——地域に立脚した生活者目線の、新しい社会システムの構築——というのが問題意識だ。地主的な人も、政治家的な人も、経済的に上がった人も、そこに関心を持っている。ただ、エコシステムとしてのガソリン、つまりお金が回るモデルがまだ確立できていない。それが2026年現在の正直な立ち位置だ。<br><br>ジェネラリストとはスペシャリストの反対ではない。問題に対して解決するためのあらゆるアプリケーションを自分で適宜調達できる人間のことだ。僕はM&amp;Aを10年やったが、M&amp;Aのプロと名乗ったことは一度もない。M&amp;Aは戦略の一手段であって、オーガニックな成長の方がいい局面だってある。常にその一段上の概念——代替案、上位目的——を頭に入れて動く。これが思考家の生き方だと思っている。<br><br>***<br><br>### ■ ファーストキャリアのはしごが抜けた<br><br>キャリアには「ラダー（はしご）」がある。最初は雑用から始まり、少しずつ上がっていくイメージだ。<br><br>そのはしごの、一番下が抜けた。<br><br>エントリーレベルの調査・分析業務はAIが先にやる。早いし、精度も高い。だとすれば、その上——マネージャー、ディレクター、パートナー（責任者）——の仕事を、新卒からやらないといけないということになる。<br><br>**洞察・判断・管理・責任。** これが今のエントリー世代に求められている。<br><br>だが難しい。責任を取るにはお金が必要だし、信頼も必要だ。新卒には何もない。それでも業務でAI以上の貢献ができる場所がそこしか残っていないとしたら、逃げ場がないということだ。<br><br>ただし、注釈が一つある。これは2026年時点の話だ。2027〜2028年頃には固有の意思を持つAIエージェントが責任を取れるようになる可能性もある。そうなったときにまた話は変わる。だから**今の段階でしか言えない**話でもある。焦ってなきゃいけない、今すぐに。<br><br>***<br><br>### ■ この国の本当の問題——社会保障と昭和のシステム<br><br>視野を広げよう。<br><br>日本の一般会計は約110兆円規模だ。そのうちの40〜45%にあたる、約40兆円が医療・介護・年金などの社会保障費として費やされている。その大半を65歳以上が使っている。<br><br>今の医療システムは80年前、昭和の頃に設計されたものがそのまま残っている。当時は骨折だとか擦り傷だとか、外科的な病気が中心だった。ところが今の患者の大半は**慢性疾患**だ。糖尿病、消化器系、がん。見えないところで進む病気だし、原因が複合的・行動的で個別的だ。<br><br>内分泌系の専門医は内分泌系しか見えない。処方もそこしかできない。でも問題はもっと広範に発生している。**統合医療が必要なのに、システムが縦割りのまま**だ。医師会の権威、省庁の縦割り、ステークホルダーの利害——これが絡み合って、解が出ない構造になっている。<br><br>この40兆円を30兆円に削減しながら同時にウェルネスを達成するにはどうするか。答えはある。**データサイエンスを使った未病システム。生活習慣・運動・家族ケアを含む地域ケアサービスの構築。** それをやらない限り、コスト削減と健康向上の両立は「プラン75」的な姥捨て山しかなくなる。<br><br>***<br><br>### ■ 一人当たりGDP、世界38位という現実<br><br>渋谷のスクランブル交差点を歩けばわかる。半分以上が外国人だ。しかも「筋がいい感じじゃない」——円安デビュー組が溢れている。日本は安い国になった。<br><br>IMFの2024年データでは、日本の一人当たり名目GDPは世界38位にまで下落している。「30位ぐらい」どころではない。さらに順位は落ち続けている。<br><br>GDPは600兆円あるが、そのうち約250兆円はローカルな生活経済だ。海外に提供できる産業を作らなければ、一人当たりの豊かさは上がらない。政治家がどんな分配政策を打っても、国債を刷っても、本質的な価値の投下なしには資産が薄まるだけだ。<br><br>***<br><br>### ■ 宇宙から劇団まで——産業創造の10年<br><br>2010年頃から、産業創造の必要性を確信していた。2025年以降に起こること——メディアの交代、人材不足、インフラの老朽化、地域の過疎化、山火事の増加——を見通して動いていた。<br><br>宇宙開発で言えば、ispaceの創業メンバーの一人だった。同社は2023年4月に東証グロース市場に上場している。公開価格ベースの時価総額は約204億円だったが、初値では約804億円まで上昇した。産業としての宇宙開発を一つ確立しようとしてきた中で、政府も2023年の閣議決定を経て「宇宙戦略基金」を設置し、JAXAを通じて10年間で約1兆円規模の支援体制を組んだ。米中と比べれば圧倒的に少ないが、それでも国家基金が動いた意味は小さくない。<br><br>「大したことはできていない。でも、なんとか食いつないできた」——それが正直な自己評価だ。宇宙から劇団まで、いろんな会社づくりに携わらせてもらった。<br><br>***<br><br>### ■ エリートがいない国<br><br>押し付けじゃない。ただ正直に言う。<br><br>どの社会にも「エリート層」が存在してきた。日本の武士階級、明治の志士、インドのクシャトリア、ヨーロッパの騎士階級。これは身分の話じゃない。社会への責任を自覚して生きている「厚い層」がいないと、国家は機能しない。<br><br>明治は東京帝国大学を作ることで、その役割を担う人材を育てようとした。今の官僚がそれを担っているかというと——メンタリティとしてはまだマシだと思う。だが官僚システム自体が戦後80年で形骸化している部分が大きいし、問題の構造は省庁横断（医療・財務・地域・経産）なのに組織は縦割りのままだ。<br><br>超党派で横串を刺して解決しようとしている人は「多少いる」。でも全然足りない。政治家も足りない。<br><br>だから君たちに期待している。その層に加わってほしいということだ。自分の食い扶持を稼いだうえで、社会的な価値の創造を担ってほしい。<br><br>***<br><br>### ■ AIはどこまで人間を侵食するのか——7次元の価値レイヤー<br><br>人間の活動を7つの次元で整理してみる。<br><br>**1次元：数字・金。点と線の世界。** これはAIに完全に侵食された。<br><br>**2次元：論理・フレームワーク・面。** ここが侵食されたのは明確な転換点がある。DeepMindのAlphaGoが囲碁の世界チャンピオン、李世乭（イ・セドル）に勝利したときだ。論理とフレームワークで解ける問題は、AIが人間より速く正確に解く。<br><br>**3次元：フィジカル・立体空間。** 今のフィジカルAIは「何千回も転んで起き上がる」強化学習によって、3次元空間でジャンプもできるし、リンゴの皮むきもできるようになっている。昔はロボティクスと言って人間がアルゴリズムを設計していたが、今は「転ばせて学ばせる」総当たり戦で空間を自由に動けるようにする。2026年時点では、ここまで来ている。<br><br>**1〜3次元まで、侵食が進んでいる。**<br><br>**4次元：概念・倫理・貨幣の価値・道徳。** ホモ・サピエンスがアウストラロピテクス以降に獲得したという、共通して持つ概念の世界だ。価値とは何か、道徳とは何か、お金の価値とは何か。まだ人間の領域だが、侵食は始まっている。<br><br>**5次元：自分だけの道（非最適化）。** AIは最適化（オプティマイゼーション）するが、非最適化はできない。大谷翔平が野球を選ぶのは収入計算ではない。キムタクはキムタクとして生きている。千鳥の大悟はお笑い一本道だ。だから好かれる。自分だけのミッション、自分の周波数——そこを早い段階でキャッチするほどいい。<br><br>**6次元：一体性・愛。** キリスト教で言う全体性、宇宙の根源がここにある。<br><br>**7次元：宇宙以前。** 東洋には「宇宙以前」つまり空がある。それが7次元で、ここで逆転する。詳細は今日はやめておく。<br><br>**重要なのは、AIは1〜3次元を侵食してきているが、4次元以降は大脳辺縁系（旧皮質）という別のメカニズムが動く領域だということだ。** 情緒・恐怖・勇気・愛——ここはディープラーニングとは異なるパラダイムで動いている。だから「まだ来ていない」。<br><br>これが意味するのは、**これからは情緒を大切にしなければいけない**ということだ。「なんとなくいい」「なんとなく倫理的じゃない」という感覚——ロゴス（論理）×パトス（情緒）×エトス（倫理）、この3つを統合したものが「洞察」だ。これが人間に残された武器になる。<br><br>ただし。洞察だけでは空振りする。ロジックの基盤なしに情緒だけ言っても再現性がない。これは僕の仮説だが、構造を切れる人間しか、4次元以降には到達できないと思っている。<br><br>***<br><br>### ■ 価値経済から関係経済へ<br><br>マルクス主義以降、「労働が価値の基盤だ」というテーゼが続いてきた。18世紀、19世紀はそれでよかった。だが君たちが生まれたときにはすでに「価値経済」になっていた。ゴールドマン・サックスで年収1億円もらっていても、誰も文句は言わない。価値を出せばお金をもらっていいという前提で動いてきた。<br><br>僕自身も20年間「価値創造」「バリューを出せ」と言い続けてきた。だがこれも、おそらく終わりかけている。<br><br>今は**関係経済**だ。誰と関係を持っているかによって、収入・所得・資産が決まっていく。エプスタイン問題でも出てきたように、価値を出すより「誰とつながっているか」が物を言う構造になってきた。<br><br>その証左を並べよう。学歴より**学閥**、スキルより**愛嬌**、能力より**外見**（ルックリズム）。推し活もパパ活も、ファン活動という小さなものだったものが今や巨大な市場になっている。好かれることがとても大事になっているわけだ。<br><br>一方で、価値と価格の乖離も深刻だ。介護・医療のエッセンシャルワーカーの給料は低い。社会の根幹を支えているのに価格に反映されていない。価値を出したからといってお金が入るわけでも、出さなかったから入らないわけでもないという時代の中で、自分がどのトラックにいるかが、入ってくるお金を大きく左右する。コンサルティングファームの同じレポートでも、ハンコが違えば評価が全然違う。それが現実だ。<br><br>それでも、お金と価値の関係を諦めてはいけない。自分たちで産業を作り、日本の一人当たりGDPを上げていかなければ、いくら分配政策を打っても日本は貧しくなるだけだ。<br><br>***<br><br>### ■ 構造化思考——ベルビー赤坂ケーススタディ<br><br>理論だけでは意味がない。実際にやってみよう。<br><br>赤坂見附に「ベルビー赤坂」という駅ビルがあった（今はもう存在しない。架空のケースとして扱ってほしい）。40テナントが入り、売上に応じた変動賃料を払うシステム。109と同じ仕組みだ。何度もリニューアルをしてきたが業績が低迷している。**利益を上げるにはどうするか？**<br><br>構造から始める。<br><br>```<br>利益 ＝ 収益（テナント賃料の合計）－ 運営費<br>収益 ＝ Σ（各テナント売上 × 賃料率）<br>テナント売上 ＝ 購買客数 × 客単価<br>購買客数 ＝ テナント訪問者数 × 購買率<br>テナント訪問者数 ＝ ベルビー入館者数 × テナント訪問率<br>入館者数 ＝ 赤坂見附降車客数 × 入館率<br>```<br><br>これが「文系的因数分解」だ。四則演算を人間の言葉でやること。理系の因数分解と同じだが、数式ではなく人間の概念でやるから「文系的」と言っている。<br><br>数字を取ったら何がわかったか。売上はわずかに減、客数は落ちている。しかし入館者数は大幅に減っているのに、購買率は上がっていた。つまり、**目的を持って入ってきた人は買う。でも、そもそも入館者数が激減している。** 問題は入館率——つまり箱としての魅力の問題だった。<br><br>実際、赤坂見附の乗降客数は約340万人だったのに、入館者は23万人。15人に1人しか入っていない。<br><br>なぜか。**乗り換え客が多い駅なのに、OL向けのゆったりしたコンセプトに固執していた。** コース料理のレストランが入っていても、乗り換え5分の客には意味がない。顧客のセグメントと館のコンセプトがずれていた。<br><br>打ち手は2つ考えられた。①乗り換え客のクイックニーズに合わせてフロア全体を再設計する——1階を5分以内で用が足りるショップに、上階をゆっくり滞在できる構成に切り直す。②館のブランド価値を上げて入りたいテナントを増やす。<br><br>だが最終的な結論は、どちらでもなかった。**営団地下鉄という組織に、クリエイティブな駅ビル経営のケイパビリティがない。** おじいちゃんばかりの組織で、僕らがいなくなった後にそれを継続して運営できないと判断した。だからビックカメラ（ユニクロも候補にあったが最終的にビックカメラ）に丸ごと売却した。1社が賃料を払うというシンプルな構造にした。ケイパビリティまで含めた解だ。<br><br>ここで言いたいことが3つある。<br><br>**第一に、分析は全体から始めること。** 赤坂見附の乗降客数から始めなければ、入館率という問題は見えない。<br><br>**第二に、構造を切ること。** アイデアマンがいくら面白いアイデアを出しても、構造を切る人間には長期でかなわない。場当たり的なセンスでは3割打者にはなれない。プライベートでも、仕事でも、政治を語る時でもとにかく構造を切れ。<br><br>**第三に、代替案を捨てないこと。** テナントの入れ替えや賃料率の調整だけを考えていると、「売却」という選択肢が視野から消える。あらゆる可能性を捨て去ってはいけない。<br><br>***<br><br>### ■ 論理の深掘り——「シェアが下がっている」ケース<br><br>構造を切るだけでなく、深く掘らないといけない。<br><br>「シェアが下がっている」という問題を与えられたとき、考えが浅い人間はこうなる。「製品に魅力がない→製品開発」「価格が高い→コスト削減」「セールスマンの努力不足→販売強化」。これが平成の打ち手の水準だ。表面的で、当たり前の解しか出てこない。<br><br>深く掘ると違う景色が見える。「地方でシェアが落ちている→地方に販売力を振れ→でも優秀なセールスマンは地方に行きたがらない→なぜなら地方では生産性が低く十分な手当が得られないから→地方での歩合率を上げるか、代理店に委ねるか、ダイレクト販売にするか、あるいは製品価格を地方向けに調整するか」。解像度が上がって初めて、打てる手が見えてくる。<br><br>**情報が足りないんじゃない。思考力がないから表面的な解になるだけだ。**<br><br>そしてここが重要なんだが——AIに問いを投げても、問い自体が浅ければ答えも浅い。「問いの時代」なんて言葉が流行っているが、問いとはそんな曖昧なものじゃない。**問いとは、問題と解の間のどこかに存在する途中の点に過ぎない。** 本質をどこまで深く掘り下げているかで、結局、問いの質が決まる。<br><br>これはイランの問題でも同じだ。「人道的な問題なんですか？政治的な問題なんですか？経済的な問題なんですか？」——本質から問わなければならない。アメリカはモンロー主義（18世紀の建国期）からずっと同じパターンを繰り返している。言いがかり→攻撃→米ドルの価値向上→国内の引き締め。軍事技術は進歩しているからやり方はピンポイントになっているが、200年前と本質的には同じことをやっている。イランを見るならアケメネス朝ペルシア、ゾロアスター教の時代、アレクサンドロス大王による支配、ササン朝……という時間軸で見なければ本質は見えない。<br><br>本質を見抜くためには全体を見ること。空間軸だけでなく時間軸で見ること。それがCPUもメモリも十分持っている君たちの脳のはずだ。<br><br>***<br><br>### ■ 考えるとはフィジカルな行為だ<br><br>「考えろ、考えろ」と言っても意味がない。走れと言われても速くなれないのと同じだ。腸腰筋を使え、骨盤を立てろ、足の裏で地面を強く蹴れ——そう言われた方が速く走れる。考えることも同じだ。<br><br>**どこの脳を使っているかをフィジカルにコントロールすること、それが「考える」という行為の正体だ。**<br><br>前頭葉は計算と認知。大脳辺縁系（旧皮質）は情緒・恐怖・創造性。海馬、視床下部、松果体のある領域——そこが人間の情緒と創造性の源だ。AIが持っているのは大脳新皮質の動きに近い部分であり、旧皮質とは異なるメカニズムで動いている。だからパラダイムが違う。<br><br>4つの思考タイプがある——**分析力・統合力・論理力・創造力**。それぞれ脳の違う部位を使っている。分析力と統合力は解像度を上げていく動き。論理力と創造力はアウトプットの方向性の違いだ。<br><br>アイデアマンは突飛で面白いが説得力・整合性に欠ける。論理マンは正確だが「ナッシングニュー」——そうですね、でそれで？で終わる。**このバランスを取ることが大事だ。** 自分がどちらに偏っているか、まず俯瞰認知することが第一歩だ。<br><br>僕は自分という存在を「意識」だと思っている。肉体はその意識のデバイスだ。スマホのようなものだ。どのアプリを起動しているかによってアウトプットが変わる。「考える」とは、脳というデバイスのどの機能を使うかをコントロールする行為だ。<br><br>プロのアスリートは1ミリ単位で自分の意識の焦点をコントロールしている。田中みな実がいつまでも老けないのも、石原さとみの立ち居振る舞いの解像度が高いのも、意識の焦点をどこに当てるかを極めて細かくコントロールしている結果だと思っている。<br><br>これからは**体で遊ぶことが流行ってくる**はずだ。AI侵食が深まれば深まるほど、「自分とは何か」という問いが深くなる。その答えは、フィジカルを通じた探求の中にある。意識がどこに焦点を当てているかを認知しながら生活すること。それが人間に残された探求領域だ。<br><br>ちなみに、「考えるとはフィジカルな行為だ」ということを自分で実感したのは、脳に深刻なダメージを負ったからでもある。Spectを撮ったら脳の血流がマーブル状になっていて、虎ノ門病院であらゆる検査をした結果、脳疲労・脳炎症が限界に達しているという診断を受けた。職業病だ。今は「頭を使わないでください」と言われている。だからこそ今、3月末まで動画を撮ったりしている。みんなには頭を使ってほしい。だが前頭葉だけじゃなく、辺縁系もうまく使ってほしい。<br><br>***<br><br>### ■ 問題→構造→本質→集中→成果<br><br>整理しよう。考えるために必要なのはこの5ステップだ。<br><br>```<br>問題 → 構造 → 本質 → 集中 → 成果<br>```<br><br>本質というのはわからない。だから追求し続けることを哲学という。本質的であるために必要なのは、**普遍性**（変わらないもの）・**遍在性**（あまねく適用できること）・**単純性**（シンプルであること）。この3条件を満たすところにメスを入れるのが、力技ではなくレバレッジの使い方だ。<br><br>一度やっただけでは身につかない。これは古文と同じだ。なんとなく読める人になるためには、一個一個の文法を丁寧に理解する必要がある。感覚だけではダメで、感覚を言語化するための構造が先にある。だから繰り返しフィードバックが必要で、だからこそ山口道場がある。<br><br>***<br><br>### ■ 最後に、2つのマジックワード<br><br>君たちに覚えておいてほしいことが2つある。<br><br>**「世界で自分にわからないものはない」**<br><br>数学でも、古文でも、地政学でも、医療制度でも——「なんとなくこの人のことはわからない」「自分には無理かも」と思った瞬間に挫折が始まる。だが誰かわかっている人がいるなら、自分にもわかる。その確信を前提として持って生きてほしい。<br><br>**「我、神に代わって解決する」**<br><br>自分が解決するんだという意志だ。これを信念として持って10年生きたら、できることの大きさに自分でびっくりするはずだ。<br><br>偏見なく、原体験にとらわれず、問題の全体構造を掴む。それが思考家の生き方だ。<br><br><br>ご興味ある人はフォームよりご連絡くださいませ<br><br>↓<br>「山口道場」<br>開催概要・企画構成案<br><br>1. 開催スケジュール・場所<br> * 初回開催： 2026年3月6日（金） 17:00〜19:00（2時間）<br> * 開催頻度： 隔週金曜日（全4回シリーズ）<br> * 会場： 渋谷キューズサロン 会議室0番<br><br>2. 参加メンバー（計8名想定）<br> * トランス社： 5名<br> * BMP社： 2名<br> * 外部ゲスト： 1名（調整中）<br><br>3.背景・問題意識（なぜ今、これが必要か）<br> * AI時代のサバイバリティの獲得： <br>技術が進歩するほど、基礎となる「構造化」と「汎用性」の価値が相対的に高まる。<br> * 思想的視点： <br>AIエージェントやフィジカルAIが台頭する中で、人間が導き出すべき「解」のあり方を再定義する。<br> * キャリア形成： <br>既存のキャリアラダーが消失するホワイトワーカー冬の時代において、若者が生き残るための武器を授ける。<br> * 教育的検証： 「思考、特に構造化能力は、後天的なトレーニングによって一般層でも獲得可能なのか」という命題の検証。<br><br>4. 手法<br>思考による整理・洞察・分析・統合に関するマンツーマントレーニング<br><br>講師<br>山口揚平（やまぐち・ようへい）は、株式会社シェアーズ／ブルー・マーリン・パートナーズ代表取締役。早稲田大学政経卒（小野梓記念奨学生）、東京大学学際情報学修士。約15年にわたり日本を代表する大型M&amp;A、事業計画、新規事業立ち上げ、資本戦略を“財務×事業”の両面からリードしてきた。<br>三菱東京UFJ・みずほ等のM&amp;A研修や、電通・TOTO・セガ等での論理思考研修講師としても実績多数。著書『企業分析力養成講座』『新しい時代のお金の教科書』などを通じ、企業価値評価と「お金の正体」をわかりやすく解説する思想家投資家として発信している。     <br><br><br><a href="https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfm2-m0pBD0A2zxdq07ds2-EHfb8ER8XYZ49qita-qvNS1uOQ/viewform?usp=send_form%20" target="_blank" rel="nofollow">https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfm2-m0pBD0A2zxdq07ds2-EHfb8ER8XYZ49qita-qvNS1uOQ/viewform?usp=send_form<br></a></p><br/><a href='https://note.com/age/n/nffe0c1736c27'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 07 Mar 2026 10:23:02 +0900</pubDate>
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      <title>人間とは何か――AI時代を生き抜くための思考の「型」</title>
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      <description><![CDATA[<p name="AA27EC3B-E75D-4AFE-9138-FA8438EF171F" id="AA27EC3B-E75D-4AFE-9138-FA8438EF171F">●AI時代を生き抜く思考法（シェア歓迎）<br><br>皆さんこんにちは。山口です。よろしくお願いします。<br><br>今日は「AI時代を生き抜くために」というテーマで話します。<br>「山口道場」という、少し偉そうな名前をつけていますが、別に自分が何かを上から教えるというつもりではありません。自分がこれまでやってきたこと、考えてきたことの中で、シェアする意味があると思うものを、できるだけ率直に渡したい。そのための時間です。<br><br>正直に言うと、自分はこれまで、こういう内容を体系立てて外向けにずっとやってきたわけではありません。<br>ただ、キャリアとしてはいくつかのファームを渡り歩いてきたので、そのたびに新人研修やマネージャー研修を担当する立場には置かれてきました。つまり、自分の中にはずっと「考えるとは何か」「思考力とは何か」という問いがあり、それを人に伝える仕事もしてきたわけです。<br><br>どこのファームに行っても、結局期待されるのはベーシックなところでした。<br>商品知識でも、業界知識でもない。<br>もっと手前にある、OSレイヤーとしての思考力です。<br><br>自分は30代で独立しましたが、それまでの時期も、その後の時期も、結局はその一点で見られてきたと思います。だから今日は、いま一度そこを話したい。<br><br>問題意識はシンプルです。<br>AI時代に、人間の脳をどう使うのか。<br><br>自分は「思考家」という言葉を使います。哲学者でもいいし、シンカーでもいい。<br>でも今、その思考家がものすごく減っている気がするんです。<br>人間が自分の頭で考え、何らかの解を出すという営み自体が細っていくのではないか。そこにかなり強い危機感があります。<br><br>自分はそういう意味では、思考の職人でした。<br>だから、その職人的なやり方を少しでも承継したい。<br>今日はそのための場です。<br><br>⸻<br><br>1. なぜ今この場をやるのか<br><br>これまでにも、電通や銀行や大企業の幹部候補に対して、思考力や問題解決の話は何度もしてきました。<br>ただ、そのほとんどは一期一会でした。<br><br>呼ばれて行って、1日とか2泊3日くらいの研修をして、その場で少しフィードバックして終わる。<br>でも、それでは身につかない。<br><br>現場に戻れば、銀行なら銀行の商品、会社なら会社の案件、営業なら営業数字に、すぐ意識が引っ張られていく。<br>すると結局、アプリケーションレイヤーだけで仕事をする人間になる。<br><br>でも本当に大事なのは、そこではない。<br>本当に大事なのは、その手前にある<br> • 考える力<br> • 構造を切る力<br> • 問題の本質を見る力<br> • それを人と共有する力<br><br>です。<br><br>自分はこれを、ロジックの絶対音感みたいなものだと思っています。<br>一度身につくと、違和感がすぐ分かる。<br>でも、それは一回講義を聞いたくらいでは絶対に身につかない。<br>何度も何度も、細かくフィードバックされながらやるしかない。<br><br>だから本当は、一人一人に対してやりたい。<br>今日はその入口だけでも作りたい。<br>それがこの道場の趣旨です。<br><br>⸻<br><br>2. 思考力はOSである<br><br>仕事には大きく三つの層があります。<br><br>一つ目がOSレイヤー。<br>二つ目がアプリケーションレイヤー。<br>三つ目がコンテンツレイヤーです。<br><br>たとえば、<br> • OSレイヤー：思考力、コミュニケーション力<br> • アプリケーションレイヤー：Excel、PowerPoint、ファイナンス、マーケティング<br> • コンテンツレイヤー：商品知識、業界知識、案件知識<br><br>という感じです。<br><br>多くの人は、OSを鍛える前にアプリケーションに逃げる。<br>「私はファイナンスの人です」「マーケティングの人です」「M&amp;Aの人です」とラベルを貼る。<br><br>でも本質はそこにはありません。<br><br>自分はM&amp;Aを長くやっていましたが、一度も自分を「M&amp;Aのプロ」だとは思ったことがありません。<br>なぜなら、M&amp;Aはあくまで一つの手段だからです。<br><br>目的があって、そのためにM&amp;Aが最適なときがある。<br>でも場合によってはオーガニックグロースの方がいい。<br>場合によっては撤退の方がいい。<br>常に考えるべきは、<br> • 目的は何か<br> • 上位概念は何か<br> • 代替手段は何か<br><br>です。<br><br>この一歩引いた見方を持てるかどうか。<br>これが思考家の生き方です。<br><br>⸻<br><br>3. 自分のキャリアと問題意識の変化<br><br>自分のキャリアは、ざっくり言うとシーズンごとに分かれています。<br>しかも毎シーズン、だいたい倒れて終わっています。<br><br>最初はM&amp;Aをやっていた。<br>その次は起業と事業創生をやった。<br>さらにその後、複数の投資先やプロジェクトを同時並行で見続ける時期があり、最近は地域開発や社会システムに近いところまで射程が広がってきた。<br><br>つまり、だんだんと<br> • 企業の問題<br> • 産業の問題<br> • 地域の問題<br> • 国家の問題<br><br>へと、問いのスケールが変わってきたわけです。<br><br>ただ、そのたびに思うのは、社会課題を語る人はいても、それを回すエコシステムのガソリンまで設計している人は少ないということです。<br><br>地域開発が大事だという人はいる。<br>バーナキュラーな生活者目線の社会システムが必要だという人もいる。<br>でも、それを本当に回すには、やはりお金がいる。稼がなければ回らない。<br><br>2026年時点で、その完成形はまだない。<br>それが自分の現在地でもあります。<br><br>⸻<br><br>4. 君たちはジェネラリストになる<br><br>君たちは多分、スペシャリストというよりジェネラリストになると思います。<br><br>ここでいうジェネラリストとは、「何でも浅く知っている人」ではない。<br>問題に応じて、必要な知識・技術・手段を自分で取りに行き、組み合わせ、解を作る人です。<br><br>だから、「何のプロか」というラベルよりも、<br>「どんな問題に対して、どういう構造を切って、どう解を作るか」<br>の方がはるかに重要になる。<br><br>この意味で、思考のOSを持っていない人は、これからますます苦しくなる。<br>AIがアプリケーションを代替するからです。<br><br>⸻<br><br>5. 国家レベルの問題をどう見るか<br><br>いま日本が抱えている問題は、局所ではなく構造にあります。<br><br>たとえば財政。<br>近い時点の政府予算では、一般会計は115兆円規模で、社会保障関係費は38兆円規模です。国家の大きな支出が高齢化と社会保障に強く引っ張られているという構造です。  <br><br>医療費も同じです。<br>厳密にいえば、国民医療費のうち65歳以上が占める割合は約60.2％です。つまり高齢者への偏りは大きい。  <br><br>ただ、本質は数字そのものではなく、何が起きているかです。<br><br>昔の医療は、外傷や急性疾患への対処が中心でした。<br>でも今は違う。<br>慢性疾患が中心で、しかも原因は複合的で、見えない。<br>一つの診療科では捉えきれない。<br>対症療法として薬を大量に出すだけでは、根本解決にならない。<br><br>だから本来必要なのは、<br> • 未病段階でのトラッキング<br> • 生活習慣の設計<br> • 運動<br> • 家族や地域を含めた支援<br> • データサイエンスを使った全体最適<br><br>です。<br><br>ここを見ずに制度だけいじっても、問題は解けない。<br>国家の問題も、結局は「構造をどう見るか」にかかっています。<br><br>⸻<br><br>6. 産業創造と日本の相対的地位低下<br><br>自分が2010年頃から産業創造を強く意識し始めたのは、日本がこのままでは沈むと思ったからです。<br><br>人材不足、インフラ老朽化、地方の過疎化、建設・物流の担い手不足。<br>そういう問題は、かなり前から見えていた。<br><br>だから、自分は宇宙開発から文化事業まで、かなり幅広く関わってきた。<br>ispaceにも創業初期から関わった。JPX資料ベースでは上場時の初値時価総額は約804億円です。<br>宇宙そのものが日本の産業政策上で大きなテーマになっていること自体は事実で、政府は宇宙戦略基金を速やかに1兆円規模へ拡大する方針を掲げています。  <br><br>日本の一人当たりGDPについても、順位は年と統計によって動くので断定は避けるべきですが、IMFの2025年見通しでは日本の一人当たり名目GDPは約3.64万ドルで、主要先進国の中で相対的な低下が続いています。  <br><br>だから、自分は君たちに期待している。<br>社会的価値を創造する側に回ってほしい。<br>少なくとも、そのためのOSを身につけてほしい。<br><br>⸻<br><br>7. エリート不在と、思考家の仕事<br><br>この国では長いこと、エリートを潰してきた。<br>ここでいうエリートとは、学歴だけの話ではありません。<br>社会全体を引き受ける志と能力を持った少数の層のことです。<br><br>どの社会にもそういう層はいる。<br> • 武士階級<br> • クシャトリア<br> • 騎士階級<br><br>名前は何でもいい。<br>でもそれがいないと、国家は持続しない。<br><br>いま官僚も政治家も、それぞれ個々には優秀な人がいる。<br>でも、問題の構造が横串なのに、組織の構造は縦割りです。<br>だから構造的に解けない。<br><br>そこで必要になるのが、制度の外からでも構造を見て、本質を突き、必要なら仮説を投げ、場合によっては社会実装まで持っていく人間です。<br>それが自分のいう思考家です。<br><br>⸻<br><br>8. AI時代に何が残るか<br><br>AIは使うべきです。<br>自分もかなり使っています。<br>でもAIがやっているのは、基本的には計算です。ベクトル計算です。<br><br>もちろん計算は強い。<br>人間より圧倒的に速い。<br>しかも、すでにキャリア市場のエントリーラダーは崩れ始めている。<br><br>昔は新人が雑用をしながら、徐々にスタッフロールを覚え、その先でマネージャーになる構造があった。<br>でも今、その下の仕事がAIに代替される。<br>すると若い段階から、ある程度マネージャー的な仕事をしなければならなくなる。<br><br>少なくとも今の段階で、人間に残っているのは<br> • 洞察<br> • 判断<br> • 管理<br> • 責任<br><br>です。<br><br>ただ、これすら永遠に残るとは言えない。<br>AIエージェントが会社を持ち、資本を持ち、ストックを持つようになれば、責任の取り方まで侵食してくる可能性がある。<br>だからこそ、今のうちに「人間が考えるとは何か」を詰めておかなければいけない。<br><br>⸻<br><br>9. 洞察とは何か<br><br>洞察は、分析そのものではありません。<br>統合そのものでもない。<br><br>論理と情緒が統合されたときに立ち上がる、本質を突いた解。<br>それが洞察です。<br><br>ここで重要なのは、洞察をセンスで片づけないことです。<br>センスで当てることもある。<br>でもそれでは再現性がない。<br><br>古文がセンスで読める生徒がいても、先生は「センスで読むな」と言う。<br>文法を一つずつ押さえろ、と言う。<br>思考も同じです。<br><br>分析も必要。<br>論理も必要。<br>統合も必要。<br>想像力も必要。<br><br>その基礎を一つずつ積み上げた先に、ようやく洞察がある。<br><br>⸻<br><br>10. 人間の7つの次元とAIの侵食<br><br>自分は世界を1〜7の価値レイヤー、あるいは次元で見ています。<br> • 1次元：点・線・数字・お金<br> • 2次元：論理・フレーム・構造<br> • 3次元：身体・空間・フィジカル<br> • 4次元：概念・価値・倫理・道徳<br> • 5次元：固有の道・自分だけのミッション<br> • 6次元：一体性・愛<br> • 7次元：空<br><br>AIはすでに1〜3次元を深く侵食している。<br>計算も、フレームの処理も、物理空間での運動も、かなり強い。<br><br>4次元にも来つつある。<br>概念や価値や倫理の言語ゲームにもかなり踏み込んでくる。<br><br>でも、5次元以降、つまり<br> • 自分だけの道<br> • 一体性<br> • 愛<br> • 空<br><br>の領域は、まだ人間に残っていると自分は考えています。<br><br>最適化はAIが得意です。<br>でも、人間の生は最適化だけではない。<br>大谷翔平は「最適だから」野球をしているわけではない。<br>自分の道だからやっている。<br>そういう固有性の領域は、まだ人間の仕事です。<br><br>⸻<br><br>11. 価値経済から関係経済へ<br><br>この20年、「価値を出せ」という言葉が支配してきた。<br>でも今、その前提自体が怪しくなっている。<br><br>自分は今、社会は価値経済から関係経済へ移行しつつあると思っています。<br><br>つまり、<br> • 何を生んだか<br> • どれだけ価値を出したか<br><br>だけでなく、<br> • 誰とつながっているか<br> • どのトラックに乗っているか<br> • どの共同体に属しているか<br><br>によって、所得や資産や機会が決まる世界になってきている。<br><br>だから、<br> • 学歴より学閥<br> • スキルより愛嬌<br> • 能力より外見<br><br>のような現象も起きる。<br>推し活やファン経済が大きくなるのも、その流れの一部です。<br><br>一方で、価値と価格のズレはますます大きい。<br>金融がもらいすぎているかもしれない。<br>エッセンシャルワーカーが低すぎるかもしれない。<br><br>そういう中で、なお新しい産業をどう作るのか。<br>GDPをどう作るのか。<br>これを考えなければいけない。<br><br>⸻<br><br>12. 思考の基本プロセス<br><br>ここで今日の基礎に入ります。<br><br>問題解決の最小単位は、以下です。<br> 1. 目的に対して論点を整理する<br> 2. 構造を与える<br> 3. 仮説を置く<br> 4. ファクトで検証する<br> 5. 判断する<br> 6. 実行する<br><br>ほとんどの人は逆をやります。<br> • とりあえず情報を集める<br> • ネットを見る<br> • AIに聞く<br> • なんとなく分かった気になる<br><br>でもそれでは、頭を使っていない。<br><br>まず自分の頭で構造を切る。<br>その後でファクトを取りに行く。<br>この順番でなければいけません。<br><br>⸻<br><br>13. ケース演習：駅ビルの利益をどう上げるか<br><br>前半では、赤坂見附の駅ビルを題材にケースをやりました。<br><br>40テナントが入っていて、テナントは売上に応じた変動賃料を払っている。<br>リニューアルを続けているが業績は低迷している。<br>利益をどう上げるか。<br><br>参加者からは、<br> • 利益＝売上−費用<br> • 売上を人数×単価で分ける<br> • 入館率を上げる<br> • テナントの質を上げる<br> • ブランディングを変える<br> • 駅のキャラクターを明確にする<br><br>といった意見が出た。<br><br>どれも悪くない。<br>だが、プロならまず構造を切る。<br><br>収益<br>＝ テナント賃料総計 − 運営費<br><br>テナント賃料総計<br>＝ 各テナント売上 × 賃料率<br><br>テナント売上<br>＝ 購買客数 × 客単価<br><br>購買客数<br>＝ テナント訪問者数 × 購買率<br><br>テナント訪問者数<br>＝ 館入館者数 × テナント訪問率<br><br>館入館者数<br>＝ 駅乗降客数 × 入館率<br><br>こうやって切る。<br><br>これが文系的因数分解です。<br>人間の言葉でやる因数分解。<br>最低限これができないと、三割打者にもなれない。<br><br>実際に見ると、問題の大きな部分は入館率にある。<br>そこからさらに、<br> • 顧客ターゲットとズレていないか<br> • 乗り換え客のクイックニーズと合っているか<br> • 動線や入口が悪いのではないか<br> • 館全体のコンセプトがズレているのではないか<br><br>と進んでいく。<br><br>さらに「なぜ改善できないのか」を問うと、組織ケイパビリティの問題にぶつかる。<br>ここで初めて、売却という打ち手が現れる。<br><br>つまり、論理の平面を詰めたあとに「なぜ」を差し込むことで、本質の位相が変わる。<br>これが思考の醍醐味です。<br><br>⸻<br><br>14. 本質は論理の延長にはない<br><br>ここをもう一度言います。<br><br>論理は必要です。<br>でも、本質は論理の延長線上にそのまま見えるわけではない。<br><br>平面で構造を切る。<br>そこから「なぜ」を問う。<br>すると別の軸が立ち上がる。<br><br>この角度の変化を何度か繰り返すうちに、本質らしきものが見えてくる。<br><br>だから、分析だけではダメだし、想像だけでもダメ。<br>分析と想像を行き来しながら、問題の位相を変えていく必要がある。<br><br>⸻<br><br>15. 4つの思考力<br><br>思考には少なくとも4つの筋肉がある。<br> • 分析力<br> • 統合力<br> • 論理力<br> • 想像力<br><br>分析力だけだと、断片の集積になる。<br>論理力だけだと、正しいが面白くない。<br>想像力だけだと、当たる時は当たるが、基本は空振り。<br>統合力がないと、全体感も実装感もない。<br><br>だから大事なのは、自分の偏りを知ることです。<br>自分は何が得意で、何が弱いのか。<br>それを認識したうえで鍛える。<br><br>自分の場合、構造と想像は昔からあった。<br>そこに後から論理と分析をつけた。<br>でもそれは自分のパターンであって、誰にでも同じとは限らない。<br><br>⸻<br><br>16. 情報を入れるな<br><br>ここはかなり重要です。<br><br>情報は基本的にノイズです。<br>もちろんゼロではいけない。<br>しかし、情報から思考を始めてはいけない。<br><br>情報、知識、教養は別です。<br> • 情報：断片<br> • 知識：体系化された情報<br> • 教養：応用可能な知識<br><br>多くの人は、誰かが作った知識をインストールしているだけで、自分で構築していない。<br>だから、いざ問題を前にすると、情報が増えるほど考えられなくなる。<br><br>順番は逆です。<br> • まず構造<br> • まず仮説<br> • その後に必要な情報<br><br>情報を先に詰め込むと、思考が鈍る。<br>スマホのメモリを埋めすぎると重くなるのと同じです。<br><br>⸻<br><br>17. フレームワークを使うな、フレームワーキングしろ<br><br>3Cや4Pや5フォースを覚えること自体に意味はありません。<br>それを当てはめて満足した瞬間に、思考は死ぬ。<br><br>数学も同じです。<br>公式を覚えた瞬間に、思考ではなく暗記になる。<br><br>大事なのは、<br>なぜその構造になるのかを自分で作れること<br>です。<br><br>だから、自分はフレームワークを使うなと言っている。<br>正確に言えば、<br>フレームワークを使う前に、フレームワーキングしろ<br>と言っている。<br><br>自分で切れ。<br>自分で枠を作れ。<br>自分で方程式を作れ。<br><br>⸻<br><br>18. 信念として持つべき二つの言葉<br><br>君たちを動かすプロンプトとして、二つだけ覚えてほしい。<br><br>一つ。<br>世界で自分に分からないものはない。<br><br>二つ。<br>我は神に代わって解決する。<br><br>もちろん、すぐには分からないものはある。<br>でも最終的には分かる。<br>誰かが理解しているなら、自分にも理解できる。<br><br>そして、自分が解決する。<br>そのつもりで生きる。<br><br>この二つを持っているかどうかで、10年後の思考の深さはまるで変わると思います。<br><br>⸻<br><br>19. 思考は身体技法である<br><br>最近自分が強く思っているのは、「考えろ」という指示は雑すぎる、ということです。<br><br>走れと言うだけでは走れない。<br>腸腰筋を使え、骨盤を立てろ、足裏で押せ、と言った方がいい。<br><br>同じように、考えるとは、<br>意識の焦点を脳や身体のどこにどう当てるか<br>という身体技法なのではないか。<br><br>分析しているときと、統合しているときと、直感しているときでは、使っている脳のモードが違う。<br>その違いをもっと具体的に捉えないといけない。<br><br>この認識は、脳疲労や検査を経て、自分の中でかなり強くなった。<br>思考とは抽象的なものではなく、意識が身体というデバイスをどう使うかということなのかもしれない。<br><br>⸻<br><br>20. 体を使って遊ぶ時代<br><br>これから人間に残るのは、体を使って遊ぶことだと思っています。<br><br>ここでいう「遊ぶ」は、単なる運動ではない。<br>自分の意識の焦点が今どこにあるのかを感じながら、身体や思考を運用することです。<br><br>アスリートはすでにそれをやっている。<br>どこに重心があるか、どこを見ているか、どの筋肉を使っているか。<br>それを微細に調整している。<br><br>思考もそれと同じで、本当はもっと身体的に訓練できるはずです。<br><br>⸻<br><br>21. 正しさと実装は別問題<br><br>後半の質疑では、参加者から非常に実務的な質問がありました。<br>自分は本質的に正しい分析をしていると思う。<br>でも上司やクライアントがそれを理解しない。<br>そのときどうするのか。<br><br>ここではっきり言えるのは、<br>正しさと実装は別問題<br>だということです。<br><br>正しいことを考えるのが思考。<br>それを通すのがコミュニケーション。<br><br>相手はロジックで動かないこともある。<br>ファクトでも動かないこともある。<br>その時は、<br> • 関係を作る<br> • 信頼残高をためる<br> • 他者の権威を借りる<br> • 相手のアジェンダを読む<br> • 小さく実装して既成事実を作る<br><br>といった別スキルが必要になる。<br><br>だから、まず本質的に正しい解を考える。<br>そのうえで、それをどう実現するかは別で考える。<br><br>ここを混ぜてはいけません。<br><br>⸻<br><br>22. なぜ「車の購入」が宿題なのか<br><br>最後に宿題として出したのは、<br>「車を買うときの論点整理」<br>でした。<br><br>一見すると小さなテーマです。<br>でも、これがいい訓練になる。<br><br>車を買うときには、<br> • 価格<br> • 燃費<br> • 安全性<br> • 維持費<br> • 用途<br> • 家族構成<br> • 駐車場<br> • 見た目<br> • リセール<br> • ブランド<br> • 荷物量<br><br>など、無数の論点がある。<br><br>これを思いつくまま100個並べるのではなく、<br>構造として切り、枝分かれさせる<br>ことが大事なんです。<br><br>ここで鍛えているのは、知識ではなくOSです。<br>この地味な訓練を続けると、<br> • 会議の設計<br> • 発言<br> • 先読み<br> • 責任感<br> • プロジェクト運営<br><br>まで全部変わる。<br><br>だから地味でもやる価値がある。<br><br>⸻<br><br>23. 終わりに<br><br>今日はかなり詰め込みました。<br>本当は一人一人を見ながら、細かくフィードバックしたい。<br>でも今日はまず入口です。<br><br>伝えたかったことはシンプルです。<br> • AI時代でも、人間の思考にはまだ価値がある<br> • ただし、センスではなく訓練が必要<br> • OSとしての思考力を鍛えなければいけない<br> • 情報ではなく、自分の頭から始める<br> • 構造を切る<br> • 仮説を立てる<br> • 本質を見る<br> • 洞察を出す<br> • そして必要なら、責任を取る<br><br>そのための最低限の前提として、最後にもう一度言います。<br><br>世界で自分に分からないものはない。<br>我は神に代わって解決する。<br><br>この二つを持って、考え続けてほしいと思います。<br><br>ありがとうございました。<br><br>★山口道場にご興味がある方（法人・個人）はコメント欄からご連絡下さい<br>山口道場　第一回　書き下ろしより<br>当社への関心がある人は<a href="https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfm2-m0pBD0A2zxdq07ds2-EHfb8ER8XYZ49qita-qvNS1uOQ/viewform?usp=send_form" target="_blank" rel="nofollow"><b>こちら</b></a>からご連絡ください　↓<br></p><br/><a href='https://note.com/age/n/n052838d6d007'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 07 Mar 2026 01:22:11 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/age/n/n052838d6d007</link>
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      <title>最適化で暴走する世界</title>
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      <description><![CDATA[<p name="6D8F4628-3DF3-4581-B8C2-75B360DCDEEA" id="6D8F4628-3DF3-4581-B8C2-75B360DCDEEA">春が来る前に、世界が先に壊れ始めている気がする。<br>僕は「技術的特異点（シンギュラリティ）は2040年くらい」と見ていた。<br>だが最近、特にフィジカルAI（ロボット＋実世界）の進化を見て、前倒しが濃厚だと思い直した。<br>2030年前後。想像より早い。<br>この数年は、1999年のインターネット黎明期に匹敵する。<br>下手をするとそれ以上の激変が来る。<br>政治も、経済も、社会も、技術も、一気に書き換わる。<br>そして、ここで誤解してはいけない。<br>AIは「創造」ではなく、現時点では「最適化（Optimization）」の極致だ。<br>超高性能なガリ勉。<br>だから人間が勝つ場所は、よりガリ勉になることではない。<br>むしろ「非最適化」と「洞察（インサイト）」だ。<br>人間が生き残るのは、最適解から外れる勇気を持てるかどうか、だと思う。<br>政治経済は、正直かなり嫌な匂いがする。<br>今回の解散総選挙しかり、民主主義の運用そのものが、ハックされ始めている。<br>「ルールのチート」と言うような選挙や政治手法が増えた。一般にチーターは信用されない。だがフェアより実需が今は正義だ。これはまずい。1911年のようだ。<br>ファシズムという言葉を、比喩で済ませられない空気がある。<br>国際情勢も同じだ。<br>アメリカで「法の支配」が揺らぎ、欧州の地位が下がり、世界は「力が正義」に戻りつつある。<br>日本は欧米ほど直線的に振れない“変態国家”的な寛容さがある。<br>だが、その分だけ、物理的な安全（無差別暴力など）が壊れるリスクは上がっている気がしている。<br>じゃあ、どう生きるのか。<br>社会を支配するのではなく「動的平衡（Dynamic Equilibrium）」を保つ側に立つ。それが我々の道だ。<br>荒ぶる外海に対して、ノイズキャンセリングみたいに逆位相の波を当てる。<br>穏やかな“内海”をつくる。<br>バッファー（緩衝材）としての役割。<br>僕はたぶん、そっちの人間だ。<br><br>2026年4月以降、社会情勢はもう一段悪化する可能性がある。<br>問題ない。<br>日本の中長期の勝ち筋は「AIR（AI・IT・Robot）」だと思っている。<br>日本は自動車からロボティクスへ軸足を移せる。<br>そこにIP（キャラクター産業）を統合する。<br>AIやロボットを、IPで“人との関係性”に接続する。<br>米中と殴り合わずに勝つなら、ここしかない。<br>この戦略を理解する稀有な政治家との対話も、視野に入れる。<br>私は3月までは「山口道場」と学術アウトプットに集中する。<br>テーマは「非貨幣的決済がもたらす社会効用」。欧州の学術誌投稿を狙う。<br>そこで私の仕事は最期だ。<br>ただその後の個人の生存戦略も、整理した。<br>私は「非最適化社会適合」というポートフォリオで生きることを薦める。<br>社会的信用や経済基盤は、偏差値50〜65で維持する。<br>だが、表現者としては偏差値75のエッジを持つ。<br>土台の上に、逸脱を乗せる。<br>独自性は、土台なしでは長持ちしない。<br>ここは若手にも言いたい。<br>20代は、25歳まで基礎固め。<br>25〜30歳は万能感が出やすいが、早すぎる成功は30代以降の燃え尽きに繋がる。<br>私のはそれを体験した。<br>あと、社交を舐めない方がいい。<br>合コンでも、カラオケでもいい。<br>一見ムダな場で「空気を奏でる」技術が身につく。<br>このスキルは、AIには代替されにくい。<br>死生観も変わり続けている。<br>30歳、35歳、40歳、45歳。<br>ずっと「そろそろ死ぬかも」と思いながら生き延びてきた。その度に個人的覚醒によりたまたま新たな境地を得てきた。だから瞑想による修練は欠かせない。<br>今は「50歳の死」を意識しつつ、意識の科学がどこまで証明するか待っている。<br>2030〜2050年に、意識が「肉体という器」から独立した存在（ゴースト）だと科学的に証明されるなら、誰にとっても死は恐怖ではなく「乗り換え」になる。<br>そして人々は人生の脚本を変えることができるようになる。虚構世界の演出から、リアリティのある脚本へ。<br>まとめ<br>情勢は予断を許さない。経済的余力を残すこと<br>瞑想とサイエンスにより、納得できる死生観を構築すること<br>社会不安に備え、武道等でフィジカルセキュリティを上げること<br>各自「非最適化適合」の視点で自分のアイデンティティを強化せよ<br>世界は最適化で暴走する。<br>だから僕らは、非最適化で生き残る。<br>そして、内海を作る。</p><br/><a href='https://note.com/age/n/n5a35ddbc0734'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 28 Feb 2026 13:18:47 +0900</pubDate>
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      <title>AIで人に残る4つとは？</title>
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      <description><![CDATA[<p name="92E70D78-2B04-4DD6-87DB-3DA888F28277" id="92E70D78-2B04-4DD6-87DB-3DA888F28277">AIは成果を出す仕事ではなく、成果を“説明するための仕事”を奪っていく。<br><br>•調整する<br>•取りまとめる<br>•会議を設定する<br>•稟議を回す<br>•レポートを整形する<br><br>アマゾンの削減が本社機能・管理部門中心だと報じられているのは、まさにここを突いている。  <br><br>自分の仕事が“価値創造”なのか、“調整の儀式”なのか考えた方がいい。<br><br>日本の落とし穴は「雇用を守るために、技術導入を遅らせる」こと<br><br>日本は、失業率が急騰しにくい。一方で、産業の新陳代謝も遅い。<br><br>「<b>雇用は守った。だが賃金が上がらない</b>」<br>という結果になる。<br><br>現役世代にとって最悪なのは、失業でなく<br>雇用はあるのに、生活が楽にならない状態が長期化すること。<br><br>AI時代の職能は、プログラミングより前に、まず “業務設計” になる。<br><br>必要なのは単純なリスキリング（プログラム技能）ではなく、AIを前提に業務全体を再構築する能力。  <br><br>•AIができる仕事を、自分で抱え込む人 → 価値が下がる<br><br>•AIに仕事を切り出して渡し、成果に責任を持つ人 → 価値が上がる<br><br>つまり、残るのは「<b>洞察・判断・責任・監理</b>」だ。前にも書いた通り。<br><br>日本が“乗り切る方法”は、国家でも会社でもなく、まず個人のOS更新だ<br><br>制度改革や規制緩和はもちろん重要だ。だが現役世代が今日から握れるのは、国家ではなく自分の時間だ。<br><br>だから私は個人の生存戦略を考える。<br><br>まず、自分の仕事を「分解」せよ。<br><br>いまやるべきはキャリア論ではない。タスク分解だ。<br><br>•反復・定型・検索・整形 → AIへ<br>•目的設定・優先順位・例外判断・対人の合意形成 → 人間の核<br><br>これで「AIに置き換えられる側」から「AIを使って生産性を倍にする側」に移ること。<br><br>次に“成果物”を持て。<br>社内通貨ではなく、市場通貨で。<br><br>稟議を回す能力は社内通貨だ。会社を出たら無価値になる。<br>一方で、成果物（文章、分析、設計、営業、顧客獲得、プロダクト）は市場通貨だ。<br><br>３　会社は「AI導入で人が減る」のではなく「人の単価が二極化」する<br><br>AIで減るのは人数だが、正確には「人数」より「中身」だ。  <br><br>高く売れる人は、さらに高くなる。<br>安くなる人は、さらに安くなる。<br><br>だから、“AIを使う”ではなく、“AIに任せて自分の役割を上げる”ことで単価を挙げろ。<br><br>企業へ。<br><br>まず「会議と稟議」をKPI化して削れ<br>•会議総時間<br>•稟議の平均リードタイム<br>•中間承認者数<br>これをコストとして見える化し、AIエージェントで潰す。<br>削減で浮いた原資を、現場の賃金と学習に回す。<br><br>政府へ<br><br>失業対策より「転職・副業の摩擦」を減らせ<br><br>現役世代に必要なのは、立派な研修より、移動のしやすさだ。<br>職能が入れ替わる時代に、移動できない国は沈む。<br>（ライドシェアが象徴だ。技術導入の遅れは、雇用の守り方として最悪になる。）</p><br/><a href='https://note.com/age/n/n9b1d8c3ae2c3'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 28 Feb 2026 13:15:23 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/age/n/n9b1d8c3ae2c3</link>
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      <title>AIが日本を今後どう壊してゆくか？</title>
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      <description><![CDATA[<p name="673A582D-16A0-4BE8-9A4E-FE9812A5EE3C" id="673A582D-16A0-4BE8-9A4E-FE9812A5EE3C">『2028年・日本版インテリジェンス危機』<br>AIが「救い」のはずだった国で、静かに起きること<br>「人手不足だからAIは救いだ」――。<br><br>この語りは、日本では長く支配的でした。実際、半分は正しいのだと思います。<br>日本の人口構造は、統計がはっきり示しています。2024年10月1日時点で、65歳以上人口は 3,624.3万人、総人口比 29.3%。過去最高水準です。<br>労働供給の制約は構造問題で、AI導入の余地も大きい。これは事実です。<br>けれど、問題はそこではありません。<br><br>問題は、AIが「どこに効くか」です。<br><br>1. 日本版の危機は、失業から始まらない<br><br>雇用は強く見えます。2024年の完全失業率（年平均）は 2.5%。就業者数も 6,781万人と過去最高水準です。数字だけ見れば「危機の反対側」にいるように見える。<br>しかし日本で先に起きるのは、レイオフではありません。<br><br>先に起きるのは、こういう変化です。<br><br><b>採用を止める<br>昇進・昇給を絞る<br>賞与（ボーナス）を削る<br>外注・派遣・業務委託を先に切る<br></b><br>つまり、失業より先に「所得の将来期待」が壊れる。統計上は平穏に見えるのに、家計の内部で先に始まる。ここが日本版の核心です。<br><br>2. 最初に割れるのは「本社の複雑さ」と「人の時間の再販」<br><br>エージェント型AIが実務に耐える水準に入ると、企業が最初に問い直すのは、SaaSの解約だけではありません。もっと日本的に、こうなります。<br>「この業務、外に年数千万円払っているが、社内で作り直せるのでは？」<br>稟議、経費精算、与信審査、調達、契約レビュー、コンプラ一次チェック、営業管理。<br>日本の大企業本社には、長年積み上がった「人手で回している複雑さ」があります。遅い。定型。しかし例外処理が多い。AIが得意な領域です。<br>ここで最初に傷むのは“外側”です。<br>SIer、受託開発、BPO、広告運用、コールセンター、事務代行、人材派遣――要するに**「人の時間を再販する」モデル**です。<br><br>そして<b>日本は雇用調整が遅い分、外から先に削る</b>。<br>だから危機が見えにくい。見えにくいまま、所得の地盤が痩せていきます。<br><br>3. AIが消すのはコストではなく「摩擦」である<br><br>AIの本丸は、単なるコスト削減ではありません。<br>摩擦の削減です。日本の消費経済には、丁寧さの顔をした摩擦が多い。比較が面倒、解約が面倒、手続きが面倒、書類が面倒。<br>そこに、企業価値の大きな部分が乗ってきました。ところがAIエージェントが常時稼働すると、消費者の意思決定はこう変わります。<br>「たまに比較する」から「常時最適化する」へ。<br>通信、保険、サブスク、旅行、ポイント、日用品EC。人間なら放置する領域を、機械は放置しません。このとき最初に崩れるのは、価格比較サイトではない。比較されることを前提に、摩擦の分だけ粗利を取っていた「習慣課金」です。<br>日本人が「いつもの店」「いつものアプリ」「いつもの担当者」に残りやすいのは、忠誠というより摩擦だった。AIはそこを消す。だから崩れる。これは極めて構造的です。<br><br><b>4. 非正規と若年層が最初に傷む</b>（バッファーだから）<br><br>日本には非正規雇用が大きく存在します。<br>総務省の労働力調査（年平均）では、2024年の非正規の職員・従業員は 2,126万人。景気後退や社内AI化の局面で、企業はまずここを調整弁にします。正社員の解雇は遅くても、派遣・契約・委託の所得は先に落ちる。そして次に起きるのが、ホワイトカラーの“ダウンシフト”です。<br>プレミアムが薄くなった層が、より賃金の低い領域へ流れ込む。失業率は動きにくいのに、実質の賃金プレミアムだけが剥がれていく。<br>これが「静かな所得圧縮」です。<br><br>5. 貯蓄が厚い国だから、不況は“長く”なる<br><br>日本の家計金融資産は、2025年9月末時点で 2,286兆円（過去最高水準）と報じられています。<br>そして、そのうち現金・預金は 1,122兆円。<br>この構造は、危機初期にはバッファーになります。急落しにくい。しかし同時に、回復を遅くします。<br><b>人々はまず貯蓄を崩す。<br>次に消費を止める。<br>投資積立を止める。<br>支出を先送りする。</b><br>結果として日本版は「急落」ではなく、<b>長い低空飛行</b>になりやすい。<br><br>6. 住宅ローン問題は「危機」として見える前に、消費を殺す<br><br>ここは、かなり重要です。<br>住宅ローンの利用実態は、住宅金融支援機構の調査が示しています。利用した金利タイプは「変動型」が 79.0%。さらに「ペアローンまたは収入合算」の利用が 39.3%。平時には合理的でした。<br>低金利、共働き、長期返済、都心の高価格帯。標準戦略だった。<br>しかし、AIによってホワイトカラー所得が構造的に圧縮されると、前提が変わります。<br>そして厄介なのは、延滞率がすぐ跳ねないことです。<b>日本の家計はローン返済を最後まで守ろうとする</b>。だから統計上はしばらく健全に見える。<br>けれど、景気には先に効いてしまう。<br><b>都心で購入した層が、外食、旅行、耐久財、教育、リフォームを削る</b>からです。<br>「住宅危機」と呼ばれる前に、住宅由来の消費不況が先に来ます。<br><br>7. それでも勝者は出る。だから市場は判断を誤る<br><br>ここが日本版のもっともややこしいところです。<br>日本経済が弱っても、勝者が出る。<br>なぜなら、AIの勝者は「AIを使う側」ではなく「AIを動かす側」に寄りやすいからです。<br><b>半導体・素材・電力設備・データセンター建設</b>――AIインフラ側が伸びる。<br>すると、「日本経済は弱い」のに「日本株の一部は強い」という二極化が起きる。<br>最も判断を誤りやすい局面です。<br><br>では、何をすべきか（山口の考える現実の手当て）<br>ここから先は、思想ではなく実務です。<br><br>私は、打ち手は大きく3層に分かれると思っています。<br><br>A. 個人が今すぐできる備え（家計・住宅・キャリア・投資）<br><br>1）家計：固定費を“自動で”下げる<br><br>AIが摩擦を消す世界では、放置している人が負けます。通信・保険・サブスク・決済・電気は、毎月の見直しを仕組みにする。意思ではなく設計。<br><br>2）所得：AIに置換されにくい場所へ寄せる<br><br>「資料作成」「一次調査」「定型分析」「調整」だけで食うのは、長期的に単価が下がりやすい。<br>最後まで残るのは、最終判断、責任、利害調整、現場の身体性、そして信用です。<br>そこに自分の席を取りにいく。<br><br>3）住宅：ローンを“レバレッジ投資”として再定義する<br><br>変動79%、ペア/合算39.3%という構造は、平時の合理性と同時に、ショック時の脆さを含む。<br>「金利上昇」「片働き化」「賞与ゼロ」を前提にストレステストし、それでも家計の自由キャッシュフローが残る設計にする。<br><br>4）資産：二極化に合わせてポジションを分ける<br><br>内需・人月・仲介・習慣課金の圧縮は構造。<br>一方、AIインフラ側は伸びうる。<br>「景気の弱さ」と「勝者の強さ」が同時に起こる局面ほど、配分が大事になります。<br><br>B. 企業が今すぐできる備え（AI導入の順序、雇用設計、価格設計）<br><br>1）AI導入は“コスト削減”ではなく“摩擦削減”として設計する<br><br>短期のコスト最適化だけをやると、逆に市場で摩擦が消えて粗利が消えます。<br>自社の粗利が「摩擦」に乗っていないか、棚卸しが必要です。<br><br>2）人員計画は「解雇」ではなく「賃金の将来期待」をどう守るか<br>日本では採用停止・昇進停止・賞与圧縮が先に来る。<br>つまり、社員は「明日辞めさせられる」より「この会社で伸びない」を先に感じます。<br>ここを放置すると、優秀な層から静かに抜ける。<br><br>3）人月モデルは、成果・責任・リスク引受へ移行する<br><br>時間の再販は、AIに最も削られやすい。<br>成果連動・運用責任・再現性（プロトコル）を持つモデルに寄せないと、単価が剥がれます。<br><br>C. 政策が今すぐ議論すべき論点（所得移行、分配、税制）<br><br>これは政治的に揉めます。<br>しかし揉めている間にも、AI能力は毎四半期改善していく。<br>必要なのは「不況対策」ではなく、移行政策です。<br>失業対策ではなく、所得移行対策。<br>再訓練だけでなく、賃金保険。<br>AI投資促進だけでなく、AI収益の社会的分配ルール。<br>ここで勝てないと、日本は「静かに長く」削られます。<br><br>最後に<br>この話は、恐怖を煽るためではありません。<br>「崩壊が必然だ」と言いたいわけでもない。<br>ただ、前提が変わったのに、制度の前提が古いままだと、静かに壊れます。<br>そして日本は、数字に出てから動く国です。今回はその順番だと遅い。<br>私はそう思っています。<br><br><br>注意）原文のTHE 2028 GLOBAL INTELLIGENCE CRISIS<br>A Thought Exercise in Financial History, from the Future<br>CITRINI AND ALAP SHAH<br>FEB 23, 2026<br>を意訳して、私の私見をつけたものなのです<br>https://www.citriniresearch.com/p/2028gic</p><br/><a href='https://note.com/age/n/ne29f28407f97'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 28 Feb 2026 13:11:32 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/age/n/ne29f28407f97</link>
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      <title>新メンバー募集</title>
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      <description><![CDATA[<p name="F8733FDB-FFD7-4DDB-9251-D9220844CD7D" id="F8733FDB-FFD7-4DDB-9251-D9220844CD7D"><br><br>⚫︎ 「髀肉之嘆（ひにくのたん）」<br><br>かつて三国志で蜀を建国した劉備玄徳は、40歳過ぎて「昔はよく馬に乗って戦場を馳せ回ったが、今は久しく馬に乗らぬので、大腿に肉がついてしまった。すでに年老いてなお何の功業も立てられぬことが、悲しくてならぬ。」と嘆いた。これを「髀肉之嘆（ひにくのたん）」と言う。<br><br>僕もまったく同じだ。病気や家族の問題への対処で10年を使ってしまった。<br><br>それでも体調に合わせてこれからももっと社会と世界に貢献してゆきたいと考えている。<br><br>当社、<b>事業創造パートナーズ（ブルーマーリンパートナーズ）はこれからも社会的事業を創ってゆく</b>。<br><br>そのメンバーを募集しています。<br>ぜひGoogleフォームから連絡ください。<br><a href="https://forms.gle/YimhvYXWXMBA7VHx9" target="_blank" rel="nofollow"><b>応募フォーム</b></a><b><br></b><br><br>心ある若者、シニア、アドバイザー、出資者を強く求めます。<br><br>2026年の具体的なプロジェクトは以下の通りです。ご興味あれば連絡をください。<br><br>（＊）報酬などはこの文章の後半にあります<br><br>⚫︎禅トラック<br>禅トラックは、毎日の生活を整えるためのアプリです。体調が悪い日、時間が足りない日、仕事が進まない日、気持ちが落ち着かない日。そういう「崩れ」を、少しずつ直していく道具です。<br><br>扱うのは6つです。健康、時間、仕事、信用、資産、意識。これらは別々の問題に見えて、実はつながっています。体調が崩れると時間が乱れ、時間が乱れると仕事が遅れ、仕事が遅れると信頼が下がり、お金の不安が増え、気持ちも散ります。禅トラックは、この連鎖を断ち切り、良い循環に戻します。<br><br>使い方はシンプルです。日々の出来事を、音声や短いメモで残す。すると、いまの状態が見える。次にやることが小さく提案される。あとは実行するだけ。大きな目標や根性ではなく、「今日できる一歩」を確実に積み上げます。<br><br>禅トラックが目指すのは、行動の習慣化です。「記録→気づき→提案→実行→定着」という流れを作り、続けるほど生活が安定していく設計にします。個人では、回復と集中を両立し、やるべきことが整理され、気持ちが軽くなる。組織では、メンバーの体調や働き方のばらつきを減らし、協業の摩擦や離職を抑え、生産性を上げる。B2Cで学び、B2Bで広げる。これが私たちの進め方です。<br><br>このプロダクトづくりで大切なのは、難しい機能を増やすことではありません。ユーザーが迷わず使えて、無理なく続き、変化が実感できること。そのために、計測と改善を地道に回し、導入後の運用まで含めて設計します。禅トラックは、生活を前に進める仕組みを本気で作ります。<br><a href="https://forms.gle/YimhvYXWXMBA7VHx9" target="_blank" rel="nofollow">応募フォーム</a><br>⚫︎バリューマトリクス<br><br>Valuation Matrix（バリューマトリクス、VM）は、世界中の上場企業を「同じやり方」で見て、投資や株主としての働きかけまで一気に進めるAIです。やることは単純で、①会社の健康診断をする、②安いか高いかをざっくり判定する、③伸びる兆しがあるかを確かめる、④ムダや弱点を見つけて価値を上げる提案を作る、⑤株を買う／売る判断や会社への質問メールを用意する——ここまでを自動化します。特徴は「順番」です。まず粉飾や不自然な数字の可能性をチェックし、次にP/FCF（数年平均の“稼いだ現金”に対して株価が割安か）でふるいにかけます。そこで残った会社だけを、成長の兆し（固定費が頭打ち、粗利が改善、現金が増え始める、継続売上が伸びる等）と、事業の効率（仕入・回収・投資の質・運転資本など）で深掘りします。最後に経営者の資本配分や規律も確認します。VMは分析で終わらず、価値創造の提案文、投資メモ、発注案、IRへの質問メールまで作ります。ただし、株の発注とメール送信は必ず人間が確認して承認する安全設計。国ごとの規制にも対応できるよう、ルールは差し替えできる部品として実装します。私たちは、この“企業分析OS”を世界標準のプロダクトに育てる仲間を募集しています。<br><br>【募集】Tech Lead / エンジニア（Valuation Matrix：承認付き“自動売買×企業分析”OS）<br>私たちは、世界中の上場企業を同じやり方で分析し、価値創造の提案から売買執行まで一気通貫で回すプロダクト「Valuation Matrix（VM）ハンズオン・エージェント」を作っています。VMは、①粉飾・歪みの可能性チェック、②P/FCF（3〜5年平均）による割安度判定、③進化の兆し（利益/CF/固定費/粗利/反復性など）の検出、④ビジネスシステム効率（額×率）の解析、⑤経営者・資本配分の確認、までを標準化し、ダッシュボードに表示します。さらに、分析結果から投資メモ、IRへの質問/提案メール、売買注文案を自動生成し、最終的に「人間の承認」を挟んで取引APIへ発注・送信まで実行します（監査ログ・fail-closed設計）。<br><br>募集するのは、このOSを“落ちないプロダクト”として実装できるTech Lead/エンジニアです。必須はPythonでのETL/データ基盤、財務データ（C/F・B/S・P/L）やコーポレートアクションの扱い、定期ジョブ運用、そして承認ワークフローと監査ログの設計。取引API（IBKR/Alpaca等）接続経験や、Airflow/Prefect、Postgres/BigQuery、React/Next.js経験があれば歓迎します。最初は日本の注視企業17社でMVP（スコアリング＋ダッシュボード＋承認付き注文票/発注）を作り、その後米国・欧州へ拡張します。<br><br>興味がある方は、過去に作ったデータパイプラインや取引/分析系の実装（GitHubや簡単な説明）を添えてご連絡ください。<br><a href="https://forms.gle/YimhvYXWXMBA7VHx9" target="_blank" rel="nofollow">応募フォーム</a><br><br>⚫︎AIR（AI, IP, ロボティクス）三位一体戦略<br><br>ブルーマーリンパートナーズ（BMP）のAIR（AI×IP×ロボティクス）プロジェクトの核は、AIやロボを「性能競争」で米中と殴り合うのではなく、アニメ等のコンテンツIPを起点に、人との関係性を設計し、その関係性を“現実世界で継続”させる点にある。IPは単なる作品ではない。世界観・キャラクター・倫理観・口調・成長曲線を持つ「人格の設計図」であり、人が日常で信頼し、愛着を持ち、行動を変えるための社会的インターフェースだ。BMPはTwin Engineで培ったIP運用の成功体験を土台に、Spiral AIの対話特化技術でキャラクターを“生きた相棒”にし、キビテク等のロボティクスでそれを身体化する。オンラインの会話で生まれた絆を、受付・案内・巡回・見守りなどのリアルな接点に接続し、ユーザーの生活に入り込む。勝ち筋は、AIを検索や業務ツールから解放し、キャラクター化した関係性エージェントとして定着させることだ。ユーザーは機能ではなく「推し」や「相棒」を選ぶ。そこで形成されるファンダムと信頼のネットワークは、OSではなく文化圏の競争力になる。BMPのAIRは、IPで心の居場所を取り、AIで継続関係を支え、ロボで現実に実装して回収する。米中の計算資源や量産力と別次元の土俵で、文化と関係性を武器に勝ちにいく戦略である。<br><a href="https://forms.gle/YimhvYXWXMBA7VHx9" target="_blank" rel="nofollow">応募フォーム</a><br>⚫︎タイムシェア<br><br>TimeShare（タイムシェア）は、Googleカレンダーと連携して「空いている時間」を自動で見つけ、その時間を1〜4時間の予約枠として出品・購入できるサービスです。予定調整ツールの延長ではなく、予約・決済・やり取り・納品・検収までを一つの流れにまとめ、仕事の依頼をスムーズに成立させます。<br><br>使い方はシンプルです。出品者（独立したプロ）は、自分の得意分野と「この時間で何を提供するか（成果物の内容）」を登録し、空き枠を公開します。購入者（企業や個人）は、日程・カテゴリ・価格で検索し、枠を選んで予約します。予約が確定すると、双方のカレンダーに予定が入り、サービス内のチャットで要件確認を進めます。完了後、成果物の提出と検収を行い、問題がなければ取引が確定します。<br><br>v1では、取引の実体を「成果物請負（SOW）」に固定し、働き方の誤解やトラブルを避けます。支払いも「残高を持たない」設計（与信→検収後の確定など）を基本にし、返金・キャンセルもルールに沿って処理できるようにします。まずはB2Bのスポット依頼（資料作成、レビュー、PMO支援など）から立ち上げ、確実に回る取引モデルを作ります。<br><a href="https://forms.gle/YimhvYXWXMBA7VHx9" target="_blank" rel="nofollow">応募フォーム</a><br>⚫︎ジーニアスファインダー<br><br>ジーニアスファインダーは、「自分は何が得意で、どんな環境・役割で一番力を発揮できるのか」を整理し、仕事や人生の選択を楽にするための自己発見プログラムです。多くの人は能力がないのではなく、強みの“使い方”が言葉になっていないために迷い、疲れてしまいます。<br><br>このプログラムでは、過去の経験（うまくいったこと・夢中になれたこと・周囲に感謝されたこと）を材料にして、「強み」「価値観」「向いている役割」「避けたほうがよい環境」を一つずつ整理します。ワークシートと対話を通じて、バラバラだった経験をつなぎ直し、最後に50〜100字の“自分の軸”としてまとめます。軸ができると、転職するか続けるか、何を学ぶか、どの仕事を選ぶか、誰と組むかといった判断が速くなり、ブレにくくなります。<br><br>提供形態は、短時間で全体像を掴むイベント（座学＋ワークショップ）、深く掘り下げて行動計画まで作る実践プログラム、個別のコーチングです。さらに、日々の行動を続けやすくするために、習慣化を支援する仕組み（記録・振り返り・次の一手の提示）と組み合わせることもできます。<br><br>目的は、本人の納得感のある「進む方向」を言語化し、具体的な行動に落とすこと。キャリアの再設計、転職・起業の準備、管理職の役割整理、チーム内の強みの見える化などにも応用できるプログラムです。<br><a href="https://forms.gle/YimhvYXWXMBA7VHx9" target="_blank" rel="nofollow">応募フォーム</a><br>⚫︎キュレーションブックカフェキャラバン（CBCC）<br><br>CBCC（シービーシーシー）は、「本を売る」よりも**“落ち着いて本を読む時間”**を提供する、新しい形のブックカフェです。スマホや通知に邪魔されず、静かな空間で本に集中できる場所をつくります。料金は本の購入ではなく、**入場料（時間制・1日パス・月額会員など）**が中心。飲み物はセルフ方式で用意し、できるだけシンプルに運営します。<br><br>CBCCの大きな特徴は、店内の本棚が毎月入れ替わることです。テーマごとに選び抜いた本を100〜1000冊単位で用意し、店舗間で本を巡回させる「キャラバン方式」で回します。だから、いつ来ても新しい本に出会える。従来のブックカフェのように棚が固定化して飽きられる問題を、仕組みで解決します。<br><br>運営は**無人（または最小人数）**が前提です。入退室の管理、監視カメラ、決済、棚の管理をテクノロジーで支え、人件費を抑えながら24時間営業も視野に入れます。空間の品質も重視します。温度・湿度・照明・音の静かさ・混雑などを基準化し、快適に読める状態を保ちます。<br><br>私たちが求めているのは、アイデアを「形にして回す」ことができる人です。店舗づくり、運営の仕組み化、アプリやデータ、選書や企画、法人向けの棚サブスク、スポンサー連携など、やることは多い。だからこそ、PoC（小さな実証店舗）から始めて、数字を見ながら改善し、5→20→100店舗へ拡張していきます。落ち着いて読める場所を、全国に。CBCCはそのためのチームです。<br><a href="https://forms.gle/YimhvYXWXMBA7VHx9" target="_blank" rel="nofollow">応募フォーム</a><br>⚫︎ロボット実装<br><br>私たちは、家やオフィスの中を自動で巡回し、必要なときだけ会話して、状況を短いレポートで返す「秘書ロボット」を開発しています。目指すのは何でもできる人型ロボットではありません。いまの技術で確実に実用になる領域に絞り、毎日使える品質まで落とし込みます。ロボットは決まったルートを走行し、会議室の空き状況、照明の消し忘れ、ドアの開閉、室内の人の気配、温湿度やCO2などの環境状態、異音といった“異常の兆候”を確認します。そして必要なときだけ短く話します。「来客が来ました」「この部屋は空いています」「換気した方がよさそうです」。最後に、巡回結果を読みやすい固定フォーマット（例：3行）にまとめ、Slackなどへ通知します。拠点は秦野（自宅）と渋谷（ラボ）の2つ。秦野では生活の安心と体調記録を支える巡回・声かけ、渋谷では会議同席→議事録→ToDo化、来客の一次受付、夜間巡回といった用途を想定しています。技術スタックはROS2による自律移動（地図作成・経路計画）、カメラ/マイクによる認識、エッジAI（Jetson等）と生成AIを組み合わせた会話・要約・通知です。難しさは「動く」ことではなく、「誤検知と誤アラートを抑え、喋りすぎず、例外に強く、安全に止まり、現場が使い続けられる」運用品質を作ることにあります。ロボティクス（制御/ナビ）、認識（視覚/音声）、対話UX、プロダクトマネジメント、現場導入のいずれかに強みを持ち、PoCから実運用まで一気通貫でプロダクト化できる仲間を募集します。<br><a href="https://forms.gle/YimhvYXWXMBA7VHx9" target="_blank" rel="nofollow">応募フォーム</a><br>⚫︎動画メディア<br><br>山口揚平の動画メディアは、単なる発信ではなく「信頼のインフラ」をつくる取り組みです。目的は三つあります。第一に、AIが価値生産を変え、政治経済が「配分」の問題へ傾く時代に、個人と組織が壊れないための“地図”と“行動手順”を継続的に提供すること。第二に、思想・研究・投資・事業の背景にある原理を一次資料として蓄積し、将来の書籍・論文・研修・プロダクト導入の根拠となるアーカイブを整備すること。第三に、採用・営業・資金調達の説明コストを下げ、候補者や顧客が意思決定しやすい状態をつくることです。<br><br>運用はYouTubeの特性に合わせ、作品づくりより流通設計を重視します。成長導線は「Shorts→本編→プレイリスト」「検索→決定版動画→信頼→登録」「おすすめ→連続視聴→登録」の三つを同時に回します。コンテンツは「AI×政治経済（配分の時代）」「分断×社会（共同体の設計）」「個人・企業の生存設計（実装）」の三系列に整理し、週2本の長尺（構造回と行動回）と週5〜7本のShortsで番組化します。KPIはCTR、視聴維持、30秒離脱、次動画遷移、登録率に絞り、伸びた型を複製して積み上げます。求める人材は、企画と運用をテンプレ化して回し、パッケージ設計と短尺量産、分析改善まで担える実行者です。<br><a href="https://forms.gle/YimhvYXWXMBA7VHx9" target="_blank" rel="nofollow">応募フォーム</a><br>⚫︎山口道場<br><br>山口道場は、AI時代に生き残る「本当の思考力」を、実務で通る水準まで鍛える少人数の反復講座です。AIは情報収集も文章も資料も作れます。だからこそ差がつくのは、何を問うか、何を捨てるか、どう整理し、どう決めるか——意思決定のための思考です。道場では①構造化（論点の抜け漏れ・重複・飛躍を潰し、頭の中を整理する）②問題解決（手順で前に進め、次の一手まで落とす）③ドキュメンテーション（考えを1枚に固定し、他人と共有できる形にする）④提案書（相手が意思決定できる順番と粒度で、提案として通す）の4つを徹底します。綺麗に一直線では進みません。最初の構造はたいていズレるので、作って、壊して、作り直す。ここが本体です。講義は短く、演習と添削が中心。宿題は毎回A4一枚、フィードバックは「赤入れ3点＋次の一手1点」で迷わせず前に進めます。全6回、都内で開催。参加者は自分のテーマ（仕事・事業・投資・キャリアなど）を持ち込み、最終的に「問い→結論→根拠→反証→次の一手」を一枚にまとめ、通る提案の最小形まで仕上げて持ち帰ります。<br><a href="https://forms.gle/YimhvYXWXMBA7VHx9" target="_blank" rel="nofollow">応募フォーム</a><br>⚫︎COO候補募集<br><br>ブルー・マーリン・パートナーズ（BMP）で、代表の片腕となるCOO／Managing Partner（共同創業者型）を、6/3までに本気で迎えたいです。BMPのビジョンは「2040年の中核となる社会的事業をつくる」こと。そのために、AI・地域・教育・投資など多様なテーマを扱っていますが、いま最優先で整えるべきは“体制”だと判断しています。<br><br>背景があります。代表は体調の事情があり、実装・実施・運用（現場）に深く入り続けると倒れて事業が止まるリスクが高い。過去にも実際に停止が起き、結果として売却に至った経験があります。だから今回は、代表は「事業プロデュース（設計・仕分け・意思決定・最終レビュー）」に専念し、実装や運用は“責任者が回す”止まらない構造に作り替えます。その中核がCOOです。<br><br>お願いしたい役割は、①案件の入口整備（紹介・フォーム・面談）、②受注→仕分け→外部化（業務委託）→運用（検収／請求）を回すこと、③代表が不在でも前進する仕組みを作ること。<br>条件は、固定は年1500万が上限で、成果連動＋将来アップサイド（共同創業者設計）を組み合わせます。年齢は35〜45歳くらいで、元戦略／総合コンサル（SM〜AP）や事業会社BizDev、PMO責任者など「運用で回せる人」が理想です。<br><br>心当たりがあれば、まず“名前だけ”で構いません。こちらから守秘前提で打診し、段取りはすべてこちらで対応します。どうか力を貸してください。<br><a href="https://forms.gle/YimhvYXWXMBA7VHx9" target="_blank" rel="nofollow">応募フォーム</a><br>⚫︎宇宙開発（宇宙太陽光発電）<br><br>私たちの宇宙開発事業は、「宇宙をロマンで終わらせず、世界の暮らしと産業を支える“電力インフラ”にする」ことを目的にしています。テーマはエネルギーです。いま社会が止まる原因は、発電ができないことよりも、電力を必要な場所へ届けられないことにあります。災害で送電線が切れる、離島や海上で電力を運べない、国境や地形で供給網が分断される――こうした制約を越えるために、私たちは宇宙太陽光発電（SSPS/SBSP）の核心技術である「エネルギービーミング（無線送電／Power Beaming）」を中核に据えます。簡単に言えば、電力を“飛ばして”遠くへ届ける技術です。<br><br>ただし私たちは、最初から巨大な宇宙発電所を建設する会社ではありません。最初に越えるべき壁は「安全に当てられるか」「外れたら確実に止められるか」「社会のルールの中で許可されるか」です。ここを突破できなければ、どれほど大きな構想でも社会実装は進みません。そこで私たちが作るのは、送電を“社会で使える形”にするための統合システム――言い換えると「Energy Beaming OS（ビーム送電の制御・安全・運用の土台）」です。<br><br>送る側では、狙った受電面にビームを正確に向け続ける制御（ビームフォーミング）、異常を検知する自己診断、危険があれば瞬時に止まるフェイルセーフ、後から検証できる運用ログを整えます。受ける側では、受電して電力に戻し、電力網へつなぎ、電力品質や負荷を制御します。さらに、安全説明（Safety Case）や実証プロトコル、監査性、保険・責任分界、許認可や国際標準対応までを最初から設計します。技術だけでなく、運用と制度まで含めて“通す”ことが事業の中心です。<br><br>進め方は段階的です。まず地上でkW級の実証を行い、「当て続ける」「外れたら止まる」「安全を説明できる」を成立させます。次に高高度（HAPS等）で災害・離島・洋上など“送電網が弱い場所”へ限定供給モデルを作り、運用実績と社会受容を積み上げます。その後、軌道上実証に進み、宇宙→地上の許認可モデルを確立し、国際標準へ接続します。最終的にSBSPが本格化したとき、私たちはその中核を支えるOSとして、超国家的に使われる電力インフラを現実にします。<br><a href="https://forms.gle/YimhvYXWXMBA7VHx9" target="_blank" rel="nofollow">応募フォーム</a><br>⚫︎JAPANアカデミー<br><br>当社はこの夏（2026年7〜8月）、パリで2日間のPop-upイベント「JAPANアカデミー」を開催します。日本の思想（禅）を“OS”に、茶・書・華・武道などの「道」を“アプリ”として体系的に体験できる、少人数・高品質の教育プログラムです。寿司やアニメのような断片的な日本ブームではなく、日本が持つ「注意の置き方」「場のつくり方」「余白の倫理」を、生活・仕事・創造に落とし込める形で提供します。<br>この実行チームを募集します。役割は大きく3つです。①運営PM：会場手配、当日運営、受付、タイムテーブル管理、顧客対応。②英語ファシリ／通訳：講義や実技の意図を正確に翻訳し、参加者の理解と場の品位を守る。③コンテンツ制作：撮影・編集・資料化（ワークブック／スライド）を行い、イベントをオンラインアカデミーへ展開する基盤をつくる。加えて、茶・書・華などの実技を担える講師も歓迎します。<br>求めるのは「日本文化が好き」だけでなく、海外で通用する品質への執念と、静かな現場力です。短期のイベントですが、次の展開（欧州キャラバン、オンライン講座、日本リトリート）につながる重要な一歩になります。興味がある方は、簡単な経歴と希望役割、稼働可能時期、英語力（目安）を添えてご連絡ください。</p><p name="51ACEF56-56ED-47F7-BAD8-7C1840653DB0" id="51ACEF56-56ED-47F7-BAD8-7C1840653DB0"><a href="https://forms.gle/YimhvYXWXMBA7VHx9" target="_blank" rel="nofollow"><b>募集フォーム</b></a></p><br/><a href='https://note.com/age/n/n3ea463d2a9bf'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 08 Feb 2026 02:35:06 +0900</pubDate>
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      <title>古い秩序が壊れはじめた</title>
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      <description><![CDATA[<p name="4F75AB80-1581-429E-A632-CD3CEC3204D1" id="4F75AB80-1581-429E-A632-CD3CEC3204D1"><br>2025年から社会は“別物”になる。理由はシンプルだ。80年周期で社会OSが更新されるからだ。<br>80年前は敗戦。<br>その80年前は明治維新。<br>さらにその80年前は江戸の大改革。<br>2020→2025の「3つの段階」<br>私は新旧システム交代のプロセスを3段に分けている。<br>前夜（嵐の前の静けさ）→クラッシュ（破綻期）→夜明け（創生期）。<br>前夜：じわじわ社会が止まる。仕事様式も生活も変わり始める<br>クラッシュ：旧産業構造・旧社会システムが崩れる<br>夜明け：価値観と生活環境が激変し、新産業が台頭する<br><br>OSが入れ替わる話だ。<br>産業構造の入れ替え：昭和→平成→令和<br>産業の中心をこう整理している。<br>昭和：コンストラクション（製造・建設）<br>平成：オペレーション（操業・改善・インターネット）<br>令和：クリエーション（創造）<br>そしてこの転換を、「空間から時間へ」という軸の変化として説明する。<br>距離（空間）がゼロ化し、時間の濃さ・長さが主戦場になる。<br>ここが肝だ。<br>令和は「組織力」でも「資本力」でもない。<br>個の創造＝天才性が問われる。<br>異質がぶつかって化学反応を起こし、新しいものが生まれる前提になる。<br>旧産業はどうなるか<br>日本を支えてきた旧産業――旧メディア、建設、自動車――は、徐々に衰退していく。<br>衰退の理由は「需要が消える」だけではない。<br>仕組みが古い。<br>たとえば建設は、新築中心の構造そのものが限界に近づく、という問題として描かれている（メンテ・リフォーム・二次市場へ軸が寄る）。<br>じゃあ、2025以降の“新産業”は何か<br>夜明け側（新システム側）に、テクノロジーの浸透と新産業台頭が置かれる。<br>例としてAI、ブロックチェーン、ロボティクス、量子コンピュータが挙がる。<br>要するに、<br>「時間」を超える技術が社会の基盤になる。<br>そして“個”が主役になる。<br>会社に人生を当てはめる時代ではなく、生活→仕事の順に再設計する時代になる。<br>ここで生き残るのは、肩書きじゃない。<br>自分の天才性を軸に、環境と仕事を組み替えられる人だ。<br><br><br><br>結論：2026年は「準備の締切」<br><br>2026年は“運”の年じゃない。設計の年だ。<br>旧システムに最適化された努力は、2026年以降は負債になる。<br>だから今は、下手に動かず、腰を据えて、次の時代に向けて準備する。<br>その準備とは、社会の正解に合わせることではない。<br>自分の本質（天才性）に合わせて、生活と仕事を作り替えることだ。<br><br>20年以上、研究・哲学してきた貨幣論を動画でわかりやすく説明しました。よかったらご覧くださって周りにもシェアしてもらえたら嬉しいです。今年は貨幣論でヨーロッパの学会を回って来ます<br>↓</p><figure embedded-content-key="emb78871c7bfe54" embedded-service="external-article" data-src="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZKcLsX2CgghJ4m9aZ_Rp1RE&amp;si=LttzmFZPGIM_4qbo%20" contenteditable="false" name="39C4B3B1-B770-448C-AA7F-C237F0EBF97A" id="39C4B3B1-B770-448C-AA7F-C237F0EBF97A">    <div class="fude-iframe-container">        <div class="fude-iframe-container-external-article">            <span><div class="external-article-widget">
<a href="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZKcLsX2CgghJ4m9aZ_Rp1RE&amp;si=LttzmFZPGIM_4qbo%20" rel="nofollow noopener" target="_blank"><strong class="external-article-widget-title">ほんとうのお金の話</strong><em class="external-article-widget-description">Share your videos with friends, family, and the world</em><em class="external-article-widget-url">youtube.com</em></a><a class="external-article-widget-image" href="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZKcLsX2CgghJ4m9aZ_Rp1RE&amp;si=LttzmFZPGIM_4qbo%20" rel="nofollow noopener" style="background-image: url('https://assets.st-note.com/production/uploads/ext/3515d7bbc190916408a630c50646b8a6bbdaaec4a7f091ac05c61ff8b1d7.jpeg?x-type=ogp');" target="_blank"></a>
</div></span>        </div>    </div></figure><br/><a href='https://note.com/age/n/nc47dec100634'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/2341586/profile_8e869da2ef71ac673f672ef9c8c2b7b6.jpeg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 02 Feb 2026 21:16:31 +0900</pubDate>
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      <title>すべては思考から始まる</title>
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      <description><![CDATA[<p name="BE324F71-7AD4-4EB3-ACFC-D12604155B48" id="BE324F71-7AD4-4EB3-ACFC-D12604155B48">思考法。<br>AI時代に必要なスキルはまずこれだけでいい。<br>まず最初に言う。<br>情報を増やせば賢くなる、は幻想だ。<br><br>「情報が増えるほど人は考えなくなる」<br>残酷だが、事実だ。<br>情報は便利だ。<br>だが便利すぎて、意識を奪う。<br>意識が奪われた瞬間、思考は止まる。<br>だから第一手は、思考ではない。<br>遮断だ。<br>入力を制限する。<br><br>「思考量＞情報量」<br>これが現代の生命線だ。<br>ニュースもSNSも、必要なときに取りに行けばいい。<br>常時接続は、思考の死だ。<br>“情報の奴隷”から降りる。<br>さて本題だが。<br>思考とは何か。<br>頭の良さではない。<br>概念を運用する技術だ。<br>そして、勝負はいつも「前提」にある。<br>あなたはここを鋭く言語化している。<br>「無言の前提」<br>そして「無言の前提の 再構成」<br>人は、言葉にしていない前提で世界を見ている。<br>だから同じ現実を見ても、結論が割れる。<br>議論が噛み合わないのは、能力差ではない。<br>前提が違うだけだ。<br>思考力の強い人は、ここから入る。<br>・その前提はどこから来た？<br>・それは本当に固定か？<br>・別の前提を置いたら世界はどう見える？<br>前提を書き換えると、世界の地形が変わる。<br>地形が変わると、努力が減る。<br>努力が減ると、成果が増える。<br>これが“思考のレバレッジ”だ。<br>次に重要なのが、視点の高さ。<br><br>「メタ思考」<br>「上位概念」<br>そして「（本質は何か？）」<br>上に上がれ。<br>一度、上位概念に持ち上げろ。<br>同じ問題でも、上から見ると「種類」が見える。<br>種類が見えると、解法が見える。<br>逆に、下に降りる動きも必要だ。<br>本にある通りだ。<br>「下位概念」<br>「（具体的には？詳細は？）」<br>抽象で終わるな。<br>具体に落とせ。<br>実装に落とせ。<br>思考は行動に変換されて初めて価値になる。<br>さらに、あなたは“問いの型”を用意している。<br>「背景・原因」<br>「（なぜか？）」<br>「結果・意味」<br>「（だからどうした？）」<br>この4点セットは強い。<br>これだけで会議の質が変わる。<br>文章の骨格が変わる。<br>意思決定の速度が変わる。<br>・背景・原因（なぜか？）を押さえる<br>・結果・意味（だからどうした？）で締める<br>これだけで、思考は一気に前へ進む。<br>そして最後に。<br>思考は頭の中で完結しない。<br><br>「思考を形にする」<br>「口グセを変える」<br>思考は“形”にした瞬間、研磨される。<br>紙に出す。<br>図にする。<br>短い文章にする。<br>そして、人に説明する。<br>説明できない箇所が、弱点だ。<br>弱点が見えたら、伸びる。<br>思考はこの反復で強くなる。<br>結論。<br>思考法は、才能ではない。<br>習慣であり、設計だ。<br>・入力を制限し「思考量＞情報量」を守る<br>・「無言の前提」を疑い、再構成する<br>・「メタ思考」で上に上がり「本質は何か？」を抜く<br>・「具体的には？」で下に降り、実装に落とす<br>・「なぜか？／だからどうした？」で因果と意味を固定する<br>・最後に「思考を形にする」そして「口グセを変える」<br>これだけでいい。<br>これだけで、人生の“無駄な努力”がごっそり消える。<br>さて。<br>あなたが今いちばん悩んでいる問題は何だろう。<br>まず「無言の前提」を一行で書け。<br>そこから、全部が動き始める。<br><br>20年以上、研究・哲学してきた貨幣論を動画でわかりやすく説明しました。よかったらご覧くださって周りにもシェアしてもらえたら嬉しいです。今年は貨幣論でヨーロッパの学会を回って来ます✨<br>https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZKcLsX2CgghJ4m9aZ_Rp1RE&amp;si=LttzmFZPGIM_4qbo</p><figure embedded-content-key="embcb2ff1ac5cb7" embedded-service="external-article" data-src="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZKcLsX2CgghJ4m9aZ_Rp1RE&amp;si=LttzmFZPGIM_4qbo" contenteditable="false" name="8E4A4693-4F88-4BD5-95BF-5D427C7FE773" id="8E4A4693-4F88-4BD5-95BF-5D427C7FE773">    <div class="fude-iframe-container">        <div class="fude-iframe-container-external-article">            <span><div class="external-article-widget">
<a href="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZKcLsX2CgghJ4m9aZ_Rp1RE&amp;si=LttzmFZPGIM_4qbo" rel="nofollow noopener" target="_blank"><strong class="external-article-widget-title">ほんとうのお金の話</strong><em class="external-article-widget-description">Share your videos with friends, family, and the world</em><em class="external-article-widget-url">youtube.com</em></a><a class="external-article-widget-image" href="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZKcLsX2CgghJ4m9aZ_Rp1RE&amp;si=LttzmFZPGIM_4qbo" rel="nofollow noopener" style="background-image: url('https://i.ytimg.com/vi/KHmnPkhx9oE/hqdefault.jpg?sqp=-oaymwEXCOADEI4CSFryq4qpAwkIARUAAIhCGAE=&amp;rs=AOn4CLCBixOrF88u2XV5YQQ6vchjViIQOg&amp;days_since_epoch=20486');" target="_blank"></a>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 02 Feb 2026 19:01:24 +0900</pubDate>
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      <title>なぜゴッホは貧乏でピカソは金持ちだったのか？</title>
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      <description><![CDATA[<p name="D1DFF285-4F46-48BD-AEB8-68BA94227546" id="D1DFF285-4F46-48BD-AEB8-68BA94227546"><br><br>お金は「数字のコミュニケーション」だ<br><br>──ゴッホとピカソから始める“お金の正体”の話<br><br>ゴッホとピカソ。<br>ふたりとも天才だ。<br>だが、生前の「経済」は天と地ほど違った。<br><br>ゴッホは、ほぼ売れなかった。<br>ピカソは、稀有なほど“儲かった”。<br><br>なぜこんな差が出たのか。<br>才能の差ではない。<br>努力の差でもない。<br><br>両者の命運を分けたもの。<br>それは、ピカソが「お金とは何か？」を、深く理解していたことだ。<br>少なくとも、私はそう見ている。<br><br>⸻<br><br>ピカソは「絵」ではなく「物語」を売った<br><br>ピカソは、絵を描いた。<br>そして売った。<br><br>ここで重要なのは、<br>彼が「作品というモノ」より先に、背景を語ったことだ。<br><br>人はモノに払うのではない。<br>そのモノが持つ「意味」に払う。<br>物語に払う。<br><br>そして、買い手が集まると競争が起きる。<br>競争が起きると価格は上がる。<br>ピカソはそれを設計した。<br><br>つまり彼は、<br>価値を価格に変える方法＝マネタイズを知っていた。<br><br>⸻<br><br>ピカソは「名声を通貨化」した<br><br>ピカソは、日常の支払いでも小切手を使ったと言われる。<br>なぜか。<br><br>小切手は換金されるものだ。<br>だが相手が「ピカソの直筆サイン」を欲しがったらどうなる。<br><br>換金せず、飾る。<br>しまい込む。<br>つまり小切手は“現金にならない”。<br><br>結果として、<br>ピカソは現金を減らさずに買い物できる。<br><br>これは現代の言葉で言えば、<br>信用創造。<br>キャピタライズだ。<br><br>ピカソは、名声を「お金に換える」のではない。<br>名声を「お金として機能させた」。<br><br>⸻<br><br>ピカソは「お金を介さない交換」も使った<br><br>高級ワインのラベルを描き、報酬はワインで受け取る。<br>この話が象徴的だ。<br><br>ここで起きているのは、<br>お金ではない。<br>価値と価値の直接交換だ。<br><br>信頼がある関係では、<br>お金を介さなくても、交換は成立する。<br>むしろ、お金では伝えきれない“生の価値”が伝わる。<br><br>究極的に言えば、<br>お金の達人は、お金を使う必要が薄くなる。<br><br>⸻<br><br>ピカソの「長すぎる名前」は何だったのか<br><br>ピカソの本名は異様に長い。<br>親しい人や聖人の名を織り込み続けた結果だと言われる。<br><br>私はここに、<br>「関係を資本にする」感覚を見る。<br><br>信用のある関係。<br>それが土台。<br>お金は、その摩擦を減らす道具にすぎない。<br><br>つまり、<br>本当に重要なのはお金ではない。<br>信用と関係だ。<br><br>⸻<br><br>さて本題だが<br><br>「お金とは何か？」<br><br>多くの人は、お金を絶対視する。<br>お金はお金だ、と言って思考停止する。<br><br>だが、これは誤りだ。<br><br>お金は絶対ではない。<br>お金は、数あるコミュニケーション手段のひとつだ。<br><br>ただし強力だ。<br>なぜなら「数字」だからだ。<br>数字は世界中で通じる。<br>文脈を捨てる代わりに、汎用性を得る。<br><br>この“強さ”が、呪縛を生む。<br>だからまず、お金を定義し直す必要がある。<br><br>⸻<br><br>お金のピラミッド<br><br>お金の世界は、実はシンプルに整理できる。<br>私はこれを「お金のピラミッド」として捉えている。<br>	1.	お金でお金を殖やす（マネーゲーム）<br>	2.	価値をお金に換える（マネタイズ）<br>	3.	信用をお金に換える／お金を作る（キャピタライズ）<br>	4.	お金を介さず価値を交換する（バリューtoバリュー）<br>	5.	信用でつながるコミュニティを作る（クレジット・ライン）<br></p><figure data-align="center" name="1002B1EF-4CC5-4D6A-AF7E-58428AFE93A4" id="1002B1EF-4CC5-4D6A-AF7E-58428AFE93A4"><img src="https://assets.st-note.com/production/uploads/images/247877107/picture_pc_b40b03aac29dc6e0a7153066e4ac191f.png" width="533" height="576" id="image-1002B1EF-4CC5-4D6A-AF7E-58428AFE93A4"><figcaption></figcaption></figure><br/><a href='https://note.com/age/n/n6645bdcd6299'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/2341586/profile_8e869da2ef71ac673f672ef9c8c2b7b6.jpeg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Sat, 31 Jan 2026 00:36:13 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/age/n/n6645bdcd6299</link>
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      <title>企業価値を見抜いて投資をする　中級編</title>
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      <description><![CDATA[<p name="900FCEFD-7FF7-492F-BF18-A3CBEEBB5238" id="900FCEFD-7FF7-492F-BF18-A3CBEEBB5238"><br><br>企業価値とは何か。株価とは何か。<br><br>——「Value × Bias」を理解すると、投資は“世界理解”になる<br><br>はじめましての方が多いと思います。<br>最初にひとつだけ言い訳をさせてください。<br><br>本のテンションと、今日の私のテンションは、たぶん違います。<br>もう少し年配の人格を期待していた方もいるかもしれない。<br>だが、実物の私は、もう少し“現場の人”です。<br><br>ご容赦ください。<br>半日、全力でやります。<br><br>⸻<br><br>まず結論。今日の話はこれだけでいい<br><br>株価は、こうできている。<br><br>株価 = Value（価値） + Bias（バイアス）<br><br>Valueは、企業の長期の経済価値。<br>Biasは、短期の感情的評価。偏見。歪み。熱狂。恐怖。空気。<br><br>短期ではBiasに振り回される。<br>長期ではValueに収斂する。<br><br>だが、もう一段ややこしい真実がある。<br><br>BiasがValueを生むことがある。<br>ValueがBiasを生むこともある。<br><br>この相互作用まで理解できると、投資は急に立体になる。<br>そして、経済が見える。<br>心理が見える。<br>哲学が見える。<br><br>今日はそこまで行きます。<br><br>⸻<br><br>私が最初に叩き込まれたのは「M&amp;Aの現場」だった<br><br>私は大学を卒業して、会計事務所系のコンサル会社に入りました。<br>コンサルがやりたかった。<br>だが、最初からやらされたのはM&amp;Aばかりでした。<br><br>・外資の子会社が日本企業を買う<br>・生命保険会社が買われる<br>・巨大施設がファンドに買われる<br><br>こういう案件が続く。<br><br>当時の私は、正直、足蹴にされながら仕事をしていました。<br>だが、その現場で学んだことがある。<br><br>投資家は、チャートを見ていない。<br>ニュースの見出しにも踊らされていない。<br>見ているのは、ほぼ一点。<br><br>会社の価値。<br><br>そして、<br><br>価値に対して安いか。<br><br>買収ファンドが「10億で買って、3000億で売り抜けた」みたいな話をする時。<br>彼らが見ているのは、ほぼそれだけです。<br><br>⸻<br><br>日本では、昔「株に価値がない」時代があった<br><br>ここが、今日の前半の肝です。<br>今の常識で昔を裁くと、判断を誤る。<br><br>1999〜2000年ごろの日本で<br>「企業価値を測って投資する」という発想は、今ほど強くありませんでした。<br><br>なぜか。<br><br>日本は長く、債権者（銀行）主導の会社経営だったからです。<br>メインバンク制。<br>債権者が経営に口を出す。<br>株主は弱い。<br><br>戦後、国民の資金は郵便貯金や税金として集まる。<br>それが金融機関に流れる。<br>銀行が企業に融資し、企業を“実質オーナー”のように扱う。<br><br>この構造では、株に価値が宿りにくい。<br>だから当時は、相場師の時代だった。<br>それはそれで、正しかった。<br><br>だが、その後、銀行が壊れた。<br>破綻した。<br>そこで露呈した真実がある。<br><br>債権者は、ただの“お金のレンタル業者”だった。<br>会社の本当の持ち主は、株主だ。<br><br>これが、ようやく日本にも浸透してきた。<br>だから今は違う。<br>これからは、株に価値がある時代がより強くなる。<br><br>つまり。<br><br>企業価値を測り、価値に投資するやり方が機能する時代になった。<br><br>⸻<br><br>例：楽天とライブドア（当時）——Value的に見れば逆かもしれない<br><br>2005年の空気を象徴する二人がいます。<br>楽天とライブドアです。<br><br>私は当時、こういう仮説を持っていました。<br><br>楽天は売り。ライブドアは買い。<br><br>もちろん、当たる保証のある話ではない。<br>だが、Valueの目で見ると、そう見えた。<br><br>楽天は時価総額が巨大。<br>だが、キャッシュがついてきていない。<br>見えている事業は「電子商店街」。<br>しかし、価格比較や検索が進むと、単なる“中抜き”は弱くなる可能性がある。<br><br>一方ライブドアは、時価総額が相対的に小さい。<br>実業資産も抱えている。<br>「1000億で買えるのか？」という視点が出てくる。<br><br>私は実際に証券会社に電話して、ライブドアを買いたいと言った。<br>だが買わせてくれなかった。<br>（当時の制度や状況がある）<br>楽天は空売りしていた。<br>結果として利益は取れた。<br><br>だが重要なのは、当たり外れではない。<br>重要なのはこれです。<br><br>Valueから見た“高い・安い”と、株価が動く“現実”は一致しない。<br>一致しない要因がBiasだ。<br><br>⸻<br><br>Bias（バイアス）は2種類ある：構造と感情<br><br>Biasを理解するには、二つに分けると一気に見通しが良くなる。<br><br>1）構造バイアス：市場の仕組みが歪みを生む<br><br>これは感情ではない。<br>資本市場の“構造”が歪みを固定化する。<br><br>代表例。<br><br>機関投資家は小型株を買えない。<br>運用額が大きすぎるから。<br>時価総額100億以下に入ろうとすると、自分の売買で株価が動く。<br>つまり、機関投資家自身がバイアスになる。<br>だから避ける。<br><br>アナリストは小型株を追わない。<br>高給なのに、読者が少ない銘柄を深掘っても儲からない。<br>結果、情報が少なく放置されやすい。<br><br>運用者の横並び（減点主義）<br>日本の運用は、成功報酬より管理報酬（残高の1〜2%）で成立してきた歴史がある。<br>「プラスを取りに行く」より「マイナスを避ける」。<br>無難を選ぶ。<br>歪みが残る。<br><br>この構造があるから、世界的に「小型株効果」が観測されてきた。<br>小型株は放置され、成長して中型・大型になった時に評価が跳ねる。<br><br>構造が歪みを作る。<br>これが一つ目。<br><br>2）感情バイアス：人間の心が歪みを生む<br><br>不祥事。裁判。業績修正。<br>人は短期の悪材料を過大評価して、未来を悲観する。<br><br>人間は「近い過去」「近い未来」を過大評価する。<br>遠い過去や長い未来が見えなくなる。<br><br>だから、直近1〜2年が悪いだけで「終わった会社」と決めつける。<br>だが価値は、もっと長い時間軸で決まる。<br><br>投資でも人生でも、差を生むのは結局ここです。<br><br>時間軸を伸ばせるか。<br><br>多くの人ができない。<br>だから、伸ばせた人には差が生まれる。<br><br>⸻<br><br>Biasは「ニュース」で発生する<br><br>Biasはいつ発生するのか。<br>私はニュースだと思っています。<br><br>ニュースには二種類ある。<br><br>A：株価に効くが、価値に効かないニュース<br><br>株式分割。売買単位の変更。<br>ピザを8等分しても10等分しても、ピザの総量は変わらない。<br>だが流動性が上がると株価は動く。<br>価値は変わらない。<br>つまり、これはBiasだ。<br><br>B：価値に効くが、ニュースになりにくい変化<br><br>アウトソーシングで恒常的にコストが下がる。<br>事業移管で固定費が減る。<br>この手の変化はニュースになりにくい。<br>だが10年効けば、累積は巨大になる。<br>価値に効く。<br><br>投資のポイントは明確です。<br><br>株価が動いた。だが価値が動いていない。<br>→歪みを取れる可能性がある。<br><br>価値が動いた。だが株価が動いていない。<br>→先回りできる可能性がある。<br><br>⸻<br><br>「割安 × 変化」——カタリストを見抜け<br><br>私は投資を、こう要約します。<br><br>割安 × 変化。<br><br>割安だけでは足りない。<br>変化だけでも足りない。<br><br>なぜなら、割安は“解消”されないと儲からないからです。<br>価値と株価に差があっても、10年埋まらなければ利回りは上がらない。<br><br>だから必要なのは、差を埋める触媒。<br>カタリストです。<br><br>世の中が動く。<br>誰かが動く。<br>制度が変わる。<br>資本政策が変わる。<br>経営者が変わる。<br>事業が変わる。<br><br>この“変化”が、価値と価格のギャップを埋める。<br><br>だから、バリュー投資家ほどニュースを読め。<br>バイアスを理解せよ。<br>そういう話になる。<br><br>⸻<br><br>ここから実務：バリュエーションは「BSの洗い替え」だ<br><br>バリュエーションというと、数式を思い浮かべる人が多い。<br>だが本質はもっとシンプルです。<br><br>バリュエーションとは、バランスシートの洗い替えである。<br><br>会計上の「流動」「固定」は、投資家にとって本質ではない。<br>投資家がやるべき分け方はこれです。<br>	1.	事業に使っている資産・負債<br>	2.	事業に使っていない資産（＝財産）<br>	3.	その資産の“お金の出どころ”（株主／借入）<br><br>これでBSを見る。<br>まず全体を掴む。<br>細部の前に、構造を見る。<br><br>⸻<br><br>日本企業の特殊性：「会社＝事業＋財産」になっている<br><br>ここが日本株の面白さであり、罠でもあります。<br><br>アメリカ企業は基本、会社をキャッシュマシンとして設計する。<br>財産を溜め込みにくい。<br>溜め込むなら別の器に移す。<br><br>だが日本企業は違う。<br>会社の中に、土地や有価証券や現金が溜まりやすい。<br><br>つまり。<br><br>日本企業は「事業価値」と「財産価値」の両方を持っている。<br><br>だからROEだけで日米比較して「日本は生産性が低い」と言うのは雑です。<br>日本は“利益を生むために使っていない資産”が分厚いだけ、というケースが多い。<br><br>村上ファンドが「返せ」と言うのは、ここです。<br>遊んでいる資産を株主に返せ、と。<br><br>⸻<br><br>ケース：創通エージェンシーで「価値」を作る<br><br>今日の演習では、創通エージェンシーを題材にしました。<br>ガンダム、アンパンマン。<br>クレジットに必ず名前が出る会社です。<br><br>人数は92人。<br>売上は100億前後。<br>営業利益は16億前後。<br>小さいが、生産性は高い。<br><br>事業は大きく三つ。<br><br>・メディア事業（制作・企画・枠取り・制作会社の管理）<br>・ライツ事業（権利の活用：商品化、DVD、広告）<br>・スポーツ事業（球団グッズ等）<br><br>ここでまずやるのが「事業構造マップ」。<br>縦に製品。横に業務の流れ。<br>どこで何をやっている会社かを直感化する。<br><br>次に「顧客マップ」。<br>年齢×地域。<br>キッズ／青年／中年 × 日本／北米／アジア。<br><br>こうして“全体”を掴む。<br>シンプルに考えるために、まず全体を掴む。<br>ここが逆説的に重要です。<br><br>⸻<br><br>財産価値：余剰現金と投資有価証券を切り分ける<br><br>創通は現金が多い。<br>流動資産に対して流動負債が小さい。<br>余剰に見える。<br><br>だがアニメ制作は入金が遅い。<br>制作会社に運転資金を供給しないと回らない。<br>だから運転資本が必要になる。<br><br>そこで競合の流動比率を見る。<br>制作寄りほど高い。<br>ライツ寄りほど低い。<br>事業特性がにじみ出る。<br><br>さらにIRに電話して確認する。<br>現金60億のうち20億は運転資本として必要。<br>残りは投資やM&amp;Aに使う予定。<br><br>固定資産の投資有価証券も同じ。<br>財産か。<br>持ち合いか。<br>売ったら事業に悪影響があるか。<br><br>ここを間違えると二重計上になる。<br>財産に入れるなら事業価値から抜く。<br>事業に必要なら財産には入れない。<br><br>バリュエーションの肝は、ここです。<br><br>⸻<br><br>事業価値：利益ではなく「キャッシュ」で考える<br><br>ここが今日の本命です。<br><br>入門編では「営業利益×10倍」みたいな簡易法を使った。<br>だが今日は、より実務に近い。<br><br>フリーキャッシュフロー（FCF）を作る。<br>DCFで事業価値を出す。<br><br>なぜか。<br>利益は意見で、キャッシュは事実だから。<br><br>会社の価値とは、究極こういうことです。<br><br>会社が生涯にわたって生み出すキャッシュの総和（を現在価値に直したもの）<br><br>DCFで考えることは二つだけ。<br><br>1）将来、どれだけキャッシュを生むか<br>2）それを、何%で割り引くか<br><br>この二つだけ。<br><br>⸻<br><br>割引率（WACC）は「金を出してる人が求める利回り」だ<br><br>将来キャッシュを割り引く。<br>その時の利回りがWACC。<br><br>WACCとは何か。<br>一言で言うなら、<br><br>資金提供者（債権者と株主）が求める期待利回りの平均<br><br>ここでPLの分配構造が効いてくる。<br><br>売上が立つ。<br>最初に取るのは原価と販管費（従業員・外注）。<br>次に銀行（金利）。<br>次に国（税金）。<br>次に経営者（役員報酬）。<br>最後に株主。<br><br>株主は最後の最後。<br>だからリスクが最大。<br>だから利回り要求が高い。<br><br>さらに、債権者の金利には税効果がある。<br>利息は税引前に引ける。<br>だから債権者コストは「金利×(1-税率)」に近い。<br><br>創通は借金がほぼない。<br>だからWACCは株主利回りに近くなる。<br>（例：7.2%）<br><br>ここで重要な誤解を壊す。<br><br>自己資本比率が高い会社は、資本コストが高くなりやすい。<br>自己資本は「会社のお金」ではない。<br>株主のお金は他人資本。<br>しかも最も高いリターンを要求する資本です。<br><br>借金は悪ではない。<br>借金の方が金利は安い。<br>適切なレバレッジでWACCが下がり、価値が上がる局面がある。<br>だから資本構成には最適点がある。<br><br>⸻<br><br>数字遊びの先へ：本当に見るべきは「事業モデルの変化」だ<br><br>DCFで150億。<br>時価総額も150億。<br>「フェアバリューだね」で終わるか。<br><br>終わらない。<br>ここからが勝負。<br><br>企業価値評価の本質は、Excelではない。<br>人間の頭でしか見抜けないものを見抜くこと。<br><br>創通の事業特性はこうです。<br><br>メディア事業：売上は大きいが利益率が低い（6%）。<br>ライツ事業：売上は小さいが利益率が高い（46%）。<br><br>そして、ここが恐ろしい。<br><br>メディア事業は、作品数が増えるほど運転資金が膨らむ。<br>フリーキャッシュフローが圧迫される。<br>つまり、PL上の利益が伸びても、キャッシュが伸びない構造を持つ。<br><br>だから「利益が伸びてる会社＝良い会社」ではない。<br><br>良い会社とは、こう定義できる。<br><br>フリーキャッシュを増大させる会社。<br><br>では、フリーキャッシュを増やす会社とは何か。<br><br>・需要が普遍的で継続する<br>・競争優位があり模倣されにくい（特許・規制・ブランド・スイッチコスト）<br>・追加コストが小さい（デジタル・知識）<br>・設備投資や運転資本が過剰に要らない（キャッシュが吸われない）<br><br>創通はどうか。<br><br>ライツ事業は、追加コストが小さい。<br>権利は過去の資産。<br>運転資本も軽い。<br>利益率が高い。<br>つまりライツ寄りになるほど価値は跳ねる可能性がある。<br><br>結論。<br><br>創通の価値は「メディア→ライツ」へどれだけシフトできるかで全然変わる。<br>割安だけではない。<br>変化だ。<br>事業構造の変化だ。<br><br>⸻<br><br>もし私が社長なら、株価を10倍にするために何をするか<br><br>最後に、講義ではこう締めました。<br><br>時価総額 = PER × 利益<br>10倍にするなら、PERを3倍にして利益を3倍にすればいい。<br><br>具体策。<br><br>・余剰資産（現金・持合株）を売って現金化<br>・自社株買いで資本効率を上げる<br>・IRを徹底し評価を上げる（説明会・情報開示・ストーリー整備）<br>・経営体制を刷新（創業者は会長、プロ経営者を招聘）<br>・コスト最適化（銀座移転なども含む）<br>・アジア展開（ライツを大きく展開）<br>・法務強化（権利は守って初めて金になる）<br>・税務戦略（海外法人も含め最適化）<br>・人材投資（アニメ×マーケ×オペのプロ）<br><br>そしてここがポイント。<br><br>評価（株価）が実体（企業価値）を生むことがある。<br>高い株価は、資本政策や買収の武器になる。<br>BiasがValueを作る局面がある。<br><br>だが、左上の六角が崩れたら一瞬で終わる。<br>会計不祥事、信用崩壊。<br>そこで全てがひっくり返る。<br><br>だからこそ。<br><br>Valueの下支えがある状態で、Biasを利用する。<br>これが現実的な勝ち筋だと思っています。<br><br>⸻<br><br>IRに電話しよう。7つだけ聞けばいい（テンプレ）<br><br>投資家はIRに電話すべきだ、と私は思います。<br>やる人が少ない。<br>だから差になる。<br><br>聞くことは7つ。<br><br>1）来期業績（最初はクローズドで釜をかける）<br>　「来期、8億に落ちるって本当ですか？それとも10億いきます？」<br>2）業績のキードライバー<br>　「それを決める要因は何ですか？」<br>3）非事業資産の中身（余剰現金・投資有価証券の性格）<br>4）運転資本として必要な現金水準（本当に必要か）<br>5）投資の過去と未来（何に使ったか／何に使うか）<br>6）資本政策（増配／自社株買い／増資の方針）<br>7）競争優位と事業モデルの変化（ライツへどれだけコミットするか）<br><br>最後はここ。<br><br>数字より、変化。<br>人が実際にやっていること。<br>キーパーソンの移動。採用。組織文化。意思決定。<br><br>それが“本当の変化”です。<br><br>⸻<br><br>最後に：投資は「相場」ではなく「世界理解」だ<br><br>相場は利用するものだ。<br>利用されるな。<br><br>ストーリーだけで買うな。<br>Valueの下支えがあって初めてストーリーは生きる。<br><br>意見ではなく事実に基づけ。<br>キャッシュは事実だ。<br><br>そして、最後に残るのはこれだと思います。<br><br>謙虚に学び続けること。<br>過信した瞬間から、失敗は始まる。<br>失敗から学び、成功からも学ぶ。<br><br>投資を突き詰めると、<br>歴史と心理と哲学に行き着く。<br>私はそう思っています。<br><br>⸻<br><br><br></p><figure embedded-content-key="embd8540c075935" embedded-service="youtube" data-src="https://youtu.be/9jxtJ8XTfLg?si=R5a-INinqmDKG2ru" contenteditable="false" name="FA784D0B-6E29-45E6-B421-CB55F39217DB" id="FA784D0B-6E29-45E6-B421-CB55F39217DB">    <div class="fude-iframe-container">        <div class="fude-iframe-container-youtube">            <span><div style="left: 0; width: 100%; height: 0; position: relative; padding-bottom: 56.25%;"><iframe src="https://www.youtube.com/embed/9jxtJ8XTfLg?rel=0" style="top: 0; left: 0; width: 100%; height: 100%; position: absolute; border: 0;" allowfullscreen scrolling="no" allow="accelerometer *; clipboard-write *; encrypted-media *; gyroscope *; picture-in-picture *; web-share *;" referrerpolicy="strict-origin"></iframe></div></span>        </div>    </div></figure><br/><a href='https://note.com/age/n/n89b96d379b02'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 29 Jan 2026 16:09:26 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/age/n/n89b96d379b02</link>
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      <title>令和の君たちはどう生きるのか？</title>
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      <description><![CDATA[<p name="65f77a61-3e9b-4eee-82d9-d8a42cf43d99" id="65f77a61-3e9b-4eee-82d9-d8a42cf43d99">はじめに</p><p name="74f40dae-c08b-4501-bb0d-e2816cddde53" id="74f40dae-c08b-4501-bb0d-e2816cddde53">平成までは「自分が頑張れば何とかなる」という感覚があった。<br>自己責任・努力・マイウェイ。<br>でも今、その前提が崩れてきた。</p><br/><a href='https://note.com/age/n/n42ebc2f7f586'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/2341586/profile_8e869da2ef71ac673f672ef9c8c2b7b6.jpeg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 28 Jan 2026 17:16:12 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/age/n/n42ebc2f7f586</link>
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      <title>お金は価値を畳み込む</title>
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      <description><![CDATA[<p name="D474231B-2A25-46FE-B8D8-338FF24B67D3" id="D474231B-2A25-46FE-B8D8-338FF24B67D3">最近ずっと考えていることがあります。<br>「社会の息苦しさ」の根は、景気でも政治でもなく、貨幣の“設計”にあるのではないか、ということです。<br><br>お金の本質は、<br>多次元の価値（時間、信頼、物語、誇り、倫理、慈愛など）を、<br>一次元の数字に“畳み込んで”やり取りしやすくする匿名メディアだと思っています。<br><br>この畳み込みは便利です。<br>比較でき、合意でき、清算でき、巨大社会を高速に回せる。<br>でも同時に、価値が漂白されます。<br>物語や関係や倫理が「いくら？」の前で薄くなる。<br><br>そして社会規模では、<br>①富の偏在、②民主主義の形骸化（票の貨幣化）、③信用創造の独占（資金が上に溜まる）<br>という形で歪みが増幅されていく。<br><br>ではどうするか。<br>結論は“反貨幣”ではありません。<br>貨幣の万能化を止め、領域を分け、非貨幣（記帳・持ち寄り・相互扶助・贈与など）を設計して混ぜる。<br>価値を畳まない交換様式を、ちゃんと社会技術として扱う。<br><br>この話を整理して、完全版の動画にしました。<br>▶︎（動画URL）<br>もし今、息が詰まっている人がいたら、あなたが弱いわけじゃない。物差しが一次元に寄りすぎているだけ。そう伝えたいです。<br></p><figure embedded-content-key="embb8d82dbf9839" embedded-service="external-article" data-src="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZKcLsX2CgghJ4m9aZ_Rp1RE&amp;si=KcFwL4G7KcCa8UTG" contenteditable="false" name="FD2D1309-B266-488B-9B96-6CDE9724C6CE" id="FD2D1309-B266-488B-9B96-6CDE9724C6CE">    <div class="fude-iframe-container">        <div class="fude-iframe-container-external-article">            <span><div class="external-article-widget">
<a href="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZKcLsX2CgghJ4m9aZ_Rp1RE&amp;si=KcFwL4G7KcCa8UTG" rel="nofollow noopener" target="_blank"><strong class="external-article-widget-title">ほんとうのお金の話</strong><em class="external-article-widget-description">Share your videos with friends, family, and the world</em><em class="external-article-widget-url">youtube.com</em></a><a class="external-article-widget-image" href="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZKcLsX2CgghJ4m9aZ_Rp1RE&amp;si=KcFwL4G7KcCa8UTG" rel="nofollow noopener" style="background-image: url('https://assets.st-note.com/production/uploads/ext/2e144bda2d1cf68af02a88434f000f64e70d3acad81fb77baa3985c38e75.jpeg?x-type=ogp');" target="_blank"></a>
</div></span>        </div>    </div></figure><br/><a href='https://note.com/age/n/n90f2c315b0de'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 27 Jan 2026 14:08:53 +0900</pubDate>
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      <title>ほんとうのお金の話（完全版）</title>
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      <description><![CDATA[<p name="D7339933-6900-497B-964A-2C51F086CEC0" id="D7339933-6900-497B-964A-2C51F086CEC0">【シェア歓迎】<br>かなり気合を入れて作っている動画メディアの企画ほんとうのシリーズ第一弾「ほんとうのお金の話」がやっとできました！ぜひ観てもらって友人・ご家族にシェアしてもらえたら嬉しいです☺️<br>↓<br></p><figure embedded-content-key="emb1a49098dc7be" embedded-service="external-article" data-src="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZKcLsX2CgghJ4m9aZ_Rp1RE&amp;si=3GnI7K5CiO7bFxUL" contenteditable="false" name="E4B498A4-8038-4F83-B5CB-778479072D40" id="E4B498A4-8038-4F83-B5CB-778479072D40">    <div class="fude-iframe-container">        <div class="fude-iframe-container-external-article">            <span><div class="external-article-widget">
<a href="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZKcLsX2CgghJ4m9aZ_Rp1RE&amp;si=3GnI7K5CiO7bFxUL" rel="nofollow noopener" target="_blank"><strong class="external-article-widget-title">ほんとうのお金の話</strong><em class="external-article-widget-description">Share your videos with friends, family, and the world</em><em class="external-article-widget-url">youtube.com</em></a><a class="external-article-widget-image" href="https://youtube.com/playlist?list=PLV7f040VstZKcLsX2CgghJ4m9aZ_Rp1RE&amp;si=3GnI7K5CiO7bFxUL" rel="nofollow noopener" style="background-image: url('https://i.ytimg.com/vi/KHmnPkhx9oE/hqdefault.jpg?sqp=-oaymwEXCOADEI4CSFryq4qpAwkIARUAAIhCGAE=&amp;rs=AOn4CLCBixOrF88u2XV5YQQ6vchjViIQOg&amp;days_since_epoch=20478');" target="_blank"></a>
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      <note:creatorName>山口揚平　Yohei Yamaguchi</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 25 Jan 2026 23:27:29 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/age/n/n4cdd97db953e</link>
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