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SIer、ITコンサルからのキャリアチェンジ。なぜデザイン会社 フォーデジットを選んだのか?

フォーデジットには、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。今回はその中でも、IT業界での経験を経てフォーデジットに加わった二人にお話を伺いました。

大手SIer・ITコンサルでシステム開発やコンサルティングに携わってきた二人が、なぜデザイン会社であるフォーデジットを選んだのか。これまでの仕事の進め方やデザインに対する考え方の変化と広がりについて語ってもらいました。

西村 康宏(Yasuhiro Nishimura)
大学卒業後、大手SIerに入社。主に流通業界のITグランドデザイン、サービスデザイン、情報活用コンサル等に従事。2020年フォーデジットに入社し、海外担当役員としてベトナム法人経営、東南アジア各国のパートナー連携、営業・コンサル業務を行う。

森五田 ローシャナ(Roshana Molligoda)
大学では工学部で電気工学を学ぶ。卒業後、2020年にITコンサルティング企業に新卒として入社し、業務システムの構築提案から設計、開発に携わる。2024年6月にフォーデジットにUXデザイナーとして入社。

──前職ではどのような仕事をされていましたか?

西村:前職は大手SIerです。入社当初はメディア業界向けのシステム開発に携わり、データベースや運用まわりを中心としたバックエンドのシステムエンジニアとして働いていました。休職しJICAの青年海外協力隊として海外に行った後は、日本に戻りコンサル業務を担当。アパレル企業やコンビニの情報系システムやEC・スマホアプリ開発の商品企画・要件定義を行っていました。

森五田:私も同じような業界のお客さまを担当していました。前職はSIer寄りのITコンサル企業で、アパレル企業の業務システムの運用保守や、コンビニの原材料・品質管理のデータ管理基盤の構築プロジェクトに立ち上げフェーズから、設計、開発、リリースまで携わりました。

──前職のプロジェクトの進め方や、雰囲気はどのような会社でしたか?

森五田:営業担当はほとんどいなかったので、要件定義においての顧客折衝から実装、リリースまでを各プロジェクトチームが一気通貫で担当して進めることが多かったです。大手SIerだと営業・コンサルがリードして、グループ会社などと連携するパターンもあると思いますが。

西村:そうですね。私はグループ会社との連携や、要件定義後の開発プロジェクトを管理することもありました。ただし入社して数年はSEとして特定業界のシステム開発や運用に集中して取り組むことが多いです。

デザインは非機能要件?

──そんな中、デザインはどう扱われていましたか?

西村:企業にとってITやシステムは業務や事業を支える基盤でもあるので、「デザイン」よりもデータベース、インフラ、ネットワークが優先されがちです。「デザイン」をスタート地点にしないし、事業において確実な結果を出すための機能がメインになっています。

森五田:以前田口さん(代表取締役CEO)との会話で、「SIerだとデザインは非機能要件って言われるよね」という話になって。そういった捉え方はあると思います。システムのパフォーマンスや機能についての議論がほとんどで、そもそも「デザイン」を議論したことはないです。

西村:システムでは、クライアントの要求に応えるための機能を盛り込みますが、その後スケジュールやコストなどによる調整が行われるため、ユーザー側の「シンプルで使いやすい」という要求によって「機能を減らすこと」が優先されるケースは少ないです。
近年はサービスデザイン、UXデザインという言葉が一般的になって、もちろんさまざまなアプローチを取るようになっていますが、業務システムなどユーザーが明確に決まっているところでは、今も同じように機能重視になっているプロジェクトがあると感じます。

──お二人がデザインを意識したきっかけはなんですか?

西村:大学時代の親しい友人が当時のクライアントである大手広告代理店のデザイナーやコピーライターだったのもあり、20代は毎週話を聞いたりしていて。生活の中でデザインに触れる機会が多くありました。30代では海外アパレルのEC立ち上げプロジェクトで、国内外の著名なデザイン会社との協業経験によって、デザインの役割をイメージできたと思います。

森五田:私は洋服やインテリアが好きで、そういった意味で「デザイン」にはずっと興味がありました。ただ、仕事の中で「体験としてのデザイン」を意識するようになったのは、前職でコンビニ業界のプロジェクトに関わったときだったと思います。これまで機能や要件ばかりを見ていた中で、「誰がどう使うのか」を考える視点が必要だと実感して、自然とユーザーを意識するようになりました。ユーザー像が見えなければ、「体験デザイン」と言われてもピンと来なかったかもしれません。

クライアントの先のユーザーに届けるために

──デザイン会社であるフォーデジットに入社し、“ものづくり”のスタイルはどう変わりましたか?

西村:クライアントがいる仕事なので、より良い価値を提供しよう、良いものを届けよう、というベースのスタンスは一緒です。ただフォーデジットだと「クライアントの先のユーザー」を大事にしているので、アプローチの違いはありますね。
あと会社規模の違いもあり、意思決定のスピードがすごく早いです。

森五田:そうですね。あとプロセスにおいても違いを感じます。デザインは正解がないので、会話を重ねて検討していきます。要件を固めることとデザインの試行錯誤が両軸で回っていく。この辺は違いを感じますね。

西村:デザインの捉え方も大きく違います。SIだとフロントエンドよりバックエンドの領域が売上の大部分を占めるビジネスなので、コマースやユーザーがいるアプリのようなプロジェクトに関わらないと、そもそもデザインがどういう役割を果たしているかイメージしづらいかもしれません。
フォーデジットはフロントエンドエンジニアとデザイナーが一体化してプロジェクトを進めていくので、自然とデザインの意図やユーザー視点を理解しながら開発を進めることができるのが、大きな違いだと感じました。

森五田:確かに、スケジュールやコスト、機能を大事にしつつ、何よりも「ユーザー視点に立っているか」が判断軸として一番強く働いています。この前、とある企業のコーポレートサイトリニューアルの提案を行った時にも感じました。トップページの構成を考える際に、「ブランドのアイデンティティや世界観をどう伝えるか」がテーマだったんですけど、これがすごく難しくて。ただ情報を整理するだけならロジカルに進められるんですが、ブランドの抽象的な価値をユーザーに伝えるってなると、言葉や表現一つひとつが大事になってくるんですよね。結構右脳を使う感じで(笑)、自分にとっても新しいチャレンジでした。

西村:ロシャ(森五田)は入社して1年だけど、“ものづくり”のスタイルが変わったことによる難しさってある?

森五田:フォーデジットではさまざまな種類の案件が並行して進んでいくので、その切り替えは難しいですね。たとえば、ビジュアルデザインが中心の案件もあれば、ビジュアルが直接関係しないサービスデザインの案件もあるし、新規の立ち上げだけじゃなくて、運用保守で改善を続けていくようなプロジェクトもあるんです。さらに動画制作の案件もあったりして、それぞれ考えるモードが違うので、スイッチを切り替えるのがけっこう大変ですね。

西村:でも、いろんな種類のデザインプロジェクトで経験をつめるからこそ、クライアントが本当にやりたいことや悩んでいる課題を「真に解決する方法」を、型にはめずに生み出すことができるようになるよね。フォーデジットには得意分野が異なる頼もしいプロのデザイナーたちがいるから、日頃から対面で相談しながら仲間に巻き込んでしまえばどんなものでも創れるという安心感もあるし。

森五田:本当にそう思います。

チーム、クライアント、ユーザー。熱量を持って取り組める

──どんなときに、フォーデジットで働く面白さを感じますか?

西村:グローバルなプロジェクトでも海外ブランチのメンバーと日本メンバーが一緒に進めていくこともあります。組織の垣根がなく、大きなプロジェクトにもフォーデジットグループ全体で集中して取り組めるのは面白いです。

森五田:細部までこだわる人が本当に多いんです。例えばボタンのマージンでも「たかがボタン」に思われるかもしれません。でも、こだわることによって、ユーザーが感じることが変わってくる。みんなで熱意を持って細部まで極めるのは面白いです。

あと、コミュニケーションがフラットで。社内のアートディレクターや役員と一緒にプロジェクトを進めて直接会話ができるのはすごく勉強になるし、魅力だと思います。

──フォーデジットで過ごすなかで、“この感覚、大事だな”と思うことはありますか?

西村:コマースやアプリの領域などに触れたことがあって、ユーザーを意識できることが大事なんだと思います。人とのコミュニケーションが好きなのも大事で、クライアントやユーザーという「人」に興味がある人がフォーデジットの仕事を楽しめると思います。

森五田:そうですよね。私が「デザインをやりたい」と思ったのも、ユーザーに対してものづくりをしたいと思ったからです。フォーデジットに入社して1年ほどですが、前職の4年間と比較しても今までで一番クライアントやユーザーと話しています。
同じような話ですが、特にフォーデジットは人にフォーカスするチームなので、人に興味があって、人のことを好きかどうかで仕事の楽しさが変わると思います。

西村:そういった意味では、コンサルやSIの営業・システムエンジニアはクライアントと関係性を築き、さまざまなことを話していく中で生まれる課題や先のビジョンから提案しているので、やっていることやスタンスは変わりません。同じような環境の方がフォーデジットに興味を持ってくれて、熱量高くクライアントやユーザーと向き合っていただけるといいですね。


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