『フルメタル・ジャケット』や『トイ・ストーリー』で知られる俳優、R・リー・アーメイが死去
常に忠誠を、グラニー。
『フルメタル・ジャケット』のハートマン軍曹役で知られるR・リー・アーメイが亡くなった。享年74歳だった。
訃報はアーメイのマネージャーであるビル・ローガンにより、公式ツイッター上で発表された。
Statement from R. Lee Ermey's long time manager, Bill Rogin:
It is with deep sadness that I regret to inform you all that R. Lee Ermey ("The Gunny") passed away this morning from complications of pneumonia. He will be greatly missed by all of us.
Semper Fi, Gunny. Godspeed. pic.twitter.com/vf4O78JKmb — R. Lee Ermey (@RLeeErmey) April 15, 2018
ツイート訳: R・リー・アーメイの長年のマネージャー、ビル・ローガンより。
非常に悲しいことですが、R・リー・アーメイ(グラニー)が今朝、肺炎の合併症により亡くなったことをお伝えします。故人の死は、みなが心から悲しむことでしょう。
常に忠誠を、グラニー。ご冥福をお祈りします。
ロナルド・リー・アーメイがアメリカ海兵隊に入隊したのは17歳のとき。海兵航空支援として従軍したのち、教練指導員になった。海兵隊の一員として、彼はサンディエゴや沖縄にて勤務しており、ベトナム戦争の際には戦地にて14カ月間戦った。1972年には負傷を理由として二等軍曹で名誉除隊となったが、2002年には一等軍曹への名誉昇進が交付された。海兵隊の歴史上、退役軍人が昇進したのはアーメイが初めてであった。
アーメイが初めて映画に出演したのは1978年のこと、シドニー・J・フューリー監督作の『ヤング・ソルジャー 米海兵隊員/青春の記録』で教練指導員を演じた時のことだった。翌年には『地獄の黙示録』に脇役のヘリコプターパイロット役として出演し、またフランシス・フォード・コッポラ監督のテクニカルアドバイザーとしても参加した。
アーメイの役者としての知名度が急上昇したのは1987年公開の映画、スタンリー・キューブリック監督作の『フルメタル・ジャケット』にハートマン軍曹役として出演したときのことだった。同作で彼は、ゴールデングローブ賞の最優秀助演男優賞にノミネートされた。アーメイはもともと、テクニカルアドバイザーとして参加していたのだが、彼の暴言の迫力に感嘆したキューブリック監督が、アーメイに教官であるハートマン軍曹役を与えた。キューブリック監督がアドリブを許したのは、このアーメイによる演技を含め数少ないと言われている。
『フルメタル・ジャケット』後、アーメイは多くの作品に出演してきた。約60本もの映画に出演するだけなく、テレビ番組の司会なども務めた。映画では、軍人役を演じることが多かった。
またアーメイは『ザ・シンプソンズ』、『スポンジ・ボブ』、『ファミリー・ガイ』など、アニメやゲームでも声優として活躍していた。その中でも最も代表的なのが、『トリ・ストーリー』シリーズにおけるグリーン・アーミーメンの軍曹役だろう。