見出し画像

年商300万の赤字インフルエンサーを救いたい! 黒字化プロジェクト実況中継 vol.01

フォロワー2万人超えで地域を盛り上げる人気インフルエンサーの『本八幡bot』さん。現実はまさかの年商300万円!? 10年ぶりに再会した元上司が「目標年商600万」を目指して事業再生を徹底サポート。リアルなコンサル現場をそのまま実況中継する、笑って学べる経営エンタメ連載(たぶん)。


10年ぶりの再会

本八幡bot さん(以下、本八幡):ご無沙汰してます古越さん! 10年振りですか??

古越:え、もうそんなになるっけ!?

本八幡:そうですよ。あれ*からもう10年ですよ。

※あれ=某スタートアップで古越がCOOをしていたときに、エンジニアとして採用したのが本八幡botという関係

古越:やばいね。元気してる??

本八幡:元気ですよ。実は起業しまして。

古越:そうなんだ、おめでとう! どれくらい経つの?

本八幡:ちょうど1年過ぎたくらいですね。

古越:そっかあ。あれ本八幡botってフォロワー何万人とかだよね? めちゃ儲かってそう。

本八幡:あはは笑。2万人ですね。いや、それがですね。

古越:どしたん? 話きこか

本八幡:いやーあはは。実は赤字で

古越:え、一人起業で赤字になる??

本八幡:いまはまだ貯金を切り崩して生活してて

衝撃の年商300万円

古越:なるほど…。え、年商ってぶっちゃけいくらくらい??

本八幡:300

古越:300!???

本八幡:ちょうどそれでご相談とかできたらなって…

古越:え、待って。何をいくらで売ってるの?

本八幡:地域の店舗さんにSNSの使い方を教えたり、投稿代行とかPR投稿受けたりとか

古越:1件いくらで?

本八幡:結構ムラがありまして

古越:ムラ?? まあいいや、大体で。

本八幡:安くて*******円、高くて20,000円くらいですね。

古越:なんでそんな幅あるの??

本八幡:いやー、地域のお店屋さんとかが、それはちょっと高いですねみたいに言われると下げちゃうんですよね

古越:え、これは、感想とアドバイスどっちが希望なんだろ?

本八幡:ガチでアドバイス欲しいです。

単価と目標が全然合ってない問題

古越:ちなみに年商っていくらあれば生活できるの?

本八幡:最低で600万あれば

古越:じゃあ真面目にアドバイスするね。

本八幡:お願いします!!

古越:まず、いまの仕事が、高めで取っても単価2万円なわけじゃん。

本八幡:そうですね。

古越:欲しい年収、まあ一旦年商ベースで話すけど、単価2万円の商品で年商600万円を目指すにはいくら売る必要があるかな?

本八幡:300件ですね

古越:そうだよね。代行の内容が分からないけど、年300件回せる仕事なのかな?

本八幡:いや絶対むりです。

古越:じゃあ、今の仕事をいくら頑張っても年商600万円に届かないよね。

本八幡:確かにそう言われるとそうですよね。

古越:だから単価600万の商品を年1本売るとか、単価100万の商品を年6本売るとか、商品のほうを変えないと目標に届きようがないよね。

本八幡:たしかに。あれ、なんでこんな単純なことに気付かなかったんだろ。

ポイント:売上目標は、単価と件数に分解する

「意識の甘さ」じゃなくて「設計ミス」

本八幡:自分、意識が甘かったかもしれません

古越:意識って?

本八幡:もっとちゃんと計画を立てたり、安売りをしないようにしたり

古越:いや、意識が足りないんじゃなくて、年商600万円を達成できる「商品単価」と「件数」が足りないんだよね

本八幡:そうですね、そういう意識が足りなかったなと

古越:んー、あまり意識って言葉使わないほうがよいかも

本八幡:え、大事じゃないですか?

古越:心構えとしては大事かもだけど、考えるべきは適切な商品単価と件数で、それ以外のことを考えても話が前に進まないよね

本八幡:たしかに

古越:最低目標は年商600万円。それを達成するのに必要な商品単価と件数の設計ができてない。問題ってこれだけだよね。

本八幡:たしかに、余計なこと考える必要ないですね。

ポイント:「意識の甘さ」という抽象的な問題ではなく、「商品単価と件数」という具体的な問題に置き換える

年商600万を達成できる商品単価

古越:じゃあ、単価決めようか。

本八幡:でも、お世話になった地域の人を助けてあげたいんですよね。

古越:いま考えるべきは適切な商品単価だよね。

本八幡:ずれちゃいましたね。

古越:地域の人を助けたい気持ちは分かるんだけど、まず自分が余裕を持てる状況になるほうが先だよね。

本八幡:たしかに…。

古越:忙しい合間に低単価で助け合うより、目標年収余裕で到達して、空いた時間で助ければよくない?

本八幡:いや、本当にそうです。古越さんってスタートアップにいたときからそうですけど、いつも言われてみれば当たり前の話しますよね。

古越:じゃあ、商品単価を決めようか。講演資料みたいなのあったりする?

本八幡:ありますよ! 過去にJRとか地方自治体から講演依頼受けてるんで。

古越:すごいね! 見せて見せて。

本八幡:どうですか?

古越:100ページ超えの説明ですごい。

本八幡:中身のほうですね。

古越:Xのアルゴリズムがよく分析されてるけど、お客さんはXの運用方法が知りたいのかな?

本八幡:Xの運用方法知りたくないですか?

古越:商品が売れる方法知りたいかな。知りたいというか、なんなら売って欲しい

本八幡:内容がアカデミックってことですかね?

古越:たしかに分析や解析の話が多いよね。それも大事なんだけど、入口と出口が資料にないかなと思った。

本八幡:入口・出口ですか?

古越:そう。入口はこの資料を誰に読んでもらいたいか。出口はこの手法を学ぶとどんな成果が出るのか。

ポイント:誰に・どんな成果を提供するのか、明確にする

「時間を売る」から「価値を売る」へ

本八幡:なるほどですね…

古越:多くの人が求める出口は売上が上がることだよね。入口はこの資料にならうと売上のレバレッジ(少ない投資で大きな効果を生み出す)が効きやすい業種になるよね。

本八幡:そうやって考えるんですね。

古越:法人に売るにはそうやって考える必要があるかな。

本八幡:個人に対しては変わりますか?

古越:原則は変わらないけど、個人に対して1対1で時間をかけることはできないよね。お客さんが払えるコスト的に。だからこの資料とか説明動画・成果の出るテンプレなんかをセットにしてネット販売だよね。

本八幡:なるほど。売り方を変えるんですね。資料、変える必要がありますね。

古越:うん。でも目標が600万円だと、資料を3万で売っても2,000人に売らなきゃいけないよね。

本八幡:そうですね。

古越:だから単価の高いメニューを先に考える必要があるよね。

本八幡:いや、そうですよね。なんでずれちゃうんだろ…。

古越:迷ったら一番上の目標に戻るといいよ。それか達成するのに一番数字のインパクトがある箇所だね。

ポイント:迷ったら最上段の目標か、数字のインパクトが大きい箇所に戻る

工数ではなく価値で考える

本八幡:商品単価を決めましょう。でもこれ、自分の工数とか考えなくていいんですか?

古越:工数関係ある?

本八幡:最低限必要な稼働分の売上がいるかなと。

古越:いや、目標売上を達成する単価がいるんだよね。

本八幡:でも、お客さんも適正金額とか気にしないですかね。

古越:んー、例えば100万円払ってくれたら、確実に300万円返ってくるとしたら、普通に100万円払うでしょ?

本八幡:払いますね。

古越:確実にリターンがあるなら払うよね。で、その300万円のリターンを提供する側がいくらコストをかけたかなんて気にする?

本八幡:気にしないですね。

古越:うん。300万返ってきてハッピー!だよね。自分が払った金額以上の価値が得られるなら、提供側のコストは関係ないのよ。大きなリターンを求めるほど自分の投資額も大きくなるだけで。

ポイント:工数や原価ではなく、相手が得られる価値を最大化して価格を決める

本当に売るべき商品と相手

本八幡:じゃあ、いま僕が言われてる高い安いっていうのは…

古越:作業の代行者として見られてるからだよね。

本八幡:つまり、売るべきは作業じゃないということですよね。

古越:そう。価値を売らなきゃいけないよね。Xの運用を指導したり代行をすることが商品なんじゃなくて、そうすることでリターンを得られるという価値が商品だよね。

本八幡:いやー、めっちゃ分かってきました!!

古越:だってローカルのいち地域で2万フォロワーも作れて、しかもそれをほかのローカルで再現できる方法を知ってるわけじゃん。

本八幡:そうですね。

古越:それはすごいメソッドだよ。それを求めてJRとか地方自治体が向こうから声かけてくるわけでしょ。

本八幡:そう言われるとそうですね。

古越:そう。販売相手を本八幡の地域住人に絞らなくても、地域でXを軸に売上や認知度を上げたい企業や団体にすればいいよね。喉から手が出るほど欲しい技術じゃん。

本八幡:そうですよね。

古越:目標が正しければ、達成に必要な手段も自ずと見えてくるよね。

目標から逆算して考える:
1. 最終目標を決める(年商600万円)
2. 目標達成に必要な単価と件数を考える
3. 単価を払える顧客層を特定する
4. 顧客層が求める商品をつくる
5. 顧客層がいる販路を特定する

古越:インフルエンサーは認知を取るのはうまいけど、継続的な売上をつくるのは苦手な人が多いよね。

本八幡:めちゃわかります。

古越:でも企業もマーケと営業で部門が分かれるわけで、両方強いほうがめずらしいよ。強いほうを活かして戦えばいいよね。

本八幡:なるほどです。

お知らせ

本八幡botは、地域SNSを活用して「売上・認知度・支援金」を獲得する専門家です。

過去にJRや地方自治体の講演を行い、地域のニーズに寄り添いながら再現度高く数字を作る手法に定評があります。

地域に根ざした事業者で、SNSの活用にお悩みの方はぜひご相談ください。初回のご相談は無料です。
ご相談はこちら

おまけ

古越:今日は長くなっちゃったから、次回商品単価と商品内容を決めていこう。あとで本八幡botの実績と強みをばーっとテキストで送って。

本八幡:はい!! もっと早く相談すればよかったです。

古越:なんで相談くれたの?

本八幡:「穏やかな経営」っていうnoteを始められたのを見て。けっこうぐさっと刺さって。

古越:会った人はみんな言ってくれるんだけど、誰もSNSで言ってくれないのよね。

本八幡:笑

古越:あ、じゃあ、この相談自体を連載にしようか。目標年商行ってほしいし。自分も執筆ネタになるし。

本八幡:え、いいんですか?

古越:いや逆にいいの?

本八幡:大丈夫ですよ!

古越:じゃあ、そんな感じでやってきますか。


いいなと思ったら応援しよう!

ninoya 古越 チップは不要です!スキやシェア、コメントをいただけると励みになります🙏