どうも精密栄養カウンセラーのナカハラです。
実体験や日々の学びを元に、皆さんに役立つ健康情報をお届けしています!
本日はもうこれしかない、というテーマ。
禁酒してついに2年が経ちました!
早いのか遅いのか、自分の中でもまだ消化しきれていない感覚です。
「まだ2年か」という気持ちと「気づいたらもう2年経っていた」という気持ちが両方ある。
最近では禁酒していること自体を意識する瞬間が減ってきました。
本日は2年経過の振り返りと、今リアルに感じていることを赤裸々にお話しします!
禁酒関連の回はいつもご好評いただくテーマ。
アルコールはあまりに身近にありすぎる存在だからだと思います。
少しでもアルコールに罪悪感を感じている方、辞めることに興味がある方、実際辞めたらどうなるんだろうと気になっている方にとって、何かのきっかけになれば嬉しいです!
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そもそも、どんな飲み方をしていたのか
過去にもかなり語ってきたテーマなので、知っている方は知っている内容かもしれません。
まずは僕の元々の飲酒スタイルから整理します。
基本は毎日。
お酒を飲み出してから徐々に量が増えていって、最後の方の量はこんな感じ。
毎日デフォルトで500ml缶ビールを2本
調子が上がってきたらもう1本追加
350mlは見向きもしない笑
週に2〜3回はどこかに飲みに行く
休みの前日は深夜まで数件はしご
これがルーティンでした。
楽しいんですよね、これが正直なところ。
なので量自体は正確にはわかりません笑
量より問題だった「依存度の深さ」
「むちゃくちゃ強い」かと言われたら、そういうわけでもない。
強い方ではあると思いますが、上には上がいる世界です。
過去に対談していただいた遠山さんみたいな方と比べたら僕の量はそこまでではありません。
ただ「好きすぎる」という意味では、依存度のレベルはかなり近かった感覚。
休日に何かをする前に絶対お酒を飲む
時間があれば飲む
飲まずに何が楽しいねん、という思考
これぐらいの依存度です。
「悪い酒癖」ではなかったから気づきにくい依存
酒癖はどうかと聞かれたら、飲み屋界隈の人たちから見れば全然悪くないレベル。
「楽しい感じでテンションが上がってるよね」という程度の評価です。
もっとひどい人なんていくらでもいる世界なので、「むしろ辞める必要なんてあるの?」と言われたことも多々ありました。
ただ、比較論になってしまうのがお酒の話。
量も酒癖も人それぞれ。
結局は自分の中でいいか悪いかの問題です。
僕の場合、明らかにマイナス面がありました。
感情の起伏が激しくなる
次の日に気持ちが落ち込む
翌日まで響く後悔
「テンションの前借り」と僕はよく言っていましたが、感情のブレーキが効きにくくなる。
これは仕組みを調べていくと納得できる現象です。
前頭葉、つまり理性を司る部分が緩んでしまうんですよね。
我慢したりブレーキをかけたりする役割の部分が機能しなくなる。
それが楽しさにも繋がるんですが、その代償として「あんなこと言わんでよかったな」という負の面も出てきます。
楽しい時間が大きすぎるから、結局飲み続けてしまうのですが笑
依存は思っているより手前から始まっている
僕は世間がイメージするような、いわゆる「やばい依存症」のタイプではない。
一般的にはそう見られると思います。
ただ、ここが罠です。
過去の教材でも言っていますが、依存はもっと手前から始まっているもの。
ちょっとでも気になっている方
辞めたいと思っても辞められなかった方
こうした方は既に依存の入り口に立っている可能性が高い。
アルコール依存のチェックリストを作ったこともありますが、僕自身もほぼほぼ当てはまっていました。
「思っている以上に、依存は早い段階から始まっている」
これは伝えたいことの一つです。
反発されそうな話ですけどね笑
「自分の中でこれを認められない」というのも、依存症の症状の一つなので。
550円で出している禁酒方法に関する教材です!
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過去の禁酒経験と通算3年半
現在の禁酒以外にも、過去にも1回禁酒したことがあって、その時は1年半続きました。
その後、ちょっとしたきっかけで再飲酒。
その後2年飲んでしまい、そこから今の禁酒2年に至るという流れです。
つまり:
過去の禁酒:1年半
飲酒復活期:2年
現在の禁酒:2年
通算3年半、人生でお酒を飲んでいない
今感じていることが純粋な2年経過時点の感覚なのか、通算3年半の蓄積によるものなのか、正直そこは僕にもわかりません笑
エビデンスが自分しかいないので、あくまで体感ベースの話です。
「まだお酒を飲みたいですか?」への正直な答え
これが一番よく聞かれる質問。
答えは飲みたいっちゃ飲みたい。
ただし、意識する瞬間はかなり減りました!
これがすごく大きな変化です。
ここは個人差もあると感じていて、僕は結構忘れやすいタイプ。
過去のことをあまり覚えていないので、抜けていくのが早い可能性があります。
反芻思考が強い人は、過去の思い出をよく噛みしめる傾向がある。
それはそれで過去を楽しめる側面もあって素敵な性質だと思います。
ただ、楽しい思い出のほぼ全てにお酒がセットでついてくるとなると、なかなか抜けにくいのかもしれません。
僕はそういうタイプではないので、結構抜けてきています。
2年経つと、酒の渇望感は薄れました。
それでも残る、無意識のトリガー
ただ、自分の中にトリガーは未だに残っています。
それは脳が無意識的に反応している部分。
よく飲んでいたシーンに、体が反応してしまいます。
季節のトリガー:暑くなる時期
今の時期、だんだん暖かくなってくると、なんとなく飲みたくなる。
暑い時期によく飲みに行っていたからだと思います。
夏が大好きだったのも、半分はお酒のおかげだったのかな、と今になって思います。
今は前ほど夏が好きじゃないんですよね。
暑すぎてしんどくなってしまうのもありますが、昔ほどの「夏最高!」という気持ちはなくなりました。
これも酒と合わせて考えると繋がってくる現象です。
音のトリガー:缶を開ける「プシュッ」
先日もこんなことがありました。
夜、外食の帰り道を歩いている時のこと。
突然斜め後ろから「プシュッ」という音。
缶を開ける音です。
その音を聞いただけで一瞬「うわ、飲みたい」と反応してしまいました笑
振り返ると、ハイボールか何かをサラリーマンの方が片手に持って、歩きながら飲んでいたんです。
「飲み終わりにもう1缶だけ飲んで帰ろう」って、僕も昔よくやっていた行動。
僕は飲み会に行く前にも、歩きながら缶ビールを飲んでから参加していました。
どうせすぐ飲めるのにね笑
こういうトリガーは、まだ確実に残っています。
ただ、総じて欲求は減ってきているのは確か。
「飲酒欲求も減るんだな」と実感できる2年でした。
マスクが取れたら見えてきた、本来の体調
これは最近よく思うこと。
お酒を飲んでいる時は2〜3日飲まない日があるだけで、こんな感覚になりますよね。
とてもよく眠れた
体調がとても良い
朝がとても爽快
でも、人はこの感覚にも慣れていくもの。
いつ頃からか「爽快感」を感じる瞬間が減ってきて、あまり意識しなくなっていました。
日々の細かな波が見えるようになる
禁酒して気づいたのは、朝のコンディションが日によって違うということ。
元気な日もある
今日はしんどいなという日もある
飲んでいなくても、波は確実に存在する
飲んでいた頃は、こうした細かな差を感じる余裕がありませんでした。
毎朝そこそこダメージを受けている状態がデフォルトだったので、そもそも「昨日より調子がいい」みたいな比較が成り立たなかったんですよね。
アルコールという「マスク」の正体
人は相対的な生き物。
飲んでいた頃:常にダメージがある状態がベースライン → ちょっと飲まない日があると「爽快!」と感じる
禁酒後:飲まないのがデフォルト → 飲まない中での細かな気分の差・体感の差が見え始める
これがむしろ本当の体だと僕は捉えています。
アルコールというマスクがかかっていたから、飲まないだけで一時的に元気に感じていた。
そのマスクが取れた今は、自分の本来のコンディションに対して敏感になっています。
常に元気で「よっしゃ快調!」とはいかないですね笑
データと体感を結びつけられる楽しさ
本来の体感を取り戻すと、嬉しい副産物があります。
血液検査の結果を見ながら、「最近この体感だったのは、この数値が動いていたからか」とデータと体感を紐づけて分析できるようになりました。
マスクがかかっている状態では、そもそも体感が鈍っているから分析にならない。
体感が解像度高く戻ってきて初めて、データの読み解きが意味を持ち始める。
これはこれで、すごく楽しいプロセスです!
■血液栄養カウンセリング↓
https://mosh.jp/services/303787
ドーパミンと依存の正体
依存したことがある人は、依存というものについて深く考えるようになると思います。
アルコール、砂糖、タバコ、そのいずれも同じ仕組み。
最近面白い実験の話を読みました。
マウスの脳に電極をつけた実験
マウスの脳の報酬系(側坐核という部位)に電極をつけて、微弱な電流を流すとドーパミンが出るような仕掛けをする実験です。
そのスイッチをマウスが自分でオンオフできるレバーとして部屋に置いておく。
想像つきますよね。
気持ちいいから、マウスはレバーを押し続ける。
ここがすごい話なのですが、その部屋にマウスの食べ物を置いても、交尾できる相手のマウスを入れても、マウスは全部無視して、ひたすらレバーを押し続けたのです。
それだけドーパミンは強い刺激物質なのかと、改めて考えさせられます。
しかも途中で電流を流れなくしても、マウスはそのままレバーを押し続けたそうです。
「なんで出えへんねや」と思いながら、カチカチカチカチと押すのでしょうね笑
そりゃ中毒になるよなと感じました。
これをもろに引き出してくるアルコールや砂糖。
中毒になるわけです。
僕もまんまと、アルコールをやめたらアイスばっかり食べていました笑
僕は依存体質、というか本能に忠実な性質なんでしょうね。
「意志が強いですね」は誤解
禁酒の話をすると、よく「意志が強いですね」と言われます。
でも、実態は真逆。
意志でコントロールできなかったからこそ、ゼロにするしかなかったというのが正直なところです。
これに気づくまで、いろいろ試しました。
減酒(量を減らす)
週2回だけ禁酒
たまに休肝日を設ける
結果は全敗です。
最初の数日は守れても、気づいたらデフォルトの「毎日500ml」に戻っている笑
結果「飲まない」しか選択肢が残らなかったということです。
意志が強いのではなく、むしろ意志でコントロールできないと認めた結果が今ですね笑
2年経って得られた本当のもの
2年も飲んでいないと、それなりの達成感と重みが出てきます。
ただ、得られた本当の価値は別のところにありました。
①感情に「本来の波」が戻ってきた
飲んでいた頃の感情は、激しく上下動するもの。
楽しい日は爆上がり、翌日は落ち込む、その繰り返しでした。
禁酒してしばらくは「むちゃくちゃ安定したな」という感覚が続きます。
ただ、さらに時間が経つと、その安定の中にも小さな波があることに気づき始める。
飲んでいた頃:激しい上下動
禁酒直後:フラットで安定
2年経過後:安定の中に繊細なさざ波
これが本来の感情の動きなんでしょうね。
マスクが取れていくほど、自分の感情の解像度が上がっていく感覚です。
②時間が増える
これはずっと言い続けていますが、何ものにも代えがたい変化。
飲酒に費やしていた時間、二日酔いで失っていた時間、思考力が落ちていた時間。
これらが全部、自分のために使える時間に変わります。
僕はよく「パラレルワールド」で例えています。
飲み続けている自分と、飲まなくなった自分。
この2人を同時並行で走らせたら、2年後には全くの別人になっている。
ヘルスケアの発信も、カウンセリングの仕事も、お酒を飲み続けていたら絶対にやっていません。
それぐらい、人生の軌道そのものが変わる選択でした。
何かを始めるより、何かをやめる
今の人生に満足されている方は、そのままで全く問題ありません。
楽しんでお酒を飲むのも素敵な時間です。
ただ「何か違うな」「人生を変えたいな」と感じている方には、提案があります。
何かを始めるより、何かをやめてみる。
特に、自分の中ですごく大きな割合を占めているもの。
僕の場合は、それがアルコールでした。
この人生で一番大きく変わったことを聞かれたら、間違いなくお酒をやめたこと。
これ以上のターニングポイントは、今のところ思い当たりません。
飲まない文化はゆっくり広がっている
日本にはまだ「飲まない文化」が根付いていません。
テレビをつければ、爽やかで気持ちのいいビールのCMが流れている。
まるで人生で最高の瞬間かのような演出。
もちろん、最高なんですけどね笑
ただ、流れは確実に変わってきています。
若い世代では「飲まない子」が増加中。
このまま、飲酒が「いにしえの文化」になっていく可能性も十分にあります。
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本日も散歩しながら、ふらーっと収録しました笑
暑くなってきましたね。
体調に気をつけながら、やっていきましょう。
それでは、今日も健康で!
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参考文献・エビデンス一覧
・Olds J, Milner P. Positive reinforcement produced by electrical stimulation of septal area and other regions of rat brain. Journal of Comparative and Physiological Psychology. 1954;47(6):419–427. doi:10.1037/h0058775. PMID:13233369.













