『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』で描かれる“主人公の変化”についてジョン・ファヴロー監督が語る
2人の関係性は映画でも引き続き中心に
新作映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』では、Disney+ドラマシリーズ『マンダロリアン』での3シーズンにわたる成長を経て、主人公ディン・ジャリンが「変化した」姿を見せることになるとジョン・ファヴロー監督が語った。
『マンダロリアン』の主人公ディン・ジャリンが映画初登場を飾る「マンダロリアン・アンド・グローグー」は、ドラマのシーズン3に続く物語となる。シーズン3のラストでは、賞金稼ぎのディン・ジャリンがついにブラスターを置き、“ベビー・ヨーダ”ことグローグーの世話をしながら、やや静かな生活へと身を置く様子が描かれていた。
この時点までに、ジャリンは視聴者以外からも認められるようになっており、新共和国の注目を集め、『スター・ウォーズ 反乱者たち』のガラゼブ・“ゼブ”・オレリオスとも肩を並べ始めている。そして今回ファヴローは、この旅路の続きが来年描かれることになると示唆した。
「マンダロリアンは優先事項を変えたんです」とファヴローはEmpireに対して語っている。「(シーズン3の)最後のほうで私たちが言ったことのひとつは、“もう雇われガンマンとして外に出て行きたいわけじゃない。良い奴らのために働きたいんだ”といったようなことでした」
銀河で善をなしたいというこの思いが、ディン・ジャリンをシガニー・ウィーバー演じる新キャラクターのウォード大佐と出会わせ、さらにはゼブと正式に任務を共にする展開へとつながるようだ。「反乱者たち」の人気キャラクターであるゼブについて、ファヴローは「ようやく彼のことを思いきり楽しめるようになります」と語っている。「『反乱者たち』を見たことがなくても、声や立ち居振る舞い、身体能力によって、非常に魅力的なキャラクターになっています」
ディン・ジャリンの心境の変化は、キャラクターの成長として自然であるだけでなく、ディズニーが計画している新共和国時代の物語にも合致している。その流れは、ドラマシリーズ『スター・ウォーズ:アソーカ』シーズン2でも継続されることになる。
ファンのあいだには、ルーカスフィルムが『マンダロリアン』、「ボバ・フェット」、「アソーカ」、そして「スケルトン・クルー」といったドラマシリーズの物語を、“大規模なイベント映画”で総括してくれるのではないかという期待が依然としてある。もしかすると、スローン大提督の脅威に決着をつけるような作品になるかもしれない。これは、過去にデイブ・フィローニが取り組んでいると述べていたものでもあるが、それがいつお目見えするかは依然として不明だ。
しかしその前に、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』がその土台を築き、2019年の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以来、7年間「スター・ウォーズ」の映画を見ていない観客の心を再びつかまなければならない。
幸いにもファヴローは、『マンダロリアン』の魅力の核となっているディン・ジャリンとグローグーの関係性は、新作映画でも引き続き中心に据えられると締めくくっている。「2人が冒険へと旅立ち、共に困難に立ち向かっていく。その中心的な関係こそが、この映画を支える土台なんです」と彼は言う。「『スター・ウォーズ』とは、常に前進と成長、そしてキャラクターが進化していく物語です。それが善に向かうこともあれば、悪い方向へ進むこともある。師弟関係や、ある世代が次の世代に教えを受け継ぐことについての物語です。この映画でも全体を通して、さらなる成長が描かれることになります」
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』は2026年5月22日に日米同時公開。