「ほとりで」はUR都市機構と大阪公立大学が連携し
UR森之宮ビル(大阪市城東区)の1階に開設した
「暮らしと学びの実験フィールド」
大阪府・大阪市による「大阪城東部地区のまちづくりの方向性」および
大阪市による「大阪城公園周辺地域まちづくり方針」の実現に向けて
まちづくりが進められている大阪城東部地区エリアで,
まちに住まう方や、新たに集う大学生、周辺で働く方々など
まちに関わる人々の“やりたい”という想いを受け入れ
“やってみた”へと育むとともに
多世代・多文化の交流を通して
「暮らしのイノベーション」を生み出す拠点である。
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まちに関わる人々の“ やってみたい” をサポートするシェアスペース。什器に工具不要で簡単に組立て・解体が可能な「プレイスメイキングキット」を配置し、交流・情報発信・チャレンジショップ・飲食等のアクティブな利用が可能。
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会議・セミナー・ワークショップ・集中したい作業等のためのシェアスペースであり、予約することで占有利用が可能。
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大阪公立大学とともに、創造的な研究や社会実装に向けた取り組みを支援するためのシェアスペース。
創造的な発想を促すリラックスできる什器が揃っており様々な会議やワークショップに対応。
ほとりでの什器に導入されている
「プレイスメイキングキット」
街で生活する人々が自由に「居場所=プレイス」と関わるために「とりあえずやってみる」を後押しする考え方「プレイスメイキング」からデザインされたフレキシブルな家具。
このキットを構成する紙管は100%古紙を使用。日本では約80%が紙素材が回収され身のまわりの紙製品に再利用されている。
設計・製造: 勝亦丸山建築計画
大阪城東部地区は、大阪城公園の東側に位置する約53ヘクタールの地区。JR大阪環状線や地下鉄中央線、長堀鶴見緑地線の各駅に近く、主要幹線道路の中央大通に面するなど交通利便性の高い立地にあり、近接する大阪城公園の豊かな緑・水辺空間等と一体となったまちづくりにより、大阪を代表する拠点となり得るポテンシャルを有する地区である。
「大阪城東部地区のまちづくりの方向性(大阪府・大阪市 2020年9月)」をふまえ、新大学を先導役にした、多世代・多様な人が集い、交流する国際色あるまちづくりの実現に向け、協議・検討が進められている。
参考1):
大阪府「大阪城東部地区」について
参考2):
大阪市「大阪城東部地区のまちづくり」
森之宮団地は1967年、森之宮第二団地は1976年にそれぞれ入居開始した、UR都市機構が管理する総戸数2592戸の集合住宅。行政、病院、大学、社会福祉法人などとの連携も活発なのが特長で、スマートエイジング・シティの理念を踏まえたまちづくりや取り組みが実施されている。
スマートエイジング・シティは「大阪府市医療戦略会議提言(2014年1月)」に示された七つの戦略の一つで、「ヘルスケア」や「エイジング」をコンセプトとして「今いる住民が住み慣れた地域で安心して快適に住み続けられ、かつ多様な世代の新たな住民を惹きつける、超高齢社会の活気あるまちのモデル実現」を目指す取り組みである。
住む/学ぶ/働く
多様なかたちでまちに関わる、
世代も背景も様々な人々。
そして、みどりや土、水など、
このまちを形作る多様な環境。
これらが良い相互作用をすることで、
はじめて豊かで持続的な
暮らしが実現できる。
人と、人以外と。
一方通行の関係ではなく
やわらかに「共生」する
まちのモデルケースづくりを、
ほとりでを起点に森之宮という
フィールドで実践していく。
かつて、この地は海だった
上町台地東端に広がるこの地には
縄文時代中期から人々が暮らしはじめ、
やがて「難波の森(なにわのもり)」と呼ばれる深い森となり、
当時難波津にあった生國魂神社(難波大社)の東側一帯を
占めていたと伝えられる。
水と緑に象徴される
自然の要素と共生しながら、
住民、企業、大学などまちに関わる多様な人々が
<暮らしのイノベーション>に繋がる
小さな実験を企むことができる環境を「ほとりで」と捉え、
それをまち全体に滲み出させていく。
エコトーンとは、たとえば森に囲まれた湖沼のような、陸地と水面の境界、森林と草原の境界といった、隣接するどちらの環境とも違った特徴を持った移行帯のこと。このような場所では、そこに育つ生物の種類が豊かになり、二つの世界を結んで生物の活発な営みが繰り広げられる。このことから、その地域全体の生物多様性を高めるうえで重要な役割を果たしているとされる。
このような「あわい」に生まれる豊かさを<暮らしのイノベーション>の源泉と捉えることで、ほとりでは移り変わっていくこの地域の暮らしのエコトーンとして機能できるのではないかと私たちは考えている。





