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イメージ:紅テント イメージ:紅テント

「紅テント」を引っ提げて、唐十郎の劇世界を追求し、世に問い続ける劇団。
劇団員はテント建てから始まり、役者と裏方の区別なく、舞台にまつわる全てを手懸ける。

唐十郎の誕生日である2月11日には、毎年入団試験が行われ、新たな「特権的肉体」の発掘が続けられている。唐十郎から与えられ、培われた「存在」の探求を、久保井研をはじめとする劇団員が、門をくぐる者たちへ伝承して行く。

―情熱あるものは、門をたたけ―

公演情報 チケット発売中

第77回公演「鉛の兵隊」

作=唐十郎
演出=久保井研+唐十郎

スタントマン事務所から、二風谷はある日、その兵隊になろうとしていた……   幼き日、姉・冴と二風谷と共に故郷・鷹栖で見た、死の大佐・一木清直率いる旭川第七師団の幽霊部隊。今なお、その影に引きずられるかのように、自衛官になった月寒七々雄は、まだ戦禍の残るムサンナ州へと発つのだった。そんな七々雄の身を守ろうと、冴は二風谷にある依頼を申し出る。どっかでいつか「弟にすり替わって」-―−。
 かつて、路頭に迷う祖母と幼い自分を救ってくれた月寒一家のため、なんとかその依頼に応えるべく、スタント事務所<ドタンバ>に二風谷はいた。その二風谷のもとを、ムサンナ州での任期を終えた七々雄が訪れるのだが……。
長く垂らしたコートの袖に隠された傷痕。ドラム缶の上で踊る、満月を映した夜露。その鮮やかにきらめく満月のかけらをつまんだ七々雄の指先からは、指紋が失われていたのである。焼けて消えた指紋を取り戻すため、二風谷の指は、果たせなかった冴からの依頼“七々雄のスタント”を今再び誓う。
「暗い渦の底の涯。人はそこをのぞくまい、たどるまいと目閉じ、耳ふさぐのが、常、なりわい……が、あの男ばかりは、その渦を逆からたどり、筋を外れて、歩いてる。」
死んだ恋人・ララを今でも追い求める伝説のスタントマン・荒巻シャケの命懸けのスタント、入れ墨師の娘・小谷の奏でる弦音響く中、消えた指紋の渦探し、独りはぐれた鉛の兵隊が、止まった砂時計に手を掛ける。

【役者陣】
久保井研/藤井由紀/加藤野奈/大鶴美仁音/重村大介/升田愛/藤森宗/西間木美希/岩田陽彦/壷阪麻里子/工藤梨子/舟山海斗/岡村慶人/
/福本雄樹/友寄有司/影山翔一/山本十三
【登場人物】
散里(ちりさと)おひめ・・・スタントマン事務所<ドタンバ>に所属する。現在、やっときたスタントの仕事は、
病気になった占い師の代りで、<ため息占い>を努(・)める。
チバちゃん・・・<ドタンバ>の女社長で、頬がリンゴちゃん。
二風谷(にぶや)ケン・・・<ドタンバ>の唯一、若き星。北の国旭川の“字近文(あざちかふみ)”という町の出で、今は、自衛隊員月寒の帰りを待つ。人は時折、こう呼ぶ。“ホルケウ(狼)”とも。
月寒(つきさぶ)七々雄・・・北の“鷹栖(たかす)町”の出身で、自衛隊員でもあり、熱砂の国より帰る。幼少時より二風谷とは仲ふかい。
月寒冴(さえ)・・・七々雄の姉で、帰国後の弟のピンチを助けるために奔走する。故郷の店<マリーゴールド>の華。
匠(たくみ)・・・七々雄の上官であり、帰国後、脱退。熱砂のムサンナ州を抜けてきた現実主義者であるが策を弄して、自らを<鉛の兵士>に堕とす。
荒巻シャケ・・・<塩ジャケ>とも呼ばれるスタントマンで、いつも塩につかってる。
ジャコマン・・・<ドタンバ>に仕事を与える大きな事務所の代表で、元スタントマンで歯が強い。やさぐれた匠を拾う。
散面(ちりめん)・・・ジャコマンの部下だが、時々、上司をバカ呼ばわりする。
渦屋鈴子・・・下水口広場で、<渦屋>の店をもち、人の指紋ばかりを集め、ハーフの女王の気になる。“指紋買い”とも陰口たたかれるヒト。
あやこ・・・鈴子の養女で、店の指紋をあやし、綾とりする。
小手屋(こてや)・・・あやこを餌にするチンピラで、鏝(こて)でズボンのアイロンかけさせようとする。
髪の長い男・・・夢に出る冴の代りの兵士。
幽霊部隊の影・・・旭川に今も出ると言われる旧第七師団の気配と段ボールの人型。
弾き手・小谷(こたに)・・・橋の上にいた入れ墨師の娘。冴の店<マリーゴールド>に一度拾われ、七々雄、二風谷との絆はあつい。別名〈シチカップ(鷹)〉、今は爪のネール商いをする。
コトバだけの婆ちゃん・ノッチュ・・・星のような、二風谷屋号の育て婆さま。

【公演場所】
●神戸=湊川公園 (神戸高速「新開地」駅・地下鉄「湊川公園」駅下車)
【JRの場合】「三ノ宮駅」下車。神戸市営地下鉄乗り換え「湊川公園駅」下車。東出口2を出て左手の階段を上がる
【阪急/阪神電鉄の場合】「新開地駅」下車。東出口3番 商店街北へ徒歩約5分
●岡山=旭川河畔・岡山県庁対岸 (JR岡山駅から路面電車東山線「県庁通り」電停下車、東へ徒歩15分)                                
●三重= 祝祭広場(近鉄名古屋線・JR紀勢本線・伊勢鉄道「津駅」西口より徒歩約25分/三重交通バス約5分)
●東京=新宿・花園                                 
●東京=雑司ヶ谷・鬼子母神(「池袋」駅・都電荒川線「鬼子母神前」駅・副都心線「雑司が谷」駅下車)
●長野=長野市城山公園 ふれあい広場

【公演日程】
2026年4月17日 〜 2026年6月21日

【前売開始】
2026年03月01日

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劇団員

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