突発故障7%低減…いすゞ、予兆検知機能対象に4部品追加
いすゞ自動車は30日、コネクテッド技術を活用した高度純正整備「PREISM(プレイズム)」の突発故障を防ぐ予兆検知機能の対象部品を、4月1日から新たに4部品追加すると発表した。これにより、社内試算で約7%の突発故障の低減が期待でき、顧客の車両ダウンタイム(故障による停止時間)の削減に貢献する。
今回、排ガス浄化装置(DPD)フィルター部のアッシュ(灰分)の堆積や、手動変速機(MT)・クラッチディスク、バッテリー、排ガス再循環装置(EGR)について、これまで蓄積した部品の劣化状況の分析結果から予兆検知の効果を確認できた。予兆を基に整備することで故障を抑制し、休車時間・コストを削減する。
PREISMは同社の商用車情報基盤「GATEX」を活用し、車両から取得した走行データや部品の使用状況を遠隔でモニタリングして故障前の整備につなげる独自サービス。現在は国内販売する全トラックと一部バスの約44万台に通信機能を標準装備している。
日刊工業新聞 2026年03月31日