ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディが退任を発表 後任はデイヴ・フィローニ、共同社長にリンウェン・ブレナン

14年にわたり「スター・ウォーズ」を率いた

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複数回にわたって噂が浮上した末、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディが、14年間務めた社長職を正式に退任することが明らかになった。ウォルト・ディズニー・スタジオは、後任としてデイヴ・フィローニとリンウェン・ブレナンが就任すると発表した。フィローニはルーカスフィルムの社長兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーとして創作面を統括し、ブレナンはルーカスフィルムの共同社長を務める。両名はいずれも長年ルーカスフィルムに在籍してきたベテランである。この新たな二頭体制は、クリエイティブ面をジェームズ・ガン、ビジネス面をピーター・サフランが担当するDCスタジオの体制を彷彿させる。

「ジョージ・ルーカスから引退に伴ってルーカスフィルムを引き継いでほしいと頼まれたとき、これから何が待ち受けているのか想像もできませんでした」とケネディは声明で述べている。「10年以上にわたり、ルーカスフィルムの並外れた才能とともに働けたことは、本当に光栄でした。彼らの創造性と献身ぶりは常に刺激を与えてくれるもので、私たちが共に成し遂げてきたことを心から誇りに思っています。これからも、長年の協力者だけでなく、ストーリーテリングの未来を担う新しい声とともに、映画やテレビ作品の開発を続けていくのが楽しみです」

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キャスリーン・ケネディ。 画像:Todd Williamson/Getty Images

「私のストーリーテリングに対する愛は、キャスリーン・ケネディとジョージ・ルーカスの映画によって形作られました」とフィローニは語っている。「2人から映画制作の技術を学ぶ機会を得られるとは、夢にも思っていませんでした。レイからグローグーに至るまで、キャシーはこれまでにない規模で『スター・ウォーズ』の物語を拡張してきました。キャシー、ジョージ、ボブ・アイガー、アラン・バーグマンの信頼と、この新たな役職でルーカスフィルムを率いる機会を与えてくれたことに、心から感謝しています。本当に愛している仕事です。フォースと共にあらんことを」

「ルーカスフィルムは、私の人生にとって非常に大きな意味を持つ存在です」とブレナンは述べている。「ほかに類を見ない反骨精神を持つ、刺激的な語り手たちのコミュニティであり、デイヴ・フィローニとともにこの先を率いていけることを光栄に思います。ジョージ・ルーカス、キャシー・ケネディ、アラン・バーグマンから学ぶ機会を得られたことは本当に幸運でした。そして、この名門スタジオの次章に向けたデイヴの創造的なビジョンに、揺るぎない信頼を寄せています」

ケネディは今後プロデューサー業に戻ることになる。現在は映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』および『Star Wars: Starfighter(原題)』の製作を手がけている。彼女はまた、スティーヴン・スピルバーグ、フランク・マーシャルとともにアンブリン・エンターテインメントを共同設立したことでも知られる。

ウォルト・ディズニー・カンパニーCEOのボブ・アイガーは声明で、ケネディの「リーダーシップ、ビジョン、そしてこれほどアイコニックなスタジオとブランドを導いてきた手腕」を称賛した。

「10年以上前にルーカスフィルムを買収した際、私たちは史上最も愛され、長く続く物語世界のひとつを迎え入れるだけでなく、ジョージ・ルーカス自らが選んだ先見性のある映画作家に率いられた、並外れた才能のチームを迎えるのだと理解していました」とアイガーは語っている。「キャスリーン・ケネディのリーダーシップ、ビジョン、そしてこれほどアイコニックなスタジオとブランドを導いてきた手腕に、深く感謝しています」

「キャスリーン・ケネディは50年にわたり業界に多大な影響を与えてきた存在であり、そのうち約14年間、ディズニーでルーカスフィルムを率いてもらえたことは私たちの誇りです」と、ディズニー・エンターテインメント共同チェアマンのアラン・バーグマンは述べた。「彼女は『スター・ウォーズ』を驚異的な興行成績へと導き、新たな世代のファンを取り込みました。今後数本の映画にプロデューサーとして関わってもらえることをうれしく思いますし、スタジオは卓越した語り手であるデイヴ・フィローニ、そして革新性と経営手腕を兼ね備えたリンウェン・ブレナンという、極めて有能なリーダーの手に委ねられます。彼らは情熱的かつ経験豊かな幹部であり、スタジオと『スター・ウォーズ』をわくわくするような新しい方向へと導いてくれるでしょう」

今年5月に公開予定の『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』は、2019年の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以来となるルーカスフィルムの劇場公開作品だ。この間、同スタジオはDisney+向けに、評価のばらつきはあるものの数多くの配信シリーズを手がけてきた。

ケネディのルーカスフィルム社長としての任期は、舞台裏での混乱とも無縁ではなかった。フィル・ロードとクリストファー・ミラーが『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』から降板した件を含む度重なる監督交代のほか、続三部作や一部のドラマシリーズの扱いをめぐるファンからの強い反発もあった。

過去にケネディは、「スター・ウォーズ」の新作が企画段階で細かく詮索されることについて「厄介で苛立たしい」と述べたほか、同シリーズに携わる女性たちは男性中心のファンベースに苦労しているとも語っていた。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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