すぐに使えて、一生役立つ「学び方」を今日から始めてみませんか?
人間が生まれつき持っている能力を最大限に引き出し、記憶力、学習力、理解力、モチベーションを高める、シンプルな学び方。それは「まず、問い作り」から始めることです
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オセロは、ご存知ですよね?あの緑の碁盤に、白黒の丸いコインをおいていくゲームです。あのオセロのキャッチコピー(キャッチフレーズ)が見事だったので、感心しました。
オセロのキャッチフレーズとして有名なのは、以下です。
"A minute to learn, a lifetime to master"
覚えるのは1分、極めるのは一生
私が買ったオセロの箱には、このキャッチフレーズから転じて「1分で覚えられて、一生遊べます!」と買いてました。
今日は、このオセロのように「1分で理解できて、一生使える」学び方を紹介したいと思います。また、この学び方は「1分で覚えられて、極めるのは一生」です。小さく始めて、どんどん使うたびに、レベルアップさせていけます。
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Web寺子屋へ2023年9月31日までに、「有料会員」に登録していただいた方に、問いに関するオンラインコースを無料でプレゼントしています。
この記事が面白い!と思ってくださった方は、是非、ご検討ください
なぜ、毎年のベストセラーの一覧には「学び方」が並ぶのか?
毎年、Amazonなどの「ベストセラー書籍一覧」を見ると、その中に必ずと言って良いほど「学び方」に関する書籍がランクインします。毎年、毎年、何かしら「学び方」関連の書籍が登場します。
学び方大全
東大生の・・・・
脳がどうのこうのの・・・
来年はもしかしたら、「ChatGPTで・・・・」というものが、ベストセラーに入るかもしれません。
では、なぜ「学び方」に関する本が、ずっと売れ続けるのでしょうか?なぜ、彼らは「学び方」に注意を向けるのでしょうか?
社会人の大多数が、月に1冊も本を読まない中、何冊も読む人たちは、それだけでアドバンテージがあるはずです。
にもかかわらず、なぜ「学び方」について、気にして、「学び方に関する本」を読もうとするのでしょうか?
大きく分けて、3つ考えられます。
学ぶスピードを、アップさせたい
高いレベルを目指すために、今までと違う学び方を必要とする
学び方に熟達して、学ぶこと自体をもっと楽しみたい
なぜ、学ぶスピードを、アップさせたいのか?
学ぶことをスピードアップさせたい理由は、多々あるでしょう。会社で昇進したい、早く成果を出したい、何らかの賞を取りたい、たくさんの資格を取得したいなど。
大局的に見れば、「変化が当たり前」の世界に、移行したことが大きいでしょう。
知識社会となって久しい現在は、あらゆる分野の情報、知識は日々アップデートされていきます。iPhoneなどの中にあるアプリも、夜中のうちにアップデートされて、新機能が搭載されます。つまり、「変化が当たり前」な世界になりました。
変化し続ける世界において、安定したければ、同じように自分も変化し続ける(新しいことを学び続ける)ことが必要になります。
それを楽に、あるいは優位にするには「学ぶスピードを上げる」ことが必要でしょう。
高いレベルを目指すために、今までと違う学び方が必要
プログラミングを例に考えてみましょう。
プログラミングの初心者に必要なことは、「プログラミング言語の文法」を覚えることです。また、変数という概念や、関数の概念を理解することです。これらは、プログラミングの世界のイメージを持つような学習が必要です。
しかし、何か具体的に作りたいものが決まって、作り始めると、別の分野も学ぶ必要があります。例えば、フレームワーク、デザインパターン、UI/UXなどの抽象的な概念を学ぶことになります。
さらに、開発ツールや、テスト方法、さらには最新事例をフォロアップするためのニュースの見方、コミュニティへの参加などなど、「さまざまなスキル」が必要となります。つまり、高度なレベルになればなるほど、学ぶべき分野が広がり、それらを統合する方法を学ぶ必要があります。
プログラミング初心者の頃の学び方(例えば、写経するなどが有名)だけでは、太刀打ちできません。
つまり
分野毎の学び方
学び方のオプション
さまざまな分野に応用できる普遍的な学び方
などを身につけていくことが必須になります。
学ぶこと自体を楽しい状態にすることは大切
最後に「学ぶこと」に効率ばかりを求めることは、燃え尽きたり、ストレスに悩まされたりすることになります。
何かを熟達するプロセスでは、必ず「停滞」に見える状態を避けて通れません。後々振り返れば、その停滞は「良い学びの経験」であることも多いですが、効率重視で学習していると、ストレスにしかなりません。
私は、「学習 = 楽しいもの」という状態を作ることが、必須だと思っています。
孔子の有名な言葉で、以下のようなものがあります。
これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者は、これを楽しむ者に如(し)かず。
私は、この言葉を、学ぶ対象のものを、ただ知っているだけよりも、それが好きな人の方がより学べる。そして、好きな人よりも、「楽しんでいる人」の方が、よりよく学べるという意味と捉えています。
つまり「楽しむ」というのは、最高の学習方法です。
楽しむには、「学び方」に詳しくなっていた方が良いでしょう。また、さまざまな学び方を知っていたり、アレンジできると良いです。
料理に例えれば、いろんな味の出し方、アレンジの仕方を知っていれば、料理を作って味わいながら、「うーん、今度は、こんなことをしてみようかな!」とアイデアが出てきて、また料理がしたくなります。
いつも新しいことを試したくて、ワクワクしている状態になっていれば、楽しいと感じます。
このような状態を作るには「学ぶ方法」をいくつも知っておくのが良いです。あるいは、アレンジする方法を知っていることです。
前置きが長くなりましたが「学ぶこと」を楽しむためにも、ある程度普遍的に使える「学び方」を知っておくのも大切です。この方法は、使えば使うほど、熟達でき、あらゆる活動で使っていけます。
早速、説明します。
1分で覚えられて、一生使える(極められる)学び方
行動(具体的な思考も含む)前に、「問い作り」の時間を設ける方法です。
問い
行動(思考、活動)
この順番を使う学び方を、いろんな側面で使うことです。
例えば、「ロードバイク」という趣味を始めようかなーっと思ったとします。そうしたら、どうしますか?とりあえず、何から始めますか?本を買いに行く人もいるし、Youtubeで乗り方を調べる人もいたり、友達に尋ねたり。いろんな「行動」を起こすと思います。
その前に、あえて「問い」を立てるのが、この学び方です。私はこれを「クエスチョン・ドリブン・ラーニング : QDL」と呼んでいます。ま、カッコつけているだけです。
いつでも、どんな時でも使え!というわけではないですが、「学び方の1つのオプション」として知っておいて、あれこれ使ってみると良いです。
なぜ、「問い」からスタートするのか?
効率よく、素早く、そして「楽しく」学ぶには、学び方に注意を向ける必要があります。もしかしたら、無意識、無自覚に実行する「いつも通りの学び方」は、よくないかもしれません。
問いからスタートすることによって、以下のような利点が生まれます。
(1) 記憶力が高まる
私たちの脳は、進化の過程、あるいは生存率を高めるために「自分にとって重要」なものを、優先的に記憶するようにできています。「問い」を立てると、その答えが気になり始めます。
その理由については、「問いとは、どういう行為なのか?」というテーマで詳しく説明する予定ですが、ざっくりいうと「問いを立てると、その答えを見つけることが重要と感じる」ようになります。
結果として、記憶しやすくなります。
(2) 答えをキャッチするアンテナが「長期間」立つ
多くの人が経験したことがあると思いますが、あるときふっと「あれってなんだろう?」「どういうことなんだろう?」と思った答えが、ある日突然、目の前に現れた時に、「あ!!」と気づくことがあります。
例えば、疑問に思ったのは3ヶ月前で、その答えを探していたわけではない(あるいは、完全に忘れていた)のに、たまたまテレビを見ていたら、その答えに出会って「解決した」なんてことがあります。
不思議なことに、「自分にとって重要、刺さった問い」は、無意識にずっと抱えています。その抱えている答えが現れると、パッとキャッチできてしまいます。あるいは、答えに近づきそうなものに注意が向きます。
もし、たくさんの「問い」を持っていれば、様々な情報、知識を頑張らなくても、長期間に、少しずつキャッチすることができます。
後に説明する「問いブレスト」を使うと、「周辺の知識」を集めることに、とても効果があります。周辺知識を集めることは、次の学びの扉を開く手伝いになります。
(3) 視点が広がる
無自覚に行動を始めてしまうと「いつも通り」の行動をします。自分の知っている世界、これまでの経験で行動を起こしてしまいます。偶然、うまくいけば良いですが、新しい分野を学ぶときや、行き詰まっている時には、「いつも通り」の行動では、どうにも解決できないことがあります。
もし、先に「問い」をたくさん挙げておけば、思いもよらない視点、発見につながることがあります。
(4) モチベーションが上がる
質問は「興味や好奇心」を誘発します。個人的に面白い、興味が湧くことを探求するのは、楽しいことです。自然とモチベーションが上がってきます。行動を起こしやすくなります。
ちなみに「問い」がモチベーションをもたらす理由は、「問いとは何か?」をシステム論的に考えると、うまく説明できます。このことは、また別の記事で書いていきます。
※ クリエイティブ・クエスチョン講座を受講してもらうのが一番おすすめです
とにかくやってみましょう!
問いを上げることには、それほど時間はかかりません。長くても10分あれば十分です。さらに、高額セミナーに参加して、秘伝を教えてもらう必要もありません。小さく、今できることから始めれば良いです。
実際にやってみれるとわかりますが、本当に簡単です。
クエスチョン・ドリブン・ラーニングの「型」
あくまでも、ヒントとして使ってくださればOKです。これが唯一でもありません。目的は、「問い」をたくさん出して、興味深い、自分に刺さる問いを作り出し、無意識下でのアンテナを立てるためのものです。
そのステップは、以下のとおりです。
ストップ(行動、思考の前に立ち止まる)
問いブレーンストーミングする
問いのバリエーションを増やす(クローズド to オープン、オープン to クローズド)
トップ5に印をつける
トップ5に、あえて順序をつける(理由も考える)
行動
以下、それぞれを具体的に説明します。
(1) ストップ
まずは行動、活動、いつも通りのパターンで思考する前に、一旦停止してください。まずは、止まって深呼吸をして、結果を出したい気持ちを、傍へ置いておきましょう。
これから行う「問いを出す」ことから始めるワークに、「即結果」を求めたりする気持ちも、そっと置いておきましょう。
(2) 問いブレスト
一般的に「問いブレーン・ストーミング」と呼ばれるものを行います。やり方は、簡単です。
まず、「子供のような気持ち」「子どもになったつもり」になります。そして、何から始めても良いので「質問」を出していきます。
例えば、「ロードバイク」という趣味を始めるなら、
ロードってなに?
ロード以外って何があるの?
そもそも、何が楽しいの?
みんな、そんなにハマっているのはなぜ?
体力勝負のスポーツじゃないの?
体力以外に、スキーや、ゴルフのように技能による差はつくの?
技能は、どんなものがあるの?
初心者と中級者、上級者の違いは体力か、技能か、どっち?比率は?
誰に尋ねたらよさそうか?
そういえば、スティーブ・ジョブスは自転車の例えをしてたけど、彼はロードバイクを趣味にしてたのか?
・・・・
みたいな感じで、次々と出していきます。なお、ロードバイクについて調べたり、実際にお店に見に行くと、さらに質問が浮かびやすくなると思います。その時に、また改めて実行すると良いです。
なお、ポイントは3つです。
子供のように、無邪気にたくさん質問を出す(質より量) : 良い質問を考えて出すというよりも、数を出していくことが大切です。量が質を生み出すので、どんどん出していきましょう。無邪気に、必要かなと思うことまで、質問にしてみましょう。例えば、「自転車っていつからあるの?」などです。
質問に対してジャッジを入れない(とにかく出す) : 次々と問いを出していくためには、「良い質問」「悪い質問」など考えないことです。それは後で決めれば良いです。ジャッジせず、とにかく出すことが大切です。
質問中に、答えが浮かんでも、答えについて考えず、次の質問を出すことに集中する : 質問を出している最中に、良い答えが浮かんで行動したくなることがあります。あるいは、その問いの答えについて、あれこれ考えたくなります。でも、それはちょっとだけ我慢してください。後で、ゆっくり考えれば良いです。次々と出すことに専念しましょう。
(3) 問いのバリエーションを増やす
たくさん出せたら、問いのバリエーションを増やす活動を行います。以下の3つを実行すると良いです。
出した問いを上から下に眺めることで、浮かぶ問いを追加する
オープンクエスチョンを、クローズドクエスチョンに変えて追加する
クローズドクエスチョンを、オープンクエスチョンに変えて追加する
クローズド・クエスチョンとは、回答が「Yes」か「No」のどちらかなど、回答の幅が狭まっている、決まっている質問です。
例えば「ロードバイクは、ダイエットに効果があるのか?」という問いは、Yes or Noの解答になります。このような質問を参考に、オープン・クエスチョンを考えます。
「ロードバイクがダイエットになるのはなぜ?」
「ロードバイクで痩せた人を探す方法は?」
などです。また、こういった質問を作っているうちに、以下のようなクローズド・クエスチョンが浮かぶかもしれません。その場合は、それらを追加します。
「ロードバイクは、他のスポーツよりもダイエットになりやすいか?」
同様に「オープン」を「クローズド」に変えてみましょう。
ロードバイクの初心者と上級者を分けるものは何か?
なら、
初心者と上級者の違いは、主に体力か?
初心者と上級者の違いは、主に技術か?
それとも、両方か?
などなど。とにかく、質問をさらに増やすことが目的なので、気楽にやってみてください。
(4) トップ5の印をつける
たくさん質問を作ったら、それらを「脳に焼き付ける」作業をすると、効果的です。個人的に興味深い問いをピックアップするだけでも、効果的です。
例えば、「トップ5」に丸をつけるだけでも良いです。
なお、絶対に5つに絞るべきでもありません。どうしても、6や7になるなら、それでOKです。
(5) あえて順序をつける
印をつけるだけでなく「順位」を決めてみても良いでしょう。順序を決めるという行為は、今の自分にとっての重要度を明確にする行為でもあります。
順序づけも「質問を脳に」焼き付けることに繋がります。
(6) 行動
あとは、好きにどうぞ!
おすすめは「ひらめき」に頼ることです。閃いた行動から、どんどんやってみると、意外な発見があります。
また、時間が経った時に「あ!」と気づくことがあれば、それらをどんどん吸収していきましょう。
まとめ
今回は「まず、問いを作ってから、学び始める」について説明しました。このプロセスは、一人でやっても良いですが、みんなでやっても楽しいです。
チームで会議を開く前に行ったり、あるいは「それぞれが違うテーマで勉強するとしても、オンラインで集まって問いを出して、共有して・・・」としても楽しいです。
Web寺子屋では、ご要望があれば、「ウェビナー」や「ワークショップ」を開いて、この「クエスチョン・ドリブン・ラーニング」を読者の皆様とやってみたいと思っています。
是非、Web寺子屋会員にご登録ください!


