見出し画像

2026年段階での、世界のオンラインコンテンツの規制についての雑感

こんにちは!

今日は「世界でのオンラインコンテンツの規制の話」をしたいと思います。

日本では比較的自由度が高いですが、オンラインのコンテンツに対しての規制は、各国でも少しずつ始まっている感じがするので、そこらへんを調べて、どう思ったかを書きます。

「自由なメディア」はいつも規制されてきた

まず前提として、メディアって基本的には

最初は自由→影響力が増える→問題が起きる→規制される

みたいなことになりやすいです。テレビもインターネットもそうですし、SNSは今後、規制の対象になりまくるはずです。もはや政治や経済も、インターネットの言論が中心になりつつあるので。

たとえばイギリスでは、Online Safety Act 2023という法律が制定されました。

これは、インターネット上のコンテンツ規制とオンラインサービス事業者の義務を包括的に定める法律で、主な目的として、ソーシャルメディアや検索サービスなどで、違法コンテンツや子どもに有害なコンテンツから利用者を保護することらしいです。

年齢確認(age assurance)の導入や、有害コンテンツ対策、プラットフォーム責任の強化などが義務化されていて、SNSや動作サービスなどが対象となっています。

カナダも、一定規模以上のオンライン配信事業者に対し カナダ収益の5%を国内コンテンツに拠出してね、みたいな話も出ています。Podcast狙い撃ちというわけではないですが、アルゴリズム的にも、自国のコンテンツを優先的に出せないか?みたいな話が出ていたりします。

(正確には、CRTCというところがプラットフォームに対して、特定のコンテンツの発見可能性(discoverability)向上を要求できるが、具体的手段(アルゴリズム変更など)は 個別命令で決まる、というものらしいです。アルゴリズムを変えろと直接いう、みたいなのはちょっと拡大解釈しすぎですが、将来的にそういうことができる状態になっており、議論もされている、という状態ぽい)。

自国のコンテンツを守らないと、海外勢にやられちゃうかも、という危機感からきてそうですね。

中国では、AI生成コンテンツの「標識(ラベル)」を義務化する公式文書が、2025年9月1日施行として明記されていたりします。AIで作ったコンテンツはそうだとちゃんとわかるようにしないといけないというやつですね。

こんな感じで、各国、それぞれ特色はあれど、オンラインのコンテンツに対する規制の流れが来ている感じはしますね。

じゃあ、これからどうなるのか

ここからは僕の仮説ですが、ネットのコンテンツは次の2つの方向に分かれていく気がします。

1つは「規制された大きなプラットフォームの中で安心したコンテンツがある」、もう1つは「自由だけど小さなコミュニティ」です。

大きなプラットフォームは、より規制が強化されていき、現在のマスメディアくらいまで厳しくなる可能性があります。今でもアダルトな動画や、内容が過激なものはBANされると思いますが、それがもう少し広がり、例えば特定の人間を攻撃するようなものや、暴露系などが徹底的になくなっていき、誰が見ても安心、安全な方向に行く、などです。

SNSも今はかなり自由度が高いですが、もうちょっと整備されて、治安が良くなる方向になるんじゃないかなあ、と

一方で、そうすると、尖った内容はやりづらいし、やってもアルゴリズムに左右されて見てもらえない、という流れが来ると、小さなコミュニティで動画や音声をシェアする、というのも進む可能性があります。

例えば、クローズドなDiscordeで発信をしたり、会話をしたり、動画や音声配信をして聞いてもらう、みたいなパターンですね。今ではそこまでこういうのはないと思いますが、プラットフォームが厳しくなればなるほど、こういう流れが来るだろうなと。

Podcastについて

そして、僕が注目しているPodcastも例外ではなさそうで、、、興味がある分野なので、調べてみました。

実際に世界では、「Podcastってちょっと危なくない?」という空気が出てる感じがします。

たとえばアメリカでは、Podcastが「世論工作のツールになっている」という議論が出ています。

ここから先は

1,561字
けんすうの視点でわかりやすくまとめた記事が毎月20本ぐらい読めます。ビジネス書1冊ぐらいの金額で様々な話題をキャッチアップできて便利です!

アル開発室

¥980 / 月 初月無料

【全記事読み放題】クリエイターエコノミーの事業に挑戦しているアル社の裏側を知れるマガジンです。代表けんすうが、やっている事業の裏側やリリー…

サポートされたお金はすべて、クリエイター支援のための会社運営に使われます!