Introduction
「東野圭吾シアター」とは東野圭吾の小説を連続で舞台化していく企画公演シリーズです。第一弾は『祈りの幕が下りる時』を舞台化。第二弾となる今回は、全世界で累計1,300万部突破のベストセラー、東野圭吾史上、最も泣ける感動作といわれている『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を上演いたします。
本作は、過去と現在が手紙を通じて交錯する、心温まるタイムトラベル・ファンタジーで、これまでに舞台化、ミュージカル化、そして2017年には映画化もされました。東野圭吾最大のヒット作として、脚本・演出には2013年・2016年・2022年それぞれの上演時にも脚本・演出を担い、繊細な人間ドラマの描写に定評のある成井豊を迎えました。
物語の中心となる3人の青年たちには、敦也役にスーパー戦隊シリーズ『爆上戦隊ブンブンジャー』にて鳴田射士郎 /ブンブルー役で注目を集めるほか、ドラマ・映画・広告など活躍の場を広げている若手俳優・葉山侑樹、翔太役には土屋太鳳の弟としても知られ、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』をはじめ、話題作でメインキャラクターに抜擢されるなど目覚ましい活躍を見せる声優活動のほか、舞台作品にも多くの出演経験を持つ土屋神葉、幸平役には17歳でダンスの世界チャンピオンになった経歴を持ち、中国のボーイズグループ「INT01」としても活躍、Weibo登録者数400万人を誇り世界的な活躍を続けるSANTAが演じます。さらに、物語の鍵を握る女性・セリ役に日向坂46で活躍し、卒業後初舞台出演となる濱岸ひより、雑貨店の店主の息子・浪矢貴之役にこれまで上演された舞台版にも出演してきた演劇集団「キャラメルボックス」の看板俳優である多田直人、そして雑貨店の店主・浪矢雄治役には「相棒」シリーズをはじめ、ドラマやバラエティで活躍するベテラン俳優の神保悟志を迎え、多彩なキャストが顔を揃えました。成井豊が描き出すナミヤ雑貨店を舞台に、実力派揃いのキャストたちが奇跡の物語を紡ぎます。
Message
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は日本が誇るミステリ作家・東野圭吾さんの代表作の一つで、2011年に角川書店の月刊誌「小説野性時代」に発表され、翌年出版された単行本はベストセラーになりました。
私・成井豊は2013年に演劇集団キャラメルボックスで同作を舞台化。その後、2016年と2022年に再演しました。また、私が書いた脚本はソウルと香港で地元の劇団によって上演されました。私はソウル版を見に行きましたが、非常に質の高い舞台で、大いに刺激を受けました。
そして、今回は4回目。過去の上演とは全く違う新しいキャストで、この名作に挑みます。経験豊富な神保悟志さんを雑貨店の店主に迎え、葉山侑樹さんを初めとする若くて実力のあるキャストとによって、この名作がどんなふうに生まれ変わるか、今からとても楽しみです。きっと素敵な奇蹟が起こると信じています。皆様のご来場を心からお待ちしています。
脚本・演出:成井豊