ウブドで感じたスピリチュアルやウェルネスとの心地良い距離感|インドネシア・バリ島旅行記②
#9 Jan 13, 2026
明けまして、おめでとうございます。
バリ島のウブド中心地から、さらに北上した先にあるホテルで、静かな新年を迎えました。
東海岸沿いのサヌール滞在後、Grabタクシーに乗りウブドを目指す。今回の旅で必ず行きたかったエリアなので、ここで年越しをして1週間滞在することに決めていた。
ウブドは主要なエリアの中で唯一海に面していない中央部で、大きく中心地と奥地に分けられる。バリ島の伝統文化をより色濃く感じられ、スピリチュアルやウェルネスのお店・施設がたくさんあるエリアだ。
また、タイ・チェンマイと並び、デジタルノマドが滞在する町としての印象が強かったので、なぜ世界中の旅人を惹きつけるのか、それを知りたく一度訪れたかったのだ。
今回、ウブドでは3つのホテルを点々とする形で滞在する。中心地は割と徒歩圏内にお店やカフェ、レストランが集中しているので、徒歩で観光しやすいのが嬉しい。
バリ島は交通整備や道路が整っておらず、タクシーやバイクの渋滞がとにかくひどい。時間によっては全く前に進まないので、どのエリアにいても移動がネックになる。なので、宿泊する立地は結構重要だ。
実際訪れてみると、ウブドは想像していた以上に、スピリチュアルやウェルネスの中心地で、ヨガやヒーリング施設が集まっている。至るところでタロットカードやオラクルカードが販売されているのも新鮮だったし、ヒーリングミュージックが好きなので、タングドラムなどの楽器に触れられたのも楽しかった(最後まで買うか悩んだ)。
伝統的なヒンドゥー教の精神性と、現代のウェルネス領域が上手く融合し、今のウブドが形作られたように思うが、それを牽引するブランドのひとつ、「ALCHEMY」の存在が印象に残っている。
ALCHEMYは、プラントベース / ローフードのレストランや、ヴィーガン料理のワークショップ、ヨガ / メディテーションセンター、ヒーリング施設を運営しているライフスタイルブランド。
実際訪れてみて、レストランの「Alchemy Bali」を中心に、世界中の健康志向の人たちが集まるコミュニティになっているんだと実感した。また、提供されている料理も多種多様。こんなに美味しくヴィーガン料理が食べられるんだと、毎回新しい発見がある。とても心地良い空間なので、ウブドに来た際はぜひ行ってみてほしい。
また、ヒーリング施設で印象的だったのが、様々な音楽療法を提供している「Pyramids of Chi」。ここで古代サウンドヒーリングを90分受けたのだが、この体験も新鮮で興味深かった。
名前通りのピラミッドの形をした空間に集まり、光が遮断された状態で横になり音を感じる。途中、音の振動が全身に伝わり、幾何学的なイメージが見える瞬間があった。それは心身が深いリラックス状態に入った際に起こる現象のようで、心地良かった。
サウンドヒーリングは心身の調整や内面の探求、深いリラックス体験などの効果が挙げられるが、良くも悪くも個々によって感じ方は様々だと思う。こういった体験に興味がある方や、楽しめる方はぜひ体験してみてほしい。
僕自身は音に浸れる感覚が好きだったので、AIを駆使してヒーリングミュージックを作ってみたいと感じた体験だった。他にもたくさんのプログラムがあったので、また機会があれば受けたい。
日本ではスピリチュアルな話が敬遠されがちなイメージがある。ただ、僕は奈良出身ということもあって(?)、精神的な話には興味があり、これまで瞑想やアーユルヴェーダも受けてきた。そこで初めて得られる体験や新たな気づきがあるのも確か。ウブドに滞在してみて、気軽に体験できるスピリチュアルやウェルネスとの距離感は、すごく良いなと思った。
また、バリ島の伝統文化を日常的に垣間見ることが多く、特に毎朝のお祈り(神々や精霊への感謝と平和を願う日常の儀式)をする姿は、神聖で美しい光景のひとつ。またウブドに来るなら、次回はこの地で暮らす人たちと、もっと深く関わってみたいと思う。
さて、新年はウブドのジャングルに囲まれたホテルで、静かに迎えた。近くのレストランから、「Happy New Year!」と盛り上がる声が聞こえる。一瞬その場に行って新年のお祝いムードを味わいたいと思ったが止めた。
お世辞にも良いとは言えない、盛り上がりに欠けた打ち上げ花火を部屋の窓から眺め、2026年をどんな年にしようか考えた。今年は積極的に人と関わっていこうだとか、自分でビジネスを始めてみようだとか、書くこと、撮ること、発信することはちゃんと続けようだとか、そんなことから具体的に考え始めてみる。今年も皆さん、よろしくお願いいたします。





