小島秀夫、「DEATH STRANDING 3」の企画はすでに書いたと明かす 「データとしてはある」状態
「みなさん作ってください」
小島秀夫による2019年のヒット作『DEATH STRANDING』の続編『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』は、発売当初から好評を博した。少なくともIGN USのレビュー(英語記事)では、「非常にエキサイティングかつ独創的」で「大胆な作品」だと評されている。したがって、シリーズ第3作の実現を期待するファンも多いだろうが、現時点で小島は「DEATH STRANDING 3」の制作を計画していないようである。そのコンセプトはすでに完成しているにもかかわらず、だ。
サウジアラビアのリヤドで行われた「Death Stranding 2 World Strand Tour」のインタビューにて、「DEATH STRANDING」第3作について尋ねられた小島は、次のように答えた。
「今のところ作る予定はないんです。『2』のエンディングが僕にとって望ましい『1』と『2』のエンディングなんですけれど、とはいえ『3』の企画はもう書いて、データとしてはあります。みなさん作ってください」
小島が、自身のゲームを後継者に引き継がせる可能性に言及したのはこれが初めてではない。今年5月には、死について考える機会があったことをきっかけに、自身の死後に備え、アイデアを詰め込んだ「遺言のような」USBメモリをスタッフに託したと明かしている。
「自分のアイデアを全部詰め込んだUSBメモリを僕の秘書に渡しました。遺言みたいなものです」と小島は語っている。「僕の死後も、コジマプロダクションで作品を生み出していってくれるでしょうけどね。でも、僕としては心配なんです。僕が死んだあと、コジマプロダクションはどうなるんだろう? 今あるIPをただ管理するだけにはなってほしくないなって」
「DEATH STRANDING 3」が近いうちに登場することはなさそうだが、これからも小島の頭脳から多くの作品が生まれるだろう。『DEATH STRANDING』はA24との共同製作による実写映画化が決定しており、またアニメ化の企画も進行中だと伝えられている。そのほか、小島はXboxとのコラボレーションによるホラープロジェクト『OD』や、PlayStationのアクションエスピオナージゲーム『PHYSINT』の企画にも大忙しだ。