海賊オープンワールドRPG『シー・オブ・レムナンツ』は想像以上に巨大だった――30分プレイした感想

大海原が示す可能性とは?

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海賊を主人公に据えたオープンワールドRPG『シー・オブ・レムナンツ』。筆者は今年2月に冒頭の3時間をプレイして、「シェンムー脳が反応した『全部入り』オープンワールドRPG」と形容した。

今回はSummer Game Fest 2026にて、もっと先まで進んだゲームデータで30分ほどプレイできた。相変わらず「全部入り」という表現にふさわしくてんこ盛りなゲームで、とても30分では把握しきれないほどだ。それでも、本作がどのように広がるかが少し垣間見えた。

特に大きな広がりを見せるのは戦闘だ。本作ではターン制バトルが採用されているので、JRPGと同様にゲームを進めると仲間キャラクターが増えていく。前回は序盤ということもあって、ふたりだけでの戦闘が中心だった。それに対して、今回は4人パーティの戦闘を楽しむことができた。回復が得意なキャラクターなど、パーティメンバーそれぞれの役割を把握して戦うという、JRPGと共通する面白さが味わえた。連携技もあり、発動する際に「どのキャラクターと連携するのか」が選べる点は面白いと感じた。

今回の試遊では巨大な人魚のボスと戦った。カニのザコ敵を召喚し、一定のダメージを与えると形態が変わるなど、緩急に富んだ戦闘が演出されていた。

興味深いと思ったのは、倒したあとに人魚にとどめを刺すか、それとも逃してあげるのかという選択肢が与えられる点だ。プレイヤーの倫理観を問う西洋風RPGらしさも、本作はあわせ持っているのだ。

ボス戦が終了したあとは、船でオープンワールドを大航海する時間も少しだけ与えられた。マップを開いてみると想像を絶するスケール感で、訪れることのできる島の数が豊富にあることがわかった。マップを見るだけでここまで冒険心をくすぐられるゲームも珍しい。

船で適当な島へ向かってみると、道中さまざまなハプニングが起きた。ほかの船との砲撃戦が始まったり、制限時間内に特定のルートを辿るミニゲームに興じたり、紫色の軌跡に乗ると音楽が変わって自動走行のシネマティックモードに入ったりした。とにかく、移動を退屈に感じさせない工夫が豊富だ。

島に上陸して、驚いたのはその密度である。前回も序盤のストーリーで必ず訪れる島のディテールに驚いたが、まさかオープンワールドでランダムに選んだ島も同様に作り込まれているとは! 豊富な植物、高低差の激しい地形、フラミンゴの群れやビーバーといった動物たちなど、序盤の島とはまた違った生態系を確認できて、大いに満足した。ビーバーのキャラクターの看板もいくつかあり、近づいてみると「すべての灯りをつける」、「すべての樽を破壊する」といったミニゲームが始まった。必要な材料を持っていれば、壊れた施設を修理できるという要素も確認できた。そう、遊びの要素も充実していた。

シンボルエンカウントの敵キャラクターもライオンなど、前に訪れた島とは違う敵と遭遇した。私のパーティはだいぶレベルが高いみたいで、ほとんどの敵を一撃で倒せてしまうほどだった。パーティのレベルによって、どの島を訪れると楽なのか、あるいは危険なのかが大きく変わってきそうだ。

『シー・オブ・レムナンツ』のような大規模オープンワールドゲームを短時間で遊ぶのはとても難しい。それでも、多種多様な要素をあわせもつ本作が秘める可能性をあらためて実感した。

『シー・オブ・レムナンツ』は2026年、PS5/PC/iOs/Android向けに発売予定だ。加えてXbox Series X|Sでの発売も発表になった。

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