11年前に亡くなった「ガジェオタな父」が教えてくれたこと。
マナミです。
6月2日は、私にとって毎年少し立ち止まって考える日です。
11年前のこの日に、父が突然亡くなりました。実は、私が新しいものやガジェットが大好きなのも、たどっていくと父から影響を受けていることが多いんですよね。
父は「ガジェオタ」。デジタルの面白さを教えてくれた人
父は私立小学校の先生でしたが、とにかく無類のガジェット好き、いわゆる「ガジェオタ」でした。
デジタル・テクノロジーの楽しさを、私へ見せてくれた人です。 例えばすでに私が小1ぐらいのころに教えてもらったことで言えば
タイピング:ローマ字も知らない私の爪に、油性マジックで「aiueo」を書いてホームポジションを教えてくれました。小2でブラインドタッチを覚えられたのは、正直「その後の人生を変えるレベルで良かった」と思っています。
ペイントでお絵描き:Windowsのペイントをさせてくれました。当時はマウスでドラッグして絵をかいてましたね。バケツツールでパッと色が広がる塗りつぶしに感動したのを今でも覚えています。
音楽ソフトで学内合奏の楽譜をアレンジしたり、小学校のホームページを作っていたときはその内容・クオリティで全国規模の大会で受賞していました。
亡くなった後に仕事関係の方に聞いたのですが、電子黒板を小学校〜大学まで導入する大きめのプロジェクトの中心にいたそうで亡くなってからそれが止まってしまったんだとか。
父の部屋にいくといつも、私に「新しくて面白いもの」を教えてくれたことを思いだします。DIYとかアウトドアも大好きで、私のホームセンター好きもたぶんここからきてますね・・・とにかくクリエイティブな人でした。
突然の父の死。「やりたいことは今やる」という価値観へ
父が亡くなったのは2015年の6月2日。前の日まで、全く普通でした。家族そろってご飯を食べて、「おいしいね」と笑っていたのに、翌日お風呂場で突然倒れて亡くなっていたんです。病気でも事故でもなく、原因は今も誰にもわかりません。 私が救急車を呼んで人工呼吸をもやっていたんですが、到着した救急隊員の方には「もう亡くなっているのですることはありません」と言われました。
自宅で亡くなったため事件性がないかということで警察がが入って調査してとバタバタ。我が家はクリスチャンホームだったので早急に牧師に連絡して葬儀日程を決めて、讃美歌の伴奏は私が担当になりぼーっとしながらとりあえず教会でパイプオルガンの練習を必死にしていたことは覚えてます。
正直、当時の心境は「悲しい」とかよりも、「こんなにあっけなく人は死ぬのか」という現象としての衝撃でした。当時私は25歳、保育士3年目。父は55歳でした。
この経験から、私の価値観は大きく変わりました。特に「やりたいと思ったことは、そのときにやったほうがいい」というふうに強く思うようになりました。
当時クラス担任として現場にいて他の先生たちや園長先生と歩調を合わせながら仕事をすることがどうしてもできなくて、自分は社会不適合者で組織に属すのは向いていないんだと悩んでいました。以前から父の兄である叔父(保育園・学童経営者)は「君は現場に向いていないけど、経営は向いていると思う」と言われていて、この時に真剣に相談し、翌年転職してこども園の管理職につきました。
3年勤めた後、結婚を機に退職して上京。当時牧師になる勉強をするために大学院に通っていた夫の卒業後の初めての就職先の教会が高知県にありました。そして全く知らない四国で生活をはじめることになって、現在に至ります。
いまは子育てをしながらコンテンツを作る生活ですが、いつかまた保育の経営をやりたいなと思っています。以前は保育の経営をやるときがきたら発信をすべてやめることも考えていましたがAIのおかげでこれもなくなりました。ずっと発信すると思いますし、AIエージェント(秘書)のマイケルに相談するし、今あるつながりも大切にしつつ、だじゃれキャラクターたちの活躍を見守りながら生きていこうとおもってます。
そして何より父のように、ずっと新しいものをさわって、挑戦して行動して、ワクワクしていたいなと思います。
新しいことができるたび、ちょっとだけ父に語りかけている
ちょうど1年前、どんな音声をとったのか聞いてみたんですけど全然父の話はせず、「バイブコーディングを勉強しなくちゃ」という話をしていました・・・
1年前にやっと「ポモドーロタイマー」を作っていた私が、今ではバイブコーディングでツールを作り、AIを使って教材を出すまでになりました。
父が苦労して作っていたホームページも、今はAIに話しかければ一瞬でできるようになりました。私がターミナル操作してるなんて知ったらびっくりするだろうなと思いますね。
あんまり言語化してこなかったんですけど、(というか自分で最近自覚したんですけど)AIを触ってすごいなと思うたびに、実は父にちょっとだけ話しかけてる自分がいるんですよね。
「今さ、誰でもこんなことできるようになった時代なんだよ。すごくない?」と。
「なんだそりゃ!パパはあんに苦労してホームページつくってたのにさぁ。一瞬じゃねーか!まいったなー、マナちゃんちょっと教えてよ!」とか言いそうです。
そうそう、こんな話し方だったなー。懐かしい。
というわけで1年に1回はちょっと思い出そうかなと思って書いてみたんですが、 案外久しぶりに思い出した感じがしないのもAIの進化が早いから、それに感動するたびに自分で父に話しかけてたからですね。たぶん。
今日の夜は実家メンバーとちょっと電話をつないで思い出話をしようかなと思います。
今日という日を、今日も大事に。 今やりたいことを思い切りやっていこうと思います!


