ぼくらの居場所(字幕)

解説

この声が、届きますように。

監督を務めたのは、ドキュメンタリーの名手であるシャシャ・ナカイとリッチ・ウィリアムソン。2016年に共同で制作した『Frame394』(日本未公開)は第89回米国アカデミー賞の短編ドキュメンタリー賞のショートリストにも選出された。本作はカナダの作家キャサリン・エルナンデスが実体験をもとに執筆したデビュー小説『Scarborough』(未訳)を自ら脚本化し、2人に持ち込んだことから制作がスタート。2人にとって初の劇映画である本作はカナダ・アカデミー賞で11部門ノミネート、8部門を受賞。国内外の映画祭で20もの賞を獲得する快挙を成し遂げた。
本作のアンサンブルキャストには物語の舞台であるスカボロー出身の俳優も多く含まれており、そのほとんどは演技未経験であった。主役に抜擢されたのは、本作でスクリーンデビューを果たした3人の子どもたち。彼らの驚くほど自然で純真な演技が観客の心を打ち、作品に命を吹き込んでいる。現代社会が抱える多様な問題を提起しながらも、人々の希望やコミュニティの美しさを温かく描いた傑作が誕生した。

【キャスト】
ビン:リアム・ディアス
シルヴィー:エッセンス・フォックス
ローラ:アンナ・クレア・ベイテル
ジョニー:フェリックス・ジェダイ・イングラム・アイザック
ヒナ先生:アリーヤ・カナニ

【スタッフ】
監督:シャシャ・ナカイ, リッチ・ウィリアムソン
原作:キャサリン・エルナンデス
脚本:キャサリン・エルナンデス