生成AIを使えば文章が書ける、コードが書ける。それはもう当たり前の話になりました。
でも「生成AIと一緒に、ブラウザで動くエレクトリックピアノの物理モデリング音源を個人で作った」と言われたら、ちょっと想像の範囲を超えてくると思います。今回のObsidianの全技術はゴールデンウィーク番外編として、うりなみさんにこの話を伺いました。
物理モデリングというのは、物理法則を演算して音を生成する仕組みです。録音した音を再生する従来の方式とは根本的に違って、容量が100分の1以下になる。安いパソコンでも動くし、誰でも無料で使える形で公開されている。
これだけ聞くと技術の話に見えるんですが、聞いていて一番面白かったのは、なぜ個人がこんなことをやれたのかという部分でした。50年前の実物の楽器を持っていて構造と音の手触りを体で知っていること。世界中の言語で集めた「この音はこう聞こえる」という評価をAIと壁打ちしながら解析していく研究手法。それらの知識をObsidianにまとめてAIと人間が共通参照できるようにしないと、この規模の制作はできなかった。
好きなものを見つけることすら書かないとできない。AIに自分の感覚を伝えるには言語化が必須。結局「書け」ということに帰ってきます。
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