サステナブル燃料100%で鈴鹿8耐参戦…スズキ、「勝ちを狙う」
スズキは2026年の「鈴鹿8時間耐久ロードレース(8耐)」に参戦する。サステナブル(持続可能)燃料・材料を採用した車両でモータースポーツに挑み、市販車にも活用できる環境技術を磨く。24、25年に続く取り組みで、プロジェクトリーダーの佐原伸一氏は「エンジン、車体もアップデートしている。我々としては勝ちを狙う」と意気込みを語った。
26年の8耐は7月3―5日に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催される。スズキは3月29日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された2輪車見本市「東京モーターサイクルショー」で開発車を披露した。
25年と同様、100%サステナブル燃料を使う。材料は麻を使用した複合材やエコチタンなどの使用範囲を随所で拡大する。タンクカバーは初めて不織布カーボンの使用に挑戦する。
環境面の技術を高める狙い。25年はサステナブル燃料・材料の活用により、素材から廃棄までの温室効果ガス(GHG)排出量を基準車と比べ18%低減した。チームは公募により社内で集め、人材教育にも役立てる。
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日刊工業新聞 2026年03月30日