“迷惑をかけちゃいけない”は、そうするしかなかったから
「大丈夫、大丈夫」って言っちゃうよね
本当は、ちょっと苦しかったり、困っていたり、助けてほしかったりしても、誰かに負担をかけるくらいなら、自分が我慢したほうがいい気がしてて。
そのほうが、気持ちがラクだなって思ってて。
困ってること、隠そう隠そうってがんばってて。
「人に迷惑をかけちゃいけない」という気持ちが、
幼い頃から、だいぶ、強かったと思います。
こんなクセ…ないですか?
・頼まれると断れない
・ツラくても「平気だよ」と笑ってる
・とりあえず、ひとりで抱え込む
・「助けてほしい」という選択肢を持っていない
・迷惑をかけるなら、自分が我慢したほうがラク
もしそんな思考のクセがあるとしたら「人に迷惑をかけちゃいけない」が、心の中で強くなりすぎて、自分の心の声が聴こえなくなっているのかなって、思います。
「大丈夫、大丈夫」は、本当の大丈夫?
ツラくても、「平気だよ」と笑ってしまうのは
たぶん、そのほうが周りを困らせなくて済む気がしてて。
というより、もう反射的に「大丈夫」と答えていたのかも。
ツラいときに笑ってごまかすの、いつの間にか癖になっていて。
「自分の気持ちを後回しにすること」が当たり前になってたんだろうなぁって。
そのせいなのかな?本当のことを言おうとすると、
喉がぎゅうっとなって、何かつまってしまう感じで。
とりあえず、ニコニコしてようかなって…。
でも、それって、嘘をついているわけじゃなくて。
自分でも、自分がツラいこと誤魔化したかったのか?
見て見ぬふりしたかったのかも。
そんなふうにも思えてきます。
“迷惑をかけちゃいけない”って、どこから来たんだろ?
振り返ってみると、子どもの頃の経験が作っているようです。
私の場合は、子どものころから
周りと同じようにできないことが多くありました。
運動がとても苦手。(いまは人並みになったけど…)
人の話を聞き取るのも苦手。(うまれつきの気質です)
引っ越しも多かったですし
いつも「みんなと違う側」にいる感覚がありました。
だから自然と、
「迷惑をかけないようにしよう」「目立たないようにしよう」
そう思うようになったのかもしれません。
今思うと、それは弱さとか逃げではなくて。
「その環境で生き延びるための工夫」だったのかなって思います。
頼ることは、迷惑じゃなかった
ここで、少しだけ視点を変えてみますね。
誰かに頼られたときのことを思い出してみてください。
頼ってきた相手が、相談を打ち明けてくれて、
あなたの行動で心が晴れてくれたり、安心してくれたりして…
「役に立てた!」「信じてもらえた!」って、
ポジティブに感じられましたよね?
お互いの信頼度も上がって、つながりは強くなったと思います。
(わたしはそうでした!)
もちろん、相手の時間は命の時間だから
その時間を奪うための行動は違うと思うし
信頼のない、ただの「助けて」は違うと思う。
でも、
信じる人に「助けて」と言うことは、相手を困らせることじゃなくて。
相手を信頼している、という意味なんだよねって。
ひとりで抱え込まれちゃ、悲しいよね
「ひとりで抱え込まれちゃ、悲しい」って言葉を伝えてくれた人が居ました。
たぶん、
「人に迷惑をかけちゃいけない」が強いと落ち込んだり、
元気が出なくなっちゃったら、独りで考えよう、って、
殻に閉じこもりがちになるけれど、つらい状況を隠さないことが、
信じてくれてる人を悲しませないことでもあるんだなぁって。
「一緒に考えたかったよ」
そう言ってもらえたことがあります。
人に話してみたら、自分が思っていたより大したことじゃなかったんだ。って。
そんなことも、意外とありますよね。
まず、小さく伝えてみてね
急に「助けて」を言えるようにならなくても大丈夫です。
だって、慣れてないもんね。
・「ちょっと疲れちゃったな」って、つぶやいてみる
・「正直、ツラいかも」って、誰かに言ってみる
・「手伝ってもらえると助かる」を、一回だけ試してみる
大人になってみると、ちゃんと受け止めてくれる人のほうが、
思ったよりずっとずっと多いですから!あんしんしてくださいね。
そして、
「迷惑をかけちゃいけない」は、
長い時間をかけて育ってきたものですからね。
ほぐれるのも、ゆっくりで大丈夫なのです。
まずは、「大丈夫だよ」って笑いそうになったとき、
一瞬だけ、ちょっと考えてみてくださいね。
本当に大丈夫なんだっけ?
って、自分に聞いてあげるだけで、いいんです。
言葉にできなくても、自分で、自分の気持ちに気づくところから。です!
最後に…
もし、「私も“迷惑をかけちゃいけない”が強いかも」と思ったら、
よかったらコメントや返信で教えてくださいね。
ひとりで抱えていたことも、
言葉に書き出してしてみると少し軽くなることがあるなぁ、って思うので。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
ここは、ずっと気を張ってがんばってきた人が、
少し肩の力を抜ける場所になれたらいいなと思って書いています。
「自分の気持ちが分からなくなってしまった日」に、
また思い出してもらえたら嬉しいです。
なのの|本音を取り戻す言葉


