スズキが船外機用「マイクロプラ回収装置」の特許を無償開放する狙い
スズキは海洋環境保全の推進と持続可能な社会の実現に向け、船外機用マイクロプラスチック回収装置(写真)に関する34件の特許を無償で開放する。専用の窓口を設け、特許の利用に関する相談の受け付けをこのほど始めた。同社が特許の無償開放をするのは初。一連の特許の開放により、国内外の同じ課題意識を持つ企業・団体とともに海洋環境改善の取り組みを一層加速させることを目指す。
海洋プラスチックゴミの課題に対応するため、スズキは2022年7月に世界初のマイクロプラスチック回収装置を搭載した船外機を発売した。現在、同装置を標準装備した船外機を計5機種販売している。
同装置を搭載した船外機はエンジン性能に影響を与えることなく、ボートで走行するだけで水面付近のマイクロプラスチックを回収できる。
日刊工業新聞 2026年3月25日